三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

タグ:バッグ制作

前回のミシン遊びではレッグバッグを作りましたが、今回はそれを元にワンショルダーバッグ(別名ボディバッグ)を作ってみました。前回と同様長財布とスマホなどを取り出しやすく運べるような構造と寸法です。

レッグバッグと違う所は、ショルダーベルトを取り付ける三角の部分を付けたことと、下部にDリングを付けたとこ。左右に付けたので右かけ、左かけ両方に対応します。
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裏から。バッグ本体に三角部をつい付けた後、ストラップを使って補強縫いをしました。貴重品を入れることを想定しているので、ここが抜けてしまってはいけませんからね。
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もう一つ、レッグバッグから進化させたのがここです。ぶら下げて使うレッグバッグでは中の物が落ちる心配はまずありませんが、斜めがけをしてしかも背中側に来るので知らないうちに物を落とすことが無いようにしなければなりません。

そこで、考えたのが、口折れ部の外側を長くすることです。
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このように、口折れ部内側がポケットの蓋として機能するようにサイズを調節しました。外側はポケットの外側にかぶさります。口折れ部の固定はレッグバッグではマグネットホックを使用しましたが、よりしっかり留まる20㎜ストラップとバックルにしてみました。
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こんな感じで背負えます。
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このバッグに使ったストラップをくださった方へ差し上げました。使ってくださるとうれしいのですが。





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5年前に自分で作ったレッグバッグを日ごろ愛用している私です。
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このバッグを原型に、問題点を改善しさらなる機能を盛り込んだレッグバッグを作ってみることにしました。

せっかくの防水生地で製作をしていましたから、メインコンパートメントの口はロールアップにしました。しかし、使ってみるとやはり出し入れに面倒くささを感じるシーンが多くありました。また、当時はスマホではなくガラケーだったので前面のファスナーポケットに収まりましたが、現在では入れる場所さえないのです。また、モーターサイクルに跨ると太腿を上げた状態になるわけで、その状態ではバックの上部をねじらせることになってしまいます。

そこで、以下のことを念頭に設計しました。
〇メインコンパートメントは長財布が入れられること
〇出し入れのしやすい閉じ方であること
〇スマホ専用ポケットを用意すること
〇腿を上げても違和感のない構造にすること

で、完成したのが下の写真です。ウエストベルトからのフックで吊っていますから腿上げでもバッグの変形はありません。口折れで閉じているのでメインコンパートメントへのアクセスも用意、合皮のポケットはカバーをかけたスマホが丁度収まるサイズです。その上にファスナーポケットがありますが、ここは肩掛けとして使う時にレッグループを仕舞っておくのに使ったりすることを想定して深めに作りました。3色のストラップの裏にはコシを出すために黒いストラップを縫い付けてあり、マグネットホックで開閉するようになっています。
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皆様、どうでしょうか?ちなみに、これは私用ではなくある方の誕プレとして製作いたしました。

参考にしたレッグバッグ






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荷物の整理をしていたら、不要となったジーパンが出てきました。それ使って小さめのサイドバッグを作ってみました。

ストラップを通す穴はボタンの穴かがり機能を使いました。25㎜のストラップを通すので、直径25㎜程度のボタンがあればよかったのですが残念ながらなかったので納豆の蓋を切って作りました。これで自動でできるようになりました。
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いくつかの課題を解決できるように、設計しながら制作したので手順に良くない部分があってあまりきれいにはできませんでした。次に作る時にはその経験が活かせるでしょう。

さて、本来はこれを入れるつもりで作りました。合羽とブーツカバー、雨天用グローブです。
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これが丁度入るサイズです。ジーパンそのままでは細すぎたので、生地をつないで1.5倍の太さにしてみました。ボタンはウエストのボタンをそのまま利用しています。ストラップはそのジーパンのウエストベルトを取り外して作り、ボタンホールを開けました。
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力布を裏から当てて、ボタンホールを開けました。その穴からストラップを裏に回してあります。
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ツーリング先でお土産を買う予定の時、あるいは買い物などに行く時にどんな荷物が増えるのかわからないので積載用品は多めに持って行きたいですよね。ツーリングネットやストレッチストラップ、ゴムロープなどを入れられます。
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それくらいの量だと袋がだぶついてしまいます。そこでフラップの先端のベルト通しからベルトを抜き、蓋を折ってボタンで留めればこのように荷物の量に合わせて小さくできます。
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荷物を最小限度にしても、
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ダブついたりはしません。
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車両に付けてみました。サイズは中になっています。
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邪魔にはならないくらいの大きさです。
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出来たは出来たのですが、何か物足りなさを感じます。大物が作りたい!この程度では満足できなくなっているのですね。

で、材料を仕入れにユザワヤへ行ってきました。早速サイドバッグは使っています。
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買い物が終了したらこんな感じです。
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次はカーゴパンツを作る予定です。





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ミシンを買ってもうじき2か月になります。ほぼ毎日触っている感じなのですが、そこそこ上達した手ごたえを感じています。そしてちょっと分け合って「小学生女児の好きそうなポシェット」を制作する準備をしています。

小学生女児と言えば、昔は色はピンクと決まっていたようなものですが、最近は子供っぽいとむしろ敬遠されるのだそうで、意外なことに紫が人気だとか。渋いとこ付きますね、と思ったらそうではなく、アナと雪の女王のお姉さんのキャラクターカラーなのだそうです。妹は水色でこの2色が人気なんだとか。

ブログやYouTubeを参考に一つ試作してみました。
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写真ではそこそこうまくできているっぽく見えますが、やはり問題山積なのです。フリルはギャザーを寄せて作るのですが、これが均等ではなくのべーっとフラットになっている所ができてしまいました。また、白糸を使って縫い目を見せるようにしているのですが、これがまっすぐではないし、フリルの裏にはギャザーを寄せた糸が見えたり見えなかったりと、要するにうねってしまっているのです。

裏地の付け方にも問題があり、きつすぎて最後の部分でスライダーが重くなってしまいました。原因は写真でもわかる通り、ファスナーフラップに縫い目がのたうち回ってしまっているからです。
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三巻押さえを使った縁処理をしたのですが、今回初めてだったので端切れで練習しました。試作という事で、試しにその練習用に作った物も入れ、3重のフリルも付けてみました。しかしこれはない方がむしろいいなあ。
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三巻、ギャザー、フリルの装着と新しい技術に挑戦しましたが、作業中に「とてつもなく難しいものに挑戦している」感覚が付きまといました。動画では簡単そうに作っているんですけどね。まだまだ積み重ねていかなければまともな作品は作れそうもありません。

そうそう、最近液晶画面付きブルーレイプレイヤーを購入しましたが、その持ち運び用に専用バッグも作りました。





こちらの材料は全て今まで作った時に余った残り生地とリサイクル部品です。

ホックはまだ残りはあるのですが、これに使うともったいないので使いませんでした。古くに買って使い切れていない生地を包んで作るボタンがあるので、そちらを使うことにしました。

生地は山のmochiさんにパニアバッグ用の生地です。
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ぎゅっと押し込むとこんな感じにできました。
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ボタンホールはハトメ付きにしてみました。完全自動ですから楽なものです。
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糸しかまともな物はありませんが、こんな感じに出来ました。ショルダーベルトはショルダーバッグを作った時に出た細長い生地を2枚合わせて作りました。
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裏地には綿入りのキルト生地を使いました。この生地も娘の保育園の袋を作った時の余りです。手前のポケットにはACアダプターや接続ケーブル、ステレオイヤホン、リモコンなどの付属品を入れられます。
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これだけの物が入れられます。これに2mのHDMIケーブルも入れておきました。これが無くて、前回の映画会では大変なことになってしまったのです。というのも、3つのRCA端子と4極ジャックのケーブルが付属していたのでてっきり出力用だと思っていたらあらびっくり、それは入力専用で映像はHDMIにしか出力出来なかったのです。これに入力ってスマホとかになるだろうから、逆の方がいいんじゃないのかな?まあいいや、もう覚えたし、ケーブルをこのバッグに入れておけば問題ないでしょう。
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久しぶりに冷や汗をかきました。


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先日、会社同僚へ贈った手作りショルダーバッグですが、出来上がったバッグを見て20歳の娘が声をかけてきました。
「そのバッグ、A4の書類入る?もし入るなら、その材質、その色で欲しいんだけど。」

通学用に使いたいのだとか。多少底は浮くけど入らないことはないなあ。作るなら、幅を広めにしてA4横のサイズにすればいい。この色の帆布は在庫切れだから買ってこないといけないが、これが現在は埼玉県に行かないといけないのでちょっとハードルが高め。でも、二十歳の娘が父の手作りバッグを欲しがるなんて、普通ではまずありえない光景なのですから、ここはちょっと無理するかなあ。

前回のショルダーバッグはいくつかのYouTUBEアップ動画を参考に作ったのですが、サイズは「これくらいに物は入れる必要があるが、大きすぎると美しくない。」というサイズ感を考えて作りました。手持ちの生地の大きさによる制約もあります。今度は具体的にA4横サイズですから、それに合わせて設計します。横幅は最低300㎜は必要なのですが、木や金属ではないのでピッタリかやや小さめでも生地は柔軟なので何とか入れられるという特質を考え、ギリギリで作ることにしました。制作すると生地の厚みの分は小さくなるのですが、それくらいなら問題なく入れられるでしょう。試しにそのサイズに安全ピンやクリップなどを利用して袋を作って入れてみて、最小限度のサイズを導き出しました。その結果が下の寸法です。
図面
※上の図はペイントで描いた「お絵描き」です。縦横比は適当なのでこれを型紙にしても同じ寸法にはなりません。

前回のバッグから横寸法を20㎜増やし、マチを20㎜減らしました。これで底辺の幅は300㎜丁度です。A4の長辺は297㎜ですから、まさにギリギリサイズでしょう。女子大生が持っても違和感のないかわいいデザインを考えるとむやみに大きくはしたくないところ。

さて、デザインへ注力は蓋のRにも十分しなくては究極とは言えないでしょう。オーナーとなる娘はここの部分には全く興味を示さないのですが、究極を突き詰めるとやはり、「完全なサインカーブ」であるべきです。前回は「私の感覚で」サインカーブっぽく仕上げたわけですが、ここはPCで型紙を印刷して究極を目指すことにしました。

直角にサインカーブが接する図を拡大して印刷しました。
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これを切り取って生地の中心線に重ねて線を引きます。
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そこに10㎜の縫い代をつけます。
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不要な部分を切り取り、裏地を中表で重ねたら待ち針やクリップで固定します。
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ここからが腕の見せ所となります。その微妙なカーブに沿ってミシンを縫い進めます。ここ1か月半の間、ほぼ毎日ミシンをかけているのです。まだまだ納得できているわけではないのですが、この程度ならこなせるようになってきています。車の運転で鍛えてある、右足の微妙な踏み加減で速度をコントロールして線を外すことなく縫い上げていきます。
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究極を狙うなら、きれいなカーブができるように入れる切込みにも気を配らなくてはいけません。内側に倒した時に重ならず、且つ隙間ができないように具合を見ながら生地をカットします。
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裏表に割ってアイロンがけをします。
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表に返して縁にミシンをかけました。円の一部ではない、滑らかに変化するカーブができました。ここにずいぶん時間を費やしました。ほとんどバカですね。
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次は、本体後部のファスナーポケットを作ります。前々回の口折れリュックはペンちゃん生地が表から見えてしまいましたが、前回はそれを改善するためにもう一枚追加しました。今回は、ファスナー口が分厚くなることを避けるために返し布にペンちゃん生地をつなぐ方法を取ることにしました。

ファスナー口一周にミシンをかけ、中央の黒線部分を切断します。裏にはペンちゃんは付けていません。
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裏に返したら、しっかりとアイロンをかけます。写真では見えませんが、厚紙が入れてあり、折り返しがビシッと直線になるようにしています。
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そこへ中表でペンちゃん生地を縫い付け、表に返してさらにミシン掛けして留めます。
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ファスナーを縫い付けます。次にペンちゃん生地を返し布の上側に縫い付け、左右もミシン掛けして袋にします。

こんな感じに出来ました。
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裏から見た図です。上に返しています。
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これが正常位置。ファスナーポケットの長さは下辺が底に当たるか当たらないかギリギリのところにしました。究極を求めて現物で調整しながら返し布との接合部を調整しました。
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ファスナーを開けるともちろんペンちゃん、返し布も見えています。ファスナーの周囲がもこもこになってしまうことは回避できています。
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ショルダーベルトは前回は不要なバッグからのリユースだったのですが、それは1本しかないので今回は作ることにしました。といっても、生地を折って作るのではなくストラップを買ってきてそれで制作しました。生地の雰囲気に合う金具を使用します。糸は同系色で見えなくするのではなく、あえてオレンジ系の糸を使用してカジュアルな雰囲気を演出してみました。
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本体の裏地を作ります。この生地は口折れリュックの残りです。まだまだあるので、次の作品もおそらく内側にはこの柄が見えることでしょう。
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100円ショップオリジナルの糸は糸の出が悪くてミシンに負荷をかけてしまうことがあります。そこで、使い切った糸の芯に巻きなおして使用しました。
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前ポケットを作ったら、本体へ縫い付けます。
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生地と接着芯、裏地にそれの折り返しとかなりの厚さがありますが、それでもきれいに縫い進められるのだからやはり良いミシンはいいですよ。




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ショルダーストラップは前回は表に縫い付けたのですが、究極を目指して縫い合わせの間から出るようにしてみました。
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表に裏地を縫い付けて行きます。このミシン目がカバン口の線になるのですから、まっすぐになるように細心の注意を払います。
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縫い終わったら、返し口から表に返すのですが、究極を狙って返し口は最小限度にしたので返すのにかなり苦労しました。
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表に返したら、口の周りをミシンで縫います。いよいよ完成か!いや、まだホックがあった。中央を外しては究極にはなりませんから、慎重に位置を検討します。
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なんかできたっぽいです。
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裏地はほぼピッタリサイズにできました。
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A4サイズのレポート用紙を入れてみました。まさに、ぴったりです。
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後はチャコペンを消して、アイロンがけをすれば完成です。
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次の問題は、このバッグを持って通学するのはいつになるか、です。未だリモート授業を受けております。


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