三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

カテゴリ: モーターサイクルツーリング

今日はツーリングクラブのマスツーリング、行先は北茨城です。北茨城は私のモーターサイクルライフにおいてはもはや第二の故郷ですから、ナビなんかはもちろん地図など見なくてもすいすい行けてしまうことでしょう。ただ、曲がり角を間違えたりすると余計な時間がかかったり場合によっては危険性が高くなってしまう場合もあるのでところどころガーミンのハンディGPSは使用しました。

まあ、第二の故郷というのはこのタイトル(北へ還れ)を使いたくて考えた「いいわけ」ですけどね。ちなみに我らがホークには自爆装置は搭載しておりません。

今回のメンバーはツーリングクラブ1のメカオタク、バンディット250Limitedに乗るNチェブさんとご存じV-STROM650の私三毛ジャガーの2名です。集合は8時30分に金町のコンビニにいたしました。

10分ほど早めに到着したのですが、Nチェブさんはすでに来ていて他のライダーとコミュニケーションをしておりました。

計画よりは早めですが出発しましょう。何しろ3連休初日ですから、渋滞がどれほどになるのか分かりませんから。
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三郷から常磐道に乗るのが定石ですが、三郷料金所前後に渋滞が予想されていたので違う経路を取ることにしていました。まずは江戸川右岸を北上します。この道は信号がほとんどなく、流れが悪くなることはまずないのです。その代わり狭いので安全には十分注意する必要があります。
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前間から三郷流山橋有料道路を渡ります。タンクバッグを開けてと、あれ、財布がないぞ。いや、朝になってレッグポーチに移したんだったな。うーんETC決済できないのはつらいなあ。通行料金は100円、2台分支払ったので後に清算しましょう。
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そして流山ICから常磐自動車道へ入ります。橋を渡ってからここまでやや渋滞気味、大丈夫かなあ。
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なんだ杞憂だったよ。全然大丈夫。ん?電光掲示板に事故渋滞の文字が。
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この情報だけでは何も分かりません。どうなっているんだろう。やがてもう少し詳しい掲示板が出てきます。桜土浦-土浦北間で渋滞とのこと。どうしようかな、桜土浦で降りるかそれともこのまま行くか。渋滞距離2㎞を10分とのこと。つまり平均化すると時速12㎞か、マラソンならサブ4くらいだな。まあいいでしょう、このままいくことにしました。やがて車の流れは止まります。

事故現場ではすでに路肩へ事故車両は移されていて、追い越し車線にはまだレンズの破片などが散乱はしていましたがここさえ過ぎればもう大丈夫。そして土浦北もすぐそこです。
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土浦北で降りたら県道199へ。フルーツラインを目いっぱい楽しみましょう。
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気温はかなり高く、車両の気温計は35度を差しています。熱中症予防のためにやはり計画通りセイコーマートで休憩しました。9時58分到着。
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北海道で強みのあるセイコーマートらしさが感じられる、ガラナで水分補給しました。
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さあ、それではフルーツラインの続きを楽しみましょう。10時17分出発。走り出してすぐ、インカムからNチェブさんの声がしました。
「リアボックスの蓋が開いています。」
おおなんてこった、すぐさま左に寄せ、バックルを締めました。これ時々やっちゃうんだよね。走行中自分では気が付かないから、なにか対策しないといけないかも。クルマみたいに半ドア警告灯つけようかな。

次の問題点はこの黒っぽい雲。今にも降り出しそうな、そして妙に冷たく湿った風が感じられるようになってきました。朝見た雨雲レーダーでは大丈夫なはずなんだけどな。(ただしウインディは除く、このアプリは降雨と予想)
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なんとか雨にあたらないうちに福原西交差点、R50へ出ました。
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石井の交差点でR50から県道1号へ、
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そしてすぐに右折、ここからビーフラインです。
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このビーフラインは九太郎さんとのツーリングでも走りましたが、緩やかで適度なアップダウンのある走って楽しい道です。
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途中で那珂川を大桂大橋で渡りますが、渡った先にもビーフラインは続いています。
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長く楽しめたビーフラインもR118のビーフライン入口交差点で終了。ここをいったん右折して給油します。
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給油が済んだら北上し、11時42分道の駅常陸大宮へ到着。空は真っ暗、今にも降り出しそうです。
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でもここのモーターサイクルプールは屋根付きなので安心して停められます。スタンドで建てた時にも安心な水平の床なのはもちろん、停めた場所から前に出られるの構造なので、荷物満載で押し引きが重い車両でも困ることはありません。わかっているじゃないか、設計者!

せっかくだからちょっと跨ってみてよ。そのへんひと乗りどう?90度バンクのVツイン、本当にいいよ~。
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少し早いけど混む前にレストランに行きましょう。何しろここの蕎麦は手打ちそばでおいしいと評判なのですから。
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げげ、もう行列ができている!予約表に記入しようとしたら、12番目、、、。店員にどれくらいかかりそうか尋ねると、30分以上はかかるでしょうとのこと。それは困るよ、これからの行程に支障が出てくるから。

そこでフードコートのステーキハウスにしました。こちらも順番待ちですが、レストランと違って席が空かなくても出てくるでしょうから。

中の椅子は満員でしたが、外ならまだ空きはありました。
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それなりに時間はかかりましたが、おいしいステーキセットがいただけました。これで980円はサービス価格でしょう。
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外の椅子は空きがある、そりゃそうだ、だって雨降ってきたもん。
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降雨に川遊びしていた人々も戻ってきています。
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傘の下で雨をしのぎながらステーキセットを食べ、間食したころには雨は止みました。雨雲レーダーには反映されていない雨なので、おそらくこれで終わりでしょう。

屋根付きモーターサイクルプールでやはりよかったです。12時37分、出発しました。
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午後は3本目の広域農道、グリーンふるさとラインです。入ってすぐ、久慈川を渡ります。
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ビーフラインと雰囲気は似ていますが、あちらよりも道幅が広く走りやすい区間が多いですね。
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交差点は要注意。信号はなく、お互いに走りやすい道なので飛ばしてくる可能性がありますから。一時停止はしっかりと守りましょう。
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すれ違うライダーとヤエーの交換をします。珍しい色のハヤブサですね。初めて見ました。
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日本の原風景といった景色の中を、ゆるゆると走りながらNチェブさんと二人バイク談議に花が咲きます。グリーンふるさとラインは何回も走っていますが、R118からR349の区間は初めての走行です。松平の交差点で左、すぐ右を間違えずに走れたらそれ以外は道なりなので大丈夫。
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そのR349へ出ました。ここを渡ればいつもの区間です。
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走りなれているこちらも二人で走るとまた違った感覚で楽しめます。やはりマスツーリングは楽しいですね。
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たっぷり全区間楽しんだグリーンふるさとラインはここで終了、R461を花貫渓谷方面へ進みます。
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トンネルを二つ抜ければここ、小滝沢キャンプ場です。え、駐車場満車!13時30分到着。
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それでも何とかなっちゃうのが自動2輪のいい所、隅に停めさせてもらってハイキングの準備をします。
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花貫渓谷ハイキングに出発!
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先に立ってずんずん行く私。左腰には娘の彼氏からのプレゼントがぶら下げられています。
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見事なキノコが生えていました。味もなかなか良かったです。(うそ)
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先ほどまで降っていたのでしょうか、つり橋は濡れていました。
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つり橋の上、足元の隙間から下をのぞくNチェブさん。
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汐見滝が見えました。
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舗装路に出たら、駐車場に向かって登ります。そしてゴール。13時58分、エンジンに火を入れます。

今歩いてきた道を進みます。路面の一部苔が生え、しかも湿っていてぬるぬるしていました。
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R461へ出たら東へ、あとはひたすら常磐道で帰るだけです。ちょっと早い気もしますが、渋滞する前には帰りたいですからね。
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高萩の市街で給油したら高萩ICから高速に乗ります。
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なんとか雨の中を走ることなく一日が終われそうです。しかし風が強い。向かい風方向なので風切り音がすごくて、速度を上げるとインカムの会話が成立しません。
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100㎞/hまで速度を上げましたが、バンディットLimitedも問題なくついてきます。ただ、4バルブ水冷4気筒とはいえ250㏄ですからね。極端に燃費の落ちる領域まで使ってしまうとガス欠なんてことになりかねません。また無理がたたると乗員にも過度の疲労が蓄積してしまうかもしれません。インカムで尋ねましたが、この強い風の中では無理があるようです。

そこで東海PAに立ち寄りました。ここでこれからのことを相談しました。
030東海PA

100㎞/h巡行はバンディットでも無理なく行えるが、やはり守谷SAの前で給油はしておきたいとのこと。そうだよな、それなら安心して巡行できるもんね。

給油の為友部SAに立ち寄りました。あれ、あの色のハヤブサ!グリーンふるさとラインですれ違ったやつじゃないの?
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給油したら、もう大丈夫。さあ行こう。
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友部SAを出てすぐ、いやな予感。追い越し車線を警察車両が走っています。もしかして事故発生?
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思った通りだ。50㎞/hの速度規制がかけられ、やがて事故現場を通過しました。何とか渋滞になる前に通過できてよかったよかった。往復事故に遭遇とは、ちょっとついていないなあ。でもこれくらいで済んだのなら、なかったも同然かな。
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が、なんていうこと!電光掲示板に守谷SAから流山IC間事故渋滞の文字が!しかも通過時間がだんだん長くなってきます。左車線に移り、車速をインカム通話ができる程度まで落として相談します。この気温で立ち往生では熱中症が心配、時間がかかっても走っていられる道にしませんか。

で、谷和原ICで降りてしまいました。
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谷和原で降りたら新大利根橋を渡るのが一番距離的には近いのですが、この状態ではまず混雑しているとみていいでしょう。それならいっそ目吹大橋を経由してみては。

しかしその目吹大橋も渋滞中。遠回りした甲斐がなかったかも。
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野田市街を抜け、本日2度目の江戸川堤右岸に出れば今までのノロノロ運転の憂さを晴らして走れます。
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そして新三郷へ。一回道を間違えてちょっと遠回りしてしまいましたが17時12分、無事にコストコへ到着。給油しました。
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満タンになったところで店内へ入り、コストコ名物ホットドッグとドリンクのセットを注文。外のベンチでいただきました。18時07分コストコ発。
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沈みゆく日をシールドに反射させながら、高速の隙間を走ります。
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そして流れ解散いたしました。Nチェブさん、今日はお疲れさまでした。そしてとても楽しい一日となりました。ありがとうございました。ぜひまた、一緒に走りましょう。

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この地球は壊れかかっていますから、たまには太陽の反対側にある惑星に行って久しぶりによい夢を見ましょう。メンバーはダンとソガの2名、搭乗機は環境負荷の大きいスコーピオン号はやめてV-STROM650とバンディット250Limitedにしておきます。

0800Nチェブさん自宅出発ー0830東金町セブンイレブン(集合ポイント、ガソリンスタンド有り)ー江戸川堤右岸北上ー早稲田8丁目交差点右ー前間交差点右=三郷流山橋有料道路=県道5号線左ー0900E6流山ICから常磐高速へ

=0930土浦北ICーR125ー県道199右折(右折してすぐに左側ガソリンスタンド有り、これよりフルーツライン)ー県道138ー県道150ー1000小幡交差点(コンビニ、水分補給等休憩)ー県道64ー1045福原西交差点(ここまでフルーツライン)右、R50ー石井交差点左ー県道1号ーすぐ右ーこれより広域農道ビーフラインー大桂大橋ービーフライン入口交差点左(右折すぐガソリンスタンド有り)ー1200道の駅常陸大宮(昼食)

1300道の駅常陸大宮発ー辰ノ口橋通り(これよりグリーンふるさとライン)ー松平交差点左、次交差点右ー河内小入口交差点直進ー(グリーンふるさとライン続き)1430花貫渓谷

1500花貫渓谷発ー1520高萩島名ガソリンスタンドーE6高萩IC=守谷SA(給油)=流れ解散


渋滞が予想されるので、そこを避けてプランニングしました。6月に九太郎さんと行ったツーリングとコースは一部重複しています。というか、元のプランに限りなく近いです。標高は低め、ワインディングは緩め、そして景色の良い所を走ることを第一にコース取りしてみました。
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当日がすごく楽しみです。

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昨日までの過酷な勤務疲れが抜けず、今日も朝からだるくてだらだらと過ごしてしまいました。10時過ぎに妻が仕事に行ったら、じゃあ俺も自分でやらなければならないことを片付けようと立ち上がったのですがやはり体に正直に生きようと再び横になりました。

12時を少し過ぎたあたり。ふとスマホを見ると又従姉から誕生日を祝うLINEが来ていました。あれ、誕生日知っていたの?お礼の返信します。それをきっかけにようやく体が動けるようになってきました。いやありがたいなあ。

ということで、まずは三郷のスーパービバホームへ。
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一通り買い物を済ませたら2階へ行きました。どうも食が進まない、そんなときにはこれに限ります。

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カレーができるまでの間、お祝いのメッセージがいくつか来ていたので返信しました。又従姉からはさらにLINEが来ているのでその返信も。

やがてナンとカレーが運ばれてきました。
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食事を終えたら仏花も購入。ちなみに購入したのは12インチのタイヤ、チューブを2セットずつ、ゴム手袋、スポーツ自転車のサドル、などなど。すべて私の物ではありません。
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三郷から下道で川越を目指します。途中、車両の気温計は43度を示していました。とにかく暑い!
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1時間30分ほどで着いたところは小江戸聖地霊園です。
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ここに来るのは2年ぶりですね。
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Iさん、お久しぶりです。今日、僕はあなたの年齢を超えてしまいました。

すでに仏花は刺してありましたので、そこへ追加いたしました。水もたっぷりと入れて。明日からお盆なので、私が一番早いかと思ったのですが、花は切らすことなく飾られているのでしょうか。Iさんの人柄が今でも伺える気がしました。
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さあ、次へ行きましょう。
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新三郷のコストコへ行き、いくつかの買い物とついでに給油しました。連休だからか、かなりの混雑でした。

さらにまだ買い足りないものがあったので新三郷のメガドンキへ。
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ここで買い物中、驚きのLINEが届きました。差出人は娘の彼氏です。
「誕生日おめでとうございます。最近はろくに挨拶にも行けずにすみません。気を付けてバイクライフ楽しんでください。良い一年をお祈りしています!」

そしてラインにギフトが記されていました。到着場所は私の家です。え、僕にプレゼントくれるの!

昨日は娘と息子からもらい、
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会社同僚からも高級チョコレートと葛飾銘菓をいただき、LINEやフェースブックでは多くの方から誕生日を祝うコメントをいただき、

こんな幸せでいいのでしょうか。

帰宅は20時を回っていました。誰もいない部屋に入り、まずは手をよく洗って(コロナ感染が広がっていますからね)赤魚の粕漬をヘルシオで焼きます。これは私の大好物で、妻が誕生日に用意してくれたのです。

それを突っつきながらご飯を食べていると妻が帰宅しました。誕生日だから、とコンビニスイーツがカバンから出てきました。

私の幸せな誕生日はもう数分で終了してしまいます。さあ明日は仕事だ。

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昨日はボランティアスクールで中高生に「高齢者の対応」という講座の講師を務めてきました。そして今日も公休。今日も会社の買い物などがあるので休んではいられないのです。

娘は夜勤明けなので午前の早い時間にはいないし、曇りがちではあるけどエアコン稼働分くらいの発電は自前の太陽光パネルがしてくれるので電気代の心配はなし、寝室のエアコンの水内部クリーン洗浄を行いました。

そして稼働中は部屋にいると寒すぎた後に暖房が入るという状況なので浴室とシャワーブースの大清掃を行いました。風呂釜はジャバで、その残り湯で洗濯機の槽洗浄、さらに出入り口のレールや排水管に流し、浴槽には風呂蓋、洗面器やいすなどを漬け込み、そして天井から壁面はすべて洗剤で洗った後流して水けをきり、拭き上げました。

やがて娘が帰ってきたので一緒に昼食を、と思ったら食べないと言っていきなり寝に入りました。ま、いっか。おとっつあん一人でご飯を食べたら、そろそろ自分の時間。

いくつかの電気屋を回り、ようやく見つけた電源タイマー。これで会社の仕事は終わりです。
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ジェーソンで菓子類と飲み物をいくつか購入し、さらにナップス足立に行きました。
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いくつか購入いたしまして、ちょっと遠回りして帰りました。車両の気温計は38度から34度くらいになっていました。この気温ですから足元に温風が吹き出してくるのは結構つらいですね。走ってさえいれば快適なのですが。しばらくは連休はないし、家の中の荷物片づけや清掃などをしっかりとやっておきましょう。

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2024年7月31日
最終日ですから下山し、モーターサイクルで帰らなければならないのです。明日からは仕事、しかも必要とされている行事を抱えておりますし。

山小屋の朝はテント場のそれよりは遅めなのでこちらも気を使って4時までは布団に入っていました。前日にほぼパッキングを終えてあり、ベッドに持ち込んだものだけをしまったら4時25分頃小屋を出ました。昨日びしょびしょになった登山靴はやはりそのままにびしょびしょで、乾いたインソールはたちまちに湿ってしまいました。

双六小屋の前はすでに朝のスペクタクルが始まっていました。
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一番右に見えるなだらかな山頂で右に落ちている山は燕岳ですね。あれに登ったのは2010年だからもう14年も前のことになります。そうだ、あれに登っている会社同僚にもこの写真送ってあげよう。このままではわかりにくいだろうから、矢印と「つばくろ」の文字を付けて。
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奥に唐沢岳、餓鬼山が見えます。あそこも歩いていないなあ。
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今日も天気はガスかな。まったくついていない。
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さあそろそろですよ。あれ、これ出ているでしょう。
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一瞬光りましたが、すぐに上の雲に入ってしまったようです。
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とにかく帰らなければいけないので5時02分下山開始します。あの天気の中、テント泊のつわものが結構いましたね。
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あれ、双六池の下は雲が切れているぞ。なんてこった、天候の回復した日に下山しなければいけないなんて。
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いよいよ天気は良い方向へと変わっていきます。遥か彼方に穂高が見えます。穂高の山頂付近はガスで覆われています。その穂高の一番向こうの端が西穂高で、さらにその先にロープウェーが走っています。その付け根まで下山するのです。長い!
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双六ー弓折乗越間は登ったり下りたりの道で、天気が良ければなかなかによい景色も見られるし楽しく歩ける道でした。


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高山植物の生い茂る道を行きます。天候には恵まれない登山となりましたが、季節は丁度良かったのかも。

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振り返ると双六小屋が見えました。ここからも見えていたんですね。往きにはガスでまったく見えませんでした。

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5時44分くろゆりベンチ通過
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昨夜まで降っていた雨は登山道に水たまりを作っていましたが、昨日に比べれば無いにも等しいくらいです。
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雪渓を歩きます。なんて、セルフシャッターでこんなことやっているからペースが上がらないのでしょう。
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6時11分弓折乗越到着。合羽を脱ぎます。ザックはここにデポ、貴重品と非常食だけを持って弓折岳ピストンに向かいました。


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山頂のすぐ下に笠ヶ岳方面分岐がありました。昨年登った山々です。どんな表情を見せてくれるのかな?駄目だこりゃ、東側の谷から湧いてくるガスでほとんど見えません。
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6時23分弓折岳登頂。

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写真では今ひとつはっきりしていませんが、肉眼ではかなりきれいに見えています。西鎌尾根から槍ヶ岳がそびえています。そうだ来年はこの尾根やろうかな。
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10分ほど過ごしたら戻ります。

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再びガスが上がってきました。なんだか落ち着かないなあ。


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弓折れ乗越に戻ってきたところで、女性単独行の方と会いました。シャッターを押す申し出をすると喜んでくださり、その流れで私もお願いしました。
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しばらく情報交換を行いました。昨日は大雨にあふれた水が登山道を滝にしていたり、沼にしていたりと鏡平までの道のりがかなり困難だったとのこと。6時43分弓折乗越出発。

ここから鏡平までは激下りです。ここを頑張ったらちょっと休憩しましょう。

7時11分鏡平山荘到着。
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鏡池のテラスでザックを下ろし、一休みします。単独行の男性がスマホのレンズを東に向けていました。
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「不思議なんですよ。逆さ槍を写したいと思っているのですが、手前の木も映っているし奥に槍ヶ岳も見えているのに槍だけ映っていないのです。槍が出るまでと思って待っているのですが。」

うーんなるほど。ほうほう、これはこれは。

しゃがむと見えますね。立ってみていると見えません。水面が上がってしまっているからでしょうか?かなり低い位置からでないと見えませんね。
「え、そうなんですか。いや見えないです。」

そこじゃ無理です。木の間に見えますから、この位置でしゃがむと見えると思います。
「あ、本当だ、逆さ槍が見えた!ありがとうございます。ずっと待っていましたが、まさか位置の問題だったなんて。これで安心して下れます。」

しかしそれも一瞬、すぐに槍の穂はガスをまとってしまいました。

お互いに写真を撮りあったら彼は先行して下っていきました。
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その後も順調に高度を減らしていきますが、登る団体が結構多くてすれ違いに時間を使ってしまいます。
8時55分石畳枯れ沢通過。
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団体客とのすれ違いのため、先ほど逆さ槍で写真を撮りあった男性に追いついていしました。
「どうぞ、前へ行ってください。」
と譲られましたが、歩行ペースはさほど変わらないので一緒に歩くことを提案、ご一緒することになりました。


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私と比べればまだまだ若いギリギリだけど40代、2019年から本格的に登り始めたとのことですが、山行頻度がすごくて私の経験を越えているかのようでした。様々た山の逸話を伺ったり話したり、盛り上がりながらの下山はとても楽しいものとなりました。

彼の話で驚いたのはクマに遭遇していること。腰に熊よけスプレーをぶら下げていました。いやこれもう必携かも。私も山のMochiさんとの白砂山山行の時、野反湖で私の運転する車のすぐ前を熊が横断しています。

南アルプス農鳥小屋の主はさすがに世代交代したという情報もいただきました。あの親父も今から考えれば懐かしいですね。

橋が見えてきました。あそこで登山道は終わり、あとは林道歩きです。
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9時08分小池新道入口通過。
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9時24分ワサビ平小屋到着。ここでザックを下ろし、二人で10分ほど休憩しました。ここからの足を尋ねられ、オートバイでと答えると
「近所ですか?」
という反応。
いや、東京は葛飾区です。
「え、私江戸川区です。」

その境遇にお互いさらに親近感を深めました。
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風穴通過。風穴は冷たい風が吹き出しています。今朝まで防寒着に合羽を着こんでいた状況から暑くて汗が噴き出る状況までわずか5時間という短時間での変化について来れない体に一服の清涼剤のような効果がありました。
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10時22分林道ゲート通過。
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さあ、駐車場はもうすぐだ。
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そして、10時30分、ゴール。
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ゴールしたらまずは下山報告書を提出します。持参した計画書に「無事下山」と大書して投函するだけです。そして遭難対策委員会の家族ラインや悪天候による暇で登山報告をしていた友人たちへも下山報告を送りました。
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ここで彼と別れ、2輪駐車場へ向かいます。俺の相棒はあの風の中、ちゃんと立っていられたかな?

おお、大丈夫でした。カバーをかけた3台の真ん中が私のV-STROM650です。左のも同XTじゃないかな?シルエットが非常に似ています。
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テントや濡れた装備を出し、干します。濡れたままにしておくと傷めてしまいますからね。少しでも早く乾燥させたいところです。
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そして乾かしている間に入浴と食事をします。今回はここ、中崎山荘奥飛騨の湯にしました。いや今回は、じゃないな。前回は風呂に入らず雨を逃れてとっとと帰っちゃたんだ。
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5日ぶりに入る湯はこれ以上ないほど気持ちの良いものでした。湯の花が大量に浮き、すべすべぬるぬるとした感覚が味わえます。これぞ温泉、奥飛騨の湯という名湯でした。食事はラーメンに。
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車両に戻ったら干している物を取り込み、改めてパッキング。13時20分出発準備完了。
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極上のワインディングを楽しみながら、これからの予定を考えます。あれ、それより左ミラーがぐらぐらぐりとぐらになっているぞ。根元を留めるボルトが緩んじゃった。カバーを外すときにミラーの根元を回しちゃったんだ。
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ちょっと安全に停められる所ないなあ。それにお土産も買いたいし。栃尾の交差点を左折せず、直進して道の駅奥飛騨温泉郷上宝へ立ち寄ろう。
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ツールケースの初の出番。車両のキーで蓋を開けます。
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TONEの1/4インチソケットセットで8㎜六角ボルトを増し締めします。
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修理が済んだらお土産を買います。会社と家族と、それと山の中で出したクイズに正解したライダーたちに。(このクイズは日を改めてここに出します。)
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天気の具合を見ると、なんていうこと!南関東を猛烈な雨雲が通過する予報が出ているではありませんか。しかも私の帰宅予定時間帯です。念入りに雨雲レーダーを観察して、雨に遭わずに済むコース、時間どりを考えます。

とにかくここは早めに出発した方がよさそう。おいしい水を詰めて出発します。
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道の駅風穴の里に再び立ち寄り、もう一度食事をしました。お腹が空いてしまったのです。やはりカロリー不足はラーメン一杯では補えなかったのですね。いただいたのは鹿のカツ丼です。鹿肉は食べたことも調理したこともありますが、カツになっているのは初めてです。歯ごたえはやや強めで味はさっぱり系、これなかなかおいしかったですね。
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松本から高速に乗り、長野道を北上します。そして上信越道へ。佐久平PAへ立ち寄りました。こっちはまだ晴れているけど、東京はどうなんだろう?
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「こっちはまだ降っていないけど、黒い雲が西から来ているよ。」
と娘からラインが来ていました。そして下のスクリーンショットを送ってくれました。
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ゲロゲロ、これは酷い。雨雲レーダーを確認しながら行程を考えます。19時15分以降なら川越付近までは大丈夫だな。

それでは走りましょう。走り出してすぐ、通行止め情報が高速の電光板に流れてきました。
「外環道大泉から和光の間雨の為通行止め」
なんだと、そんなに降っているのか。一旦次の横川SAに入り、情報の確認をします。通行止めの期間はわかりません。再び雨雲レーダーで確認し、さらに時間を遅くすることにしてみました。
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しばらく時間をつぶしましたが、一向に通行止めは解除されずそれならと圏央道を通って東北道経由で外環道へ出ることにしました。幸い渋滞はなく、スムーズに走れました。

そしてぬれた路面の上は走りましたが雨に遭うことはなく、濡れないままに21時少し過ぎに自宅到着しました。

荷物を下ろし、着替えます。こっちは暑いなあ。防寒着着てストーブにあたっていた昨日が懐かしい!

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