三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

カテゴリ: カナディアン

紅葉間近の、ということですからほとんど紅葉はしていなかったのです。それでもこの天気、このメンバーなら楽しく漕げることでしょう。

Mさん、SnowManさんというスキーメンバー3人で今回はこの探検を行います。渋滞は計画に織り込み済み、ほぼ計画通りに現地到着。計画はもちろん「湖の秘密」の計画です。

そのちょっと前にエレキングセブンで昼食を仕入れます。
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到着したら艇を下ろし、エアバッグ(フローテーションバッグ)のセット、センターシートやレスキュー用具、ビルジポンプ、ファーストエイドキットなどを搭載します。そしてカヌーワーゲンをセット。漕行衣類に着替えPFDを着こんだら、カヌーポートへと移動します。
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水量は十分、亀山ダム貯水率は94%くらいでした。10時24分、出艇。さあいくぞ。
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まずは南下します。
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そして左の水路へと入っていきます。この先には伝法洞があるのですが現在立ち入り禁止なので、その手前の幻の滝で引き返す予定です。先週まとまった雨が降っていましたが、滝はどうなっているでしょう。
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この辺だったはず。耳を澄ませて滝の音を探しますが、うーんしないなあ。あ、ここだここだ。見覚えのある地形に滝の痕跡を発見。いやよく見ればちょろちょろと水が流れています。滝の右に黒い配管が見え、そこからも水がちょろちょろと出ています。
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バウマン撮影の幻の滝
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来た道を戻ります。
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カヌーポートを通り過ぎ、北側に出ました。月毛沢を探検しましょう。
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まさにジャングルの様相でした。しかしここも水の流れ込みはほとんどなく、ちょろちょろとした水がしたたり落ちてくる感じです。
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島を一周してみるか?いやその前に、ここどーこだクイズを出題しなくては。
「ヒント:周りにキャンプ場や温泉郷があります。鳥居の前にはレンタルボートに乗っている人がいます。」
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鳥居の辺りから向かい風が強く感じられ、島を回るよりは水路に入った方が良いという結論に達し(合議ではなくスキッパーの勝手な判断だけど)押切沢に入りました。
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神秘的な光景が広がっています。
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バウマンのSnowManさん、なかなかいい写真撮るではないですか。
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「そこで行き止まりだ。」
なんのなんの、まだまだ続くよ。
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ここが終点、押切沢の滝!
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ここはちゃんと滝になっていました。
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さて戻ろうか。

楽しかったカヌー探検もここで終了です。時刻は11時50分。計画通りに出艇して、帰着は30分ほど早いけどこれは3人で漕いでいたのでペースが速かったからなのです。
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荷物を下ろしたら艇を引き上げるよ。
「カヌーが水に浮かんでいるところ撮影していないや。」
じゃあ、引き上げる前に俺がもう一回乗るから撮る?
「撮って欲しいなら。」
別にいいよ、俺は。
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上陸したところで、記念撮影。
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公園の指針に沿って調理しなければならないので、お湯を沸かすだけのカップ麺にしました。ストーブはマルチフェールピーク1を使用。
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ついでに珈琲も。
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ひとりSnowManさんは冷凍うどんなので、予備機として持ってきたボルドーバーナーを使用。ちょっと時間がかかっちゃったけど、ちゃんと調理できました。
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さあ帰ろう。
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愛想笑いが要求される仕事をしているせいでしょうか、心から笑顔になれ、のんびりと過ごせる時間がとても貴重で良い骨休みができました。参加された2名の探検隊員にはお付き合いいただいたこと、感謝しています。

次は九太郎さんも行こうぜ。

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久しぶりにカナディアンカヌーを使うことになり、手入れを行いました。

まずはバウトスターンに入れるエアバッグを固定する細引きが劣化しているので、これを換装します。
劣化が進んで表面の繊維糸が粉になっています。交換します。
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ペインターロープを束ねるバンジーコードもダルンダルンになってしまっています。こちらももちろん交換します。
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カヌーラックはガレージですがそれでもほこりが堆積していました。高圧洗浄機で汚れを落とします。
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一b何の問題はこのシートです。藤で編まれた非常に凝った作りのシートでお気に入りではありましたが、2000年に購入して24年の年月を経るとさすがに亀裂が入ってしまいました。これは張り替える必要がありますね。まずは傷んだ座面を外します。
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枠を外したつもりが枠の上側だけはがれ、座面をはがすことに失敗しました。あきらめてはさみでチョキチョキ。
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ダイソーでスーツケースベルトを購入してきました。これを張るのです。
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バックルでビンビンに留められる長さにカットしました。これを3本付けます。もちろん長さ調節のためにバックルは上側にありますが、この後下側にして留めます。
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先ほど切った残りを3本ミシンでつなぎ、上下交互になるように編んでいきます。最後の部分は木ビスで固定しました。
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まずまずの出来ではないでしょうか。この工法なら座面外さなくてもいいね。前シートは付けたまま加工しましょう。
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思った以上に紅葉が進んでいないという情報。この寒さ、吉と出ないかなあ。

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6時30分 第一会合点=いつものセブン
7時00分 第二会合点=SnowManさん自宅
8時30分 市原SA(休憩)
9時30分 亀山湖笹地先公園到着、出艇準備
10時30分 出艇
12時30分 上陸、撤収、調理、昼食
14時30分 笹地先公園発
16時30分 SnowManさん自宅
17時00分 セブン

行動計画について
帰りの渋滞を避けるには現地でのんびりしない方がよく、もし温泉入浴希望なら松戸IC降りてから笑顔の湯、もしくは湯楽の里へ立ち寄る方が良いでしょう。

漕行コース
笹地先~笹川方面(水量が多い時のみの幻の滝あり)笹地先~押込方面、赤鳥居、押切沢の滝~笹地先

使用艇
マッドリバーカヌー エクスプローラー16ft(上の写真、及び下の写真)
全長4.88m 全幅0.91m 重量33㎏ 最大積載量499㎏ 
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持ち物
漕行用衣類(なるべく化繊の下着、上着、ズボン、防寒着、なければとりあえず何でもいい。水着、もしくは登山用化繊の下着を履いていると濡れても不快感が少ない)

着替え一式とタオル、バスタオル
ビニール袋に入れておく

帽子、サングラス、長靴かサンダル(本当は長靴は沈したときに水が入って錘になるけどまあダム小出し問題はない)

カメラ(防水ならなお良いが、そうでなくてもまあ何とかなる)※なくてもよい

温泉希望ならその着替え、タオルなど

貸し出し装備
貴重品用防水袋人数分
PFD(パーソナルフローティングデバイス、平たく言えばライフジャケット)人数分
パドル人数分
サイズが合えばネオプレンブーツ(26.5㎝)

共同装備(すべて三毛ジャガーが用意)
〇艇
〇パドル
〇エアバッグ
〇エアバッグ固定ストラップ、固定細引き
〇エアポンプ
〇防水バッグ大1中3
〇スローロープ2
〇ペインターロープ2(バウとスターンにつける、水に浮くもやいロープ)
〇カラビナ2
〇センターシート

〇記録用ウェアラブルカメラ
〇ファーストエイドキット
〇非常用食料、飲料水、燃料、ストーブ

昼食用
〇アウトドアチェア3
〇テーブル2
〇水タンク
〇ストーブ(マナスル、オプティマス各1台、予備マナスル1)
〇ストーブ燃料(灯油)
〇大コッヘルセット
〇ダッチオーブン
〇どんぶり3
〇ブキ(箸)
〇お玉
〇調味料セット
〇ロールペーパー

昼食について
亀山湖ではカヌー乗り場は笹地先公園カヌーポートのみ許されていて、他は上陸禁止になっています。もともとは伝宝洞という、カヌーでくぐれるトンネルがあってそこを抜けた先に上陸、昼食というパターンが組めたのですが、10年ほど前に崖が崩落して通行止めになってしまいました。残念ながらカヌーで行った先でお昼ご飯というわけにはいかなくなってしまいました。

現在考えている案は、撤収しながらお湯を沸かしラーメンを茹で、ダッチオーブンで自動調理した具をのせて食べるというものです。寒い中で、しかもその直前まで水の上にいた体を温めながら食べる具沢山ラーメンはそりゃもうおいしいのではないかと。

何か質問があったらグループLINEにくださいね。

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昨日サッカー部の合宿から帰ってきた息子。活躍ぶりはサッカー部ブログで確認済みですが、一応尋ねました。

「どうだった?」
「2日間はだめだったけど、3日目からBに落とされて、それから調子出た。でも全部で6得点しかできなかった。」

奴の目標は7得点だったのです。2日間無得点に終わり、Bに落とされたら、Bのコーチの指導が息子にフィットしていきなり多量得点できたようです。人生塞翁が馬、であることが学べたことでしょう。

さて、今日から5日間はオフだそうです。明日は俺も休みだけど、なんか用事ある?
「ないよ。カヌー行きたいな。行ける?」

行けるさ、いこうぜ。と急遽決まった今日の朝。仕事前に荷物をそろえ、キャリアバーにカヌーアタッチメントを装着、そしてカヌーを積みました。

よくある質問が、
「あんなに大きなカナディアンカヌー、どうやって積むの?」
ですから、ここで写真で解説しましょう。ちなみに艇はマッドリバーカヌーの、エクスプローラー16Ft(488㎝)ビニールガンネルです。

まず、保管庫から出します。丈夫を売り物にしているロイヤレックス艇ですが、やはり紫外線は避けたいのでガレージの上のラックで保管しています。
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ラック下の父の車を移動します。カヌー前の固定紐を外します。艇の底に回してある紐は外しません。
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艇のスターンを持ってラックから後ろだけ降ろします。前は紐がかけてあるので転げ落ちることがありません。
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この状態になります。
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センターヨークに肩を入れ担ぎます。重量バランスの取れているところにヨークが付いているので、意外なほど簡単に担げるのです。担いでいる自分では写真撮れないので、過去写真から。
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そのまま後ろに下がり、今度は車の後ろから立てかけます。
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フットを増やしている上、縦バーを入れてさらに後方に延長してあるのでこの状態でも車に当たる事はありません。立てかけてある時に、風に吹かれると簡単に落ちてしまうのでとっとと積み込みます。スターンを持ち上げて前方に押せば、アタッチメントのローラーがころころまわって簡単に積み込めます。正しい位置まで押し込んだら、ストラップを掛けます。ラチェットタイプなので簡単確実、丁度良い長さに切ってあるのでストラップの末端処理も必要ありません。
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安全のために前後も引っ張ります。カヌー、カヤック積載用に下回りのがっちりした部分のねじを利用して金具を付けてあります。それにカラビナをかけます。カラビナはこういう使い方をしたものはもはやクライミングには使えませんから、専用に鉄のカラビナを用意しました。
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細引きは自在結びで固定します。これなら休憩のときにゆるみが出ていても簡単に調整できます。艇がゆがむほど引いてはいけません。ほどほどに。
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リアも同様にしますが、視界の問題がほとんどなく、かつリアゲートを開け閉めする時に簡単なのでストラップを使用しています。支点はバンパーに付けるヒッチバーを利用するか、今日みたいに荷物を積んでから気が付いて工具袋を取り出すのがめんどうくさい時にはシュリンゲを利用して支点を作ります。
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リアは2本取っています。
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センターヨークの部分がほぼカヌーの最も膨らんだところになっています。2本のストラップ、両方ともヨークの後ろ側を固定するのは危険です。ブレーキを掛けた時に艇が前に滑っていきます。後ろの飛び出しをなくそうと思うともっと前に積みたいところですが、それをするには縦バーをさらに長いものにして、横バーをもう一本追加しなくてはなりません。キャリアの重量がかさむと積載重量を減らす必要も出てきますし、後ろへの飛び出し量は交通法規で定められた「車両全長の1割以内」に収まっているのでいいことにしています。
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カナディアンカヌーは楽しい乗り物です。シングルパドルで操るのは熟練を要するように思われるかもしれませんが、乗るだけなら案外簡単なものです。もちろん大変に奥が深い世界ではありますが、難しそうだからと最初から敬遠するのはもったいないことです。そして、運搬、保管にも食わず嫌いを生む要素があるようです。運搬はある程度の長さの車があれば全く問題なし、保管はこれは住宅事情によりけりでしょうが、私のように狭小気味の住宅でも高さを使って保管すれば何とかなっています。どうしても駄目な場合はファルトカナディアン(アリーとか)という手もあります。

もし、興味はあるけどやる前から考えすぎてためらっている方がいらしたら、背中を押してあげられますよ。


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16フィートですか~
デカいですね~(^_^;)
ウチも、カヤックは駐車場の屋根下に吊るして
保管してますよ(^_^;)

以外と軽そうですが、重量は
何キロぐらいですか? 削除
2014/8/17(日) 午後 2:59
返信する
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kikuさん、コメントありがとうございます。

エクスプローラーの重量は公称31kgとなっています。実際担ぐと、そんなに重い気はしません。バランスの良いところにヨークが付けられていると軽く感じるのでしょう。ファルトカヤックよりむしろ軽く扱える感じです。 削除
2014/8/17(日) 午後 8:08
返信する
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ちょんまげか往年のロングリーゼントがのっかっている感じですね。 削除
2014/8/19(火) 午後 6:16
返信する
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くまそんさん、らしい比喩ですね。写真で見ると大きく見えますが、担いだり乗ったりすると案外小さく感じるものです。 削除
2014/8/20(水) 午前 11:14
返信する

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