なんてこった!
一緒に出る予定だった妻の脚にトラブルがあり、前日になっても軽快しないので出走をキャンセルすることにしました。じゃあ、俺一人で?それじゃあつまらないよね。でも、ダイジョブ。
ほら、3台積車してあるんだよ。
と言うのも、実は会社の同僚Aさんとそのご主人も参加していただいているのです。3人で走ればこの変化に乏しいコースでも楽しく走れるのさ。
バイクをセットアップして、車検を受ければ後は8時になるのを待ちます。プロトレックが8時になるや否や、スタート!
Aさん夫妻、ロングライドイベントは初めて、というかスポーツサイクルに乗ること自体ほぼ初めてなのです。しかし生来の運動神経と根性の持ち主たちにはそれが信じられないほどしっかりと走り、いきなりアベレージが21㎞/hを越えます。
走り出して15分、距離にして5㎞ほどでトラブル発生!Aさんの前に割り込みがあったそうで、Aさんブレーキを強めにかけてしまいます。そこへ後続のご主人接触、転倒してしまいました。
結構出血もありましたが、走行は可能という事でそのまま様子を見ながら走行を続けます。
空は薄曇り、気温も数日前の真夏日から考えればずいぶんと過ごしやすく、かつ風も微風程度と今まで参加した中で最良とも思える天気でした。
ペースを巡航速度に戻しますが、ご主人も普通に走れているようで一安心。痛いは痛いでしょうが、どうにもできないので申し訳ないのですが取り合ず走り続けることにしました。
コンビニに立ち寄り、消毒液とカットバンを購入。応急処置を奥様が施します。出血はほぼ止まっているようです。一安心ですね。
速度は下がることなく、ずっと20㎞/hを越えて走り続け、第一チェックポイントへ到着です。ここでだいたい40㎞です。
ポカリ、水、そして美味しかったのはバナナ!Aさん、バナナがこんなにおいしく感じるなんて、と驚いていた様子。体が成分を欲しているのでしょうね。
ひとしきり休んだら、走行開始です。
南岸まで走り切ったら北利根大橋を渡り、東岸を走ります。
風が弱いので、どの向きに走っても速度が落ちることはありませんでした。
ご主人がやや遅れ気味になります。やはり落車の影響が出ているのでしょうか、気になります。
奥様は全く元気!尻に痛みがあるという事ですが、良いペースで坦々と走っています。
霞ヶ浦の遥か彼方に土浦のビル群が、前方には霞ヶ浦大橋が、かすかに見えています。もうちょっとですね。Aさんの心の声(どこがもうちょっとなの!)
ほら、虹の塔があんなにはっきり見えているじゃないですか。20㎞/hで走っていれば、30分もかからないでしょう。
霞ヶ浦大橋の袂に来ました。道の駅たまつくりが見えてきました。わたくしもAさんも、そこは仕事で一緒に訪れたことがあるので懐かしさを感じる所でもあります。
霞ヶ浦大橋を渡ります。ここを渡り切ったら、すぐに第2チェックポイントですよ。
「どこがすぐなの!」
ポカリ、バナナでちょっと休憩。芝生に横になって昼寝をしている人までいました。
さあ、後はゴールまで走るだけです。風弱く、パーティに脚力の余裕があるので常に一定のペースで走れるので時間の読みが正確にできます。13時30分ゴール予想です。
いよいよ土浦の街が近くなってきました。しかし真っすぐには行けず、大きく右に迂回しなければなりないので見た目より距離がありますね。
ゴールの風車が見えています。
市街地ではやはり走りにくかったのですが、幹線道路を外れれば今までの走りの続きを楽しめます。
風車横を通過、ゴールまであとわずか!がんばれがんばれ。
計算通り、13時30分にゴール。
オフィシャルに記念写真を撮っていただきました。お仕事中、ありがとうございました。
お腹減りましたね。湯楽の郷へ行きましょう。お昼ご飯を食べ、温泉に浸かり、そして足裏マッサージ!
霞ヶ浦は広いだけでなく、湖の形がカエデの葉のようで湖岸一周コースは100kmほどはあるのでしょうか?
このあたり、鹿島鉄道の廃線あとを撮りに行ったことがありますよ。