三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

カテゴリ: ミシン

V-STROM650のエンジンガードバッグを8号帆布に厚手接着芯、ミディアム接着芯を重ねて熱着した生地で縫っているわけなのですが。

JUKIミシンの糸通しは大変優秀で使いやすく、重宝しています。しかし、突如糸通しができなくなってしまいました。

何かおかしい、と思って調べたら、針が曲がっていたことに気が付きました。そこで交換しましたが、それでも糸が通せなくなっています。

ストラップの部分を縫い終えて一旦ミシンからバッグ本体を外す時、あまりの厚さに針を持ち上げただけでは抜けなくなってしまい、さらに一番上まで針を持ち上げた状態で引き抜く必要が出てしまいました。その時、針に生地をひっかけてしまったのですが、そこで針を曲げてしまったのでしょう。つまりは曲げてしまった針に糸通しを使用したために糸通しを壊してしまったのです。

どう壊れたのか、現況を確認しますが、肝心の所が見えません。
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色々と観察していたら、糸通しの先端が抜けることに気が付きました。下向きに引っ張るだけで抜けそうです。これでどうだ。ほら、取れました。
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二枚の板の間にある細い板が針穴に入って糸を引き出すのでしょう。それが写真でいう左側にくっついてしまっています。
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これを精密ドライバーのマイナスで中央に曲げなおします。
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糸通しのシャフトにそれを戻し、試しに糸を通してみました。一発!見事通りました。
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再び快適に縫製が楽しめるようになりました。やはり糸の交換が簡単だと縫合するものに合わせて最適な番手、色を選択できるのでいいですよね。
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家庭用JUKIミシンをお使いの方で糸通しが不調になった方は参考にしてみてください。うまくできずにかえって壊れた、怪我したという場合もあるので不安が少しでもあったらミシンメンテのお店にお持ちくださいね。責任はご自分でお願いします。

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エンジンガードバッグにストラップ類を付け、とにかく車両に装着してみました。

前部を25㎜幅にして空気抵抗を低くするのはまあまあできていますか?それは検証しようがないので感覚的なものでしかありませんが、反射材付きテープに面ファスナーを付けて固定ストラップの一部としたことはうまく機能しています。
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上から見てみます。エンジンガードのパイプ幅の倍の厚さがあり、前部だけ絞り込んだ形ですが思った様にできています。ファスナーの開閉も不自由なくできました。
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後部の下のストラップはダブルDリングです。やたらとストラップが長いのは車両につけた状態で適正長を検討して後から切断するからです。ファスナーの下に充電用ケーブルを通すトンネルが設けられていますが、走行中は風裏に、上からの雨には下向きのトンネルで水の侵入を防ぐことができていると思います。
101_0387 (カスタム)

正面から見てみます。上部はラダーロックを使用しています。こちらもストラップは長いのは現物合わせで後に切断します。
101_0389 (カスタム)

大体うまくできているようです。これをパイロット版としてもう一度寸法を出して、無理のない手順で製作します。左右ができたら、次はこれ用のレインカバーも作らなくてはね。まだまだやることがたくさんあるぞ。

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ツールボックスをV-STROM650に付けたわけなのですが。

前部下側の金具が見えすぎていることが気になり、早い話がステンレス金具への穴あけが面倒だったので、たまたまステンレス金具既存の穴を利用できるツールボックスの上側のねじ穴を使用したからそうなっていたのです。
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面倒がらずに加工した結果このようになりました。
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いくらか見栄えが良くなったでしょうか。上ねじ穴を上下の懸架で共用していたのが、それぞれ独立した穴になったので剛性や強度もアップしたと思われます。

さて、せっかくのツールボックスですから工具をしまいたいところですが、縦長のケースですからそのまま詰めるとがちゃがちゃになってしまいます。容量的には余裕があるので、ここは工具袋に入れて収納したいところです。でも、入り口の幅が70㎜程度しかないのでそんな工具袋ないなあ。

無いものが欲しい時には作ればいいのです。予算をかけたくないので着古しのジーパンを利用します。うん、十分生地が取れますね。
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接着心もあるもので十分でした。
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作る過程はつい、作業に集中してしまったので撮影はしていませんが、まあこんな感じにできました。実はこれ2代目、作り上げたものの細部の出来に不満があって最初から作り直しました。生地は十分にありましたからね。
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裏地は山のMochiさんから以前いただいたものを利用しております。
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これに詰め込みすぎると幅が広がってしまい、出し入れがしにくくなるし、また工具の取り出しも不便になります。そこで、片目片口レンチとアジャスタブルレンチ、6角レンチは専用の袋を作りました。
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こんな感じで、どちらも工具とツールケースのサイズを考えて作りました。
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まだケースには余裕がありますね。というのも、口の幅が70㎜でも箱自体は幅がもう少しあるのです。そこでその隙間に入る寸法のケースを作りました。

こちらは二つ折りペンケースの作り方を参考に、ケースと工具のサイズを考えて作りました。ファスナーの中にはニッパー、反対側のファスナーの中にはバイスプライヤーとプライヤー、中央にはさみと切り出し小刀を入れました。
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このつかみもの収納袋の表にはポケットをしつらえ、そこには精密ドライバーを入れました。
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そのほか、予備クラッチレバー、マルチドライバー、差し替え式ラチェットドライバー、トネの6.35㎜ビットラチェットセットを入れます。

これだけあれば何かあってもなんとかなるんじゃないかな?そのほかガムテープと針金、チューブレスパンク修理キットは右側ツールケース小に入れてあります。
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入れてみましょう。レンチ袋と予備レバーを下に、ソケットレンチ収納袋とニッパーなどの袋を上に入れてみました。
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その手前にビットラチェットセット、マルチドライバー、差し替え式ラチェットドライバーを入れます。
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入れた状態で2時間ほど走ってみました。ガチャガチャした音も乗車中には耳に届かず、不具合は全く感じられませんでした。
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で、出かけて何をしに行ったのかと言えばこれ買っちゃったのです。
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この話はまた今度。

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帆布生地を買ってきて作ったフロントバッグですが、端布が結構出ました。これで小さめのバッグなら作れるんじゃないの?

どんな形、サイズ、構造にするのか検索をして検討しました。すると尾道彩工房という帆布バッグ製作所の商品カタログの中にこれを見つけました。


これを参考に、自分なりのデザインで作ってみました。

部品を切り出し、硬めの接着芯を貼り付けて組み立てていきます。後ろの面はまんまパクリです。
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前の面上側にファスナーポケットを付けました。ポケットの生地はチェック柄の生地を使いました。見えないところのおしゃれ?いや、たまたまちょうどよいサイズの端布があったのです。この上に裏地をつけます。
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フロントポケットの表面は本皮を使用しています。もちろんフロントバッグの残りです。本来四角く切って使った残りが端布なのですが、自然な端布感を出すためにフロントバッグではあえて端を使ったので四角く目一杯取ることができました。ポケットの裏地はライディングパンツの残りのかつらぎを使用しています。
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本皮にはミンクオイルを塗布しました。ガサガサだった皮もオイルを塗ると見違えるようにつややかになりました。
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バッグ芯を入れました。入れるとピンとして使いやすいし、見た目的にも良いですからね。背面は芯用のポケットを作り、上を面ファスナーで留めるようにしました。その下部にはポケットを設えました。ここもパクリです。
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芯のサイズは現物合わせで取りました。それにしても内側は汚い仕上がりですね。バイアステープはそもそも得意ではないのです。だから今回練習と思って使ったという面もあります。縫い目は裏地がつくので見えなくなるので問題ないでしょう。
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横から底にかけては今回は曲面にしたので(これもパクリの成果)、バッグ芯の長さが不足してしまいました。わざわざ買いにくほどのこともないので2枚に分けて入れました。
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最後にひねり金具を設置すると完成です。蓋を閉じた時、ちょうど良くなる場所にマーキングをして生地をブスリと刺し、その穴にひねり金具の足を突っ込んで裏から金具で留めます。
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完成したのでちょっと見ていきましょう。

サイドにはデイジーチェーンを付けました。モーターサイクル乗車時にも使う予定なので、グローブをぶら下げたりすることを想定しています。あるいはザックや他の荷物にくくりつけるときにも使えそうです。100円ショップの商品ですが、反射材も付けられているので自転車乗車時には安全に寄与することでしょう。サイドの上の部分が生成りなのは生地の長さが不足してしまったからです。せっかくなのでフロントポケットの始まりと切り返し位置を揃えてみました。デザイン上かえってよかったかな?ただ、この構造だと折り返して厚くなった部分が重なってしまうので、縫合を考えるとずらしたほうが良かったようです。
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今回裏地は袋状にはせず、表地に縫い付けて縫合しました。バッグ芯を入れる都合があるためです。そのため、縫い代はバイアステープで覆いました。これが横、底のバッグ芯の押さえにもなっています。

内ポケットは免許入れと思って作ったポケットになんと入らない!という自体に。なんでだろう?でもiPhone8を入れるのにちょうどよい大きさだったのでまあいいことにしましょう。免許証入れは右側の大きい方のポケットには余裕で入りました。その他財布、メガネを入れてみました。ティッシュとハンカチ、マスク、消毒液くらいはまだ入りますね。
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先程も書きましたが、フロントポケットの上にはファスナーポケットを付けました。
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腰につけてみました。普通に使えそうですね。サイズもなんとか大きすぎないでしょう。中に入れるものを考えるとこれが最小サイズとも言えます。
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フロントバッグの端切れで作ったので、デザインの統一感がありますね。さて、これからどこ行きましょうか?
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小径車には「トラさん」から移設したクリックフィックスの台座が付けられています。これにリクセンカウルのかごやモンベルのサイクルポーチを付けて使っています。

サイクルポーチもいいのですが、もう少し容量が大きい方がいいことと、やはり帆布のかっこいいフロントバッグを付けたいじゃないですか。しかし、大きいものが良いとは言ってもブレーキ、シフトのワイヤーがあるのでそれに干渉しないサイズであってほしいものです。

紙の箱で干渉しないサイズを確認します。
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十分検討を重ねたら、図面を書きます。図面ができたら生地をカットしていきます。生地は先日ホームセンターに行った時に買ってきた、8号帆布です。カットしたら裏に接着芯を貼ります。
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本皮で装飾と補強をします。あえて皮革の自然な端切れ感を出してみました。見た目的にかっこよくなるように皮を重ね、検討します。こんな感じでどうかな?
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革を縫うための糸と針を用意しました。この針はナイフのようになっていてい少々の方い皮でもずぶりと切るように孔を開けることができるのだそうです。
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こんな感じに出来ました。蓋の下部中央の穴はひねり金具のメスです。これの使用は今回始めてだったので、ブログをいくつか読んで勉強してから臨みました。表からはまずまずの出来かな?裏側にはちょっと糸が見えてしまったりしていますが、まあそこは気にしない!
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本体の方も縫っていきます。前側には大きなファスナーポケットを付けました。このポケットに蓋のひねり金具のオスが付きます。
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自転車のフロントバッグですから、やはり蓋の上にはマップケースが欲しいところ。厚手のテーブルクロスを切って作りました。この生地、実は山のmochiさんのタンクバッグのマップケースを直した時の残りです。
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テーブルクロスに縁を付け、出し入れする側にはタブを付けてそこに面ファスナーを付けました。細長ですが、これでも三つ折りしたA4が入るサイズです。
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本体の上部には面ファスナー調整式のストラップを付けました。オーストリッチなどのメーカーではゴムをフックに掛ける方式が多いのですが、いいフックが手に入らなかったのと手持ちにあるものでなんとかしたかったのでこうなりました。
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内張りを付けました。ポケット状になっています。バッグの芯を入れるためです。
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右のこれを切って入れます。これだけでは不足してしまったので、100円ショップでも追加購入しました。後面、両側面、底の計4面に入れました。
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バッグ芯を入れたら上部は面ファスナーで固定します。左右の面は上にフラップが付いているのでこれが抜け留め、何もしていません。
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バッグの車両へはどう付けますか?普通はストラップで吊るすのでしょうが、せっかくクリックフィックスが車両についているのです。その金具を購入しました。

案外高価ですね。オーストリッチのバッグが買えちゃうくらいの値段がしました。
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説明書はありますが見なくてもわかりますよね。要するにネジ穴を開けて挟み込んで固定するだけです。
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まずは位置の確認をします。車両に付けてみて、最適な位置を探します。そしてその位置にプレートを載せ、穴をあけるところにマーキングします。思ったより上になってしまいました。
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ポンチで穴を開け、裏からネジで固定します。
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万全に付きました。
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車両につけてみましょう。
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どうかな?うん、ワイヤーにギリギリ干渉していませんね。
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なかなかいいんじゃないの?サイズは、横270mm、高さ260mm、奥行きメインコンパートメント120mm、ファスナーポケット30mmです。
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蓋のファスナーポケットにはロックを入れておく予定です。すぐに取り出せるし、しまえるので便利なのではないかと。スマホを入れてもちょうどよいサイズです。
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これで完成です。設計から数えて3日かかりました。
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まだ生地が余っていますね。次は何作ろうかな。

オーストリッチのバッグは安いですね。今回の材料費でこのバッグが1個半買えます。


今回はこれが見本でした。


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