その面白い名前の山をガイドブックで見つけたのは10年ほど前のこと。ちょっとアプローチに時間がかかるのでなかなか足が向かず、職員山岳部で計画を立てたこともあったのですが雨に祟られその日は茨城県フラワーパークに行先を変更してしまいました。
2025年7月1日
5時起床、6時ちょうどにクラッチをミートさせました。脚はもちろんV-STROM650です。フルメッシュウェアとアライアストロGXは盛大に風を送り込んできますが、渋滞ではその効力もなく外環道では水分を大いに消耗してしまいました。
関越道に入ってからは快適に走行できました。でも今度は太陽が高くなってきました。
嵐山PAで休憩。水分補給をしっかりとしなくてはね。

今回の山行、前日に急に行く気になったのでいろいろと不備がありました。マピオンで検索し、高峰高原への道順を調べてあったのですが、登山者用駐車場はそこにはなく急遽その先の池の平駐車場まで行かなくてはならないことに気が付きました。あまり来るところではなく道は不案内なのでスマホのアップルマップを頼りに走行しました。
強烈なS字カーブがあったりとなかなか気を抜けないコーナーが続きました。シフトの選択をミスって失速させてしまったり、まだまだ修行が足りないことを考えさせられました。

無事池の平駐車場に到着。自動二輪は協力金込みで200円でした。受付のお姉さんにここに停めるように指示され、準備を開始したら、
「ずいぶんと大きいオートバイですね。それだけの大きさあるとぶつけられてしまうかな。端の空いている所使っていただいてもいいですよ。」
と声をかけてくれました。ありがたいのですが、すでにブーツも脱いでいるし、今更ヘルメット被る気もせず、押して行くほど粋狂でもないのでそのままここに駐車しました。

今日は夕方から降雨の予報。とっとと準備を整えて出発します。が、そのタイミングで小学生の団体が歩き出しました。うわ、こりゃ参ったな。そんな時には逆コースから行こう。来た道を戻ってランプの宿の所から行けばいいのでしょうから。10時ちょうど、行動開始です。

車道を歩きます。あれ、何か違うな。スマホを出して確認します。いや違うぞ、これ逆方向じゃん。

ん、どういうことだろう。ああ、そうか、高峰温泉は東側から上るのだけど、池の平は西側から案内されるのか。太陽も雲の中だし、東側から来たと思い込んでいて方向感覚がずれていたようです。危ない危ない。それでは戻りますか。あ、車道歩かなくてショートカットの登山道あるじゃん。ラッキー。
しかもショートカットなら道標が立っているので間違えたことにすぐに気が付くでしょう。こっちは地蔵峠方面です。最初からこの存在に気が付いていればなあ。

ようやく戻れました。10時36分になっていました。もう小学生の姿はありません。それなら、東篭の塔コースへ行きましょう。

ここが登り口です。案内があるから間違いなしです。

一旦下って登り返すと、どんどん標高を上げていきます。振り返ると池の平駐車場が見えてきました。

大勢の小学生とすれ違います。みなさんこんにちは、大きな声であいさつしてくれました。中には
「大きい岩がごろごろしているので注意して進んでください。」
なんていう子もいました。

11時09分東篭の塔山登頂!

この先がこれから登る水の塔山です。

山頂では小学生たちが弁当を食べていました。ここで食べるのも何なので、先へ行きます。雲が下からどんどん沸いて来ています。これは雨、来るかな?

東篭の塔を後にして下ります。ガスが山複を覆い隠します。これは良い眺望は無理かなあ。

森林限界を超えているのは山頂だけ、すぐに樹林帯に入ります。

さあもうちょっとだよ。山頂がガスで覆われてきている。参ったなあ。

ファイナルアプローチ。空は曇り空ですが、ガスは晴れてきました。

東篭の塔山が見えています。そしてその山複には林道が見えています。あれを歩いて池の平駐車場まで戻るのです。

11時47分水の塔登頂!

セルフシャッターで記念撮影。遭難対策委員会(家族のグループライン)へ送ります。

心配していたガスはたまたま私がいる間には湧いて来ませんでした。

東篭の塔が良く見えました。林道長いなあ。ここからは見えない、あの先に池の平駐車場ですからね。

さて、お昼ご飯を頂きましょう。副茶は1本9円、豆は会社同僚の韓国土産です。この他菓子パンをいただきました。この景色で食べる昼食は何物にも代えがたいおいしさがあります。

せっかくの好景色ではありますが、何しろ雷雨が待ち受けているのですから長居は禁物です。高峰温泉へ降りていきます。

ぐんぐん高度を下げていきます。山頂付近は大きな岩が多かったですが、その後は歩きやすい道が続きました。

12時43分、高峰温泉に到着。

ここはランプの宿という別名が付き、宿泊も楽しそうですが残念ながら今日は素通りします。

ここからはひたすら林道歩きです。その距離およそ3㎞。

未舗装なので、アスファルトの照り返しもないし、案外快適に歩けました。また、今日歩いた道を下から反芻しながら眺められるのも悪くはありません。

13時19分、池の平駐車場へゴール。

俺のV-STROM650もぶつけられることなく無事に立っていました。よかった。

遭難対策委員会へ下山報告をしました。

さあ帰ろう。雨に当たらない様に。スキーゲレンデを横切ります。ここ、冬に来ようかな。

菓子パンは食べていますが、やはりちょっと物足りないので道の駅雷電・くるみの郷に立ち寄りました。雷電は国技館のファストフード店にその名前を残していますね。

手打ちそばをいただきました。これがうまい。

そうそう、もうじき名古屋場所ですね。雷電は今の相撲界をどう見ているのでしょうね。

雷電は強すぎるため禁じ手が与えられてしまいますが、それでも勝ち続けたという伝説の持ち主です。

小諸ICから信越道に乗りました。

いきなり背後に雷鳴が!これは来たな。

佐久平PAで水分補給。そして雨雲レーダーをチェック。降雨はあるものの、今の時間帯ならまだいけそう。

トンネルの連続地帯で上げしい雨に見舞われました。しかしこの気温、雨が苦にならずむしろ涼しくていいくらい。
横川SAに立ち寄り、水分補給と今後の計画を練ります。

さっきの雨雲は通過した模様。この後はどうだろう。

これはすごい。このまま帰るともろに激しい雨雲に突っ込むことになります。いくら何でもこの雨の中は走りたくない。少し時間を遅らせましょう。

サービスエリアで時間調整しながら帰り、外環道でもぽつぽつ程度の雨になったところで通過できました。

18時45分自宅到着。その時にはほとんど乾いていました。しかし、荷物を解いていると結構な量の降雨がありました。危なかったなあ。

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2025年7月1日
5時起床、6時ちょうどにクラッチをミートさせました。脚はもちろんV-STROM650です。フルメッシュウェアとアライアストロGXは盛大に風を送り込んできますが、渋滞ではその効力もなく外環道では水分を大いに消耗してしまいました。
関越道に入ってからは快適に走行できました。でも今度は太陽が高くなってきました。
嵐山PAで休憩。水分補給をしっかりとしなくてはね。

今回の山行、前日に急に行く気になったのでいろいろと不備がありました。マピオンで検索し、高峰高原への道順を調べてあったのですが、登山者用駐車場はそこにはなく急遽その先の池の平駐車場まで行かなくてはならないことに気が付きました。あまり来るところではなく道は不案内なのでスマホのアップルマップを頼りに走行しました。
強烈なS字カーブがあったりとなかなか気を抜けないコーナーが続きました。シフトの選択をミスって失速させてしまったり、まだまだ修行が足りないことを考えさせられました。

無事池の平駐車場に到着。自動二輪は協力金込みで200円でした。受付のお姉さんにここに停めるように指示され、準備を開始したら、
「ずいぶんと大きいオートバイですね。それだけの大きさあるとぶつけられてしまうかな。端の空いている所使っていただいてもいいですよ。」
と声をかけてくれました。ありがたいのですが、すでにブーツも脱いでいるし、今更ヘルメット被る気もせず、押して行くほど粋狂でもないのでそのままここに駐車しました。

今日は夕方から降雨の予報。とっとと準備を整えて出発します。が、そのタイミングで小学生の団体が歩き出しました。うわ、こりゃ参ったな。そんな時には逆コースから行こう。来た道を戻ってランプの宿の所から行けばいいのでしょうから。10時ちょうど、行動開始です。

車道を歩きます。あれ、何か違うな。スマホを出して確認します。いや違うぞ、これ逆方向じゃん。

ん、どういうことだろう。ああ、そうか、高峰温泉は東側から上るのだけど、池の平は西側から案内されるのか。太陽も雲の中だし、東側から来たと思い込んでいて方向感覚がずれていたようです。危ない危ない。それでは戻りますか。あ、車道歩かなくてショートカットの登山道あるじゃん。ラッキー。
しかもショートカットなら道標が立っているので間違えたことにすぐに気が付くでしょう。こっちは地蔵峠方面です。最初からこの存在に気が付いていればなあ。

ようやく戻れました。10時36分になっていました。もう小学生の姿はありません。それなら、東篭の塔コースへ行きましょう。

ここが登り口です。案内があるから間違いなしです。

一旦下って登り返すと、どんどん標高を上げていきます。振り返ると池の平駐車場が見えてきました。

大勢の小学生とすれ違います。みなさんこんにちは、大きな声であいさつしてくれました。中には
「大きい岩がごろごろしているので注意して進んでください。」
なんていう子もいました。

11時09分東篭の塔山登頂!

この先がこれから登る水の塔山です。

山頂では小学生たちが弁当を食べていました。ここで食べるのも何なので、先へ行きます。雲が下からどんどん沸いて来ています。これは雨、来るかな?

東篭の塔を後にして下ります。ガスが山複を覆い隠します。これは良い眺望は無理かなあ。

森林限界を超えているのは山頂だけ、すぐに樹林帯に入ります。

さあもうちょっとだよ。山頂がガスで覆われてきている。参ったなあ。

ファイナルアプローチ。空は曇り空ですが、ガスは晴れてきました。

東篭の塔山が見えています。そしてその山複には林道が見えています。あれを歩いて池の平駐車場まで戻るのです。

11時47分水の塔登頂!

セルフシャッターで記念撮影。遭難対策委員会(家族のグループライン)へ送ります。

心配していたガスはたまたま私がいる間には湧いて来ませんでした。

東篭の塔が良く見えました。林道長いなあ。ここからは見えない、あの先に池の平駐車場ですからね。

さて、お昼ご飯を頂きましょう。副茶は1本9円、豆は会社同僚の韓国土産です。この他菓子パンをいただきました。この景色で食べる昼食は何物にも代えがたいおいしさがあります。

せっかくの好景色ではありますが、何しろ雷雨が待ち受けているのですから長居は禁物です。高峰温泉へ降りていきます。

ぐんぐん高度を下げていきます。山頂付近は大きな岩が多かったですが、その後は歩きやすい道が続きました。

12時43分、高峰温泉に到着。

ここはランプの宿という別名が付き、宿泊も楽しそうですが残念ながら今日は素通りします。

ここからはひたすら林道歩きです。その距離およそ3㎞。

未舗装なので、アスファルトの照り返しもないし、案外快適に歩けました。また、今日歩いた道を下から反芻しながら眺められるのも悪くはありません。

13時19分、池の平駐車場へゴール。

俺のV-STROM650もぶつけられることなく無事に立っていました。よかった。

遭難対策委員会へ下山報告をしました。

さあ帰ろう。雨に当たらない様に。スキーゲレンデを横切ります。ここ、冬に来ようかな。

菓子パンは食べていますが、やはりちょっと物足りないので道の駅雷電・くるみの郷に立ち寄りました。雷電は国技館のファストフード店にその名前を残していますね。

手打ちそばをいただきました。これがうまい。

そうそう、もうじき名古屋場所ですね。雷電は今の相撲界をどう見ているのでしょうね。

雷電は強すぎるため禁じ手が与えられてしまいますが、それでも勝ち続けたという伝説の持ち主です。

小諸ICから信越道に乗りました。

いきなり背後に雷鳴が!これは来たな。

佐久平PAで水分補給。そして雨雲レーダーをチェック。降雨はあるものの、今の時間帯ならまだいけそう。

トンネルの連続地帯で上げしい雨に見舞われました。しかしこの気温、雨が苦にならずむしろ涼しくていいくらい。
横川SAに立ち寄り、水分補給と今後の計画を練ります。

さっきの雨雲は通過した模様。この後はどうだろう。

これはすごい。このまま帰るともろに激しい雨雲に突っ込むことになります。いくら何でもこの雨の中は走りたくない。少し時間を遅らせましょう。

サービスエリアで時間調整しながら帰り、外環道でもぽつぽつ程度の雨になったところで通過できました。

18時45分自宅到着。その時にはほとんど乾いていました。しかし、荷物を解いていると結構な量の降雨がありました。危なかったなあ。

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