なんて贅沢なんだろう。梅雨とは到底思えない酷暑の中、寒さを我慢してツーリングとは。

2025年6月18日
当直明けでベッドの中でぼんやりしていた私に一通のLINEが届きました。
「明日えんやに行けないですかね?暇になってしまいました。」
発信者はカワサキさんです。おいおい、明日から俺は2連休、しかも好天が続く予報だぞ。ここの所疲労がたまっているから山でのんびりしてこようかと思っているのに。

、、、、、、。

疲れがたまっているが、その程度がかなりひどい。幕営準備をするのが面倒に感じてベッドの中でぼんやりしていたんだよね。まあそうだな、職場での人間関係維持と疲労度を考えて日帰りツーリングにするのも悪い選択じゃないかもね。

返信しました。
「俺もいけるな。ただ、めちゃくちゃ暑いかも。何しろ埼玉県北部。行田市35度の予報だけど。」

早速カワサキさんからLINE着信。
「いいツーリング日和でうれしいです。」

ということで、なんだかわからないけど行田市の手打ちうどんえんやツーリングが決まりました。いやまてまて、その前にえんやの開店状況を調査しないと。過去2度休業だったからね。

お互い夕食を終え、カワサキさんが19日から休業に入るという情報を見つけてきました。なんてこった。いや、その方がいいよ。この暑さに行田に行く意味が分からない。朝夕の暑さの和らいでいる時間帯に高速で風を浴び、日中の酷暑時間帯は標高の高い涼しい所を走るというプランを急遽こしらえました。

翌日、すなわち6月19日。
8時私の家に丁度の到着したカワサキさん。インカムをつないでGO!

三郷南ICから外環道へ。ここはやや混雑気味でした。まだ気温はそこまで高くはないので辛さはそれほどでもなかったかな。
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川口ジャンクションはまだか。
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東北道は渋滞なく、フルメッシュのジャケット、パンツから入ってくる風が心地よく体を冷やしてくれました。

疲れはまあ感じていないけど、早めの水分補給をしておこうぜ。佐野SAでちょっと休憩。
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休憩終了、東北道の続きへ。
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宇都宮から日光道へ。トンネルが涼しくて気持ちいー!
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清滝で降りたら、その先のお楽しみはここ、日光いろは坂。さあ始まりますよ。
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カーブが苦手と言っているカワサキさん、全然問題なく走れているじゃん。
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縦線は嫌だね。
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トンネルは寒かった!なんというぜいたくな時間だったんだ。
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赤沼で休憩しようとしたら車両を置かせてもらえず、三本松に来ました。
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GSX⁻1100SKATANAとV-STROM1000のコンビがいました。
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「暑いですね。」
「V-STROM1000ですね。素晴らしいのお乗りですね。」
「いやこれ重くてね。もう歳だからかな。何乗っていらっしゃる?」
「V-STROM650です。軽いですよ、取り換えましょうか?」

わらしべ長者失敗したのでその次へ行きましょう。ここに嫌な看板が出ているな。100_1165 (カスタム)

やはりこうなったか。カワサキさんは大喜び。仕方がないなあ、一応先輩だからな。
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せっかく来たから戦場ヶ原行くか。せめて展望台まで。
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あれ、展望台ってここか。こんなに近くとは。ちょっと思っていたところと違うんだけど。まいっか。
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素晴らしい景色は見られるしね。
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セルフシャッターで記念撮影。
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さあ先へ行くよ。金精道路へと進みます。
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「あ、サルサル、猿がいます。」
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なに、猿どこ?気が付かなかったよ。残念。赤い隼は景色を撮影していたのかと思っていたら、どうやら猿を見ていたようですね。

そして金精峠通過。ここのトンネルが寒い!トンネル入る前から寒いくらいだったんだからね。
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金精峠の下りは寒さに震えながらのライディング。
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そして計画で昼食ポイントにしていた、菱屋山小やへ到着。
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あれ、食事ができない???

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いや食事はこっちですね。
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ブログ掲載の許可取りをしていないので写真掲載は控えますが、マイタケ天ぷらそばはとてもおいしかったです。

まだまだ標高が高くて寒いなあ。ウインドーブレーカー中に着こんでおくとするか。
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金精峠を下ったら、次は吹割の滝を見に行きましょう。ここは帰れマンデーでサンドも歩いているところですね。
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タダというわけにはいかないので飲み物を購入しました。そして滝見へ出発。
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もう滝の音が聞こえてきます。
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これはお土産物屋さんかな?
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おお、滝があった。いやこれ違うな、鱒飛の滝の方だ。
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こりゃすごいね。カヤックで下りたくなる?まさかね。
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こっちが吹割の滝!
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こっちからの方が見やすいかも。
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その先に観音堂があるはず。
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ここを渡った浮島にあるんだよね。帰れマンデーで観ているから知っていました。
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これだこれだ。なんか思っていたより小さいな。御利益があるかもしれないので鐘をついておきましょう。
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さらに橋を渡り、対岸へ出ました。この道は吹割の滝を読んだ句碑が立っていました。俺も一句ひねってここに建てちゃおうかな。
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第一観瀑台到着。
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草木が多くてあまりよく見えないのは残念。位置はいいんだけどね。
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結構な山坂道になっています。それでも防水ハイカットライディングシューズでずんずん歩くカワサキさん。若いっていいな。これなら沢登りも行けるっしょ。
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結構高くまで登ったのだから、当然下りもあるわけで。
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小1時間をここで過ごしました。さあ次へ行くよ。
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そうそう、この道はかたしな高原スキー場への道でもあるんだよね。ミッフィーが見送ってくれていました。
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ここで左折、赤城山方面へ向かいます。
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細かく右左折があるので注意が必要です。ここはダムの上を走ります。
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ここは右に曲がります。
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再び標高が高くなってきて涼しさを感じるようになってきました。ウインドーブレーカーは吹割の滝で脱いじゃっているしね。
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まだ新緑といった色合いの樹林帯を抜けていきます。
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そして大沼へ到着。
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このまま下るとまだ暑い最中に桐生市だな。ちょっとボートでも乗ってくるか。
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スワンボートに乗りました。
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追い風なので行きはすいすい。
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大沼神社に沼から参拝。
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水がきれいで驚きます。
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水中写真。いいね、ここでシュノーケリングしたいくらいだね。
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30分乗って桟橋へ接岸しました。
「接岸うまいですね。船舶免許取れますよ。」
いやいや、カヌー乗っているからね。
「ここ、1000円で持ち込みカヌー乗れますから、よかったらどうぞ。」
え、そうなの。今度持ってこようかな。

さて、さすがに下るか。
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その前に、エクステンションスクリーンが左右に動く事象が発生。ネジの増し締めをします。
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さて、下る道は二つあるんだけど、一つは金精道路の様なワインディング、もう一つは狭くて荒れていて、さらに急なカーブが続く道なんだけど、どっちがいい?
「せっかくこの天気に来ているんだから、きつい方行きますしょう。」
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すさまじいカーブが続くけど、これがいいんだよね。ただ、標高はだんだん下がってくるから気温の上昇はやむを得ない。
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もう一か所くらい立ち寄ってから帰りたいとカワサキさん。道の駅にしようかと思ったら風の駅(だったかな?)というのがあって側を通過したけどなんか違う。じゃあどこかで水分補給しながら検索するか。

ここのローソン寄ろう。
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日陰で飲みながら地図アプリを見ると、あれスマホがバッテリー切れ。残りわずか8パーセント。
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でも大丈夫、充電ケーブルとライトニング変換端子持って来ているから。あれ、返還端子はタイプBじゃん。タイプCしか持って来ていないぞ。ま、いっか。いやよくない。家族への連絡もできなくなっちゃう。

ちょっとごめん、ホームセンター寄らせて。地図アプリの地図を頭に叩き込んでそちらに向かうと、あれ、つぶれてて違う店が入っているよ。こんなこともあるのか。あ、あそこにショッピングモールが!ダイソー入っているじゃん。
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ここでライトニング充電ケーブル110円を購入、d払いを済ませたところバッテリー残量わずかに3パーセント!ギリ間に合った。

モバイルバッテリーにつないで検索。でもあんまりこの辺り立ち寄りスポットないなあ。もういっそ高速のPAでいいんじゃないの。出流原でどう?

大田桐生ICから北関東道へ乗ります。
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渋滞案内板には浦和から外環の草加まで渋滞の表示が。9㎞50分か、参ったな。

そして出流原PAへ。
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ずいぶん日が傾いてきていますがまだまだ気温は30度以上ありました。
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おい、何でも好きなの食え。奢ってやるぞ。
「いやちょっとこれは。」
遠慮するな、小腹の空いたあなたの為に販売中なんだぜ。
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贅沢な奴だ。それじゃあ仕方がない、羽生PAに行くか。
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黒豚まんを奢ってやるからこれで満足しろよな。

食べている間に渋滞は縮小しています。さあ帰るか。
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カワサキさんがインカムを通じてエンプティランプ点滅のお知らせが来ました。あと50㎞か、何とか持つかな。

しかし久喜白岡JCTの先事故個所有り、の案内が。この気温で止まるのきついな。それに燃料の計算が狂ってくるしね。じゃあ圏央道で幸手に抜けて、えんやツアー1回目の往きの逆コースでどう?時間はかかっても渋滞で止まるより体は楽じゃね?

幸手で降りて、4号バイパスに出ます。あれ、ガソリンスタンドないね。
「そろそろやばいです。点滅始まってからもう42㎞走っています。」
大丈夫、何とかするから。16号線を越えたところにタカラスタンダードの工場があって、確かそこでガソリンスタンドの看板見た記憶があるよ。

しかし、16号線を越えてもガスロンスタンドはおろかタカラスタンダードの工場もない。あれおかしいな。
「これ本当にやばい領域です。ああ、ちょっと高くてもあの時入れておけばな。こんな心配事抱えずに済んだのに。」
10円高くても10ℓ入れて100円しか違わないからね。モーターサイクルのタンク小さいんだから。

しかし、ちゃんとありました。ガソリンスタンド!給油するカワサキさん。V-STROM650の20Lタンクはメモリで半分のこっていますから、私は給油せずに待ちました。
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ちなみに、タカラスタンダードはさらにその先、そしてスタンドは対向車線側にありました。

あとは中川沿いにゆるゆると流して、そして橋のたもとで左右二手に分かれてさようなら。インカムはしばらく繋がっていましたがやがてぷつっと切れました。

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