せっかくモーターサイクルショーに行ったのだったら、やはり跨った方がいいことは確かなのですが、何しろ部品用品ブースを丹念に回っていたし、車両は一昨年購入したばかりなので新型車にも大して興味はないわけで。それに跨るためには行列に並ばなければならず、時間ももったいないのです。

しかし、さすがに最後の1時間となるとこれが空いてきて跨り放題になると話は変わってくるのです。

まずはスズキブースから。スズキオシの私ですから当然といえば当然、そしてその時間帯でもなお行列のあるハヤブサにはそもそも興味もないのでそこはスルーしてまずは今話題のこちら。

DR-Z4SM。シート高は驚異の890㎜(であっているかな?)ですが、踵はあきらめるとしても母指球は普通に余裕で着くので身長170㎝の私でも普通に乗れそうです。サスが柔らかくて数字よりはるかに足つきが良く感じられました。
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純然たるオフ車のDR-Z4Sはさすがにちょっと厳しいですね。この2台のどちらを選ぶかといえば、Sの方かなあ。でもやっぱりV-STROM650の方が私の使い方、体格には合っているようです。
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V-STROM800のも跨りました。足つきは良好ですね。メーター周りは大きな液晶が特徴というか今風ではありますが、V-STROM650のアナログタコメーターはもはやクラシック装備なのかもしれませんが、むしろ今となってはぜいたくな感じもしてきます。
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ヤマハブースでは週刊バイクTVの収録中でした。レイ君アミューちゃんの掛け合いでヤマハの広報をいじくっていました。そのすぐ横のカメラに映らないところにテネレ700があり、一般の人が跨っていました。テネレはV-STROM650と購入時に迷った候補です。私も跨らせていただきましょう。さすがにすぐ隣で撮影しているので私は写真を控えました。テネレも足つきは不安を感じることなく、こっちを買ってもよかったかな。でもこの大きさで本格的にラフロードを走行しないもんな。やっぱりV-STROM650かトレーサー7になるよな。
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カワサキブースではヴェルシス1000に跨らせていただきました。ポジションはV-STROM650と似た感じでしっくりきました。サイドケースの形が長方形ではなく変形型なので、荷物の積載に悩みそうなのはマイナス点だけど、まあ自分のVストでも純正パニアは使っていないのであまり関係ないかな。
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ホンダでは跨ってはいませんが、モトラやPS250の後継機、シン・モトラが展示されていました。販売時には数字的には振るわないのに販売終了となってからも根強い人気を誇るので、台数が出なくても我慢して長く売るというのもいいかと思うのですがなかなか大企業では難しいのでしょうね。
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電動車両専門メーカーも展示していました。
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やはり値段がたまげるほど高いので販売は厳しいでしょうね。ガソリン代で元を取ることは到底できそうもありません。ただ、ちょっと面白いと思ったのはこれ、モトコンポよろしく折りたたんで車載できる車両です。ハンドルが折り畳みだったりしてなかなかに凝ったギミック満載でなかなかに機械好きの心を揺さぶりますね。
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写真がないだけでこれ以外のもたくさんの車両に跨りましたが、結論はやはり総合的に一番いいのは私のV-STROM650であるということ、これに尽きます。もしこれ以上のモーターサイクルがあるというのなら、持ってきてみろ、と言うくらいの、究極の逸品です。