忙しい中、無理に時間を作ってモーターサイクルショーに来た最も大きな理由は次期ヘルメットの選定をするためです。
まずは最有力候補の一つ、Z8を製造するショーエイから。一番目立つところに機動戦士ガンダムカラーのメットが展示されています。んー何か方向性が違います、私は白単色がいいのです。

放送から45年を過ぎ、未だ人気が衰えないガンダムですが、興味ないなあ。これがウルトラセブンとかだと私の財布のひもも怪しくなっちゃうかも。

Z8を被らせていただきました。脱ぎ被りもスムーズ、被り心地もよく、肌触りも好印象でした。Mサイズで調整の必要もないほどぴったりでした。シールドのセンターロックもネットで叩かれるほど使いにくくはなく、現在エアロブレードVでセンターロックを使っているせいか違和感なく開け閉めできました。

ショウエイではもう一つ、せっかくのアドベンチャーバイクに乗っているのでホーネットADVも被らせていただきました。こっちの方がV-STROMには似合うでしょうか。

OGKブースに移りました。こちらでは説明員さんとお話ができました。ジオシスを被らせていただきました。こちらもZ8と似た被り心地に感じました。Mサイズで調整の必要がないほどぴったりでした。

バイザーは角度可変式で、頭頂部のねじを緩めるだけで調整可能でした。
「このバイザーは空力的に優れていて、正面を向いている時だけでなく横を向いても持っていかれないように設計されています。また風切り音も最小になるようになっています。」
ということは、逆を言えば小さいながらもやはり風切り音はしてしまうということですか?
「まったく何もないのと比べればそこに風の当たる部品があるわけですから、音は発生します。それが気になるかどうかは個人の感覚次第です。」
また、このバイザーを外すことも目の前で見せてくれました。
これ、バイザー外しても走行できますか?
「いやそれが、推奨はしていません。できなくはないのですが、ねじを外した穴が開きっぱなしなので、外したままだと雨などは防げないしまた風切り音も入ってきます。そこにねじを入れると突起になってしまって返って音源になってしまうのです。外したまま使えるヘルメットはアライさんにありますよ。」
なんていうことを、商売っ気がないというか、メーカーを越えて補完しているというか、なかなかに正直な会社でいいですね。
ということでアライへ行きました。カットモデルがあり、見えない部分のアドバンテージをアピールしていました。

カーボンモデルは富裕層向けなので私には無縁の製品でしょう。

アストロGX、ラパイドネオ、そしてツアークロスVを被らせていただきました。

アライのヘルメットはやはり独特の被り心地で、上記2社とはちょっと違います。被る時から違いを感じ、以前使っていたクァンタムJよりは広くなった被り口ですが口は狭く中が広いのは共通で、ぬーーー、と被るショウエイ、OGKに対して、ギューすぽん!な感じがあります。また、頬から下の部分の支えが圧しつけられている感じが少なく、全体を支えている感じがします。クァンタムJで感じた耳の圧迫はほぼありませんでした。ただ、こめかみの部分が2つの他社製で感じなかった圧迫を感じます。
このブースでも説明員の方とお話ができました。こめかみが圧迫されるのですが、一つ上のサイズで調整した方がいいですか?
「いや、その部分は内装の一部をはがすことができるのでその程度ならそれで調整できます。ちょっと今見せますね。」
そういうとヘルメットから内装を外し、スポンジの構造を見せてくれました。なるほど、これで当たるところだけ薄くできますね。
「他社さんとはかなり違う構造です。これはスネル規格をただ通すだけでなく、5年に一度の規格見直しをされてもそのままで十分取得できるように余裕をもって設計しているからです。また、ただ規格を通すだけでなく使う人のことも考えて、空力や快適性にも配慮しているので、静粛性も高いしフィッティングもしっかりできるようになっています。」
ツアークロスVについて、OGKブースでアライさんはバイザー外しても使えると言われたと伝えると、
「あ、他社さんにも知れているんですね。このバイザーも空力的にはかなり綿密な設計はしていますが、やはり物がある以上音はゼロにはできません。そこで簡単に外すことができるようになっています。このバイザー、そもそも要らないという人も一定数いらっしゃるので、これを外してさらにカバーもバイザーが付けらない代わりに突起をなくして空力的に優れた形状にした、TX‐ストラーダを今度発売します。」
値段の高さもいくらかは抑えられますか?
「まだ値段の発表合できないのですが、極力抑えられるように努力しています。また、別売部品で後からバイザーを付けたいという要望にも答えられるようにしていきます。」
所で、アライさんには困ったことがあります。ヘルメットホルダーにかけると、左側が上になってしまってインカムが丸出しになっちゃうんですよね。SAや道の駅などでちょっとトイレに立ち寄るだけでも盗難の危険が増してしまうように感じるのですが。これ、左側にDリング持ってこれないですか?
「実は私もアライに入社する前にはOGK使っていまして、アライに替えてご指摘の点は気になっていました。ご意見があったと開発には伝えておきます。」
次はコスパ抜群、HJCへ行ってみました。ブースとしては代理店のRSタイチです。

こちらも被らせていただきました。Mサイズでジャストフィット、なかなかかぶり心地は良かったです。

でも、値段見てびっくり!いや違うよね、HJCさんて庶民の味方だったじゃないですか。もうアラショーと肩を並べる価格ですよ。進みすぎた円安がいけないのか、タイチさんの取り分が多くなったのか、これは大変残念な感じです。きっと高価になった分品質も良くなったのでしょうが、補修部品の入手なんかを考えるとアラショーOGKになっちゃうなあ。それとも安価なシリーズもあったかな?
色々と被らせていただき、また説明員さんに色々聞いてだいぶ次期ヘルメットを絞り込むことができました。やはりヘルメットは被ってみないことにはわからないことだらけです。頭の形、顔の形、人それぞれですから私のインプレが役立つのは私だけでしょう。通販で買うなんてことはせず、実店舗で試して、フィッティングを受けて購入することを強く推奨します。
さあ、最終決定したらお店にGO!
東京モーターサイクルショー2025の4 もらった物、購入した物へ続く
まずは最有力候補の一つ、Z8を製造するショーエイから。一番目立つところに機動戦士ガンダムカラーのメットが展示されています。んー何か方向性が違います、私は白単色がいいのです。

放送から45年を過ぎ、未だ人気が衰えないガンダムですが、興味ないなあ。これがウルトラセブンとかだと私の財布のひもも怪しくなっちゃうかも。

Z8を被らせていただきました。脱ぎ被りもスムーズ、被り心地もよく、肌触りも好印象でした。Mサイズで調整の必要もないほどぴったりでした。シールドのセンターロックもネットで叩かれるほど使いにくくはなく、現在エアロブレードVでセンターロックを使っているせいか違和感なく開け閉めできました。

ショウエイではもう一つ、せっかくのアドベンチャーバイクに乗っているのでホーネットADVも被らせていただきました。こっちの方がV-STROMには似合うでしょうか。

OGKブースに移りました。こちらでは説明員さんとお話ができました。ジオシスを被らせていただきました。こちらもZ8と似た被り心地に感じました。Mサイズで調整の必要がないほどぴったりでした。

バイザーは角度可変式で、頭頂部のねじを緩めるだけで調整可能でした。
「このバイザーは空力的に優れていて、正面を向いている時だけでなく横を向いても持っていかれないように設計されています。また風切り音も最小になるようになっています。」
ということは、逆を言えば小さいながらもやはり風切り音はしてしまうということですか?
「まったく何もないのと比べればそこに風の当たる部品があるわけですから、音は発生します。それが気になるかどうかは個人の感覚次第です。」
また、このバイザーを外すことも目の前で見せてくれました。
これ、バイザー外しても走行できますか?
「いやそれが、推奨はしていません。できなくはないのですが、ねじを外した穴が開きっぱなしなので、外したままだと雨などは防げないしまた風切り音も入ってきます。そこにねじを入れると突起になってしまって返って音源になってしまうのです。外したまま使えるヘルメットはアライさんにありますよ。」
なんていうことを、商売っ気がないというか、メーカーを越えて補完しているというか、なかなかに正直な会社でいいですね。
ということでアライへ行きました。カットモデルがあり、見えない部分のアドバンテージをアピールしていました。

カーボンモデルは富裕層向けなので私には無縁の製品でしょう。

アストロGX、ラパイドネオ、そしてツアークロスVを被らせていただきました。

アライのヘルメットはやはり独特の被り心地で、上記2社とはちょっと違います。被る時から違いを感じ、以前使っていたクァンタムJよりは広くなった被り口ですが口は狭く中が広いのは共通で、ぬーーー、と被るショウエイ、OGKに対して、ギューすぽん!な感じがあります。また、頬から下の部分の支えが圧しつけられている感じが少なく、全体を支えている感じがします。クァンタムJで感じた耳の圧迫はほぼありませんでした。ただ、こめかみの部分が2つの他社製で感じなかった圧迫を感じます。
このブースでも説明員の方とお話ができました。こめかみが圧迫されるのですが、一つ上のサイズで調整した方がいいですか?
「いや、その部分は内装の一部をはがすことができるのでその程度ならそれで調整できます。ちょっと今見せますね。」
そういうとヘルメットから内装を外し、スポンジの構造を見せてくれました。なるほど、これで当たるところだけ薄くできますね。
「他社さんとはかなり違う構造です。これはスネル規格をただ通すだけでなく、5年に一度の規格見直しをされてもそのままで十分取得できるように余裕をもって設計しているからです。また、ただ規格を通すだけでなく使う人のことも考えて、空力や快適性にも配慮しているので、静粛性も高いしフィッティングもしっかりできるようになっています。」
ツアークロスVについて、OGKブースでアライさんはバイザー外しても使えると言われたと伝えると、
「あ、他社さんにも知れているんですね。このバイザーも空力的にはかなり綿密な設計はしていますが、やはり物がある以上音はゼロにはできません。そこで簡単に外すことができるようになっています。このバイザー、そもそも要らないという人も一定数いらっしゃるので、これを外してさらにカバーもバイザーが付けらない代わりに突起をなくして空力的に優れた形状にした、TX‐ストラーダを今度発売します。」
値段の高さもいくらかは抑えられますか?
「まだ値段の発表合できないのですが、極力抑えられるように努力しています。また、別売部品で後からバイザーを付けたいという要望にも答えられるようにしていきます。」
所で、アライさんには困ったことがあります。ヘルメットホルダーにかけると、左側が上になってしまってインカムが丸出しになっちゃうんですよね。SAや道の駅などでちょっとトイレに立ち寄るだけでも盗難の危険が増してしまうように感じるのですが。これ、左側にDリング持ってこれないですか?
「実は私もアライに入社する前にはOGK使っていまして、アライに替えてご指摘の点は気になっていました。ご意見があったと開発には伝えておきます。」
次はコスパ抜群、HJCへ行ってみました。ブースとしては代理店のRSタイチです。

こちらも被らせていただきました。Mサイズでジャストフィット、なかなかかぶり心地は良かったです。

でも、値段見てびっくり!いや違うよね、HJCさんて庶民の味方だったじゃないですか。もうアラショーと肩を並べる価格ですよ。進みすぎた円安がいけないのか、タイチさんの取り分が多くなったのか、これは大変残念な感じです。きっと高価になった分品質も良くなったのでしょうが、補修部品の入手なんかを考えるとアラショーOGKになっちゃうなあ。それとも安価なシリーズもあったかな?
色々と被らせていただき、また説明員さんに色々聞いてだいぶ次期ヘルメットを絞り込むことができました。やはりヘルメットは被ってみないことにはわからないことだらけです。頭の形、顔の形、人それぞれですから私のインプレが役立つのは私だけでしょう。通販で買うなんてことはせず、実店舗で試して、フィッティングを受けて購入することを強く推奨します。
さあ、最終決定したらお店にGO!
東京モーターサイクルショー2025の4 もらった物、購入した物へ続く
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