形に切り抜いた部品に接着芯を張り付けて縫合しました。まずは形にしてみて、縫製の方法の検討や問題点を洗い出した上で本格的に製作しようと考えています。

こんな形にできています。
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問題点1、ファスナーの縁がめくれてしまう問題。これは接着芯に非常に厚手の物を張り付けた上にさらに片面が生地でできている接着芯を張り付けているから、かなりの反発力があってこうなってしまうのです。これはもう少し幅を増やしてファスナー取り付け部と側面の部品との距離を取ること、ファスナーの縁ギリギリを狙ってもう一列ミシンで叩けば何とかなるかもしれません。防水という観点からはあまり良い方法ではないのですが、目止め剤を塗布することで対処ししましょう。

問題点2、ファスナーの縫い付けミシン目がまっすぐでないことです。慎重に縫い進めたのですが、どうしても左右に振れてしまいます。家庭用ミシンの限界なのか、返した生地の幅が一定でないために下側が凸凹していてまっすぐ縫うことができないのです。接着芯で分厚くなった片側わずか7㎜の幅の生地をきれいに折り返すのは困難、ここは表生地をカットして裏地としても活用する接着芯だけで対処してみましょうか。

裏地は接着芯に頼る工法なので、内側にむき出しになる縫合部はバイアステープで処理しました。これがあまり得意でない私ですが、まあまあの出来にはできました。もう一度(左右で作るなら片側は3度目)加工するならさらに上手になっているを期待したいですね。
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上から見た図です。写真の下側が外側になります。右側が前部。エンジンガードにはめると裏側がつらに、前は絞ってエンジンガードと同じ幅、ファスナー部は写真下側(実際には車両の外側)に張り出します。ここの製作は思いのほかうまくいったのではないでしょうか。
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そしてエンジンガードの前部に面ファスナーを回して、本体のメスにつけると、
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こんな感じにつけられます。このストラップにはまだ面ファスナーは縫合していませんので手で押さえています。ストラップの白い点々は反射材でできていまして、こちらはダイソーで仕入れてきました。
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もう一つのポイントはここにトンネルを設置したことです。
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内側から見るとこうなっています。ここにケーブルを通してデバイスやニッケル水素電池などを
充電するのです。こちらもなんとかうまく機能しているようです。
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全体的にはまあまあの出来なので、上に2本、下側に1本固定用ストラップを縫合し、前部の反射材には面ファスナーオスを縫合して車両装着、テスト走行をしてこようと思っています。

続きは明日、と言いたいところですが一日予定がびっしり入っていますので、完成はいつになることやら。

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