三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2023年10月

サイドボックスとこのブログでは表記していますが、スズキではサイドケースと呼称し、そのほかにはパニアケースと呼ぶ方も多くいらっしゃいますね。モーターサイクルの世界ではパニアケースと呼んでもいいのでしょうが、自転車の世界にどっぷりはまっている私には不自然な響きがしていまして。

それは自転車のバッグ製造会社、オーストリッチの商品群を見ていただけるとわかりやすいのですが、
自転車の世界では伝統的に左右に荷物を振り分け、上部が繋がっていてリアキャリアにかけて使うものがパニアバッグ、左右に荷物を振り分けるのは一緒ですが、左右で独立していてそれぞれを専用キャリアにつけるものをサイドバッグと分類しています。

パニアの語源はラクダ、馬、ロバの背に乗せる左右対のかごだそうで、まあそういう意味では繋がっていても繋がっていなくてもパニアで間違ってはいないのでしょけどね。

私がサイドボックスと表記している理由は、購入した販売店のサイトでサイドボックスとしていたのでそれに倣っていたのですが、今後変更しようと思っています。いずれフルパニア(スズキはスリーケースと称している)化する際に、リアキャリアに付ける箱をトップボックスとはあまり聞かないですよね。ボックスと呼ぶならむしろリアボックスという場合が多いみたい。トップパニアというのは明らかに間違った表記だし、やはりトップケースとしたいところ。

トップがケースならサイドもケースとした方がよさそうだし、スズキ車に乗るなら一番すっきりするのはやはりメーカー呼称でもあるサイドケースとすること、なので次からはサイドケースにいたします。

さて、その後の中華サイドケースですが、長く使えるようにとコーティングを色々と施しましす。でも、その前に。

フロント側には白色の反射テープを張りましたが、リア側の被視認性能はさらに重要になります。後続車両に車幅がきちんと伝わらないと、車線半身で追い抜きをかけられたり、ぎりぎりをすり抜けていくライダーがいたりするときに引っ掛けられかねないと思うのです。特に夜間はしっかりと認識してもらいたいところです。

かといってこれはなあ。後ろは赤であってほしいからな。白い反射材に光を通す赤が乗っかっているだけだからね。それとデザイン的にも何か好きになれません。せっかくつけていただいた物ではありますが。
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ホームセンターへ行ってリフレクター類を買いそろえました。エーモンブランドですが、中身はCATEYEでした。
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どこに貼ったら違和感なくできるかな?縦にして上部にしてみたり、一番下ど真ん中などいろいろ置いてみましたが、やはりここかなあ。
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右はマフラーの逃げのある、カットアウトデザインです。つまり左右非対称なのです。ですから左右のバランスも考えないとね。でも、やはりここがいいみたいだね。
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裏紙をはがし、貼り付けます。さらに、45度前を向いている面の一番前側に立体になっている反射プロテクターを張り付けました。ここなら後ろから見れば一番外側になるし、角をぶつけた時の保護にもなるかもしれません。
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インナーを取り除いたら箱の内側にシールコートを吹き付け、プラスチックにはスーパークレポリメイト、パッキンにはラバープロテクタント、そして最後に本体とふたの外側はスーパーウォーターでガラス系コーティングを施しました。
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それぞれの乾燥時間、硬化時間を考えて順番に作業しました。終了後、しばらく放置してから物置にしまい、完全硬化を待ちます。

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「納車は月末になってしまいそうです。」
もう月末なんですが、まだ納車されておりません。明日か?いや、明日は水曜日、定休日だあ!

ETC設置のキャンペーンは今日で終了。1万円の補助受け損ねた~。あれ、今度は千葉県で補助事業開始?それならまあいいか。










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まだ納車の目途が立っていない私のV-Strom650ですが。

車両を注文したその日に購入した、中古のヘプコアンドベッカーのエンジンガードがあるので、それに合わせたエンジンガードバッグを作ろうと考えています。材料は帆布、サイズは小さめで上側の5角形に囲まれた部分に収まる程度の物を考えています。
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ペイントで描いてみました。まあこんな感じかな?
タイトルなし

現在設計と材料集めに取り掛かっています。もう月末もいいところ、30日です。まだ納車の声がかかりません。明日はどうなんでしょうか?ETCキャンペーンは明日で終了だからなあ。





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ヘルメットを被ったまま水分補給をする必要がある夏のツーリングの為、今夏購入したコミネのシステムヘルメット、HK-171が思いのほか使い心地が良く、夏だけでなくこれからのシーズンも使うことにしました。長距離、特に高速に乗る時間が長いならやはり軽量かつ静粛性の高いOGKエアロブレードVを使いますが、そうでなければやはりチンガードが開く便利さ、圧迫感は少ないけどフィットする被り心地(スポンジ等で調整はしましたが)、エアロブレードにわずかに劣る程度の静粛性など、こちらも積極的に使いたくなります。
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しかし、大きな問題点もあります。それはオプションでもピンロックシートがないのです。やはり気温が低くなってくるとどうしても曇ってしまいます。現状曇り止めコーティングをシールド内側に施してはいますが、これからの季節では限界は早く来てしまうでしょう。どうする家康?

で、色々考えた結果、ウインズの防曇シート、FOGWINを購入してみようと2りんかんに行ってみました。通販で購入しない理由は、サンプルでサイズの確認をしたいからです。サイズはなるべく大きい方がいいわけで、かといってはみ出しては使えません。

入ってすぐ、まずはセールワゴンをのぞきます。ん、これは!
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山城の防曇シート、EXTRA TACです。FOGWIN以外にも防曇シートってあったんですね。フォグウインとどっち買う?

そりゃこっちでしょう。山城は本社が足立区西新井ですからね。まあ選んだ理由はそこじゃないですが。
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製品を取り出し、説明書を読みます。まずは薄めた中性洗剤でシールドの内側を拭くからですね。
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残りがないように、しっかりと拭き取ります。
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防曇シートをシールドに当ててみます。うん、ちゃんと使えるサイズだね。むしろ小さいくらいだ。
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位置に当てたまま、ずれないように粘着面の保護シートをはがします。
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シールドをヘルメットに戻し、シールドの開け閉めをしてみました。シールドを上げる時上側がシールドのストリップに引っ掛かります。もう少し下げてみるか。
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確認して位置の調整が済んだら、保護シートをはがします。
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これで完成。
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結果は良好でした。昨日山のMochiさん宅へLEAD125で行きましたが、試しにこれをかぶっていきました。上は視覚に入りますがどうせ空なので気になりませんが、左右の端は見えています。眼球を前に向けたままさらにその奥のシールドの端からも見ることができます。つまりは左右に短すぎ?汎用品だから仕方がないかな。でも、曇り止め作用はさすがです。シートの張られていない下の部分は息で曇りました。また、ピンロックシートと違って粘着でくっつけるのでより完璧な気密を保てそうです。

これでHK‐171も寒冷な環境でも安全に使えるようになりました。今度のキャンプツーリングはどっち被っていこうかな。

防曇って、読めますか?ボウドンと読みます。言葉自体知らなかった~。







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まずは朝、謝罪から始まります。Amazonで注文していたクロスカブ用アクセサリー電源用ハーネスが本日到着するので、それが来たら山のMochiさん宅へ直行、作業をする段取りでした。ところが!昨日はいつになっても発送済みにならず、今日になってようやく発送、到着は予定より一日遅れの今日か明日とされてしまいました。

どうしようかしばらく悩みましたが、いや行っちゃおう、今日はまた自作カプラー端子で済ませて、ハーネスが来たら交換すればいいからね。申し訳ございません、ハーネスがないです。でも行きます!

何があったか詳しく書くと赤い男爵の悪口が出てしまうので簡潔に記すと、クロスカブにドラレコとUSB電源付きスマホホルダーを設置しましたが、その直後くらいにバッテリー上がりを起こしてしまいました。で、赤男爵様にご相談。さすがロードサービスを売りにしている男爵ですからすぐさま来ましたが、私がつけたドラレコを見て、
「キーをオフにしても電源が切れません。これが原因です。」
と言って何もせず帰ってしまったそうです。おいおい、ドラレコは内臓バッテリーで3秒間だけついているんだよ。アクセサリー電源だけで駆動していてバッ直なんて何一つ引いてないぞ。

とにかく見てもらわないことにはどうしようもないので、いったん付けた電装品をすべて外しました。そして再びロードサービスを申し込み、今度こそ持っていきました。で、修理完了で戻ってきたのですが、原因がバッテリー端子のねじのゆるみだったと言っていたそうで、まあ私のせい?ま、悪口は書かないことしたいのでこの辺にしておきまして、とにかく「直った」とプロがいうのでそれを信じることにして、外した電装品を戻しました。

そのまま戻すなら猿でもできるわけで、その間いろいろと調べました。クロスカブのアクセサリー電源はわずか3Aしかないようで、USB電源だけでも最大2.5A(ただし、これが出力の5V2.5Aなのか入力の12V2.5Aなのか記述がありませんが)消費するので余裕があまりないのです。また、車両の余剰電力があまりないようでUSB電源を使いっぱなしだと足りなくなる恐れもあるかもしれません。で、今回低電圧状態になると給電を自動で止める機能の付いたキジマのUSB電源を新たに設置しました。下のこれです。


アクセサリー電源からの電気でリレーを駆動し、バッテリーから直接USB電源、ドラレコに給電することにしました。カウルに入れる部品もケーブルも増えるので、シートから前側のカウルはすべて外して作業しました。また、前回の時左に傾いてつけていたドラレコ本体をまっすぐに、外回しだったドラレコケーブルをコラムに沿わせてすべて中通しにしました。やはり2回目になると工夫が進みます。

ギボシメス端子を加工してカプラーから電気をもらってきましたが、ここは次に来た時には専用のハーネスに交換します。カウルを戻し、エンジン始動で確認。完璧じゃないですか。

最後にハンドルにチョイノリ純正ヘルメットホルダーを設置したら作業完了。

帰り道、ラビットの隣に停めてダイソーで買い物。フロントサスが独特ですね。
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お昼ご飯を食べたら、今日のブログネタに取り掛かります。サイドボックスに開き止めをつけるのです。

サイドボックス(サイドケース、パニアケース)に限らず、トップケースにも開き止めがついていたり、オプションであったりしますが、残念ながら私の無印中華サイドボックスには一切ございません。

ヒンジがプラスチック製だし、荷重をかけすぎないようにしたいので開き止めは必須だよね。
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その開き止め、オプションを買うと結構いい値段がします。


これ買う必要ある?だってこんなのタダで作れそうじゃん。まずは交換して捨てるばかりとなった自転車の使い古しステンレスシフトワイヤーを探し出します。そこに丸形圧着端子を圧着し、あとはドリルビスで適当なところにくっつければ完成。そんなに簡単にいくかな?
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簡単にできちゃいましたね。
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ふたを閉めるときも自然に箱の中に入るようになりました。ふたを閉めても端子は回るので普通に締められました。
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奥が開き止め設置、手前はまだつけていない方です。角度でこれだけ手前で止まるようにしてみました。
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ワイヤーの長さを同じにして、同じ場所に支点を取りました。開き止めは車両側だけですが、ふたの幅が狭いので片側だけでもいいかな。
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サイドボックスにはもうひとネタ、ダイソーで買ってきた反射シールを張り付けました。
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前側の外側、上につけました。後ろはリフレクターを張り付けようかと思っております。
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今月ももう28日です。そろそろ納車になっていると思っていたんだけどなあ。まだでした。



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普通なら5分で終わる仕事です。

サイドボックスキャリアに固定用の受けを取り付けるだけですからね。ただし、調節範囲があるので最適な位置で固定する必要があります。4㎜六角レンチと10㎜頭のゆるみ止め付きナット2セットで固定するだけ、しかも左右で2つしかありません。また、付け外しが固めのわけはボックス側の取り付け金具が切断しっぱなしで切断面がガサガサしているからのようです。軽く紙やすりをかけたらスムーズ且つしっかりと留められるようになりました。

こんな風にね。片方のねじはゆるみ止めのついていないナットを使用し、調整したのちゆるみ止めのナットで締め付け、ゆるみ止めのついてないナットを外して緩み止め付きナットに換装します。ゆるみ止め付きは仮固定の時に調整が面倒だし、ゆるみ止めは何回も付け外しするのはよくないからです。
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とりあえずめいっぱい出してつけてみました。うん、留められるね。ちょっと固いけど。金具がずいぶんしなります。
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外そうとしてリリースボタンを押してびっくり、パチーンと勢いよくロックが解除されました。
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バックルの拡大写真です。リリースボタンを押すと緑の矢印が示す爪が写真の上に向かって動き、赤い矢印が差す部分から抜けて解放できるようになるのです。このリリースボタンだけで解放されてしまうということは、バックル自体にストレスをかけずこの小さい爪にその荷を負わせていることになります。
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なぜそうなるのか?つまりは下の写真のように、緑の軸(右は軸受け)を結ぶ線より青い矢印の軸が上の方に来なければいけないのです。
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でも、その位置にするとバックルがかけられません。何回もやり直しているので固定のねじは両方ともゆるみ止めなしの物に変えました。
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かけられる位置にするとバックルでは固定できなくなり、リリースボタンの爪だけに負荷がかかります。
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つまりこれはあれだな、要はこの金具が反対方向に曲げられているのが原因でしょう。上の写真でも、金具に線が入ってバックルの反対側に曲げられているのがわかると思います。万力で挟み、軸受けにドライバーの軸を入れてその軸を両側からバールなどでこじって曲げなおしました。

何回かやってこれくらいがちょうどよい感じでした。
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おお、ちゃんと留まるじゃん。何度もやり直せるように、片側のねじは逆サイドから入れて固定しました。これなら六角レンチがかけられて裏はスパナが使え、緩め、締めができるんですよね。最初からこうすればよかった。しっかりと締めたら片側ずつ正規の物に正しい方向から交換しました。裏側から締めるとロックの意味をなさなくなりますからね。
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もちろん、リリースボタンを押しただけでは解放されません。
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右サイドは金具の形が違うせいか、最初からまあまあの感触でさらに細かく調整して万全になりました。やはり応力が強くかかりすぎているとバックルの可動部も痛めるし、特にリリースボタンの故障を引き起こしてしまいますからね。

結局1時間ほど時間を使ってしまいました。あとはこのキャリアが車両に素直につくかだな。勇気ある戦いはまだまだ続きます。スズキさん、まだですか~。もう月末ですよ~~。





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