モーターサイクルツーリンググループのラインでチャットをしていた時のこと。
Nチェブさん、
「自転車一台組んでみたいんですよね。」
と夢語り。しかしそれはいつかそういう日が来るといいな、程度の思いだったような感じです。しかし、チャットの相手が悪かったのです。そう呟いてしまったのが運の尽き。なにしろその相手が私と九太郎さんだったから。
「要らないパナのアルミフレームあるよ。」
「コンポ一通りそろっているよ。5500系。」
「ホイールあるよ。」
「レーサーパンツあるよ。」
私も負けじと返していきます。
「ドロップバーもフラットバーもあるよ。」
「タイヤチューブ、ワイヤーあるよ。」
「サドルあるよ。」
「俺も余っているホイールあるよ。」
「スクエアテーパーのBBとクランク、チェーンリングあるよ。」
「未使用ボトルあるよ。ケージもあるよ。」
「未使用ジャージあるよ。」
そして日程を決め、「組みたい」本人をやや置いてけぼり加減で話は進みました。私たちにすれば、自転車仲間が増えること、断捨離が進むことで非常に嬉しかったのです。
それぞれのご自宅へ迎えに行き、朝9時作業開始です。メンテスタンドにフレームを固定し、私はフレームにプレクサスコーティングとヘッドパーツのグリスアップをします。その間二人にはズノウトリオニックから部品を外して洗浄、摺動部へメンテルーブ差しを行ってもらいました。
軽く3台は組める部品が集結しています。ステムの長さ、角度はこれだけあればぴったりにできることでしょう。
午後から雨と言う予報ですから、屋根の下で作業します。
塗装状態も良く非常に程度の良いフレームでした。
この自転車唯一のデュラエースブランド、デュラグリスをたっぷりと使用します。
しかし、フロントフォークに問題発生。換装していたカーボンフォークはフロントブレーキアーチにロングナットが必要なことが判明。それなら、もともとついていたアルミフォークに交換するか。
ヘッドパーツの下ワンを外し、スライドハンマーで元のフォークに叩き込むのですが、まあいろいろあって(スライドフォークなどの)裏技を使用しましたが、なんとかなったようです。ふう。
二人にはカセットスプロケットと前後それぞれのホイールにタイヤ、チューブを付けてもらっている間に磨かれたコンポを組付けて行きます。
ホイールがしあがったら後輪を入れ、ワイヤーをセットします。が、手持ちのシフトワイヤーの長さが短いという不思議が発生。いや大丈夫、新品3本あるから。え、全部全く同じ長さじゃん!これ確かアウターとのセットで買ったやつだったけど、何だったっけかな。もしかしてアウターが完成車用に最初からカットされている販売店向けのセットだったのかも。即売会でずいぶん前に買った物の残りだったようです。いや参ったなあ。リアは何とかなったので、フロントは後で自転車屋に行くしかないな。
ここでお昼ごはんにしましょう。昼は隣のうどん屋で出前を取りました。最初はバーベキューなんてことも考えたのですが、どう考えても手が機械油まみれになるのでやめておきました。衛生的に良くないからね。食事の間は1989年ツールドフランスのDVDを鑑賞。
午後の部開始。リアシフター調整中。
とりあえず完成。
これをローラー台に乗せます。
それじゃあ、軽く漕いでみて。
体がなじんできたら、サドル高さ、前後を数回に分けて調整していきます。シートチューブが立ち気味のフレームなので、どうしてもサドルの後退量が不足します。そこでサドルを九太郎さんお持ちのアリオネに交換。目いっぱい引くと膝皿裏の垂線がペダル中央を通るようにできました。そこでまた高さの調節。
完璧でしょう、これ!
チャットでは、
「余っているビンディングシューズあるよ。」
「SPDペダルあるよ。」
とやっていましたが、まず最初はアップシューズでいいでしょう。乗り慣れたら次のステップという事にね。
午後から雨と言う予報でしたが、短時間なら大丈夫そう。シェイクダウンに行ってみるか。
桜満開までもうちょっと!
初めて乗るロードバイクにしては様になっておりますね。
ポジションもなかなかいい感じ。ただ、本人からはちょっとブレーキブラケットが遠めという感想。
市川正敏師匠の出したポジションと比べてみました。九太郎さんはやはり乗り慣れていますね。
ちょっとひと休み。
帰ったら、自転車屋に行ってワイヤーとフロアポンプを購入してもらいました。あとチューブ。
帰宅後、二人にステムを90㎜の物への交換作業をお願いし、その間に私は工具などの片づけをします。
サドルバッグも余っているのであげます。これが今回の一応の完成形。
そして輪行の手順を解説し、これまた余剰となっているオーストリッチL100を差し上げました。そのまま車載してご自宅へ。
いつかコロナが開けたら、サイクリング大会とか、耐久レースとか、気軽に参加できるイベントに一緒に出たいなあ。と願っているのは私と九太郎さん。ロードバイクは乗り込むとポジションも装備も変わってくるのが普通ですから、この先どうなっていくのか楽しみでもあります。いや、思い切りはまると乗り換えだって普通ですよね。
※このバイク、持て余すようならごめんなさい。遠慮なくヤフオクかメルカリにでも出品してください。
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Nチェブさん、
「自転車一台組んでみたいんですよね。」
と夢語り。しかしそれはいつかそういう日が来るといいな、程度の思いだったような感じです。しかし、チャットの相手が悪かったのです。そう呟いてしまったのが運の尽き。なにしろその相手が私と九太郎さんだったから。
「要らないパナのアルミフレームあるよ。」
「コンポ一通りそろっているよ。5500系。」
「ホイールあるよ。」
「レーサーパンツあるよ。」
私も負けじと返していきます。
「ドロップバーもフラットバーもあるよ。」
「タイヤチューブ、ワイヤーあるよ。」
「サドルあるよ。」
「俺も余っているホイールあるよ。」
「スクエアテーパーのBBとクランク、チェーンリングあるよ。」
「未使用ボトルあるよ。ケージもあるよ。」
「未使用ジャージあるよ。」
そして日程を決め、「組みたい」本人をやや置いてけぼり加減で話は進みました。私たちにすれば、自転車仲間が増えること、断捨離が進むことで非常に嬉しかったのです。
それぞれのご自宅へ迎えに行き、朝9時作業開始です。メンテスタンドにフレームを固定し、私はフレームにプレクサスコーティングとヘッドパーツのグリスアップをします。その間二人にはズノウトリオニックから部品を外して洗浄、摺動部へメンテルーブ差しを行ってもらいました。
軽く3台は組める部品が集結しています。ステムの長さ、角度はこれだけあればぴったりにできることでしょう。
午後から雨と言う予報ですから、屋根の下で作業します。
塗装状態も良く非常に程度の良いフレームでした。
この自転車唯一のデュラエースブランド、デュラグリスをたっぷりと使用します。
しかし、フロントフォークに問題発生。換装していたカーボンフォークはフロントブレーキアーチにロングナットが必要なことが判明。それなら、もともとついていたアルミフォークに交換するか。
ヘッドパーツの下ワンを外し、スライドハンマーで元のフォークに叩き込むのですが、まあいろいろあって(スライドフォークなどの)裏技を使用しましたが、なんとかなったようです。ふう。
二人にはカセットスプロケットと前後それぞれのホイールにタイヤ、チューブを付けてもらっている間に磨かれたコンポを組付けて行きます。
ホイールがしあがったら後輪を入れ、ワイヤーをセットします。が、手持ちのシフトワイヤーの長さが短いという不思議が発生。いや大丈夫、新品3本あるから。え、全部全く同じ長さじゃん!これ確かアウターとのセットで買ったやつだったけど、何だったっけかな。もしかしてアウターが完成車用に最初からカットされている販売店向けのセットだったのかも。即売会でずいぶん前に買った物の残りだったようです。いや参ったなあ。リアは何とかなったので、フロントは後で自転車屋に行くしかないな。
ここでお昼ごはんにしましょう。昼は隣のうどん屋で出前を取りました。最初はバーベキューなんてことも考えたのですが、どう考えても手が機械油まみれになるのでやめておきました。衛生的に良くないからね。食事の間は1989年ツールドフランスのDVDを鑑賞。
午後の部開始。リアシフター調整中。
とりあえず完成。
これをローラー台に乗せます。
それじゃあ、軽く漕いでみて。
体がなじんできたら、サドル高さ、前後を数回に分けて調整していきます。シートチューブが立ち気味のフレームなので、どうしてもサドルの後退量が不足します。そこでサドルを九太郎さんお持ちのアリオネに交換。目いっぱい引くと膝皿裏の垂線がペダル中央を通るようにできました。そこでまた高さの調節。
完璧でしょう、これ!
チャットでは、
「余っているビンディングシューズあるよ。」
「SPDペダルあるよ。」
とやっていましたが、まず最初はアップシューズでいいでしょう。乗り慣れたら次のステップという事にね。
午後から雨と言う予報でしたが、短時間なら大丈夫そう。シェイクダウンに行ってみるか。
桜満開までもうちょっと!
初めて乗るロードバイクにしては様になっておりますね。
ポジションもなかなかいい感じ。ただ、本人からはちょっとブレーキブラケットが遠めという感想。
市川正敏師匠の出したポジションと比べてみました。九太郎さんはやはり乗り慣れていますね。
ちょっとひと休み。
帰ったら、自転車屋に行ってワイヤーとフロアポンプを購入してもらいました。あとチューブ。
帰宅後、二人にステムを90㎜の物への交換作業をお願いし、その間に私は工具などの片づけをします。
サドルバッグも余っているのであげます。これが今回の一応の完成形。
そして輪行の手順を解説し、これまた余剰となっているオーストリッチL100を差し上げました。そのまま車載してご自宅へ。
いつかコロナが開けたら、サイクリング大会とか、耐久レースとか、気軽に参加できるイベントに一緒に出たいなあ。と願っているのは私と九太郎さん。ロードバイクは乗り込むとポジションも装備も変わってくるのが普通ですから、この先どうなっていくのか楽しみでもあります。いや、思い切りはまると乗り換えだって普通ですよね。
※このバイク、持て余すようならごめんなさい。遠慮なくヤフオクかメルカリにでも出品してください。
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