三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2020年04月

昨日の続きの作業です。今日は完成させましょう。裏地を縫います。裏地は青白なので、白い糸がいいですね。ボビンはジャノメとサイズが違うので、巻きなおします。あれ、もう糸がないぞ。
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一旦糸巻きへ巻き戻してボビン半分くらいにしました。それほどは使わないのでなんとかなるでしょう。

裏地を縫い上げたら、内ポケットを作ります。これも青いバイアステープがあったのでそれを使おうと思っていたのですが、ミニサイズだからと高をくくっていたらそれでも長さが不足、余っているのはこの赤チェックだけでした。仕方がありません。色の調和は取れないかもしれませんが、ま、アクセントという事にしましょう。
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裏地を本体に縫い付けたら、返し口から返していきます。
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そして周囲を縫うのですが、ここでちょっと小技を利かてせました。上糸にはオレンジ系の糸を、下糸に白糸をしようして裏では糸が目立たないようにしてみました。
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返し口にミシン掛けすれば、完成です。

今回のバッグをちょっと紹介します。表のポケットには小さめだったらスマホが入ります。ポケットにはミシンで描いた魚が付いています。上端は波をイメージしてスカラップを使用して波型にしてみました。
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裏地は青白チェック、実は昨年作ったバッグの裏地の残り生地です。内ポケットは青バイアスが短かったのでアクセントカラーで赤を使いました。
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500mℓペットボトルが2本、すっぽりと入るサイズです。明日、仕事で大変お世話になっている同僚へ差し入れとしてこのバッグと共にお渡しします。
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寸法図です。
2号寸法図



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今日は公休です。何しようかな、と悩むことはなくやるべきこととやりたいことはもう決まっているのです。やるべきことはとっとと済ませます。次はやりたいこと、すなわちミシンで遊ぶのです。

まずは材料を調べて何ができるのかを検討します。買い置きの生地は端切ればっかりだし、それさえも使った残りだったりするので大物は作れそうもありません。背負いベルトはあるし、25ℓ位のザックなら作れるかな~。
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設計図を書いてみましたが、ザックを作るとなるとやはり材料の買い足しは必要です。このご時世ですから、無理せず有る物で済ませられるものにしておきますか。500mℓペットボトル2本が入るミニトートバッグにしよう。

そうそう、前回ミシンでお絵かきが失敗だったので、いくつかの方法を試してみました。そして何とかできそうという所で、今回の作品に取り入れることにしてみました。

送り歯を下げ、ジグザグの幅を狭めに調節して下絵に沿って手動で生地を動かして絵を描いていきます。
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ジャガーからお絵描き専用ミシンが発売されていて、ペダルの踏み加減でジグザグの幅を調節できるのですが凝った作品でなければ工夫次第で何とかなる物です。ちなみに、ジャガーの製品はその名もOEKAKIです。

絵が描き終わったら、設計図に合わせて部品を縫い付けて行きます。
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段々真っすぐに縫えるようになってきました。でも正直、まだまだだなあ。
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今日はここまで。裏地は明日にでも。
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設計通り、ペットボトルはちょうど2本入りました。
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巣ごもり生活も長くなってきました。仕事にはもちろん行きますが、それ以外はほぼ自宅で過ごしています。今日も一日自宅からは一歩も外へ出ることなく終わりました。でも、退屈なんてしていませんよ。これ作るのに熱中していましたから。
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端切れ帆布と古ジーンズから作った、ファスナー蓋付き背負えるトートバッグです。

4月16日から作り始めました。設計の前にまずは材料の確認です。買い物には行かずに済むように、ある物を確認してそれに合わせて設計するのです。
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A4の書類が入ること、蓋が付いて荷物がこぼれないこと、財布やスマホが入れられること、手持ち、肩掛け、それに背負えればなお結構。あとはミシンの機能を色々試せるように、ボタンも使いないですね。
主に参考にしたのはユザワヤの動画で紹介されていたトートバッグですが、それだと生地が足りないので違う製法を考えて設計しました。

それと、ミシンでお絵かきもしてみようと思い、ジーンズのポケットをはがしてそれをキャンバスとしてみました。うまく行けば外側に、うまく行かなければ内側に付けましょう。
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設計図に沿って布を切っていきます。端切れとして売っていた生地ですし、他で使った残りでもあるので長さもそれほどありません。また幅が285㎜しかないので、マチの部分は生地の残りで作ることにしました。
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接着芯を貼っていきます。この接着芯も以前作ったトートバッグの残りですから、一枚物が取れずに底の部分で継ぐことになりました。
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わになる部分に印をつけます。
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ここへ合成皮革を貼り付けます。切り返しになる部分です。合皮なのは残念ですが、本物の皮ではミシンが縫えないかもしれないし、買いに行かないとそもそもないからこの際これでいいことにしましょう。
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切断面を折って縫い付けます。
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さあいよいよミシン掛けです。滑らかに、そして力強く縫えます。いいね、このミシン。
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アウトサイドポケットはジーンズの端切れから作りました。
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部品を付けて行きます。ベルトの一番上の部分はかん止めをしました。自動でかん止めができるので、試してみたかったからです。もちろん、強度の点でもやった方がいいのです。
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なかなかきれいにできますね。
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蓋にはボタンホールを開けます。ボタンをセットすると、自動でそのボタンに丁度良い大きさのボタンホールを開けてくれます。メス幅の調節は広めにしてみました。
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ぴったりのサイズのボタンホールができました。
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蓋には飾り縫いを入れてみました。もうちょっとデザインを考えてからやればよかったな。
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合皮の切り返しを縫い付けます。センターをしっかり出してからクリップで留めます。
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切り返しを縫い付けたら、側面を付けて行きます。
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縫い合わせ面はあんまりきれいじゃないなあ。何がいけなかったんだろう。
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それと問題発生、ポケットの位置が上過ぎて下側に隙間ができています。2重になっているので荷物がこぼれることはないのですが、見た目は良くありません。また、糸がほつれていくことでしょう。設計では十分だったはずなのですが、切り返しの合皮が外側だったのでやや低めになってしまったのが原因のようです。
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一旦糸を切って目隠しの合皮を追加しました。縫い目が汚くなったのはこの作業があったからです。
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外側はほぼできました。これに背負えるようにD環とフックをつけます。
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D環やフックは手持ちの物を利用しました。おあつらえ向きのベルトはコミネのウエストバッグの付属品です。
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フックは背負いベルトを付けるのにも、何かをぶら下げるのにも使えるようにこの向きに付けてみました。
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ファスナー付きの蓋はジーンズから切り出します。サイズ的にはギリギリですので、失敗は許されません。
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ユザワヤの動画にしたがって、上側には接着芯を貼り付けました。けっこう固くなりました。
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両側付けて、ファスナータブを付ければ蓋は完成です。
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裏地も端切れとして売っていた生地ですが、こちらはたっぷりしているので一枚物で十分作成できました。欲を言えば外側に会う色合いが欲しい所ですが、買い物自粛中の生活ではこれを使うしか他に道はないのです。
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サイズを見ながら裏地を作成していきます。
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せっかくなので、ファスナーポケットを付けましょう。長さはいいのですが、色合いが違い過ぎるきらいはありますね。でもこのご時世、ある物を利用することがいいのです。
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生地が柔らかいのでなかなか真っすぐに縫えなかったのですが、開閉は何とかできるように付けられました。ポケットは横幅いっぱいに少し足りない程度にしました。
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反対側にはポケットを付けます。お絵描きはこの様ですから、内側にそっと付けることにしました。
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このミシンの縁かがりはなかなかにきれいにできます。
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センターの印を合わせて、慎重にミシン掛けします。ミシン目がまっすぐになかなかなりませんが、まあ最初はそんなものでしょう。片側は上下の部分だけミシン掛けをして、返し口を開けておきます。
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裏地にマチを付けます。角を落とます。
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裏返した本体へ、裏返しに裏地を入れます。
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センターをしっかり合わせて、縫い付けて行きます。
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返し口から返していきますよ。
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返し口が小さすぎだったか!ちょっと縫い目が破れてしまいました。まあいいさ、どうせ縫うんだからね。
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底板を入れましょう。養生材から切り出して、返し口から中に入れます。
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返し口を縫います。もう中へのアクセスは不能になります。
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最後に口の部分を折り返してミシン掛けします。これで完成です。設計から今日まで丁度1週間かかりました。
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完成しましたので、細部を見ていきましょう。ここはスマホポケットです。
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後ろから。D環とフックが付けられています。そこへベルトを付けると背負うことができるようになります。
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上からです。
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ファスナーを開いてアクセスします。背側にはファスナーポケットが、表側にはジーンズの尻ポケットが付けられています。魚の刺繍入りですが人様に見せられる品質ではありませんからここへひっそと。
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背負ってみました。
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尻ポケットには財布が、ファスナーポケットには背負いベルトが入れられます。
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もちろん、A4の書類は十分に入れられます。
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完成したので、ミシンを仕舞おうとしたら妻からマスクも作って、と言われました。仕方がないなあ、今はやっているというデニム生地で外側を、内側は象さんガーゼで作りました。穿き古しのジーンズですから、ポケットの跡がついていたりしますがまあそれもデザインと割り切ればいいかな。
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巣ごもりでもやることはたくさんあるのですが、気分的に晴れません。とにかく早い所コロナウイルスの終息宣言を聞きたいものです。

外出できない!

しかし、探せばそれなりに幸せは見つかる物です。私の場合ジャノメのミシンがあるのでそれで何か作りましょう。

「今マスク足りなくてどこに家でも手作りしているんだよ。ミシン返してきなさいよ。向こうは必要でも返せって言いにくいんだから。」

と妻。そう、私の主力ミシンはママ友でもあり、私の中学の同級生でもある女性から借りっぱなしになっている物なのです。え、これ返すのか。なんだか名残惜しいなあ。何しろ使いやすいし、丈夫で厚物縫ってもびくともしない強度があるからなあ。しかし妻のいう事は分かるので、返却してきました。

さて、それならミシンは買うか。何がいい?今まで使っていたジャノメミシンがなかなか良かったので、それのもうちょっとグレードの高いやつ買うかな。それにジャノメは家庭用ミシンのシェアは日本、世界共に1位だそうで、丈夫で長持ち、縫い目が綺麗という評判を得ているようです。

調べると困ったことが一つ、ジャノメだけでもものすごいラインナップがあり、違いがよくわかりません。そこで、私に必要な機能を備えている物を探すことにしました。

絶対欲しい機能は1厚物縫い 2押さえ圧調節 3自動糸調子 ですね。それに重量があってしっかりした製品であることと、大物も縫う可能性があるのでフルサイズであること。

ジャノメのミシンは人気があるのでしょうか、残念なことに欲しい型番は在庫切れになっていました。コロナ対策や巣ごもり生活で現在ミシンを買う人が増えていると聞いていましたが、影響が出てきているのかもしれません。

じゃあある物でいいや。ん、JUKIなら在庫があるな。ジャノメにこだわらなくてもいいかな。JUKIに欲しい機能を入れ込むと、ちょっと値段は高くなってしまいますが、この際だから買っちゃえ。

で、待つこと1週間。昨日到着いたしました。
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買ったのはタイトルの通り、HZL-F400JP エクシードドレスメイクです。早速開梱してみました。
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ペダルや説明書、それにその他の付属品なども仕舞えるハードケースが付いています。これは便利ですね。
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説明書はあまり厚さがないのにがっかり、でも必要なことは書かれているかな。DVDも付いているのはいいですね。文字やイラストでは理解が難しいことも映像見ればわかりやすいかもしれません。実はまだ見ていないのですが。
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ハードケースを外してみました。なかなかかっこいいではないですか。JUKIミシンというと工業用というイメージが強い人も多いでしょうが、家庭用にはその雰囲気を引きずっていないようです。無骨なミシンも嫌いではないのですけどね。
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ボンネットを開けると上糸の取り回しとボビン巻き、蓋には縫い模様一覧が付けられていました。押さえには記号が刻印されており、この縫い方の時にはどの押さえを使用するのかがはっきりわかるようになっています。
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これがペダルです。踏み加減でスピードをコントロールできるのはもちろん、かかと側を踏むと上下の糸を切ることができます。
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ペダルの裏には接続ケーブルが巻き付けられています。しまう時にケーブルをいじめないで済むので、良い配慮だと思います。
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部品箱はただの箱にじゃらっといろいろなものが突っ込まれているわけではなく、きちんと整理して入れられるようになっています。これなら部品をなくす心配も少なくなることでしょう。
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部品箱の下にはボタンホール押さえが入っていました。すごい大きさですね。これがあると自動でセットしたボタンに丁度良いボタンホールを開けられるのです。
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早速使ってみましょう。電源ケーブルを引き出し、コンセントに差します。そしてスイッチオン!
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なには無くてもボビンに下糸を巻いておかなければなりません。説明書を読みながらセットし、回転を開始します。今まで使っていたミシンはどれもミシンの動力を使っていましたが、これは専用のモーターを使用していますので非常に静かで滑らかでした。また、回転軸を動かすのではなくストッパーの方が動く仕組みですから、最後の停止も滑らかでした。
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下糸をセットします。簡単かつ分かりやすい構造です。
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上糸をかけます。番号通りにかけていきます。7番目は隙間に挟み込みます。そして8番目はカッターになっていてここで糸を切ります。
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そして9番目はここ、このレバーを下まで押すのです。
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一発!で針に糸が通りました。これは素晴らしい!
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下糸を引き出した後、説明書通りに上下の糸10㎝ほどを向こう側へ揃えておきます。これで準備完了です。
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早速縫ってみましょう。ガーゼ生地を切り出し、塗っていきます。そっとペダルを踏むとゆっくりと動き出します。踏み込むと速度が滑らかに上がっていきます。ボックス送りのせいでしょうか、ガーゼ生地でも詰まることなく滑らかに進みます。
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縫い終わったら、糸切ボタンを押します。
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一旦針が下がり、ガチョンという音がします。そっと生地を抜いてみると、見事に糸が切れていました。これは面白い!そして便利ですね。
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縁かがりもしてみました。押さえをかがり用に交換します。3歩進んで2歩下がる方式できちんと縁かがりができました。
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次は糸を黄色に変えて模様縫いもしてみました。鼻の当たる部分にはプラスチックの針金、テクノロートを入れてあります。
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最後にゴムひもを通せば完成です。
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こんな感じです。
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後ろから見るとこんな感じにゴムがかかっています。実は私、マスクのゴムで耳が痛くなるタイプなので普通のマスクは使えないのです。いつもは紙テープや輪ゴムなので頭の後ろに回して使っているのですが、これならその必要はなくなります。
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さて、これから何作ろうかな。

ミシンのペダル修理のご依頼がありました。そのミシンはお母様の嫁いい道具だそうですので、大切な品物と思われます。慎重に作業をいたしましょう。

こちらのケーブルの導通が良くないとのこと。
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「母によれば、ここ部分を触ると動いたり止まったりするようです。」
のだそうです。なるほどね、確かに、ケーブルがそんな感じにヤレていますね。
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まずは分解します。Eリングを外してヒンジのシャフトを抜き取ります。
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ふんふん、これは簡単そうだね。要はケーブルを詰めればよいだけのようです。
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配線カバーを取ると中に抵抗器(かな?)がでてきました。ここに半田付けすればよいでしょう。
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まずは悪いと思われる部分のケーブルを切断します。
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ケーブルの根元はこの金具を外すととることができました。一つ一つ、手探りで分解方法を検討していきます。
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このケーブルグロメットというべきか、これからケーブルを抜き取ります。思った通りですが、かなり固かったです。
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何とか抜き取りに成功しました。次はここにケーブルを通します。
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つるつる剤(中性洗剤薄め液)を付けて、差し込めば簡単ではありませんが通すことができました。やっている最中に気がついた事、ケーブル切らずに引っ張ってから切断すればもっと簡単だったかも!でも後の祭りでした。
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ケーブルの先に抵抗器と丸形端子を半田付けして、元に戻します。そして導通のチェック。うん、踏み加減で抵抗が無限大から0まで連続して滑らかに変わることが確認できました。
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後はミシンに付けて動作確認をすれば完了なのですが、お持ちいただいたのはペダルのみなので最後の仕上げははオーナーさんにやっていただくことにいたしましょう。もしうまくいかなかったら、半田付けが取れてしまった可能性もありますね。それをやめて丸形端子を圧着してみますか。

ん、ホームセンターって、やっているの?

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