2020年3月26日
「朝一番で買い物済ませておいてね。もう米の在庫が少ないからそれも買っておいてね。」
妻はそう言い残して出勤していきました。できれば早立ちしておきたいし、夕方の買い物ラッシュ後に値引きとなった商品を買いたい私でしたが、前日の週末は不要不急の外出自粛報道もあったし、一応指示に従うことにしました。9時30分の開店を待ってすぐに買い出しを済ませ、(殺気立った数十人の開店待ちの行列と、山のような食品と相変わらずのトイレットペーパーをみんながぶら下げてレジに並ぶ姿を目の当たりにして、これはこれでエキサイティングな体験でしたが)何とか10時になる前にはCB250Fに火を入れることができました。
この時間から行ける場所と言えば、やはり筑波、しかし筑波山は人手が多いのでケーブルカーやロープウェイは感染の心配を感じています。そこで選んだのが、筑波山の連山となる宝篋山(ほうきょうさん)です。恥ずかしながら、この山の名前は知らなかったのですが、つくば市のサイトで案内図を見つけて興味を持ち、行ってみることにしました。早い話が、不動峠の南にある電波中継塔があるあの山です。
車両は平沢官衙のハイカー駐車場に停めました。ザックはもちろん、前日に入手したUTOBESTです。
コースはYAMAPのスクショを載せておきますが、この青い軌跡ルートを走りました。(登山後にスクショした画像です。)
11時52分、準備を整えたら、走り出します。まずは舗装路です。右の端に宝篋山の電波塔が見えていますね。
登りは山口コース1を使いました。道はやがて登りとなりますが、それでもまだアスファルト舗装です。
ようやく土の道になりました。走りやすい、トレラン向きの道ですね。
ただし、そこは筑波、石が多くて気をつけないとつまずいてしまうかもしれません。勢いだけで走ってはいけないでしょう。樹林の中の気持ちの良い道を登っていきます。
ようやくシングルトラックになってきました。対向者に注意して走りましょう。
沢の渡渉点です。小さい子供連れなら盛り上がるポイントでしょうか。危険な部分もないし、安心して連れてこれるでしょう。この日も親子で登っている姿を散見しました。
宝篋名水の名が消されています。飲めなくなったのかな?
日が当たるところではかなりの暑さを感じます。
山の上の方にも春が来ていました。この先で二つに分かれ、どちらでも山頂にたどり着くのですが、500mと短い方を選びました。長い方でも700mだったかな?
12時45分、山頂到着です。あちらこちらにベンチやテーブルがあるので、空いているところを借りて食事を摂ることにしました。
もちろんエタノールで消毒してから座ります。誰が座ったのかわからない椅子居座るのはリスクが高いですからね。そして手の消毒をしてからザックを開けました。
自家製おにぎりと菓子パンなどが本日のメニューです。UTOBESTは結構容量があるのでこれだけの物も追加で入れられることができました。パンは少々つぶれはいますが。
ゆっくりと食べたら、景色を眺めましょう。霞ヶ浦と土浦の街が良く見えました。
ここが山頂です。セルフシャッターで。
宝篋山の名前の由来となったのはこれということです。由来は下に書いてありました。
宝篋山頂より筑波山という看板がありますが、なるほどこれは良く見えます。
山頂にはこんな銅像が立っておりました。
手洗車というのもありました。名前は手洗でも、これを触った後には消毒です。
ずいぶん長く休みました。13時25分、山頂を後にしました。下るとすぐにバイオトイレに出くわしました。
道は二つに分かれ、左に行くと宝篋城跡を通れるルートでした。面白そうなので行ってみました。ここが城跡かな?
ここは!看板に空堀跡とあります。そして前には土塁が残っていますね。山の規模からして小さい城だと思うのですが、案外立派な土塁でした。
あれ、軽トラが登ってきましたよ。
非常に複雑に分岐していますから、地図は必携です。昭文社の山と高原地図では圏外になっていまうから、つくば市のサイトから案内図を印刷してきた方が良いでしょう。
尖浅間山に向かいます。
尖、と付きますがあまり尖ってはいませんね。この上かな?
尖浅間到着です。眺望もほぼなく、通過点でしかありませんが面白い形の岩はありました。
そこからの下り坂は長長坂と名付けられています。なるほど長いですね。でも走っちゃうと案外あっという間ですが。
さて、ここで純平歩道に入りますが、その前にもうちょっと道を下りましょう。
地図にかかれていたくずしろの滝を見ていきたかったのです。っておい、これかい。
純平ってどなたか存じませんが、よく作ったものです。トラバースして北に向かう歩きやすい道です。あれ、通行止め?いやいや、地図に載っている道ではないですね。かつて使われていたのかもしれませんが。
極楽寺コース分岐点前まで来ました。ここもすっかり春色に染まっていますね。
花越しに見る春霞の遠景もいい物です。
この分岐にあるのはワニ岩と、
ニコニコ岩です。
純平歩道もいよいよ終わり、小田城コースに当たります。ここで山頂方面へ登っていきます。
疲れもたまってきているので、結構こたえる登りでした。
きつい登りです。ここでかつ丼食べると吐きそうです。それもそのはず、七曲でした。太陽にほえろを知らない若い人には意味わからないだろうなあ。
奇岩はあちらこちらにありますね。
奇岩はコース上にも。あの岩の隙間を行きます。
山頂まで300mまで来ましたが、山頂はもう登っているのでそちらには行かずに平沢官衙方面に繋がる山口コース2方面へと入ります。
いくつもある宝篋山のルートですが、ややマイナーなのでしょうか、人通りがぱったりと止みました。
山口コース2と新寺コースの分岐です。新寺コースを歩いてみましょう。いや、走ってだったな。
このルートは今までとは違って踏み跡程度の道になっている部分がありました。
屋根が見えてきましたよ。車道までもうすぐです。
さあ、後は車道を走るだけだ。桜を見ながら頑張ろう。
降りたつもりでしたが、緩やかながらアップダウンはありました。でも距離は短いから一気に走り抜けました。
そして、平沢官衙ハイカー駐車場へ到着です。時刻は15時25分でした。
すぐ側は何回も来ているのに、名前も知らず初めて登る山でしたが、眺望にも恵まれコースも豊富、走るのにもよしとなかなか楽しい山でした。今度はまた違うルートで行ってみたくなりました。
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「朝一番で買い物済ませておいてね。もう米の在庫が少ないからそれも買っておいてね。」
妻はそう言い残して出勤していきました。できれば早立ちしておきたいし、夕方の買い物ラッシュ後に値引きとなった商品を買いたい私でしたが、前日の週末は不要不急の外出自粛報道もあったし、一応指示に従うことにしました。9時30分の開店を待ってすぐに買い出しを済ませ、(殺気立った数十人の開店待ちの行列と、山のような食品と相変わらずのトイレットペーパーをみんながぶら下げてレジに並ぶ姿を目の当たりにして、これはこれでエキサイティングな体験でしたが)何とか10時になる前にはCB250Fに火を入れることができました。
この時間から行ける場所と言えば、やはり筑波、しかし筑波山は人手が多いのでケーブルカーやロープウェイは感染の心配を感じています。そこで選んだのが、筑波山の連山となる宝篋山(ほうきょうさん)です。恥ずかしながら、この山の名前は知らなかったのですが、つくば市のサイトで案内図を見つけて興味を持ち、行ってみることにしました。早い話が、不動峠の南にある電波中継塔があるあの山です。
車両は平沢官衙のハイカー駐車場に停めました。ザックはもちろん、前日に入手したUTOBESTです。
コースはYAMAPのスクショを載せておきますが、この青い軌跡ルートを走りました。(登山後にスクショした画像です。)
11時52分、準備を整えたら、走り出します。まずは舗装路です。右の端に宝篋山の電波塔が見えていますね。
登りは山口コース1を使いました。道はやがて登りとなりますが、それでもまだアスファルト舗装です。
ようやく土の道になりました。走りやすい、トレラン向きの道ですね。
ただし、そこは筑波、石が多くて気をつけないとつまずいてしまうかもしれません。勢いだけで走ってはいけないでしょう。樹林の中の気持ちの良い道を登っていきます。
ようやくシングルトラックになってきました。対向者に注意して走りましょう。
沢の渡渉点です。小さい子供連れなら盛り上がるポイントでしょうか。危険な部分もないし、安心して連れてこれるでしょう。この日も親子で登っている姿を散見しました。
宝篋名水の名が消されています。飲めなくなったのかな?
日が当たるところではかなりの暑さを感じます。
山の上の方にも春が来ていました。この先で二つに分かれ、どちらでも山頂にたどり着くのですが、500mと短い方を選びました。長い方でも700mだったかな?
12時45分、山頂到着です。あちらこちらにベンチやテーブルがあるので、空いているところを借りて食事を摂ることにしました。
もちろんエタノールで消毒してから座ります。誰が座ったのかわからない椅子居座るのはリスクが高いですからね。そして手の消毒をしてからザックを開けました。
自家製おにぎりと菓子パンなどが本日のメニューです。UTOBESTは結構容量があるのでこれだけの物も追加で入れられることができました。パンは少々つぶれはいますが。
ゆっくりと食べたら、景色を眺めましょう。霞ヶ浦と土浦の街が良く見えました。
ここが山頂です。セルフシャッターで。
宝篋山の名前の由来となったのはこれということです。由来は下に書いてありました。
宝篋山頂より筑波山という看板がありますが、なるほどこれは良く見えます。
山頂にはこんな銅像が立っておりました。
手洗車というのもありました。名前は手洗でも、これを触った後には消毒です。
ずいぶん長く休みました。13時25分、山頂を後にしました。下るとすぐにバイオトイレに出くわしました。
道は二つに分かれ、左に行くと宝篋城跡を通れるルートでした。面白そうなので行ってみました。ここが城跡かな?
ここは!看板に空堀跡とあります。そして前には土塁が残っていますね。山の規模からして小さい城だと思うのですが、案外立派な土塁でした。
あれ、軽トラが登ってきましたよ。
非常に複雑に分岐していますから、地図は必携です。昭文社の山と高原地図では圏外になっていまうから、つくば市のサイトから案内図を印刷してきた方が良いでしょう。
尖浅間山に向かいます。
尖、と付きますがあまり尖ってはいませんね。この上かな?
尖浅間到着です。眺望もほぼなく、通過点でしかありませんが面白い形の岩はありました。
そこからの下り坂は長長坂と名付けられています。なるほど長いですね。でも走っちゃうと案外あっという間ですが。
さて、ここで純平歩道に入りますが、その前にもうちょっと道を下りましょう。
地図にかかれていたくずしろの滝を見ていきたかったのです。っておい、これかい。
純平ってどなたか存じませんが、よく作ったものです。トラバースして北に向かう歩きやすい道です。あれ、通行止め?いやいや、地図に載っている道ではないですね。かつて使われていたのかもしれませんが。
極楽寺コース分岐点前まで来ました。ここもすっかり春色に染まっていますね。
花越しに見る春霞の遠景もいい物です。
この分岐にあるのはワニ岩と、
ニコニコ岩です。
純平歩道もいよいよ終わり、小田城コースに当たります。ここで山頂方面へ登っていきます。
疲れもたまってきているので、結構こたえる登りでした。
きつい登りです。ここでかつ丼食べると吐きそうです。それもそのはず、七曲でした。太陽にほえろを知らない若い人には意味わからないだろうなあ。
奇岩はあちらこちらにありますね。
奇岩はコース上にも。あの岩の隙間を行きます。
山頂まで300mまで来ましたが、山頂はもう登っているのでそちらには行かずに平沢官衙方面に繋がる山口コース2方面へと入ります。
いくつもある宝篋山のルートですが、ややマイナーなのでしょうか、人通りがぱったりと止みました。
山口コース2と新寺コースの分岐です。新寺コースを歩いてみましょう。いや、走ってだったな。
このルートは今までとは違って踏み跡程度の道になっている部分がありました。
屋根が見えてきましたよ。車道までもうすぐです。
さあ、後は車道を走るだけだ。桜を見ながら頑張ろう。
降りたつもりでしたが、緩やかながらアップダウンはありました。でも距離は短いから一気に走り抜けました。
そして、平沢官衙ハイカー駐車場へ到着です。時刻は15時25分でした。
すぐ側は何回も来ているのに、名前も知らず初めて登る山でしたが、眺望にも恵まれコースも豊富、走るのにもよしとなかなか楽しい山でした。今度はまた違うルートで行ってみたくなりました。
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