ひとつ持っているだけでは練習もできない!のがアバランチビーコンです。二人で雪のフィールドに入るなら、二つ必要なのも道理です。ということで、もう一つ買いました。
買ったのはアルバ(arva)ネオ(NEO)です。
中古で買ったのですが、今はネオ+に進化しているようなので新しく買う方はそちらの方がいいようです。モーションセンサーが付き、二次遭難の際に自動的に発信モードに戻ることができるようになったようです。
さて、私のネオです。
中古ではありますが、使用感がありません。雪山で使う物なので汚れや傷などがあってもよさそうですが。ほとんど使っていなかったのでしょうか。
電源はストラップを留めるプラグを入れて回すタイプで、電源の入れ忘れがなくてよいですね。もう一つ持っているオルトボックスフォーカスF1と同じタイプなので迷わないのも私にとっていい点です。
フォーカスF1はロック解除をしてダイヤルを回して受信モードに切り替えますが、こちらはこの灰色の大きなスライダーを上にずらすことで切り替えます。万が一捜索中に雪崩に巻き込まれた時、簡単に発信モードへ戻すことができます。
電池は単4電池3本です。蓋はコインも使えるのマイナスネジで留められています。
フォーカスF1と並べてみました。大きさはネオの方がやや小さく感じますが、たいした違いではありません。
裏を比べてみましょう。デジタル、アナログの違いはあれど捜索の仕方は一緒ですね。ちなみに、デジタル、アナログといういい方は不正確で、解析型、非解析型と呼んだ方が正しいそうなのですが一般的と思われるデジタル、アナログという呼称を私のブログではいたします。非解析型は解析するのは人間という事になりますね。
フォーカスは運搬、保管用ケースが付いていますが、ネオのケースは体に付けるタイプです。
早速使ってみました。電源を入れると電池の残量を示します。60%ありますね。
そして、発信モードへ移行します。
次にフォーカスF1の電源を入れます。
今日は北風が強い!河川敷でこのように探索をしました。
GPSを使い、奇跡がどうなるのか見てみました。
ある程度離れたところで、受信モードに切り替えました。探索開始です。まずはジグザグに歩くように指示が出ます。体の向きを変える場所の間隔は40mくらいにしたつもりですが、目測なのでどうかな。
ある程度近ずくと、アラームが鳴って表示が変わりました。遭難者1名、56m先!
だんだん近ずいていくと数字が減っていきますが、時々増えたり迷ったりすることもあります。
10mを切ると音が変わり、かなり近いことが伝わってきます。
直前に来るとクロスサーチ法をする様に指示が出ます。
GPSの軌跡は、うーん分かりにくいなあ。ジグザグ歩いた後はほぼ真っすぐに誘導されています。さすが!
フォーカスF1でも練習してみましょう。こちらも同じくらい離れてから受信モードに切り替えます。そしてジグザク歩くとかなり早い段階でパルス音が聞こえました。やはりアナログの方が遠くからキャッチできるようです。しかし、電波の方向を探るのが難しかったです。ゆっくり向きを変えてみるのですが。差がほとんど感じられません。
歩いてみると、強くなってきました。間違ってはいないようです。しかし電波強度の差があまり感じられず、方角に自信が持てません。やがてどの方角を向けても3つのLEDが光りっぱなしになってしまいました。感度を一段下げました。35m~15mのモードになります。
段々近ずくにつれ分かりやすくはなってきますが、それでもかすかな差を神経を研ぎ澄ませて感じているような使い方になります。
いよいよ8m~2mのモードでの探索です。ここまで来てもやはりゆっくりと向きを変えながらかすかな違いを見つけて進むのです。
最終的にはどちらも遭難者を見つけ出すことはできますが、やはりデジタルの方が圧倒的に早く探しだすことができました。しかし、アナログはかなり遠くからでも電波を拾うことと、解析の迷いが無いので操作する人間が慣れればもっと早く正確に接近でるようになる余地があるように感じました。デジタルは機械の性能がもろに差となって出てくるようなので、やはりしっかりとした製品を選ぶ方が良いように思いました。
しばらく公園や河川敷で練習を重ねて行こうと思っております。
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買ったのはアルバ(arva)ネオ(NEO)です。
中古で買ったのですが、今はネオ+に進化しているようなので新しく買う方はそちらの方がいいようです。モーションセンサーが付き、二次遭難の際に自動的に発信モードに戻ることができるようになったようです。
さて、私のネオです。
中古ではありますが、使用感がありません。雪山で使う物なので汚れや傷などがあってもよさそうですが。ほとんど使っていなかったのでしょうか。
電源はストラップを留めるプラグを入れて回すタイプで、電源の入れ忘れがなくてよいですね。もう一つ持っているオルトボックスフォーカスF1と同じタイプなので迷わないのも私にとっていい点です。
フォーカスF1はロック解除をしてダイヤルを回して受信モードに切り替えますが、こちらはこの灰色の大きなスライダーを上にずらすことで切り替えます。万が一捜索中に雪崩に巻き込まれた時、簡単に発信モードへ戻すことができます。
電池は単4電池3本です。蓋はコインも使えるのマイナスネジで留められています。
フォーカスF1と並べてみました。大きさはネオの方がやや小さく感じますが、たいした違いではありません。
裏を比べてみましょう。デジタル、アナログの違いはあれど捜索の仕方は一緒ですね。ちなみに、デジタル、アナログといういい方は不正確で、解析型、非解析型と呼んだ方が正しいそうなのですが一般的と思われるデジタル、アナログという呼称を私のブログではいたします。非解析型は解析するのは人間という事になりますね。
フォーカスは運搬、保管用ケースが付いていますが、ネオのケースは体に付けるタイプです。
早速使ってみました。電源を入れると電池の残量を示します。60%ありますね。
そして、発信モードへ移行します。
次にフォーカスF1の電源を入れます。
今日は北風が強い!河川敷でこのように探索をしました。
GPSを使い、奇跡がどうなるのか見てみました。
ある程度離れたところで、受信モードに切り替えました。探索開始です。まずはジグザグに歩くように指示が出ます。体の向きを変える場所の間隔は40mくらいにしたつもりですが、目測なのでどうかな。
ある程度近ずくと、アラームが鳴って表示が変わりました。遭難者1名、56m先!
だんだん近ずいていくと数字が減っていきますが、時々増えたり迷ったりすることもあります。
10mを切ると音が変わり、かなり近いことが伝わってきます。
直前に来るとクロスサーチ法をする様に指示が出ます。
GPSの軌跡は、うーん分かりにくいなあ。ジグザグ歩いた後はほぼ真っすぐに誘導されています。さすが!
フォーカスF1でも練習してみましょう。こちらも同じくらい離れてから受信モードに切り替えます。そしてジグザク歩くとかなり早い段階でパルス音が聞こえました。やはりアナログの方が遠くからキャッチできるようです。しかし、電波の方向を探るのが難しかったです。ゆっくり向きを変えてみるのですが。差がほとんど感じられません。
歩いてみると、強くなってきました。間違ってはいないようです。しかし電波強度の差があまり感じられず、方角に自信が持てません。やがてどの方角を向けても3つのLEDが光りっぱなしになってしまいました。感度を一段下げました。35m~15mのモードになります。
段々近ずくにつれ分かりやすくはなってきますが、それでもかすかな差を神経を研ぎ澄ませて感じているような使い方になります。
いよいよ8m~2mのモードでの探索です。ここまで来てもやはりゆっくりと向きを変えながらかすかな違いを見つけて進むのです。
最終的にはどちらも遭難者を見つけ出すことはできますが、やはりデジタルの方が圧倒的に早く探しだすことができました。しかし、アナログはかなり遠くからでも電波を拾うことと、解析の迷いが無いので操作する人間が慣れればもっと早く正確に接近でるようになる余地があるように感じました。デジタルは機械の性能がもろに差となって出てくるようなので、やはりしっかりとした製品を選ぶ方が良いように思いました。
しばらく公園や河川敷で練習を重ねて行こうと思っております。
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