今日はいい天気です。昨日の当直明けは非常に疲れていて、疲労しすぎで昼寝もあまりできずに、それならとスポーク切断と仮組をしたところまでは書きました。疲労の件は書かなかったかな?
一晩寝ても体が休まった感じがありません。体は何とかする努力をするとして、とにかく今は決戦ホイールを完成させましょう。
TNiCx22は初めて扱いますが、スポークテンションを均一にするとほぼ振れの出ない組み易いリムでした。
センターもテンションも振れも納得の範囲に収まりました。
リムセンターにタイヤの縫い目が入るグルーブが付けられています。いいですね。これをリムセメントクリーナーで脱脂し、乾燥させます。
げ、久しぶりにリムセメントを開けようとしたら、がちがちに固まっていました。中身は全く問題ありませんでしたけどね。リムにリムセメントを3回重ね塗りをしてベッドを作ります。
前輪はクリンチャーなのですぐにはめられますね。
タイヤをはめたら、ブレーキディスクを付けます。
40N・mで締め付けます。
さて、前輪はどうなったのでしょうか、比較してみましょう。下の写真、一番右が20×11/8、中央が20×1.35インチ、左は700cチューブラーリムです。直径が大きくなっていることが分かるでしょうか。そしてタイヤは細く、高圧になっています。より速度を維持しやすくなるでしょう。
分かる人様に書けば、右がETRTO451、中央が同406、左はまあ説明不要ですね。
分からない人用に書けば、20インチと呼ばれるサイズには2種類あるのです。それぞれETRTO451、ETRTO406、と表記されます。ETRTOを略さずに書けば”The European Tire and Rim Technical Organization” (ヨーロッパのタイヤとリムの標準規格)、エトルトと発音すればよいようです。リムのタイヤをはめる部分の直径が示してあり、それが45㎜も違うので当然互換性は全くありません。
他のサイズでも例えば26インチではWO(ワイヤードオン)に26×13/8(650A) 、26×11/2(650B) 、MTBに使われる26インチHE(フックドエッジ)、その他レーサー用に650C があり、それぞれ互換性は全くありません。さらに、13/8リムにはまる11/2なんかもあり、あまりにも複雑なので表記に標準規格を導入し、どれを買えばいいのか混乱しないようにしたのです。
それぞれETRTOで表記すれば、
26×13/8(650A)=590 、26×11/2(650B)=584 、26HE=559、650C=571
となります。
いや、その話題は今は置いておきましょう。406で設計されたフォークですが、計測したら十分入りそうでした。で、入れてみたら、このクリアランス。計算通りでした。リム径の変更はリムブレーキだと厄介なのですが、ディスクブレーキなのでその点は問題ありません。
ところが、問題点もありました。シマノXTのブレーキディスクを使っていたので、安心しきってその後継となる買い置きXTブレーキディスクを入れたのです。しかし、ヘイズのメカキャリパーではアームが本体に当たるのです。シマノさん、ほんといい加減にしてくださいよね。仕方がないので406から移植しました。これじゃスペアホイールにならないじゃんか!
そうこうするうちに会社の同僚が遊びに来ました。というか、来ていただきました。小学生のお子様がいる同僚に、使い古しのキックボードと一輪車をあげたいとのこと、整備してくれと言われたのですが、会社にある工具では到底足らずに、自宅まで運んでいただきました。
一輪車はバルブの虫ゴムがダメで交換、チューブは水調べしたらとりあえず穴は発見できなかったので戻します。
続いてキックボード。ヘッドパーツがグラグラで、よく回らなかったので分解、洗浄、グリスアップを施して締め合わせました。
問題はホイールのベアリングです。ばらばらになってしまっています。2台あったので、使える4つのベアリングを一台分にまとめて一台だけ稼働させることにしました。不足する一台はうちの物を持って行ってもらいました。また、グリップの中に入っているショックコードはカヌー用から供出、コードが太くて穴に入らなかったのでドリルでもんで穴を大きくしてみました。
古いけど、喜んでもらえるかな?子供はどうせすぐに大きくなっちゃうからね、新しいの買うことはないと思います。
さて、3度塗りしたリムセメントも十分乾いたので、いよいよタイヤを貼り付けましょう。
適度に空気を入れてフンドシが上を向くようにして、そこにリムセメントを塗ります。
それが乾いたら、リムに薄くリムセメントを塗っていよいよ貼り付けです。貼り付けたら振れ取り台に乗せ、センター出しをします。精度の高いタイヤ、センターグルーブのあるリムなので、ほとんど修正することなくビシッとセンターが決まりました。
リムは太めのタイヤを履くことを想定されているので、タイヤと同じくらい幅があります。
タイヤを貼り終えても、しばらくは乗らないほうがよいのです。一晩おいた方が本来いいのです。そこで前輪だけ新決戦ホイールにして江戸川堤を流してきました。
帰宅したら、スプロケットとブレーキディスクを交換します。今日貼ったチューブラータイヤですが、気温も高かったし、ある程度時間を置いたので乗ってみましょう。
後輪もシェイクダウンになりますね。回転すしまで行ってきました。他の家族5人は息子の運転する車です。その車、5人乗りだから仕方がありませんよね。
サーキットではどんな走りができるでしょうか。楽しみです。しかし、体はいつになく不安です。まずはこの異常な過労状態から体を抜けださせることから始めましょう。もう寝ます。
来年レギレーションがなくなるとこまるから、皆がね・・
リカンベントの人数が減り過ぎても、カテゴリーを失ってしまいますからね。ね、ファントムさん!
ありがとうございます。無理しない程度に頑張ってきます。
相変わらず三毛ジャガーさん、器用です。
ゆっくり体を休め
万全の体調で臨んで下さい!
暇がないのでしょうか?それとも膝でしょうか?いずれにしても、とても残念だし、心配しています。
ありがとうございます。明日は休みなので、体調を整えることに時間を使いたいとおもいます。