三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2016年10月

水元公園で秋刀魚まつりが開催されました。父が秋刀魚を焼く係なこともあり、覗いてみました。おお、早くも凄い人だかりだ!
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秋刀魚をどんどん焼いています。焼く係は保護眼鏡をしています。
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ヒップホップダンスも披露されています。
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驚くべきことに、中国中央電視台の撮影がありました。レポーターが喋っている間、その後ろをうろちょろしていたのでおそらく今日のニュース映像に私も映っていたことでしょう。
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さらなる驚きは、偶然妻の叔母一家と遭遇したことです。
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元気がいいね、空手技を私にかけてきます。でも負けないぜ、まだまだ君にはね。
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秋刀魚を手に、うれしい娘。この後すぐに売り切れとなりました。とにかく早くいかなくてはダメなんですね。
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帰りは少し歩いてから帰りました。
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さてそろそろ昼だなあ。
「もんじゃ焼き食べたい!」
と娘。よし、やるか。先週行ったファルトの部品の手入れをしていたのを中断し、ツーバーナーを用意しました。
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こういう時だけチームワーク抜群の家族です。
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ちょっと鉄板(本当はアルミ板)が傾いて、土手が決壊!
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美味しく食べた後は片付けです。そうそう、椅子が1客壊れました。でも捨てないよ。この骨組みと生地は、ある物に使う予定です。
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夕方から自転車に乗って買い物と、江戸川堤で1時間ほどトレーニングをしました。ここ最近全然自転車乗れていません。11月3日のもてぎは大丈夫かなあ。まあ、5月のもてぎ耐久レースは熱中症気味で吐き気もする中、何とか走れたんだから、今回だってどうにかなるかな。あの時には帰ってからも、次の日でさえも気分がすっきりしなかったっけなあ。

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本日、山のmochi様にお越しいただきました。ご注文いただいているST250専用防水サイドバッグ制作の為、採寸する為です。全くの私の趣味にお付き合いいただいているというのに、申し訳ございません。

まずは私のデグナーサイドバッグをつけてみます。サスのコイルが当たりますね。これをどう処理しましょうか。
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こんな感じかなあ。オーナーのご希望もあり、私のバッグより、やや小ぶりにして、さらにサスに当たりそうな部分を削ってみました。
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11月3日にツインリンクもてぎの耐久レースがあるので、それが終わったら作業開始しましょう。山のmochi様、もうしばらく作業開始もお待ちください。

せっかくお越しいただいて採寸だけではあまりにも申し訳ないし、バッテリーコンディショニングの時間ももっと欲しいので、チェーン洗浄と給脂、それとクラッチワイヤーの潤滑をいたしました。

チェーンメンテの為に、後輪を浮かせました。フロントブレーキレバーを紐で引いて効かせたままにして、クロスフレームに手袋をあてがったパンタジャッキをかませて右側を持ち上げてやれば簡単に後輪をフリーにできました。
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チェーンはチェーンクリーナーとチェーンブラシで清掃するのがセオリーですが、あれれ、なぜかチェーンブラシが見当たりません。あれ、どうしちゃったかなあ。そこで、だめになっていた塗装用の刷毛でチェーンの清掃をしました。
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腰がない刷毛でも、やったところとそうでない所は一目瞭然です。この後、チェーンに給脂しました。
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クラッチワイヤーはワイヤーインジェクターを使用しました。作業前でも十分に潤滑されているようでしたが、やはり多少は動きが軽くなったように感じました。

その後家におあがりいただきました。お土産として頂いたのは、なんと白砂山で撮影した写真の紙焼きです。ご自分でお調べになった、遠景の山の名前のメモが添えられていました。実際には手書きのイラストとメモでいただきました。下の写真は私がペイントでスキャンした画像に落書きをしたものです。
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私の写真もいただきました。
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本当に、ありがとうございました。お帰りになってから、道具を出したついでに自分のCB250Fのチェーン給脂とワックスがけをやりました。機械いじりの楽しさは格別ですね。山のmochi様、大切な愛車を触らせていただき、感謝しています。



ついにこの日が来ました。社用でマイクロバス運転の命が下ったのです。いや、正確には「運転させておくんなまし。」という感じですが。

昨日は散歩の送迎に、近所のポニーちゃんのいる公園へ行きました。帰園すると、職員総出でお出迎え、拍手の中へ戻ってきました。何か照れますね。
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今日の午前中はご利用者様ご一同様の買い物送迎です。10時開店の店に到着したのが9時55分。店が開くまでドアの前で皆様待機しています。その間に車庫入れをしました。全員の目が私の車庫入れに注がれています。みっともない車庫入れなんてできませんね。でも大丈夫、教習所で鍛えた技で一発で入れられました。またまたここで拍手。いや、もう止めておくんなまし。
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午後は俳句の会の為、先日予約した向島百花園への送迎ももちろんこのバスです。駐車場を持たない百花園ですから、予約していた隅田公園大型バス駐車場を利用しました。そこから百花園までは自転車で往復します。車椅子スペースはこんな時でも便利です。
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運転すると大きく感じるマイクロバスですが、実はこんなに小さいんですね。幅2mちょっと、長さ7m程度ですから、中型教習車に比べれば本当に楽に運転できます。よほどの狭小路でなければまず困ることはなさそうです。
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少し遅れて会場入りします。ここで、あの茶屋のお姉さんのダメっぷりが再現されていました。水羊羹を注文していたのは下見の時(東京下町タンデムツーリングII)のブログに書いてある通りですが、くろもじはあっても皿がないのです。水羊羹は箱に入ったまま。これ、どうやって食べるのよ。同僚が声を掛けに行くと、皿を持ってきました。ほー、持ってきてもくれないのか、と思ったらそれ以上、何と
「皿、使うんですか?そこにあるからどうぞ。」
とのたまったとか。なんてところなんだろう。でも、水羊羹はおいしかったです。
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窓からの景色はきれいですよ。
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無事に予定時刻に俳句の会は終了しました。

私の俳句
「林檎箱義父の癖字の手紙入り」

俳句の会が終わったら、庭園の散策を皆様に楽しんでいただきました。
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ころ合いになったら一人自転車に乗りマイクロバスまで走ります。
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狭い路地へリバースで入れます。そして予定時刻ぴたりに百花園正面へマイクロバスをつけます。もうこのバスは私の手足のごとく動いてくれるようになっています。ニーリング(前サスのエアを抜いて乗り降りしやすくすること)をしてドアを開きます。前の日に車両の取扱説明書を熟読したので完璧に使いこなせています。ちなみにこの説明書、明らかな日本語間違いや図示間違いがありました。
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夕暮れの中、童謡のCDをかけながら帰園しました。参加された皆様は楽しんでいただけたでしょうか。私は俳句の会も楽しかったし、実は運転も楽しかったのですよ。そして担当行事が終わって一息つけた感じでしょうか。いや、帰ってから各種記録と清算、写真整理と、持って行った物品の返却などまだまだやることが山積みです。そして明日出勤すると、さらに違う担当行事が待っているのです。

叔母の入院している病院から、病状についてドクターから説明があるということで、親族が呼び出されました。しかし、その叔母の夫は昨日息を引き取られたのです。叔父や父はそちらの方の用事で忙しく、私一人叔母の病院へ行くことになりました。

一人ですから、モーターサイクルで行きました。辛い仕事にも楽しみが無くてはいけませんからね。
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想像以上に快方へ向かってはいましたが、やはり入院は長引きそうということでした。ご本人にも会え、こちらの心配は一つ減った感じです。しかし、ご主人の死はドクターの見解で伝えないことにしました。また一つ、心配事が増えてしまいました。

病院を出て、各種手続きをしたらようやくそちらの仕事は終了です。次は息子との約束を果たしに幕張へと走らせました。千葉市は渋滞が多くて、ツーリングして楽しい地域ではありませんね。たった25㎞ほどを1時間以上もかかってしまいました。もう昼です。

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息子はプロテインを欲しがっているのです。しかし、値段が高いので、スポーツオーソリティの20パーセントオフの時期にだけ買うことにしています。粉ミルクなら、もっと安く同じような効果なんだけどなあ。味がちょっとね。自分で味付けてみたらどうだろう?こっち行けばいいのでしょう。でも、その前に腹ごしらえを。
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QVCマリンスタジアムがすぐ目の前ですね。息子の同級生が活躍した高校野球千葉大会に応援に行ったのはいい思い出です。
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あれ、こんなところもあるのか!懐かしのアカレンジャーがいるぞ!
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このトンネルの先は有料です。どんなものがあるのでしょうね。結構いい値段をとるので入りませんでした。
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娘が喜びそうだな。
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接客中のペッパー君はそっぽを向いてしまいました。でも、最後に「また来てくださいね。」と、とてもかわいい手の動きで見送ってくれました。愛想の悪かった向○百○園の茶屋のお姉ちゃんよりよっぽど気持ちいい接客でしたよ。
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食べたいなあ、と来たのはブルードラゴン「青竜」というアジアン料理屋です。しかし、ここに至る過程の長さは本当に長い!ペットモールを通過して、グランドモールをさんざん歩いて、さらにその先です。
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ま、おいしかったですけどね。でも、また端まで戻るのか、よく歩かされるなあ。送迎バスでもあればいいのに。
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まあ、あるにはあるんですね。
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ようやく戻ってきました。下の写真、道路を渡る橋を越えた所がペットモール、その先に見えるのがグランドモール、それの奥に膨らんで見える部分がブルードラゴンの入るグランドダイナーズです。
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スポーツオーソリティでは、欲しい物が2つ、買わされるものが一つあります。欲しい物はサングラスです。スワンズの双のレンズが傷だらけになり、流石に目に良くなさそうなので買い替えようと思っていたのです。それと登山用のタイツです。アルパインデザインの安タイツが思いの外具合がよく、登山、モーターサイクルの防寒用、そして寒い時の野外作業のアンダーウェアにと大活躍しているのです。その洗い替わりが欲しくて、安くなるこの時期を待っていたのです。

しかし、どちらもありませんでした。サングラスは取り扱いがなく、あるのはファッショングラスばかり、タイツはサイズがLLかMしかありませんでした。

そこで、買わされるもの、プロテイン3㎏だけを買って帰りました。

帰ってからはようやくできた、ファルトカヤックの洗浄をしました。

一方通行旅ができるのは、ファルトカヤックならではです。

朝5時起き、息子も起こします。駅まで車で送ってくれるというのです。眠そうでしたが、何とか運転できるところまで目を覚ましてくれました。

5時20分、家を出ます。息子の運転も随分安定してきました。

金町ー北千住と乗り換え、上野からは上野東京ラインで小田原行へ乗ります。
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藤沢からは江ノ電です。
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江の島の次、腰越で降ります。江の島から腰越間は路面を走るところが楽しいですね。
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腰越から徒歩すぐで江の島の海岸へ到着です。
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今日は波っ気が強く、湘南サーファーがキャーキャー言っていました。あっちは楽しいでしょうが、こっちはサーフ帯をどうやり過ごすのか、頭を悩ませます。しかしとにかく、艇を組み立てないことには始まらないので組み立て開始。
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やや肌寒く、アノラックを着て丁度良いかんじでした。組み立てて、ラダーの調節、荷物の積載、艤装を施して約1時間。出艇準備完了です。

時刻は8時50分、いよいよ大海原へ漕ぎだしていきます。サーフはセットが来るタイミングを見て、その直後から次のセットが来るまでの間に砕波帯を抜ければいいのです。

セットだときついでしょうが、この程度の砕波なら、楽々漕ぎ抜けられるでしょう。
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ここまで来ればもう安心です。このテトラを抜け、左へと行きます。
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この先が七里ガ浜です。天気が今一つですが、風は弱く、漕ぎは楽でした。
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しかし、やはり七里ガ浜も波が高くなっています。SUPにのるこの男性は、釣り具を積んでいました。SUPでも釣りができるんですね。
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沖からは巨大なうねりがやってきます。しかし、クルーソー460はその程度のうねりで不安定になることはありません。写真ではうねりが分かりにくいですね。実はすぐそこに動力船がいたのです。すっぽりと波の陰に入ってしまいました。
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漕ぎだして40分、七里ガ浜を通過し、稲村ケ崎前に来ました。マンガで、「恨みは深し稲村ケ崎。」が口癖のネクラ女性が出てきたことがありますが、実はこの辺りそれほど深くはありません。
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稲村ケ崎を通過すると、いよいよ鎌倉の海ですね。由比ガ浜、材木座海岸などを抱えています。今日はここも怖いほど荒れています。はるか沖合を通過して、大波に巻き込まれないように気をつけました。
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逗子マリーナ、大崎を左に前をみれば、葉山の町が広がっています。そろそろお昼のポイント、菜島が見えてくるでしょう。
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おお、かすかにですが、菜島の鳥居が見えてきました。その左に見える灯台は裕次郎灯台ですが、写真だとはっきりとはまだ見えないでしょうか。
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菜島周辺はヨットがいっぱいいました。そしてこんなに遠くなのに、鳥居より高く波しぶきが上がるのが見えます。これは上陸困難かな?
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釣りボートもこの辺りには多くいましたね。波っ気が強くて釣りにならないのではないかと思うのですが、どうだったのでしょうか。
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前方をヨットが横切ります。クルーは何か指導を受けているようでした。訓練中だったのでしょうか、あるいはレースに向けて練習中だったのでしょうか?
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後ろ側も2艇のヨットが行きます。
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さて、ずいぶん疲れてきましたよ。おなかも空いてきたし。どこへあがろうかな。
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これ、上がれないでしょう。とてもじゃなけど。こんな波が島全体を洗っているのです。
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釣りボートがずいぶんいたけど、よく怖くないですね。アンカー外れたら岩にたたきつけられますぜ。
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上陸をあきらめ、沖に向かって漕ぎます。SUPがいたので、そのあとをついていきました。
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さてどうするかなあ。ガイド地図をみると、長者ヶ崎の手前の根元に「荒れている時のエスケープポイント」と記されていました。そこへあがりましょう。

地図を見ている間、後ろからシーカヤックの団体が追い付いてきました。しばらく並走しました。
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彼らはシーカヤックツアーだそうで、これから上陸して秋刀魚を焼くと言っていました。そして、よりによって私が行こうとしているところを目指して進んでいきます。こりゃ参りましたね。ま、いいでしょう。
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長者ヶ崎を回り込み、ランディング場所を探します。やはり付け根の当たりは波が静かなようです。そこをねらってみましょう。
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もう少し右がいいかな?と写真を撮ってからカメラをしまい、艇を右に回頭させたところで、驚きのことが発生しました。
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何と、沖から大波が来て、想像よりはるか手前で波が崩れてしまったのです!砕波に対して横向きにされ、そのまま岸に向かって押されてしまいます。波を受け流すことはもう無理です。さて、どうする?いや、考えるまでもなく体が反応します。パドル右ブレードノンパワー面を波がしらに入れて体重をかけ、ローブレイスの形のまま波に押されるのです。そう、ブローチングです。勢いよく横向きに艇は進みます。そして白い波の下の方が再び青くなってきて、再度波頭がブレーク!

波に押されて右腕が上に持ち上げられそうになります。しかし、間違っても肩をあげたりしてはいけません。波のパワーはものすごく、脱臼の恐れさえあるのです。

なんとかこらえて岸までたどり着きました。しかし、最後にもうひとつ難関が待ち受けています。岸の手前に岩が出ているのです。このままでは岩に張り付いてしまうでしょう。波のパワーが弱くなってきていいることを感じてから、グイットパドリング、艇を進め、岩から逃げました。しかし、スターンのエンド辺りを打ってしまったようです。そして砂浜へ横向きにランディング。

セットが来ないことを確認し、素早く艇から降りて上がりました。ふう、危なかったなあ。

下の写真、この程度だと思っていたんです。まさか、あんな沖からくるとは、完全に油断していましたね。
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いや、やはりあそこは波の立つポイントだったんですね。もっと大きな波でした。
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上陸は11時28分でした。お昼ごはんはトマトリゾットとミネストローネです。ストーブは腐食に強い!?チタンのあれです。
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なかなか美味しくできましたよ。
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お昼ご飯を食べたら、出発します。12時ちょうどでした。空は厚く雲に覆われていますが、海はエメラルドグリーンでした。
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シーカヤックとすれ違いました。
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秋谷へ来ると、名物の立石が目に入りました。いつもは遥か沖合を行くのですが、今日は岸のそばを通過したのでよく見えました。この辺りには沖に漁労施設があるので、沖を行くか、さもなければ岸に沿って行かなければならないのです。
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釣り船が来ていました。
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ヨットのレースがあったようです。邪魔にならないように、大きく迂回をしました。
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後ろを振り返ると、長者ヶ崎が見えます。昼食を食べたのはあれの付け根でしたね。そして左側奥には、もうかすかとなった江の島がかろうじて見えています。
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ここにも定置網がありますね。大きく迂回します。
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左に見える島は笠島です。上陸は禁止されています。植生を守るためだというので仕方がないでしょう。ここを越えると、その奥にあるのは小田和湾、ここの横断が最後の難所です。湾の向こうには荒崎が見えています。
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小田和湾の横断で怖いのは、漁船やプレジャーボートの往来があることです。あまり前を見ないでかなりの速度で移動するのです。音を頼りに接近してくる船を確認し、その進路に艇を入れないようにしなければなりません。こちらは全く見えない物と思っていた方がいいのです。

小田和湾横断はおよそ30分くらいです。耳に神経を集中し、始終周りを見ていなければなりません。

もうすこし!
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ようやく上陸地点が見えてきました。
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そして、13時38分、ランディング!
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江の島ー荒崎間を漕ぎ切った記念にセルフシャッターで。
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マップケースの下にあるレジ袋とコーヒー缶は、海に落ちていたゴミを拾ったものです。こうして海をきれいにする活動を続けているとシーカヤックに対する理解が広がっていくと思うのです。一人でも多くのカヤッカーに実践して欲しいと思います。
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艇をばらしていると、車で来たおじさんから声をかけられました。
「そこ船出しちゃダメだって!書いてあるでしょう!」
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「出してないです。着いたんです。」
「なに、出してない??そうか、でも着いたって駄目だ。この港で事故やって、仲間が免許取り上げられたんだ。もう仕事にならなくて困っているんだ。体真っ二つになったんだってよ。そっちは保険でどうにかなったけど、船乗れないのは本当に困るんだ。」

明らかに漁港ではない所から上がったんですが、ここに至る過程に漁港区域が含まれていて通行禁止ということらしいです。陸上の禁止しますの看板だけでは海からくる人には分からないですね。
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彼の言い分もわからないでもないのです。どんな事故だったのか、主たる原因はどちらにあったのか、それもわかりません。しかしねえ、なんでも禁止にすれば済むというあたりがさすが神奈川県警ですね。せっかく海上のごみ拾いをしてカヤッカーの地位向上を目指していたのに、それとは全く関係ない部分でどんどん締め出されていくのは何ともやるせない気持ちです。

荒崎からバスに乗って三崎口まで行きました。14時54分のバスに余裕で間に合いました。
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バスは渋滞して遅れてしまい、乗るべき青戸行電車に乗れなくなりました。しかしそこは塞翁が馬、高砂行に乗ることにしました。乗り換えが大変な大荷物ですから、帰宅は遅くなりますが、かえって楽だったでしょう。
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艇の手入れと荷物整理は明日以降ですね。

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    海は波があり、湖とは比べものにならないほど
    技術が必要ですね、 三毛ジャガーさんは
    十分なスキルがあり十分楽しんだようですね。 削除
    beat1 ]
    2016/10/23(日) 午前 8:32
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    > beat1さん
    コメントありがとうございます。

    湖は簡単に見えて、実はリスクの高いゲレンデなのです。海と比べて水温が低く、低体温症になるまでの時間がとても短いのです。岸までも遠いうえ、夕方になって気温が下がってくると水温の方が高い状態になり、湖中央部に上昇気流が発生、中央部に流されて岸に戻れなくなります。また、海水と比べて比重が軽いので浮きが悪くなります。

    西湖の時には、最初の計画ではカナディアンでしたが、風が強そうという予報から急遽カヤックにしたのはそういう意味があったのです。 削除
    2016/10/23(日) 午後 10:50
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    おもしろそうですね!!

    でも確かに航行禁止って言われても

    困りますよね~

    海図には書いてあるのかしら 削除
    2016/10/24(月) 午後 5:03
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    > ぶーぶーさん
    海図には航行禁止は書いていないでしょうね。正直、法的根拠もあいまいだと思っています。漁港使用不可と、港湾航行禁止は意味合いが違いますからね。

    今度はどこへ上がったらいいのか、地図を読んで検討しています。 削除
    2016/10/24(月) 午後 10:30
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    海を漕ぎ渡る、ってどんな感じか、初めて知りました。
    小舟であっても、決して沈まない仕掛けになっているのかな、あの小さな浮き袋。

    よみながら、少しハラハラ。 削除
    2016/10/28(金) 午前 7:18
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    > 山のmochiさん
    ご推察の通り、エアバッグを入れてあるので浸水しても沈まないようになっています。ひっくり返って艇から投げ出されても、パドルを持っていればリーシュコードが艇を引き留め、再乗艇してポンプで水抜きをすれば再び航行可能になります。

    その練習をして初めて単独での航海ができるようになります。 削除
    2016/10/29(土) 午前 10:58
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