やっとここまで来ました。
重量的にもう少し軽くしたいので、まだまだ削ります。先端部が12.1㎜厚もあります。9mmまで削ります。
電動カンナではあっという間に削り過ぎになる恐れがあるので、カンナで丁寧に仕上げるのですが、これが私得意ではありません。きれいな削りかすが出てこないのです。
ある程度いったらあとはひたすらサンダーで削ります。もっとカンナが上手にかけられたら、この工程が楽になるのですが。修行が足りないのでしょうか、不器用なのでしょうか。サンダーの削り粉は後の為にとっておきます。
重心と重量を計りながら削り進めます。Ipodではポッドキャストのミラクルサイクルを流していました。
だんだんスリムになってきました。そして左右がほぼ同じ形になっているように見えます。重量は片側465gです。目標まで15グラム多いのですが、これくらいいいかな。
中央ピースの丸棒が185g、ステンレス管が170gが2本、計算上の重量は1,455gとなります。2ピースならステンレス管が1本で済むので1,285gですので、ウッドパドルとしては普通でしょうか。
右ブレードは奇跡的に節なしを用意できたのですが、残念なことに削っていったら中に空洞がありました。ここはエポキシ接着剤と先ほどの削り粉をこねたパテで盛ります。
左ブレードは節がありましたね。こっちは節を抜いてパテで埋めます。
同量のA剤、B剤を出し、
よく混ぜたら削り粉をたっぷり入れてこねます。
これで穴を埋めます。また、数か所に傷をつけてしまったのでそこも埋めました。先端はつっくつ時に使ってしまうことがありますので、補強の意味で塗りました。こちらは乾いたらまたやすり掛けして均します。
次はステンレス管にねじの穴を開けます。ドリルをスタンドに固定し、センターポンチを打った管をセット。切削油を垂らして、ドリルのトリガーを引くと、あれ、回らないぞ。またか。最近調子悪いな。一番奥まで引けば回るのか。でも、ロックボタンでとめると止まってしまいます。これは参ったな。仕方がありません。トリガーを握ったままハンドルを下げて。んんん、それでも回らなくなっちゃった。何回も握っていると回り出したり止まったり。こりゃダメだ。
ドリルを分解します。トリガーの可変抵抗が傷んでいるのでしょう。あれ、これ以上分解できないな。接点復活剤を注して、かちゃかちゃやってみますが、全くダメです。うーん、18年も使ったからかなー。そろそろ寿命かなあ。いままで本当にいろいろなものを作ってきた愛着あるドリルでしたが、戦力外通告をする日が来たようです。
三郷鷹野のケーヨーD2へ直行、ドリルスタンドに使える根元寸法を持つ振動ドリルを探しました。すると、同じく日立工機の振動ドリルを発見。えい、買っちゃえ。
ドリルの話は明日します。パドルは現在エポキシ接着剤の乾燥待ちです。でも、充填か所は痩せが発生するでしょうから、また明日も充填作業があるでしょう。
いつになったら完成する事やら。
あ、そうそう、アマゾンからマナスルの部品が届きました。予定より早くの到着でした。山のmochiさん、お伺いいたしますね。
私の周りにも50で2か月で大型2輪まで取得してハーレーをブイブイ言わせているおじさんがいます。頑張ってください。