2022年7月26日
昨夜、そして朝に天候に恵まれない日程となりそうな今回の山行をどうまとめるのか、そもそも登らないという選択肢も含めながら検討しました。結局現時点で2日目、3日目は絶望的に雨からは逃れられない感じですが、4日目に午前に晴れの予報が出ているので光岳の山頂でご来光が楽しめるのではないかと踏み、そこに賭けて2日間の雨に耐え忍ぶことにしました。
今日の行程は短めなので朝もゆっくりと出られます。白樺荘で朝食もいただきました。

白樺荘を出る時にはまだ雨は降っていませんでしたが、部屋から合羽は着て出ました。どうせどこかで当たるのです。それにこの気温、このゴアテックスならそれほど蒸れずに済むことでしょう。

畑薙ゲート駐車場に車両を停め、ヘルメットは防水バッグに入れて括り付けて登山準備します。

08:35登山開始です。畑薙ゲートを抜けます。ここから先でも自転車なら走れるので今後はそういう手もあるかな。検討してみますか。

雨は降ったりやんだりを繰り返しています。畑薙大吊橋までが結構長いんですよね。まだその姿を見ることができません。

稜線が見えていますが、その上は真っ白です。いや大丈夫、明後日にはいい景色が待っているのさ。

09:05畑薙大吊橋にようやくたどり着きました。

雨で滑る大吊橋はなかなかに面白さを感じます。

ヤレヤレ峠通過。ここで下山してきた方と会話します。

どこからですか?
「茶臼小屋だけど聞きしに勝るひどい道だったよ。傾いたまま直していない橋や踏み抜きだらけのトラバースとか、ひどいものです。一回転んじゃいました。」
4年前にここ通っていますが、吊橋の板が抜けているところありましたが大丈夫でしたか?
「さすがにそれはなかったです。」
雨は降っていますが、樹林の中なので体にはそれほど当たりません。天然の屋根の下にいるような感じです。

ヤレヤレ峠から下ると1号橋に到着です。あれ、架け替えてあってきれいになっているじゃないですか。

もちろん踏み抜きなんてありません。

2号橋はそのままでしたけど。

3号橋もかけ替えてありますね。

この辺りは沢に沿っての道なので傾斜もゆるくどんどん距離を稼げます。

しかし、沢から離れ高巻部に来るとこの有様です。ここを登るのも3回目ですからいまさら驚きはしませんが。

4号橋もそのままですね。

10:40ウソッコ沢小屋到着。

ここで初めての休憩を取りました。ザックを降ろし、レーションを口にします。休憩中にも突如雨が降ってきたりしました。ここは木陰が無いのでもろに当たってしまいます。
11:00行動再開。43年前に高校1年生「シゲル」が取り付いたとおもわれるオーバーハングを眺めながらその上の橋を渡ります。※引用:山行十話 第一話

ウソッコ沢から先は急登が続きます。今までここに苦しめられてきましたが、全泊しているので体調は万全、特に問題なく登ることができました。

問題と言えば手すりがぐらぐらするくらいかな?

ニセ中の段。看板が見えて中の段かと思わせておいて実はまだ先というパターンですが、3回登っていれば騙されることはもうありませんよ。

こっちが本当の中の段です。11:58通過。

12:35横窪峠通過。ここまで来れば今日の幕営地はすぐそこです。

でも油断は禁物、こんな一本橋もあります。

以前来た時と同じところにテントを張ることにしました。

3年前と同じ場所に同じテントですから間違い探しのようですが、決定的に違うのは横窪沢小屋が営業をしていないことです。その代わり避難小屋は開放中とのことです。トイレも閉まっていたので久しぶりに便持ち帰り袋の登場となりました。

テントを張り終えてすぐ、大粒の雨が降ってきました。雨音を子守唄代わりにしばらく眠りました。

雨も止んだ夕方、水を汲んできて夕食を作りました。この小屋は水が豊富なのでそこもいいですね。初日で担ぎ上げもそれほど苦にならない距離だから、ちょっと重たいけどレトルトソースを使ったパスタにしました。パスタはスパゲティだと小さいコッヘルで茹でるのが難しいので今回はペンネを使いました。

電波状況は悪いものの、かろうじて4G回線が使えるので天気の情報収集と家族、仲間にラインで近況の報告をしていました。
明日も雨予報ですが、早い時間には降らなさそうです。早立ちした方が良さそうなので早めに寝ました。
今回使ったコッヘルがこちら。110gガスカートリッジとストーブ、ライターを収納することができます。チタン製でとても軽いですよ。
ストーブはこちら。非常に軽量でコンパクトです。重たい物は載せられませんが、その手の用途にはガッチリしたモデルを使用してください。

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昨夜、そして朝に天候に恵まれない日程となりそうな今回の山行をどうまとめるのか、そもそも登らないという選択肢も含めながら検討しました。結局現時点で2日目、3日目は絶望的に雨からは逃れられない感じですが、4日目に午前に晴れの予報が出ているので光岳の山頂でご来光が楽しめるのではないかと踏み、そこに賭けて2日間の雨に耐え忍ぶことにしました。
今日の行程は短めなので朝もゆっくりと出られます。白樺荘で朝食もいただきました。

白樺荘を出る時にはまだ雨は降っていませんでしたが、部屋から合羽は着て出ました。どうせどこかで当たるのです。それにこの気温、このゴアテックスならそれほど蒸れずに済むことでしょう。

畑薙ゲート駐車場に車両を停め、ヘルメットは防水バッグに入れて括り付けて登山準備します。

08:35登山開始です。畑薙ゲートを抜けます。ここから先でも自転車なら走れるので今後はそういう手もあるかな。検討してみますか。

雨は降ったりやんだりを繰り返しています。畑薙大吊橋までが結構長いんですよね。まだその姿を見ることができません。

稜線が見えていますが、その上は真っ白です。いや大丈夫、明後日にはいい景色が待っているのさ。

09:05畑薙大吊橋にようやくたどり着きました。

雨で滑る大吊橋はなかなかに面白さを感じます。

ヤレヤレ峠通過。ここで下山してきた方と会話します。

どこからですか?
「茶臼小屋だけど聞きしに勝るひどい道だったよ。傾いたまま直していない橋や踏み抜きだらけのトラバースとか、ひどいものです。一回転んじゃいました。」
4年前にここ通っていますが、吊橋の板が抜けているところありましたが大丈夫でしたか?
「さすがにそれはなかったです。」
雨は降っていますが、樹林の中なので体にはそれほど当たりません。天然の屋根の下にいるような感じです。

ヤレヤレ峠から下ると1号橋に到着です。あれ、架け替えてあってきれいになっているじゃないですか。

もちろん踏み抜きなんてありません。

2号橋はそのままでしたけど。

3号橋もかけ替えてありますね。

この辺りは沢に沿っての道なので傾斜もゆるくどんどん距離を稼げます。

しかし、沢から離れ高巻部に来るとこの有様です。ここを登るのも3回目ですからいまさら驚きはしませんが。

4号橋もそのままですね。

10:40ウソッコ沢小屋到着。

ここで初めての休憩を取りました。ザックを降ろし、レーションを口にします。休憩中にも突如雨が降ってきたりしました。ここは木陰が無いのでもろに当たってしまいます。
11:00行動再開。43年前に高校1年生「シゲル」が取り付いたとおもわれるオーバーハングを眺めながらその上の橋を渡ります。※引用:山行十話 第一話

ウソッコ沢から先は急登が続きます。今までここに苦しめられてきましたが、全泊しているので体調は万全、特に問題なく登ることができました。

問題と言えば手すりがぐらぐらするくらいかな?

ニセ中の段。看板が見えて中の段かと思わせておいて実はまだ先というパターンですが、3回登っていれば騙されることはもうありませんよ。

こっちが本当の中の段です。11:58通過。

12:35横窪峠通過。ここまで来れば今日の幕営地はすぐそこです。

でも油断は禁物、こんな一本橋もあります。

以前来た時と同じところにテントを張ることにしました。

3年前と同じ場所に同じテントですから間違い探しのようですが、決定的に違うのは横窪沢小屋が営業をしていないことです。その代わり避難小屋は開放中とのことです。トイレも閉まっていたので久しぶりに便持ち帰り袋の登場となりました。

テントを張り終えてすぐ、大粒の雨が降ってきました。雨音を子守唄代わりにしばらく眠りました。

雨も止んだ夕方、水を汲んできて夕食を作りました。この小屋は水が豊富なのでそこもいいですね。初日で担ぎ上げもそれほど苦にならない距離だから、ちょっと重たいけどレトルトソースを使ったパスタにしました。パスタはスパゲティだと小さいコッヘルで茹でるのが難しいので今回はペンネを使いました。

電波状況は悪いものの、かろうじて4G回線が使えるので天気の情報収集と家族、仲間にラインで近況の報告をしていました。
明日も雨予報ですが、早い時間には降らなさそうです。早立ちした方が良さそうなので早めに寝ました。
今回使ったコッヘルがこちら。110gガスカートリッジとストーブ、ライターを収納することができます。チタン製でとても軽いですよ。
ストーブはこちら。非常に軽量でコンパクトです。重たい物は載せられませんが、その手の用途にはガッチリしたモデルを使用してください。

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