リカンベントのTW BENTS、アクションプラスのクランクセットは4500系ティアグラのクランクセットにスギノのインナーギア板を使用していました。BBはデュラエースです。
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なんの問題もなく使用できていたのですが、チェーンを4700系の物に交換したところインナーからアウターへシフトすると上手くギア板に乗らず外側に脱線してしまうようになってしまいました。チェーンとギア板の相性が良くないのですね。

それならギア板を交換すれば済むはずなのですが、うーん4アームになってしまっていて互換性は失われていますね。どうするかな。

こうしちゃいました。
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ペダルを外し、クランクを抜いたら4700系クランクを入れるだけです。ホローテックⅡになって交換作業は簡単になりましたね。

ギア板の進化は分かりますが、意外なとことも適正化されていました。クランクアームボルトの新旧です。右が旧型で、工具のかかり代が浅くてとてもなめやすい構造です。左は新型で、深くてたっぷりと差し込むことができます。ネジの長さもまるで違いますね。
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と言っても、それほど大トルクをかける所ではなく0.7Nm~1.5Nmの範囲で締め付けるだけです。
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左クランクボルトの締め付けトルクは12Nm~15Nmです。2本のボルトを交互に、最終的にはトルクレンチで規定トルクに締め付けます。
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チェーンをかけて、ペダルを取り付ければ完了です。
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ディレイラーの調節もせずにそのまま回転、シフトしてみました。アップもダウンもスパッと気持ちよくシフトします。今までの脱線癖が嘘のようです。やはりチェーンとギアはシリーズでそろえないとだめですね。

ところで、写真が分かりやすくなるように後ろに段ボール箱を立てて撮影しましたが、この箱の中身は実はリムなのです。今度の休日はこれでホイール組をする予定です。





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