引手を作る予定が床の剛性不足発覚でまずはそちらの対策を講じることにしました。
処方箋はいくつか考えられます。床板の剛性自体を上げる方法、これは現在の桟を太い物に換装して床板の中央部分が下に下がらないようにすれば、木製のステーを下に引っ張らなくなるので解決できるかもしれません。しかし、重量が重くなるし、床板制作作業をやり直すのはうんざりです。
床を高い位置にするとか、いっそ木製ステーをつないでいる全ネジボルトを廃するという手も解決策の一つかな?ただし、重いのを乗せると中央部の支えがなくなるのでよくないでしょうね。
金属ステーを丈夫なチャンネル材に換装する手もあります。そもそもここの剛性が不足しているのが原因なのです。ここの横方向の剛性が十分ならこんなことにはならないのです。ただし、結構高価なチャンネル材を買うか、もしくはアングル材で横方向に出っ張らせるか。後者なら積載面積を減少させ、収納状態を大きくしてしまいます。
いっそ、全く違う処方はどうだろう?四角だから動いちゃうんだよ。こんなのはどう?

スチール家具の補強金具を加工して作りました。

こんなふうに、関節のネジを緩めて置いてそこへかませるのです。

補強材は4枚同じのが無かったので、このようにしてみました。ディスクグラインダーで切って、適当なネジ穴を開けただけです。

63㎏の荷物を載せても大丈夫!一番安上がりで手間もかからず、そして効果的な方法だったのではないでしょうか。

かかった費用は0円、増加した重量は気になるほど重くはなく、組み立て、分解にひと手間かかるだけで済みます。そして得られる剛性は実用まで上がりました。

追加ステーも畳んだ床板の上に収まります。これで行きましょう。さあ、次こそ引手を制作ですよ。

今日は私の誕生日、妻が洋風料理ナカムラへ注文しておいてくれたオードブルを取りに行きました。

懸念事項だったアウトドアワゴンの床剛性も実用十分になったし、おいしい食事で楽しい夕餉、さらに同僚から頂いた寄せ書きの誕生カード。実によい誕生日になりました。
