鋸を入れてからもう1か月です。まだ完成には至っておりません。しかし、ゴールは随分近くに見えてきました。
床に貼る板は部屋の間仕切りを作成した時の残りの5.5㎜厚ベニヤ板です。依って変な形に切られていますが、寸法的には問題ないのでこれから切り出します。
荷物の重量から考えると板厚が十分ではないので桟を付けます。桟は19㎜×19㎜の棒を使用しました。
桟は蝶番に合わせて10㎜奥に入るので、溝を切ります。
相欠き継で接合します。
うまくいきました。きつめの接合で、しっかりと固定されます。
ちょっときついなあ。一旦外して削ろう。あ、ぽろっと逝っちゃった!
なんのなんの、こっちなんてバラバラだぜ。でもキニシナイ、接着剤で付ければOKです。
こんな感じになりました。
次は蝶番のヒンジ部の出っ張る分を切り取ります。
うん、いい感じ。
できました。さあ、もう一枚行くぞ。
今度こそ丁寧に。
錐で下穴を開けます。
木ビスを打っていきます。
蝶番も設置。
さあできました。
次は、この2枚を蝶番で接合します。
出来た。裏返します。
要らないストラップからループをいただきます。だからこの手の物は捨ててはいけないんですよね。切断面はライターであぶってほつれ止めを施します。
桟を留めていた木ビスを一旦外し、長い物と換装します。そして先ほどのストラップのループを共締めします。
これが無ければ折りたたむときに下に手を入れなければならなくなるのです。
ワゴンに入れてみます。床板が傾かないように、折りたたんだ時にひずみが出ないように、精密に寸法を計測し、そこへ蝶番で床板を固定します。
こんな感じになりました。
前後の柱につけてある板を前後にオフセットさせてあるので、センターがずれて桟の位置に全ネジボルトが来るようになっています。正直、ぴたりの位置ではないのですが。
ビス固定が完了したら、一旦畳んでみます。
スムーズに畳めます。
床板を入れてもこの厚みまでたためます。計算通り、そして十分でしょう。
イージータープを乗せてみました。いい感じ?いえ、問題点が発見されました。重量物を乗せると、黒い金属のステーの横方向の剛性が不足して、前後の上がすぼまるように歪んでしまうのです。積載荷重は10㎏がいいところでしょうか。何とかしなければいけませんね。
ただの板状ですからね。断面積を増やしたりリブを立てたりすると小さく畳めなくなるし、それ以外の方法で対策は現在考え中です。
それ以外にもまだまだ考えることが山積しております。でも、今日はここまでにしましょう。