2017年11月29日

もてぎエンデューロから中2日、その2日が苛酷な当直と、勤務が開けてからのボランティアセンター主催の養成講座での講演、さらに歯科で節目検診と睡眠時間が短いまま動き回りました。

ちなみにしゃべったのはここです。妻の知人が聴講生に居て驚きました。
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ああ疲れた、しかも明日は雨というじゃないですか。今日くらいゆっくりと山登ってくるか!

しかし、レースでの洗濯物などがたまったままなのでそれを片付けたりしていたら家を出るのが9時15分になってしまいました。いやいや、これも想定の範囲内、秩父御岳山だから余裕でしょう。

晩秋の秩父路を走るのも楽しかったですよ。道の駅大滝温泉に車両を停めて、登山準備が整ったら登山開始!
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車道を歩いて、ここを右折。この先に登山口があります。
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さあ、登山口に到着です。案内板に気になる文字が!

「落合コースは通行止めです。」

!!!!!!!!!
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どうするどうする!
杉の峠まで行き、そこから強石コースで山頂を目指すという方法もありますね。ただ、出発が遅かったので日没の早いこの時期、歩行時間が長くなるのでリスクが高すぎます。ヘッドライトは持ってきてはいますが、使わずにおしまいにしたいところです。

持ってきた地図は昭文社の雲取山・両神山 奥秩父の1枚だけです。この地図は御岳山が一番東側で、これより西に山はますます深くなっていってしまいます。地図なしでは登れないし、時刻は正午を過ぎて行動時間はますます短くなるし。

ん、なんだ、この山は?二瀬ダムの上に大黒山というのがあり、登山道があるようです。二瀬ダムから山頂までコースタイムで1時間10分です。この程度ならいけるでしょう。でも、聴いたことない山だからなあ。登山道の整備状況が心配だなあ。靴はコミネのSB-2、底は私が接着剤で貼ったやつだぜ。大丈夫か?

とにかく、行ってみなければわかりません。CB250Fに再び跨り、二瀬ダム駐車場へ行きました。あれ、隣は2代目MR-2だね。
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紅葉が見事です。
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地図ではトンネルがあるはずなのですが、トンネルは使用できずに道が谷川にせり出すように付けられていました。登山道は?どうやらこれのようです。
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ちょっと寒さを感じたので、バフ(BUFF)で頭と顔を保温します。登り始めれば要らなくなるでしょうけどね。ライディングジャケットの首からの冷気遮断も今回はこれを使っています。
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登っていきます。
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二瀬ダムの上は道路になっていて、三峰方面への通路になっているのですね。狭く見えますが、フルサイズのバスが通っています。九太郎さんと雲取りに行った帰路に利用しましたね。
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上まで出ました。テニスコートがあったり、遊歩道が有ったりしますがもう使われていない様子です。
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紅葉は見事ですね。
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地図と現況とが一致しません。この道路、どっち行ったらいいのだか。コンパスとGPSを頼りにとにかく西に向けて歩きます。
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地図では車道は横切るだけで、車道歩きはないんですが。
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あ、秩父YH に出ました。地図ではこの建物の東側に登山道があります。しかし、なさげです。YHの建物まで上がり、うろうろしますが登山道は見つけられません。
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レイクビューホステルとよくわからない名前になっていますが、秩父湖は確かに眼下に見られます。
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もう少し道を西に行ってみることにしましょう。するとYHのすぐ横に、登山道入り口を発見。いきなりの急傾斜に大喜びしました。
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さあ登るぞ!道はしっかりと踏みあとはついていますが、落ち葉が多量で一部不鮮明になっているところがあります。地図はほぼ役に立たないと思った方が良いです。現況と違い過ぎるのです。
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地図では一回しか道路の横断がありません。こっちが地図の部分でしょうね。で、どっちへ歩けばいいのでしょうか?
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登っているんだから、道も高くなっている方へ行くのが順当でしょうね。するとやはり、登山口がありました。
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あれれ、また道路へ出たぞ。一体どうなっているんだ?道標はあるので間違ってはいないはずです。
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そして、再び登山口。
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え、また道路!?どうなっているのでしょうか。
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今度はここから上がるようです。
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山頂直下に鎖場がありましたが、正直なくても問題ない程度です。
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そして、大黒山登頂!樹林の隙間から眺望は楽しめます。ガイドブックにも載っていないマイナーな山ですが、案外楽しめました。ただ、人にはお勧めできませんね。案内がない部分もあり、ルート上の赤布が極端に少なく、なおかつルートが不明瞭だったりしますから。
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下りは元来た道を帰りました。紅葉越しに二瀬ダムが見えてきました。
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往きには気がつきませんでしたが、歩道の隧道はまだ使っていました。ここを抜ければ二瀬ダム駐車場はすぐです。
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二瀬ダム事務所へ寄ってダムカードをいただきました。通算3枚目となります。
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さあ、帰ろう。いやまだ時間早いな。風呂に入る用意はしてあるから、大滝温泉寄って行こうかな。

紅葉の奥秩父を走ります。日が傾いてきたらずいぶんと冷え込みますね。
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早く温泉に入ろう。
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いや、待て待て、この寒さじゃ湯冷めするかもよ。それよりちゃんと食事した方がいいんじゃないの?
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道の駅大滝温泉は通過します。
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さて、どこで食べようかな。
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そうだなあ、前回ここ通った時には営業時間前だった、道の駅あらかわに行ってみるか。
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道の駅あらかわに立ち寄りました。さて、何が食べられるのでしょうか?秩父うどんって、あるけどなんだろう?レストランのお姉さんに尋ねました。
「あ、うどんに秩父うどんって名前を付けているだけで、普通の素うどんですよ。」
「小麦が秩父産とか、そういうのは?」
「いや、そんなことないです、名前が秩父っていう名前のうどんです。せっかくですから、秩父のキノコが入ったキノコうどんとか、鹿肉のうどんとか、そっちの方が秩父うどんとは書いていないけど秩父らしさがありますよ。」
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なんのこっちゃ。名前はともかく、鹿肉うどんを注文しました。秩父と名前に入っていないけど秩父産の鹿肉です。うん、おいしいですね。温かいスープが体を温めてくれます。入れ放題の揚げ玉と行者にんにくのラー油がまたおいしいですね。風呂より食べ物です、私は。
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関越がやや込み、外環は美女木までが混雑でしたが、何とか夕食に間に合うくらいには帰宅出来ました。御岳山はもう少し朝早く発ち、三峰か強石から入ることにしましょう。秩父と言えば山のmochiさん、ご一緒にいかがでしょうか?