ニキリンさんの定例リカンベントファンデーに参加しました。会場の水元公園も紅葉になってきましたよ。
ニキリンさんは試乗車を8台も用意してくださいました。いつも感謝です。

たまたま居合わせた草加の団体の方から借りた自転車に椅子壱さんが跨ります。ファットタイヤのバイクですが、意外なほど軽く進むようです。ただし、フロントチェーンリングがものすごく小さいのですけどね。
幅は4.6インチもあります。

一昨日サーキットでご一緒だったイザケンさんは、今回はチャレンジで登場。アルミにカーボン巻きのリアスイングアームの凝った造形は物欲をそそられますね。そして前2段、後ろ9段、さらに内装ハブ3段の変速ができるのです。外装変速機はほとんどいじらず、内装だけで事足りるとか。ご厚意で私も乗せていただきました。少し重く感じましたが、スピードが乗ってからはビシッとどこまでもまっすぐ進むような、強固な剛性を感じました。この乗り味でサス付きですから、その精度には驚かされます。

前輪駆動の車両です。TW-BENTSのコブラと似ていますが、乗り味はかなり違います。こちらの方が素直なステアリング特性で、コーナーリング中に踏み込んでも姿勢を乱しにくく感じました。また、加速もより鋭くできます。コブラは後輪が片持ちという以外、ほとんど間違い探しのような違いしかないのですが、わずかなホイールベースやフレームの角度の差がこの違いを生むのでしょう。前輪への荷重不足も坂道でもほとんど感じませんでした。坂道発進とウェットではやはり粘着力不足を露呈しそうですが。
トライクにトレーラの組み合わせは絵になりますね。これでキャンプに行きたいものです。

17バイシクルのエス17です。本来後輪24インチ、前輪14インチ、そして正爪エンドとタイヤやホイールの選択を狭めてしまう構成なのですが、後輪を何と!スピナジー26インチに、前輪はサスキットで16インチへと換装してあります。すぴなじーの後輪は見た目にも強烈な印象ですね。

エス17は乗車姿勢が立っていて、椅子に腰かけるように乗るので違和感なく乗れます。
これだけ変態改造車が多い中、私のノーマルなアクションプラスに興味を持ってくださる方もいらっしゃいました。レース用に装備を外したまま、スタンドとペダルだけ付け替えてきました。

脚が届かない!
だから、おじいちゃん引っ張ってね。
こちらはタンデムですね。キャプテンは風が吹くとLEDを光らせ、脚を回します。ストーカーはただ猛烈に漕ぐだけです。

こんな変態バイクも!中華カーボンリムかと思いきや、何と‼アルミでした。しかもブレーキパッドの当たり面がなく、ブレーキを掛けるとものすごい音が出ます。金属を爪でひっかいたような、とても嫌な音です。それがリムに反響するものですから、大変なものです。これをこのフレームに付けているんですよ!

登場と同時に驚きと羨望を集めたのがこのバイク。チェーンリングがダブルな理由は、前はヤマハパスの電動アシストで、その後ろのチェーンリングでは増速をしているのです。BBを挟み込みで増やすという大技にはびっくりです。

シート裏に付けている三脚バッグには、このキャノピーとフロントカウルが畳まれて入っていました。これで日差しが強くても、雨が降っても大丈夫!

ヒロくんさん登場。もてぎでもご一緒いたしました。今日は納品まで半年待ったトライクに乗って(駐車場からですが)来ました。後ろのくるくるに注目が集まります。

ホイールカバーは自家塗装!それにカッティングシートを貼ったのだそうです。そのデザイン力と仕上げはプロ超級です。ちなみに「弐号機」をイメージしたのだとか。

くるくるはみんな欲しがっていましたね。

M5でやってきたのはマッキーさん。この方ももてぎを走られた方です。

リアショックと、さらにシートを改造してふかふかにしてありました。私も乗らせていただきましたが、雲の上を走るような、心地よい乗り味でした。小径ゆえにコーナーで切り込んでいく癖はありますが、まっすぐ走る分にはこの車以上の物はないかもしれません。


少しでも大きい車輪をと、後輪は406を451へ換装してあります。その為にブレーキにはアダプターをかませてあります。クリアランスはぎりぎりですね。

フロントはさらにぎりぎり、というか当たってしまったので削りを入れたそうです。この努力があってこその、雲の上の乗り心地なのでした。
折り畳み超小径車も登場。Aバイクです。パチもんが多いのですが、これは本物だそうです。


ブレーキはオープン型ドラム式と驚きの構造です。正直、あまり効きはよくありませんでした。でも急激に効くとかえって危ないでしょうね。オーナーは時速10㎞程度で走るのが適正ということでした。

さて、楽しかったファンデーも終わりです。ニキリンさん、楽しい時間をありがとうございました。そして参加者の皆様、またお会いしましょう。本日のエス17さん、トランポは任せてください。サーキット行きましょう!
