2014年9月22日
朝4時起き、4時30分発。そして6時40分、内房の海岸に到着しました。。遠くに見えるは浮島です。
艇を降ろしてセットアップします。
到着から40分ほどで出艇しました。
光学式魚群探知機(箱メガネ)で魚影を探します。濁りが入っていて底の様子がよくわかりません。砂地なのか、岩礁帯なのかがわかる程度です。
まずはシロギス狙いで砂地を探ります。1時間経っても釣れませんね。日が悪いのでしょうか、それともいないところばかり狙っているのでしょうか。
今度は岩礁帯を狙って根魚を狙うことにしました。釣れません。日が悪いのでしょうかそれとも(略
粘ること1時間、ようやく1匹目を釣り上げました。小さいベラでした。
こりゃダメかな~。もう少し沖へ出てみましょう。おお、潮目がありそうだぞ。何かいるでしょう。あ、ナブラだ!カモメもいっぱい来ているぞ。よし、竿を交換、ルアーを付けてとにかく投げ込みます。気持ちよくスーと飛んでいくルアー。中層まで沈み込むのを待ってリーリング。
んん、いやな感触。ああ、やっぱり。根がかりした~。艇を近づけてルアーのレスキュー、海草が針がかりしていました。そしてすかさず第2投!するすると伸びていく道糸。しかし、もうそこにはナブラはいなくなっていました。
しばらくルアーを投げていましたが、何一つかかりません。あと一回投げて小物竿に切り替えるか。えい!あ、バックラッシュやってしもうた。ダメだこりゃ。ここであきらめてはいけません。家にはおなかをすかせた子供が待っているのです。からんだ糸を解きほぐします。
さて、気を取り直して再び根魚を狙っていきましょう。入れるやいなや、つんつん来て餌がとられてしまいます。これはあいつがいるな。針に深々と餌を付けて、慎重に合わせると、やはりお前か、でも小さいなあ。
あまりにも小さいオハグロベラはリリース。
おお、ネンブツダイがかかったぞ。泳がせ釣りしてみましょう。
再びナブラが来れば何かかるかな?しかし、結局ナブラは数回きましたが、何もかかりませんでした。
小物竿に集中しましょう。本当に小物過ぎる物しかかかりませんね。粘る事1時間、突如竿が折れそうなくらい引き込まれました。これは!しかし、持ち上げられません。釣り具の能力を超えているのでしょうか。
リールのドラッグを緩めてじっくり取り組みましょう。空転して糸を送り出すリール。あげられるかな?無理かなあ。とにかくあわてないことにしましょう。
急にふっとゆるくなる瞬間があり、一気に巻き上げました。すると見えてきたのは大きなカワハギ!
仕掛けを切られないように慎重にあげました。
ようやく上がったカワハギ君。娘の釣り上げた記録は抜いたぞ!(セコイ話で申し訳ないです。)
この辺りはカワハギが多いぞ。カワハギに絞って仕掛けを変更しました。
その後もカワハギをたて続けにあげました。小さいのも含みますけど、数はかなり行きました。14時30分、上陸。
艇をばらして車載します。着替えも含めて、上陸後30分で発車しました。ファルトにしては早い方ではないかな?と自画自賛。
幕張の渋滞はもうどうしようもない感じですが、それだけではなく途中SAでちょっと寝たこともあり、家にたどり着いたのは18時近くになっていました。それから調理します。
大きいカワハギはもちろん薄作りに肝醤油です。
あまり薄くない薄作りですけど。
ベラ等の小魚はウォーターオーブンで塩焼きにしました。
初めての内房カヤックフィッシングでした。満足のいく釣果ではありませんが、いい勉強になりました。ブログの友達、Kikuさんならシーバスの10本も上げているでしょうし、おかずももう1~2品分釣り上げていたでしょが、その素晴らしい技術も一朝一夕に体得したのではないことが良くわかります。やはり、数多く海に出るバイタリティがあってこそのものなのですね。心からの尊敬を申し上げます。
今回は一応釣れたので魚を買わずに帰りました。妻は釣れなかったら喜ぶ人なのです。待つ方としては、普通の人があんまり食べない魚を食べさせられるより、地元漁港の魚屋で普通の魚を買って帰るほうがそりゃいいでしょうね。でも、カワハギは喜んでくれました。
ボクは「高級魚」と聞くだけで食べたことがありません。
ウマヅラならば、干物が普通に売られていて、それは酒のお友ですが、そう言えば、これも近年食べていないなあ。