本日午前、無事に鎖骨プレートの抜去を終え、退院いたしました。皆様には、特に会社の同僚の方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。明日から職場復帰できるように、体調の調整に取り組んでおります。
14時
荷物を詰めたキャスターバッグを引いてバス停へ向かいました。以前直した、あれです。ガラガラうるさいし、頑丈にし過ぎて重くなってしまったバッグですが、帰りにどんな状況なのかわからないのでこれにしてみました。
駅でバスを降り、まずは銀行へ行きます。入院保証金を入れなくてはいけないのです。
14時30分少し前、受付でお金を払ったらいよいよ2階へ行きます。ナースステーションで受付を済ませ、書類へのサイン、捺印をします。何枚もあります。今回は右手で書けるので楽勝です。いろいろと生活についてお尋ねがあります。
トイレは?「自立」
食事は?「自立」
歩行は?「自立」
着替え、シャワーは?「自立」
現在の痛みは、10段階で表現すると?「ゼロ」
現在できないことはなにかありますか?「退院」
書類作成のために確認するのでしょうが、「介助お願いします。」と言っても信じてもらえないでしょう。
そして麻酔医の問診、説明、サインと続きます。
それが済んだら部屋へ行きます。昨年10日もいたところですから、勝手知ったる別荘のようなものです。部屋は前回とは東西反対側でした。変わらないのは差額ベッド代の発生しない6人部屋だということです。ここで十分快適な生活を送れます。
読んでいる本は「のぼうの城 上」和田竜著 です。本も持って行きましたが、昨年退院間際にこの本が病院に置いてあることに気が付き、プレート抜去手術の時にはぜひ読もうと思っていました。今、その本懐を遂げている最中です。

入院した今日が、早速手術前日に当たるわけで、いろいろと忙しいのです。検温、血圧の測定、身長体重の問診計測、先週受けた検査結果の開示(コレステロール値が高め以外問題なし)、食事の聞き取りなどをそれぞれの職種に人が入れ代わり立ち代わりきます。なかなかじっくり本を読む時間も取れません。
さらに毛を剃りに処置室へつれて行かれます。胸毛、わき毛、そして電気メスの電極用に脚、、、あれ、こっち剃ってありますね、と言われます。はい、自転車乗りですから。
「ええ、自転車レーサーって、すね毛そるんですか!」
という反応でした。え、知らない人もいるんだ、と私も新鮮な驚きでした。
すね毛を剃っている理由を、かつて、会社に来た実習生に冗談で、
「生活きついので、夜は新宿でこっち系のアルバイトしているから。」
と言ったら本気にされて、店の名前を後に尋ねれたことがありました。実習日誌に書かれても困るので本当に理由を明かしました。その実習生も、そういえば知りませんでしたね。
夕食は食堂で摂ることを希望します。何しろ、今現在はどこも悪いところはないのです。
食事は病院のそれとは思えないほど、毎度量も質も味も良いものです。

残念なことは、この食事をもってしばらくは水を除き、飲み物さえ口に入れてはいけなくなることです。唯一の例外がこれです。

食後に屋上に出て沈みゆく太陽を見ていました。明日、日が高くなるころには左手には留置針が刺さり、ここまで出てくることはできなくなっているでしょう。

20時30分、浣腸のために看護師が訪室しました。昨年はすぐにトイレに行くことができなかったせいか、排便ショックに襲われ、のたうちまわった嫌な記憶が残っています。しかし今回は異常ない体ですので、全く問題なくトイレまで歩くことができます。それでもやや気分は悪くなりました。問題ない範囲で済みましたが。
21時、消灯になりました。そうだ、レンドルミンの服用があった、と思いだし、飲みました。しかし眠気は全く来ることなく、結局22時30分までiPOD Touchでポッドキャストのミラクルサイクルを聞きながら過ごしました。
ものが伝わって来ますね!(*^_^*)
今回は、プレート除去と言っても
手術は手術、あの独特な場所に向かう
前日ですね(⌒-⌒; )