三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2026年8月6日

今日もテントは張りっぱなし、アタックザックのみの軽身で立山周遊をしてきます。3時30分、テントから顔を出すと空には冬の星座が輝いていました。ご飯を食べているとやがて空が白みだしてきます。今日も雲一つない好天のようです。
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正直、長いコースではないからもう少し遅く出てもいいのですが4日間連続して夕立にあっていないこともあり、さすがに今日は降るだろうと4時42分に雷鳥沢キャンプ場を出発します。

キャンプ場から橋を渡ってすぐ、雷鳥坂と一の越方面の分岐があります。非常にわかりやすくなっていていいですね。
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黄色い丸を追って歩きます。登山道というよりは涸れ沢ですね。
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ん、なんか方向が違うぞ。これ大走り方面じゃないのか?振り返るとキャンプ場がまだ近くに見えます。地図とコンパスを出して確認します。100_0294 (カスタム)

引き返すと、ああ、そういうことだったのか、先ほどの涸れ沢の続きが道ではなく、ここから草原に登るのでした。
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そして分岐。ここが大走りとの分岐でした。
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道はテント場のすぐそばを通ります。これであっているのか?地図を取り出し確認します。なるほど、合っていますね。この先迷いやすいとされているので地図は短パンのポケットに、コンパスは胸ポケットにそれぞれ入れて確認しながら進むことにしました。
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ここに橋掛けたら、テント場からすぐ行けるのになあ。
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高山植物をかき分けて進む大変贅沢な登山道です。なんかこれでいいのか、という気持ちにさえなってしまいます。
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コンクリートで守られた、あるいは檻に入れられたお地蔵さんたち。
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一の越は見えちゃっているけど、これがなかなか近づいてきません。
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5時31分、分岐通過。この道昭文社の地図に載っていないんですよね。地図が古いからかもしれませんが。調査年が2003年とあります。
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「迷」と地図に記されていますが、なるほどこれは。この先行する方を追い越させていただきましたが、その時になかなか着かないと言うと、
「一の越の小屋は逃げてはいないでしょうから、いつかは着きますよ。」
と教えてくださいました。
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本当に逃げていないのか、怪しいなあ。まだまだあんなに遠い!
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6時20分、一の越山荘到着。
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続いて着たさっきの方に、
おっしゃる通りでした。一の越は逃げていなかったみたいです。
というと、
「そうでしょう、そうだと思いましたよ。」
と返してくださいました。

ここで山座同定を楽しみました。
「あの、はるか遠くに見える山はずいぶん高いけど、あれなんだかわかりますか?木曾御嶽かなあ。」
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はいはい、それは私の得意とするところでして。広域地図とコンパス、そしてもう一つ必要なこれがあれば。
「え、もう一つ何が必要なんですか?」
じゃーん、老眼鏡!
で、結論から言えば八ヶ岳ですね。
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6時37分、一の越出発。ここからは登山者というか、参拝者が多いようで登りと下りでそれぞれ登山道が付けられていました。
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室堂平にも日が射すようになってきました。
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軽身ではあっても、さすがに3000m級の高山ですから息が切れてきます。
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後ろからくる学生パーティーの声が聞こえて来るようになりました。
「AIはさ、自分の専門分野のことを尋ねると答えが薄いし微妙に間違っていたりするから、きっとその他の分野でもそうなんだろうからあんまり信用しちゃいけないことが分かるよ。」

なんて声が聞こえました。

追いついてきたし、そろそろかな。

先どうぞ。AIが譲れって言っているから。あんまり信用しちゃいけないけど。

「あれ、お恥ずかしい会話聞かれちゃって。」

先行してもらったパーティーについて行きましたが、やはり歳の差なのか普段のトレーニングの差なのか、だんだん差が開いていきます。

これが雄山の神社か?いや違うよね、まだ上があるんだから。
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7時22分立山雄山到着。あれ、ここ山小屋ではなく神社?しかも一番高い所はここじゃないんだね。
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参拝料を支払って、、、8時前だと集金なし、雄山の頂上3003mに登りました。先ほど先行してもらった学生パーティーと写真を撮りあったりしました。
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今日も最高の眺望!
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パノラマで
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あれ、通行止め?
「そちら側は大丈夫です。これからヘリが来るので、神社の方には行けません。」
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巫女さんですか?
「はい、巫女です。」
山小屋の従業員ではないのですか?
「いえ、ここは純粋に神社なので、山小屋としての機能はありません。」

そしてヘリが来ました。さすがの技術、ぴたりと定位置でホバリングしていました。
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さあ、先へ行きましょう。7時42分、雄山出発。

7時50分、大汝山到着。
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ここで先とは別の大学生パーティーの写真を撮ることに。あ、法政大学か。俺も受験はしたぞ、落ちたけど。

どっと笑うその瞬間に撮影しました。そしてスマホを返すと、おお、という感嘆の声が。その声を合図に数名の方から写真撮影をお願いされました。

「写真上手ですね。いいカメラ持って来ているんですか?」

うーん今回は持って来ていないね。このコンパクトだけ。あれ持ってくる気力がなくなってきているからね。

この辺り、一眼レフで撮ると違う作画ができるんだよね、なんて思いながら。
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8時04分 大汝休憩所通過。
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雪渓を渡る風がひんやりしていてとても気持ちが良かったです。
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富士の折立に来ました。登山道は巻いていて、頂上に立つにはここから上る必要があります。その入口付近にたくさんの人が休んでいました。
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「さっき若い人たちが登って行ったけど、岩場だし登らないでここで休んでいます。」
そうですか、若い人が行くところなんですね。若い人3人分の私登ってきます。

確かに、大汝山と比べても岩場のレベルは上ですが、それでも昨日の剱と比べるまでもなくあっさりと登頂しました。

ここ、登った方がいいよ。この景色が360度だよ。これから行く別山方面と、
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おお、剱岳が良く見えるじゃないですか。
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そろそろ降りるか、というタイミングで一人登ってきました。シャッター押しますよ。

「それではそのお返しに。」
お願いしまーす。
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富士の折立を降りてから先に進むと、だんだん山の様子が変わってきます。真砂山はまさにその名前のごとく大きな岩がない山でした。
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ガスが出ていると道を失いそうですが、ケルンがあるのでそれを頼りにするとよいでしょう。
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9時03分真砂岳登頂。
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立山連山はテント場からよく見えていましたが、その中でもこの真砂岳は正面に見えているのでとりわけよく見えていました。ですからこちらからも雷鳥沢キャンプ場がよく見えます。この山の巻道から大走りが分岐しています。テント場で出会った人から、大走りを下るのはかなりの重労働であると伝え聞きました。
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9時15分真砂山発。ここからはMTBでも走れそうな道になっています。もちろん本当に走ってはいけません。別山にガスがかかっているのが気にかかります。剱の好展望地とされていますからね。
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別山と巻道分岐で一休みしました。お腹が減ってきて登る気がうせてしまっていたのです。
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レーションにパクついたら再び登行開始。10時01分別山登頂。
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写真だけ撮影したら、別山北峰へ向かいます。うーんガスが次々湧いてくるなあ。
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10時12分、別山北峰登頂。
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せっかくだから、ガスが晴れるのを待ちましょう。剱岳がこの迫力で目の前にあるのですから。
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東側には後ろ立山連峰が。白馬、不帰の嶮、唐松、五竜、鹿島槍、それらがガスの切れ目から出たり消えたりしていました。そこは私の高校生の時の合宿コースでもあり、大学ワンゲル部の卒業記念ルートでもあります。
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このガスが抜ければ、と思うと下から湧いてくるありさまでこりゃだめだな。
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それに比べて立山のなんとクリアなことか。
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30分粘りましたが、そろそろあきらめましょう
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別山北峰と南峯の間はちょっとした楽園気分が味わえます。
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10時52分別山南峰通過。
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この右の尾根を行きます。
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傾斜もゆるく、道も歩きやすくどんどん歩けます。天空の散歩道といった風情です。
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あれ、なんかガスが晴れて来たな。もう15分待っていれば、別山北峰で格別な剱が見られたかもしれなかったなあ。
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テント場は今日も花盛りですね。よーく見ると私のテントも見ることができました。
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もう一山超えて剱御前の鞍部が別山乗越、もうちょっとだよ。
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11時15分別山乗越到着。剣御前小舎前通過。
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ここから、昨日の下りでも、一昨日の登りでも苦しめられた雷鳥坂に3度目の通行をします。
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いくら歩いてもなかなか近づかない!でも今日は軽身だから、やはりペースは圧倒的に速いのです。
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12時17分、雷鳥沢キャンプ場自分のテント前到着。昨日ほどは疲れていませんでした。やはり気温は高く、管理小屋の日陰でレーションと水分を摂取して休みます。
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さて、これからどうしようかな。明日はもう帰宅だけだから、上原の湯に浸かって帰るだけ。嫌なことが一つ、風呂に入る前に乗車用ヘルメット被るのか。それなら、ここの温泉入ってからアルペンルート乗るとか。いや、明日の時短を考えるのなら、明日の入浴は帰宅後、今日この後そこの山小屋で入浴するっていうのはどうだろう。着替えは非常用に一式持って来ているからそれ着ちゃって、明日の分はそもそも室堂までだから替え衣類要らないし。

そうと決めたら行動は早めに。着替えの入ったスタッフバッグと財布などの貴重品を持って温泉のある山小屋に向かいます。

テント場から一番近いのはこの雷鳥沢ヒュッテ。まるで廃屋のように見えますがもちろん営業中です。学生の団体利用など多くの入浴客が入っている模様。
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せっかくだからさらに奥の、ロッジ立山連峰に行ってみましょう。こちらもなかなかの荒廃ぶりを見せていますが、やはり営業中です。

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受付でお金を支払い、浴室へ行きます。無料で使える貴重品ロッカーも管理人の目の届くところでとても安心感があります。

風呂もなかなかワイルドな設計で、カランは水しかなく、二つある浴槽は地獄谷から湧き出る湯をそのまま引いてきているだけというすばらしさ。浴槽は水を適度に入れて入浴するしくみで、シャワーの代わりはその熱い湯を洗面器で汲んでカランの水で割ってかけるという方法のようです。もしかしたらもっといい方法がるのかもしれませんが。たまたま浴室には私一人だったので、片方を水で割って長めの入浴をいたしました。

入浴後、気になることがあったので尋ねてみました。

地獄谷からの火山性有毒ガスはこちらに来ることはないのですか?
「風向きによっては来ます。ここに住んでいますが、今のところ大丈夫です。」
建物の傷みはやはり火山性ガスのせいですか?
「そうなんです。金属はあっという間になっくろに変色しちゃうし、穴が開いちゃうし。」

それは大変です。しかし、石鹸が使える入浴ができる所なんて、登山のキャンプ場至近にあるところなんて本当に貴重ですから、長く営業を続けていただきたいところです。
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雷鳥沢ヒュッテからは若い声の笑い声が聞こえてきました。やはりあっちにしてよかったかも。
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テント場に戻ってきました。ん、そのネイチャーハイクのテント、フライが裏返しだぞ。
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若い中国人のパーティーでした。話しかけて、フライが裏返しであることを英語中国語交じりで伝えると、
「ありがとうございます。そう、裏返しに間違えて張っちゃった。今日雨降らないからこのままで明日から直します。」
と答えていました。ネイチャーハイクのブランドロゴの印刷は、裏から透かして見えるようになっているので、間違えちゃうことがあるかもしれませんね。でもポールを固定する面ファスナーが表に出ちゃうのだからすぐ気が付きそうなものですが。

日が出ていたので濡らしてしまった衣類を干します。
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いよいよ明日が最終日か。あっという間の4日間だったなあ。
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18時頃から食事のつもりでしたが、周りのテントがワーキャーと食事で盛り上がっていたので私も17時には食べ始めました。夕食はクリームシチューと揚げ茄子の味噌汁です。
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2026年8月5日

深夜に出発する弾丸系登山者達の足音に悩まされて眠りの浅いまま迎えた3時30分、朝食を作りながらテントの中を片付けます。今日はメインザックに付けてきたアタックザックのみを使用して軽身での登山ですが、戻ってきてまだ体力に余裕があるなら雷鳥沢に戻る計画なのです。

食欲は旺盛、粥とチーズリゾットを平らげた他、カロリーバーもいただきました。

4時25分、もうヘッドランプなしでもよさそうなくらいに、一応はヘッドランプは点けてはおきますが、うっすら明るくなっていたので出発。これから向かう剱岳はもちろん、全天に雲がほとんどない快晴です。今日の成功がもう約束されたようなもの。
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YAMAPアプリが固まっていましたが、このクソアプリでは頻繁に発生する事象なので気にせず歩き出します。歩行しながらスマホの再起動をかけておきました。他のアプリは普通に使えるのでもしかしたら違う対処法があるのかもしれませんが。このYAMAP、携帯電波の届かないところでも使えるというのが売りのはずなのに、電波を拾うと山の中で物販の宣伝が入るという配慮のなさ。単独行でもあるし、遭難時に位置情報を発信できるので使ってはいますが。

前を行くパーティーに追いついたので、その後をついて行きます。雪渓のトラバースは昨日教えられた通り軽アイゼンは必要ありませんでした。
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4時52分、剱山荘到着。ヘッドライトをしまうなど、5分ほど滞在します。
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セルフシャッターで写真撮ったりとか。
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再び登りはじめ、5時01分、一服剱の山肌から太陽が顔を出しました。
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振り返ればモルゲンロート!剱御前が紅く染まっていました。
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そしていよいよ鎖場です。え、一服剱の手前からもうあるの?
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1番目鎖場は鎖が付いている方が不思議なくらい、足場もしっかりしているし鎖には全く触らずに通過できます。むしろルートをしっかり確認させる意味合いの方が大きいのかもしれません。
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そして2番目鎖場。ここも正直、大したことないです。
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5時16分、一服剱到着。ちょっと休みましょう。
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5時23分出発。

字が薄くなっていますが、プレートには
「この先前釼にかけて浮石、落石に注意してください。」
とあります。計画書を提出した時に言われたところに差し掛かったというわけです。注意していきましょう。
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なるほど、これは浮石だらけです。しかも傾斜がきつい。これじゃあ事故は起こりそうだよね。
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前釼までもう少し。というところに鎖場が。
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このやばい所にもチシマギキョウが咲いていました。以前出会った高山の昆虫を研究しているという人から、登山道付近やがけっぷちはむしろ雷鳥に食べられなくて良いらしいという話を伺いましたが。
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前釼登頂。せっかくなので、ここから友人やクラス会、もちろん遭難対策本部と副委員会(家族ライングループと秘密組織)へ写真を送りました。
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それにしても剱岳、ここまで来ても到底登れる山には見えませんね。どこをどう登るんだか。
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前釼で30分も休んでしまいました。8時27分、出発します。

前釼を越えるとさすがに危険を感じる部分が出てきます。両側が切れた谷の一本橋を渡り、5番目鎖場は崖のトラバース。
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そして6番目鎖場は鎖を使って垂直に限りなく近い下降。
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に思えたけど、実際振り返ってみるとここは案外大したことはなかったかも。
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ルートはしっかりと付けられていますが、ガスが濃かったりして
白丸印を見失うと危険な所に行ってしまう恐れを感じます。100_0170 (カスタム)

7番目鎖場平蔵の頭。
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これを下のコルまで降りるわけですね。
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8番目鎖場、平蔵のコル。昭文社の山と高原地図では危険マークが付けられている所です。
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おお、すごい所に人がいるぞ。ということは、
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そう、ついに出ました、こここそ有名なカニノタテバイ!9番目鎖場です。
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先行者と十分距離を取ります。
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いきなり目の当たりにすると面食らうかもしれませんが、左に回って一番下の杭に左脚をかけて3点確保で登って行けばそれほど怖い思いはせずに登り切れるかと思います。
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登りきるとこんな感じの所に出ます。もう安心ですよね。
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さあもうちょっとで山頂だよ。
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ここを登りきると、
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下りのコースが分岐しています。そしてここからが10番目鎖場、カニノヨコバイです。覗いてみると、ああ恐ろしい!けど、それはまだ先の話。今は考えずにとにかく上を目指して登ります。
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あ、なんか見えて来たよ。早月尾根の分岐ですね。
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そして、7時25分、剱岳登頂!居合わせた方に撮影してもらいました。手にしている山頂票はズシリと重たい金属でできていました。
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どこまでも広がる雲海。
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南側は笠、黒部五郎、槍、ここ数年で登った山々がみんな見えます。
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ちょっとアップで。
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レーションでカロリー補給しながらこの景色を楽しみましょう。
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いつまでも見ていたい景色、そして恐ろしの下り道、ついのんびりしてしまいましたが、それほど広くない山頂に居座るのも良くないし、滞在1時間を超えた8時27分重い腰を上げることにしました。
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登りで見かけた10番目鎖場、カニノヨコバイへ来ました。さてさて、ここはどう行こうか。
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大丈夫、高度感はかなり感じますがそれほど悪いわけではなさそうです。先行者の悲鳴は聞こえましたが。
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ここからが横這いと呼ばれる所以ですね。
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通過後に横ばい部分を撮影してみました。この足場を切り出す作業はさぞ恐ろしかったことでしょう。このような努力のおかげで安全に登山が楽しめるわけで、これはその方々に大感謝です。
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下りコースはその先にも高度感を楽しめるポイントが待っています。はしごです。
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ガスが増えてきましたね。いい時に登っていたことを感じます。
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さあはしごに足をかけるよ。え、その上に今まさに崩れそうに見える岩が!天然のロックバランシングですね。
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自然のロックバランシングも見ていて飽きないのですが、はしごを降りないことには帰れません。このはしごの設置も感謝をしましょう。よくぞここにこれを持ち込んだものです。
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はしごを降りた後も鎖場は続きます。このあと登りコースと合流します。
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平蔵のコルに来ました。ここを登るのか。
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先行者の登る姿を見ると恐ろしくなりますが、案外普通に登れます。
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地図に危険マークを付けるのもわかりますけどね。
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ここで落ちたら雪渓の上、どこまでも止まらない!
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そしてまさにこの先に県警のヘリコプターが降りていました。なにか事故があったのでしょうか。
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崖登りもいよいよここが最後。
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よくここを通過してきたよ。振り返って見てみます。
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いよいよ12番目の下山用コースの平蔵の頭にきました。
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ここを越えれば一安心。いや、違った、本当に事故が多いのは鎖場ではなく、浮石や落石だった。
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鎖はないけど、というか無いゆえに地味な怖さを感じたのがここです。濡れていたら更に怖さが増すことでしょう。
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13番目鎖場、前釼の門です。ここを登れば前釼です。
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9時19分前釼到着。1本取ります。9時34分出発。
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出ました、前釼名物浮石地帯!転倒や落石誘発には十分注意します。
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9時58分、一服剱まで戻ってきました。でも安心するのはまだ早いのです。鎖場も2つあるし、浮石落石の事故はこの先でも発生しているのです。10時05分出発。
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10時19分、剣山荘到着。
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ここでハイドレーションタンク2Lとペットボトル0.5Lを満水にします。今日はまた雷鳥沢に戻るので、煮沸が必要な水場だから燃料節約のためにこれを持って行くのです。剱沢の水も塩素消毒だそうで、煮沸が必要(もっとも小屋の人はそのまま飲んでいるそうなので私もそれに倣いましたが)とされています。ここで汲んでいくのが最も安全、そして美味しい水だと思われます。これは明日の行動用の水にもなります。
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11時05分、剱沢のテント場に戻ってきました。少し休んだら、テントの撤収をします。
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12時09分テント場発。だらだらの上り坂ですが、先ほどまで軽身だったせいもあり、また水2.5Lを持っていることもありかなりのアルバイトに感じました。高山植物がそんな私を励ましてくれています。
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だいぶガスが出てきました。しかし、シルエットで剱御前小舎は見えています。
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13時17分剱御前小舎通過。
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昨日登った時にもえらく長く感じた雷鳥坂ですが、下るとそれはそれでまた長い。ガスが抜けるとテント場が見えちゃうのですが、いくら下っても近づいているように見えません。
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その雷鳥坂を歩荷さんが荷揚げをしていました。これはきついでしょうね。休憩中の方に話しかけたところ、剱御前ではなくその先の剱沢まで行くとのことでした。小屋で飲食できるのは彼らの頑張りがあってのこと、大いに感謝しなくてはいけません。私は基本的に山で食事を購入することはありませんが、不測の事態が発生した時には利用することもあります。用意されているのとそうでないのとでは大違いです。
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長かった雷鳥坂もようやく終わり、この橋を渡ってその先の坂を上がればテント場です。
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14時45分、テント場に戻ってきました。まずはテントを張ります。
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受付に行くと、そこへ2名の富山県警山岳救助隊の方がいらして、登攀具の整理をしていました。遭難があって出動したとのこと。午前に見た県警ヘリのことを話すと、
「あ、そこね。まさにそこが本日の出動場所。」
と言われました。

テントに戻って一休み。塩バタピーとかきもちあられがおいしかったです。気圧のせいか、塩分が強い方が美味しく感じるようです。
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今日の夕食は牛とじ丼とビーフシチュー、みそ汁です。
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スマホとカメラの充電をモバイルバッテリーでしていましたら、衝撃の事実が判明。1万mAのモバイルバッテリーが空に。カメラは満充電になりましたが、スマホは80%。明日も使いたいし、明後日の下山報告もしなければいけないし、電源を切りましょう。

昨年は同じ使い方で6日間持たせたんだけどな。iPhone8より17eの方が電力消費量が多いのかも。

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2026年8月4日

3時30分にプロトレックのアラームは鳴ったのですが、その前から目は覚めていました。身体に感じる疲労はまだ残っているようですが、少なくとも片頭痛は消失していました。夕立に遭う可能性もあることから早立ちが基本の夏山ではありますが、何しろ今日の行程はコースタイムで2時間30分しかないのですから、急ぐ必要は全くありません。

食事は昨日作ったアルファ米とレトルトカレーですから、カレーを温めなおしてかけるだけです。その他にもフリーズドライ味噌汁などもいただきました。食べ終えたら歯磨きをしながらしばらくテントの中で横になっていました。

寝飽きて来たし、そろそろ出発しますか。7時頃からテントを撤収し、7時41分歩き出しました。非常にガスが多く、今日登っていては眺望は期待できそうもありません。疲労が抜けずに1日ずらしたことが功を奏したようです。

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テント場から降りると沢を渡る橋が目に入ります。
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なかなか済んだきれいな沢ですが、飲用は不可とされています。
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橋を渡ってすぐ、分岐があります。右に行くと一の越方面、私は左の雷鳥坂経由剱御前小舎方面へ向かいます。剱御前小舎は別山乗越に立地していますから、ここを過ぎると下りになります。
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この雷鳥坂がなかなかの曲者で、剱御前小舎が見えちゃうわ後ろを振り返ると先ほどまで居たテント場が見えちゃうわで「歩けども歩けどもちっとも進んでいない。」感覚に陥ってしまう辛い登りでした。いやこれ、下るのも辛そうだな。
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8時15分、ようやくコブを超えたので相当上ったのかと思いきや、振り返るとテント場はおろか昨日歩いた室堂まで間近に見えてしまいます。
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9時17分、さすがにもうちょっとだよな。あれより上はないはずだから。でもなんか遠い!
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9時33分、ようやく剱御前小舎前の別山乗越到着。さすがに疲れています。ちょっと休んでいきましょう。
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ここで作業用のハーネスに2本の大口径フックを付けた方に遭遇しました。もしかしてお仕事で作業されるのですか?
「いや、これね、明日剱登ろうと思うのだけど、鎖場ではこれかけていこうかと思って付けて来たの。だって滑落したくないもん。」
そこへ上空を県警ヘリが飛んでいきました。
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「ほら、今日も誰かしら遭難しているっぽいでしょう。巻き込まれたくないじゃん。ガイドツアーなんかでさ、来るべきではない人たちも来ちゃうから、こっちも自衛しないと巻き込まれちゃうから。」

「荷揚げヘリも料金高騰しているみたいだよね。」

まったく、燃料高騰分はトランプに払わせたいですよね。

「俺さ、あいつ〇してくれるっていう人いたら100万円払ってもいいよ。空爆して何人も殺傷して平和になったなんて、もうどうしようもないから。」

「あとはイスラエルな。トラとネタは戦争でお金儲けしているからな。攻撃を開始すると株価が下がる会社の株をあらかじめ空売りして、攻撃後に買い戻して莫大な利益あげているんだ。人の命で金儲けするやつらは本当に許せない。俺さ、普段仕事でアメリカにいるからわかるんだけど、まったく酷いもんだよ。」

おしゃべりをしているうちに疲労感も抜けて来たので、9時56分今日のテント場に向けて歩き出しました。

剱沢まで40分。
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どんどん下り、振り返ると剱御前小舎はあっという間に小さくなっていきました。
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10時12分別山分岐通過。
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せっかくの剱はガスの中。いやいや、登るのが今日じゃなくてよかったと思った方がいいよね。
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剱沢キャンプ場が見えてきました。
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10時28分剱沢キャンプ場到着。受付を済ませたらテントを張ります。
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そろそろ昼食にしますか。しかしテントの中は暑いし、日陰はないし。
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雪渓があんなにあるのになぜこうも暑いのか。
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仕方がないのでキャンプ場管理小屋を守っている石垣の日陰で休ませてもらいました。太陽は天頂付近にあるので影はとても小さく、その中に座った体をすっぽり入れるのは困難でした。

ガスは多いのに、太陽付近には全くないんだよね。肝心の剱も見えないし。いや、何とかなるかな?

ほら、出た~!
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食べ終えたら歯磨きをして、しばらく休みました。やがてガスが立ち上ってきて涼しい風が吹くようになってきました。テント場周辺の散策を楽しみましょう。
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テント場で出会った方々から情報収集を行いました。県警ヘリが飛んでいたことから心配された遭難ですが、やはり現実のものでこのテント場にテントを張っているパーティーの引率の先生が源次郎尾根で滑落したのだそうです。肩の脱臼だけで済み命には別条はないとのこと。また、一応持ってきた軽アイゼンですが、一般ルートの雪渓横断には必要ないこと、今日も含めてこの3日間濃いガスの為眺望が全くなかったこと、などを伺うことができました。

トイレは「昔ながらの安心して使えるトイレ」と「つまり易いバイオトイレ」の2種があると受付時に説明を受けていましたが、つまり易くてもなんでもバイオトイレを強く推奨いたします。もちろん両方見てきた感想です。

バイオトイレから出てたところからの景色。ちょっと小高い所にあるので行くのが億劫ですが、かといって近くにテントを張ると夜間は足音に悩まされてしまうでしょう。

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たくさんのテントが張られていました。そのテントも多種多彩、一番人気はモンベルでしょうね。次はプロモンテ/ダンロップだったでしょうか。最近伸びてきているニーモもありましたし、ネイチャーハイカーも複数確認できました。意外なほどライペン/アライテントは少なかったです。3F UL GEARのLansyan1を使っているのは私だけの様でした。
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懐かしのダンロップのV6が張ってありました。大学か高校の山岳部のようです。
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雪渓の所まで来てみました。
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ガスが濃くなってきました。早めにテントまで戻りましょう。
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明日はいよいよ剱岳へアタックします。テントに戻ったらその準備を整えます。
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夕食は牛丼です。今回テント場を起点に活動するので、重量には目をつぶりよりおいしく食べられるレトルトを今日も用意しました。今日持って、よく考えたら朝も、だね。昨夕は具合悪くて食べられなかったんだから。カレー用福神漬けは昨日開けておらず、朝は残りの運搬ができなくなるので牛丼に回しました。
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だいぶ体調も戻ってきているし、明日は楽しく登れそうな予感。

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2026年8月3日

夏休み1日目は松本の東横インで目が覚めました。当直明けで灼熱の中200㎞を超えるライディングで疲労の蓄積がありましたが、ゆっくり眠れたのでいい目覚めでした。

シャワーを浴びたら登山服に着替え、朝食会場へ行きます。せっかくの朝食ですからこれを食べてからでも間に合う時刻の関電トンネルバスを予約していたのです。

食事を終えたら登山服の上からライディングスーツを纏い、8時出発の計画を15分前倒してスタート。

9時07分到着。扇沢の市営駐車場自動二輪コーナーに置かせていただきました。コンクリートで固めてあるので停めやすく、転倒しにくくて大変良い駐車場でした。隣のヤマハさんはパフォーマンスダンパーを装備していたので、その効果の感想を伺うと、
「新車でつけてから納車されたから違いは分からないなあ。まあいいとは思いますけど。」
とのことでした。ダムマニアで今回はもちろん黒部ダム詣をしてきたとのこと。
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荷物を下ろし、ブーツを履き替え、ライディングスーツを脱いで駐車処置を施したら出発。
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ウェブ購入していたチケットを紙チケットに交換します。10時30分の便なのでまだ50分もある。もしかして一便早く乗せてもらえないかな?
「お乗りいただける便はチケット記入の便だけです。荷物を置いて待合室でお待ちいただけますよ。」
と尋ねた係員から案内されました。
わかりました、それならトロバス記念館見学してきます。
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大学生のころ、1988年にこの関電トンネルルートを乗っているのですが、その時にはもちろんトロリーバスでした。そのトロバスの実車展示や仕組みなどを展示する記念館なのです。
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入口前のたたきからトロバスのトロリーポールとスライダーが良く見えました。
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館内に入ります。トロリーバス車内を模した展示があり、実際に座ることができます。
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バスではあるものの、やはり電車の仲間であることをうかがわせる計器類。
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トロリーの仕組みを分かりやすく展示してあります。
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実車に使われていた制御機器。チョッパ制御だったのですね。
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こちらはVVVFインバータ制御機器。意外なほどコンパクトにできていました。
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大町トンネル工事と言えば砕波帯大変苦労した話が伝わってきますが、その工事の様子を再現した模型です。
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世界のトロリーバスの模型/ミニカーが展示されていました。私ここ以外にも上海でトロリーバスに何路線か乗っています。
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さて、いよいよ1階に降りてみます。おお、ありました。トロリーバスが。
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それでは乗ってみましょう。
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私が乗ったのはこの前の型のようです。こんなにモダンな作りではなかった記憶があります。
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計器以外はまんまバスですね。
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10時30分まで待てないので、勝手にこれで黒部ダムまで行っちゃおうかな。あ、ダメだ、電気が来ていない!
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少し早めにターミナルへ戻り、ザックを持って列に並びます。改札開始まであと10分くらいでしょうか、係員と思しき方が大きな声で案内を始めました。

「皆様、本日はトンネルバスご利用いただきありがとうございます。改札開始まで今しばらくお待ちください。まだ時間がありますから、弁当いかがですか。」

どっと沸く乗客の列。中国人の団体は通訳が入ったので少し間をおいてからどっと沸き、拍手まで起こりました。そしていくつかの手が伸び名物としていた信州サーモン弁当が売れていきました。残念ながらすでに今日に昼ご飯は買って来てあるし、一旦山に入ってしまうと最後までごみを持ち運ぶことを考えると生ものは避けたいので(サーモンとかけているわけではなく)購入はしませんでした。

やがて改札が始まり、乗り場に案内されました。トロリーバス改め電気バスに乗車します。このバスは日野製で、パンタグラフ式急速充電ができる日本初の構造のバスだそうです。
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出発。制御音があまりせず、電動バスの進化を感じます。非常にスムーズな加速で揺れも少なくて大変乗り心地が良かったです。
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せっかくの北アルプスにいながら景色は楽しめませんが、例の破砕帯だった部分は青い光でそこであることを示されていてなかなか興味深かったです。
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黒部ダム駅に到着。降りたら黒部ダム方面に進みます。トンネル内に、黒部ダムの模型が展示されていました。
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どんどんトンネルを降りていくと、
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出ました、黒部ダム!
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本日の観光放水は上段の迫力ある方からでした。
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真上から。すごいね、これ。こんなところの作っちゃったんだから。私の母方の祖父は1955年に亡くなっています。これの工事着工前に死んじゃったなんて、もったいないことしているよな。やはり人間生きていなければだめですね。祖父に見せたかった物5選は、黒部ダム、東京タワー、新幹線、トヨタクラウン。そして初孫の俺。あと12年長生きしていれば全部見られたのにな。
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ダムを渡ったところからは黒部ケーブルカーです。これもバスと同じ、全部トンネル内という眺望をかなぐり捨てたすさまじい乗り物ですが、こちらは1969年創業以来車両更新をしていないという歴史的な価値を感じる車両です。それでも私や妻よりは年下なんですが。
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全部地下なら紫外線劣化もないだろうし、長持ちしそうではありますけどね。黒部平からはようやく眺望に優れた乗り物、立山ロープウェイです。

こちらはガイドの添乗があり、今日の天気や見えている景色などからなかなか面白い話をしてくれます。
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大観峰へ到着。次の立山トンネル電気バスまで時間が少しあったので景色を楽しみました。が、かなりのガスであまり眺望は開けず。
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立山電気バスはBYD製でした。こちらも日野と同様たいへん静かでスムーズ、またエアサスなのでしょう、乗り降りしやすいように左に傾く機能もあります。

ドアが閉まり、傾いていた車両がまっすぐになった時、驚きのことが起こります。
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♪チャーチャララーラララー
ん、このイントロは、まさかすぎやまこういち作曲のあれ!
♪きみーにも みえーえるウルトラの星~

なんでここで「帰ってきたウルトラマンの歌」が流れてくるんだ、このセンス嫌いじゃないぞ。まあ、できれば搭乗ゲートを開ける時に
「forth gate open、forth gate open、、、、」
なんてのがあってジエコーズのULTRA SEVENが流れてくる中乗車、だともっといいんですが、まあ立山トンネル電気バスの重鎮が私世代になったということなんでしょうね。

ということで、室堂に到着。まずは登山計画書を提出しました。
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「あ、剱いきますか。あそこはカニの縦横が有名だけど、そこの事故ってほとんどないんですよ。むしろ前剱からの下りで浮石で転倒とか、落石起こしたとか、そっちの方がはるかに事故が多いので、十分気を付けてくださいね。」

というアドバイスをいただきました。肝に銘じておきましょう。

12時11分、室堂を出発します。まずやることは、立山玉殿の湧水を汲むことです。今日のキャンプ地、雷鳥沢の水は要煮沸とされているからです。
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このタンクを手にぶら下げたまま行きます。眺望スポットで確認しますが、全てガスの中。100_0063 (カスタム)

みくりが池は立ち寄りましょうか。
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しかし、この日みくりが池周辺も硫黄の匂いがきつめでした。その先の火山ガス情報ステーションで情報収集します。どうも今日は風向きが良くないみたいです。
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こりゃ酷い、地獄谷の火山ガスがこっちに流れ込んでいるじゃないか。
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地獄谷をバックにセルフシャッターで写真撮影します。
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ここは黄色が点灯しています。この先が要注意とされている部分です。赤が点灯中は通行止めになりますが、黄色なら呼吸系に疾患がなければ注意して進んでいいようです。
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進んですぐ、咳き込んでしまいました。これはきつい。有毒なガスを吸っているという自覚があります。袖で口を覆い、急ぎ足で歩きました。

その下にテント場がありますから、とにかくあそこまで行けば大丈夫なはず。
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ようやく危険地帯を抜け、地獄谷を振り返ります。いや、ここでも咳き込んじゃうぞ。
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12時46分雷鳥沢キャンプ場到着。ここまでくればもう安心。
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まずはテントを張ってから受付というルールです。ルールに従ってテンパリをします。今回もテントはトレッキングポールを支柱とする3F UL GEARのLanshan1を使用しました。
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受付を済ませたら、昼食にします。太陽を浴びたテント内は到底中にいられる気温ではなくなり、管理棟の日陰で昼食をいただきました。
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酷く疲れを感じていたので曇ると同時にテントに戻り、休むことにしました。実は当直が2回続き、口内炎ができていたのです。私にとって過労を意味するので、計画も急遽変更していたのです。
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台風13号の接近を警戒し、元の計画では

8月3日室堂から剱沢まで
8月4日剱岳ピストン
8月5日天気が持てば立山巡り、ダメなら下山
8月6日立山巡りを前日にしているなら下山
8月7日予備日

というところを、台風の接近が遅れそうだし、過労状態から回復の時間を稼ぐために

8月3日室堂から雷鳥沢
8月4日雷鳥沢から剱沢
8月5日剱岳ピストン
8月6日立山巡り
8月7日下山

という具合に直してきました。

案の定、テント内で横たえた体は動かすと片頭痛がひどくなるありさまとなり、17時頃作った夕食は嘔気をもようして19時になっても手を付けられず、それは朝食に回すことにして、この日は水分だけ摂取して休みました。

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