三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

嬉しい知らせが届きました。
「某学会の権威ある賞を受賞しました。」
受賞したのはS先生、私の高校の同窓の男です。それでは受賞祝いをしなくてはいけませんね。中学、高校の同窓M君と二人、受賞祝いの盃を傾けるためはるばる東東京と西は山梨から国分寺に集合したのです。

中高一貫校の教員であるS先生は超多忙で、またM君は会社役員兼部長兼生産現場責任者という多忙ぶり、もちろん私も不定休で人並みの日程で休みがなく、その公休もほとんどなんかしらの(趣味が半分ではあるが)予定が入っているわけで、3人が同時に時間を作れるというのはまさに惑星直列を待つような物なのです。

2025年4月6日

お茶の水で乗り換え中、カレー屋ジョニーに立ち寄りました。このカレー屋は国立競技場でサッカー観戦をした後息子と二人夕食を食べたカレー屋さんなのです。大変美味しく、息子のお気に入りでその後も何回か食べに来ています。
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駅で集合した我々はS先生の車に乗り、車窓から花見を楽しみました。本来の計画では徒歩だったのですが、あいにくの雨天だったのでこのような形になりました。
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雨と桜吹雪が横に飛んでいく中を走るのもなかなかに風情を感じます。
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食事はどうする?いくつかの店に行ってみますが残念ながらかなりの待ちが発生しています。それならさ、コンビニで弁当買って家で食べようとS先生。

自宅に上がり込んで弁当をつっつきながら近況の報告と今後の展望、そして現在抱えている問題などをそれぞれが話しました。39年前、同じメンバーで桜土手で花見をしていた時は夢を語っていましたが、現在の私たちもこれからの仕事、家庭、退職後の夢を語ります。常に前を見ているところが俺たちのいい所だよな。

それからライオンのはく製を見に行き、
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国分寺で降りたら地下の居酒屋へ。
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数年でセミリタイヤを企むS先生、65まではしっかり働くつもりのM君、俺は60で引退かなあ。コロナが明けて仕事もそれなりに面白くなってきたから、今辞めちゃうともったいない気もするし、かといって60過ぎて夜勤やるのもね。スタグフレーションの進行も怖いし、引退するまでにはもう少しお金貯めておきたいかな。

でも時間が有限であることを突き付けられている歳にもなってきたぜ。仕事よりやっておきたいことを優先させる必要もあるよな。引退したらボランティアはもっと幅広くやるつもりもあるし、社会との接点はそうそう消えないはず。趣味は今まで我慢していた分もやりたいし、妻と二人での旅行にも行かなければね。

「お前はもう一回ハイラックス乗れよ。」
とS先生。今のハイラックスは1ナンバーだぜ。他社のも4WDピックアップトラックはみんな1ナンバー。高速代が高くて。それに自宅駐車場に入らないよ。

暇が作れたら、3人で放浪しようか、あの頃みたいな。エスティマでもいいんじゃないか。

「仮面ライダーV3ではさ、宮内洋が爆発好きでさ、」
「マクロスのバルキリー、あの造形は素晴らしいよな。」
「マクロスで一番人気はリンミンメイだろ、途中から人気ですぎて飯島真理がむしろかわいそうなことになっちゃって。」
「ゲッターロボは合体してもあの形にはならないからどうも好きじゃなかった。粘土細工かよ。ライディーンではちゃんとゴッドバードに変形するから超合金も楽しめたよな。」

話は多岐にわたるのです。
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次の日は全員が仕事。早上がりしました。駅側の桜もきれいな夜桜を楽しませてくれていました。
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お世話になっているモーターサイクルショップでオイル交換をしていただいた妻のLEAD125。そこで店主に後輪が限界まで摩耗していると指摘されました。

タイヤ中央の溝にウェアインジケーターが出てきてしまっています。
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でも、この車はホイールの中央部のへこみが少なく、タイヤ脱着が苦労するとのこと。前回タイヤチェンジャーのアームが噛まずに難渋し、タイヤレバーを使って何とか入れたということでした。

「大手チェーン店のタイヤ脱着機でやってもらってきて。うちじゃちょっと厳しい。」

ということで、ナップス足立に行って参りました。作業を見守ります。やはりなかなか嚙まず、タイヤレバーにかなり力を入れている様子がうかがえました。

でもチェンジャーのアームが入ればもうするするとタイヤビードが抜けていきました。よかったなあ。
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こちらがLEAD125のリアホイールです。確かに、中央のへこみが浅いのがわかります。
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外されたタイヤはここに積まれました。もう少し早めに交換した方が良かったかも。
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作業は無事終了。これで安心して走れますね。妻が運転する前に、皮むきしておかなくてはね。何度も交差点を曲がっては深くリーンをかけて帰りました。
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忙しい中、無理に時間を作ってモーターサイクルショーに来た最も大きな理由は次期ヘルメットの選定をするためです。

まずは最有力候補の一つ、Z8を製造するショーエイから。一番目立つところに機動戦士ガンダムカラーのメットが展示されています。んー何か方向性が違います、私は白単色がいいのです。
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放送から45年を過ぎ、未だ人気が衰えないガンダムですが、興味ないなあ。これがウルトラセブンとかだと私の財布のひもも怪しくなっちゃうかも。
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Z8を被らせていただきました。脱ぎ被りもスムーズ、被り心地もよく、肌触りも好印象でした。Mサイズで調整の必要もないほどぴったりでした。シールドのセンターロックもネットで叩かれるほど使いにくくはなく、現在エアロブレードVでセンターロックを使っているせいか違和感なく開け閉めできました。
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ショウエイではもう一つ、せっかくのアドベンチャーバイクに乗っているのでホーネットADVも被らせていただきました。こっちの方がV-STROMには似合うでしょうか。
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OGKブースに移りました。こちらでは説明員さんとお話ができました。ジオシスを被らせていただきました。こちらもZ8と似た被り心地に感じました。Mサイズで調整の必要がないほどぴったりでした。
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バイザーは角度可変式で、頭頂部のねじを緩めるだけで調整可能でした。
「このバイザーは空力的に優れていて、正面を向いている時だけでなく横を向いても持っていかれないように設計されています。また風切り音も最小になるようになっています。」

ということは、逆を言えば小さいながらもやはり風切り音はしてしまうということですか?

「まったく何もないのと比べればそこに風の当たる部品があるわけですから、音は発生します。それが気になるかどうかは個人の感覚次第です。」

また、このバイザーを外すことも目の前で見せてくれました。

これ、バイザー外しても走行できますか?

「いやそれが、推奨はしていません。できなくはないのですが、ねじを外した穴が開きっぱなしなので、外したままだと雨などは防げないしまた風切り音も入ってきます。そこにねじを入れると突起になってしまって返って音源になってしまうのです。外したまま使えるヘルメットはアライさんにありますよ。」

なんていうことを、商売っ気がないというか、メーカーを越えて補完しているというか、なかなかに正直な会社でいいですね。

ということでアライへ行きました。カットモデルがあり、見えない部分のアドバンテージをアピールしていました。
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カーボンモデルは富裕層向けなので私には無縁の製品でしょう。
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アストロGX、ラパイドネオ、そしてツアークロスVを被らせていただきました。
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アライのヘルメットはやはり独特の被り心地で、上記2社とはちょっと違います。被る時から違いを感じ、以前使っていたクァンタムJよりは広くなった被り口ですが口は狭く中が広いのは共通で、ぬーーー、と被るショウエイ、OGKに対して、ギューすぽん!な感じがあります。また、頬から下の部分の支えが圧しつけられている感じが少なく、全体を支えている感じがします。クァンタムJで感じた耳の圧迫はほぼありませんでした。ただ、こめかみの部分が2つの他社製で感じなかった圧迫を感じます。

このブースでも説明員の方とお話ができました。こめかみが圧迫されるのですが、一つ上のサイズで調整した方がいいですか?

「いや、その部分は内装の一部をはがすことができるのでその程度ならそれで調整できます。ちょっと今見せますね。」

そういうとヘルメットから内装を外し、スポンジの構造を見せてくれました。なるほど、これで当たるところだけ薄くできますね。

「他社さんとはかなり違う構造です。これはスネル規格をただ通すだけでなく、5年に一度の規格見直しをされてもそのままで十分取得できるように余裕をもって設計しているからです。また、ただ規格を通すだけでなく使う人のことも考えて、空力や快適性にも配慮しているので、静粛性も高いしフィッティングもしっかりできるようになっています。」

ツアークロスVについて、OGKブースでアライさんはバイザー外しても使えると言われたと伝えると、
「あ、他社さんにも知れているんですね。このバイザーも空力的にはかなり綿密な設計はしていますが、やはり物がある以上音はゼロにはできません。そこで簡単に外すことができるようになっています。このバイザー、そもそも要らないという人も一定数いらっしゃるので、これを外してさらにカバーもバイザーが付けらない代わりに突起をなくして空力的に優れた形状にした、TX‐ストラーダを今度発売します。」

値段の高さもいくらかは抑えられますか?
「まだ値段の発表合できないのですが、極力抑えられるように努力しています。また、別売部品で後からバイザーを付けたいという要望にも答えられるようにしていきます。」

所で、アライさんには困ったことがあります。ヘルメットホルダーにかけると、左側が上になってしまってインカムが丸出しになっちゃうんですよね。SAや道の駅などでちょっとトイレに立ち寄るだけでも盗難の危険が増してしまうように感じるのですが。これ、左側にDリング持ってこれないですか?

「実は私もアライに入社する前にはOGK使っていまして、アライに替えてご指摘の点は気になっていました。ご意見があったと開発には伝えておきます。」

次はコスパ抜群、HJCへ行ってみました。ブースとしては代理店のRSタイチです。
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こちらも被らせていただきました。Mサイズでジャストフィット、なかなかかぶり心地は良かったです。
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でも、値段見てびっくり!いや違うよね、HJCさんて庶民の味方だったじゃないですか。もうアラショーと肩を並べる価格ですよ。進みすぎた円安がいけないのか、タイチさんの取り分が多くなったのか、これは大変残念な感じです。きっと高価になった分品質も良くなったのでしょうが、補修部品の入手なんかを考えるとアラショーOGKになっちゃうなあ。それとも安価なシリーズもあったかな?

色々と被らせていただき、また説明員さんに色々聞いてだいぶ次期ヘルメットを絞り込むことができました。やはりヘルメットは被ってみないことにはわからないことだらけです。頭の形、顔の形、人それぞれですから私のインプレが役立つのは私だけでしょう。通販で買うなんてことはせず、実店舗で試して、フィッティングを受けて購入することを強く推奨します。

さあ、最終決定したらお店にGO!

東京モーターサイクルショー2025の4 もらった物、購入した物へ続く





28日の東京モーターサイクルショーのおいて、一般入場者は13時からでなければ東8ホール以外には入れません。20分ほど前に入口へ行ってみるともう大行列が。

さらに後ろにも人の波ができていいて、前へ詰めるようにアナウンスがありました。もうこれ以上詰められないよ。13時ちょうど、走らないようにという声を聴きながら速足でコミネブースへ向かいました。

モーターサイクルメーカーはもちろん、多くの展示車両を用意していますが、コミネだってかつてはモーターサイクルメーカーだったのです。なんとその車両が展示されていました。
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アパレル以外にも力を入れ始めているコミネですが、インカムはどうでしょうか。ヘッドホンを被って試してみました。もう一台のヘッドセットのマイクで自分で声を出してみました。なかなかクリアですね。残念なのはFMラジオチューナーがついていないこと。また有線接続も使えないから、便利さではM1-S PLUSには勝てないなあ。
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ドライブレコーダーも展示されていました。本体はこの小ささ!iPhone8が大きく見えまーす。
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アパレルの新作も数多く展示されていました。
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ヘルメットの新作はオフテイストのチンガード脱着式でした。なかなかかっこいいのではないでしょうか。
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一通り見たら、コミネキーホルダーのガシャポンに挑戦。一人一回限りにしているのは転売対策でしょうか。
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ヘルメットの中をのぞいていると、コミネ社員さんが話しかけてくれました。
「新製品です。いかがですか。」

コミネさんのメットはシステムのHK-171を持っています。コミネさんの内装は蒸れなくて良い面もあるのはわかるのですが、3Dメッシュは私の毛量ではちくちく痛いんですよね。最初はあまり感じないのですが、1時間、2時間と被り続けるともうだめ、結局フェルトを縫い付けてメッシュの機能を殺して使っています。これ、ユーザーは若い人が多いのですか?頭頂部が薄くなっている人では厳しいです。

「いや、40台、50代の方からもご購入いただいています。販売店を回っていると、やはりお客様からちくちく痛いという声があるということも確認されているのですが、なにしろコミネの特許技術なもので、これを失くしてしまうと他社様との差別化という点においてアドバンテージを一つ失くしてしまう物でして。」

まあそうなのでしょうけど。オプションで普通の内装が選べたりするといいのですけど、そうもいきませんか?
「生産量との兼ね合いがあって選択肢を増やすとどうしても価格に影響してしまいますから、なかなか難しい所です。」

次はライディングパンツのニープロテクターポケットの位置について伺いました。電車でアクセスしたのですが、パンツはWJ-936Rを穿いて行ったのです。

今までコミネさんのライディングパンツではニープロテクターが万全の位置で、さすがは専業メーカーの製品だと思っていましたが、先日買ったこのWJ-936Rはやけに高くて一番下にしても腿の方にかかってしまいます。仕方がなく袋の下を切って袋をつぎ足して適正な位置にしているのですが、これニープロテクターの位置間違えてないですか?

「うーんそこね。今までコミネのパンツはニープロテクターが下過ぎる、というお客様の声が非常に多かったので少し上げたんです。やはり全員に合わせるというのは体形が様々な方が使うので難しく、ポケットを長くして調整幅を大きくすると面ファスナーも増やさなければならないし、価格に転嫁すると選んでもらえなくなるし、マスの大きなゾーンに合わせて作らざるを得ないんですよね。」

いやいや、これ試着室で穿くとプロテクターが丁度良いのです。乗車すると、かなり上に手繰るので立って穿いた時には膝のお皿の下位にプロテクターの上端が来るくらいで適正のはず。そこはアナウンスした方がいいんじゃないのかな。他社ではそのような解説を掲載しているところありますからね。それかそもそもパンツ自体が長すぎて裾を詰める人が多いのかな?プロテクターの位置は脚長族の悩みなのかもしれません。

その他、アパレルの新製品の紹介などを受け、さらに黄色いサコッシュをいただきました。とても楽しいブース訪問となりました。

の3 ヘルメットメーカーブースのはしごに続く

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