三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

なにー、臨時休館だって~!

先日、会社の遠足担当3人で遠足先として下見に行き、大洗マリンタワーに登った話は書きましたが、なんと遠足予定日10月7日は臨時休館することが分かったのが遠足10日前。団体受付の予約の電話を入れた時でした。

そもそも今秋の遠足は企画、計画者として敗北感にさいなまれる事実がありまして、2日用意された日程でそれぞれのコースを企画していたにもかかわらず、Aコースに人気が集中、マイクロバス定員をはるかにオーバーしてキャンセル待ちが出る状態となりましたが、満席じゃ仕方がない、一応Bコースに申し込むがAに空きができたらそっちへ参加させて、という消極的選択の人しか来ない状態。うーん何時間もかっけてプランニングし、下見もしてきたのに。一緒に下見をした他2名に申し訳ない限りです。まあ仕方がない、もうこうなったら両日程ともAコースだ。

で、申し込んだら7日は休館するという事実に頭を痛める始末。参加する方々にAコースを選択した理由を尋ねると、いい景色が観たいのでタワー登塔が決め手という方がちらほら。追いつめられても何とかしちゃうのが優れたプランナーの資質、ここは頑張りどころ。

で、大洗から遠くないところに安く登れるタワーを見つけました。それがタイトルの水戸芸術館シンボルタワーです。

下見に行く時間はもうないか。どうしよう、と思ったら、9月29日、30日と雲取山天幕縦走を計画が同行者の膝痛によりキャンセル、そして30日は妻と大内宿へ行くことが決まったその日である9月29日だけ唯一身体が空いたので、一人で水戸まで走ることにしました。

お昼ご飯は守谷SAでハラミ丼を。
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ということでやってきました、水戸芸術館。二輪はどこに停めたらいいのかと回っていたところ、すでにドラッグスターが停められていたのでそのお隣に駐車しました。
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おお、ここがシンボルタワーか。芸術的な外観ですね。
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大型バスはここに停めさせてくれるようです。要予約でしょうから、塔に登ったら事務所で手続きしてきましょう。
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が、しかし何ということでしょう!月曜日は休館だったのです。登塔はあきらめ、事務所に直行します。

事務所までの通路も意味は良く分かりませんが芸術的に作らています。
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ありゃ、ランドクルーザーが展示されているぞ。何やらスタッフが大勢準備に追われているようでした。
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扉を開けて中に入ると、係員が飛んできて入場禁止であるとのこと。いや、受付に用事があるのですが。
「今日は休館日なので事務所には誰もいません。どこから入ったのですか?」
いやその入口の扉からです。
「え、施錠してなかったのですか。大変失礼いたしました。それでは入ったところから退出してください。お出になられたら施錠します。」

ということで外に出されてしまいました。ま、いっか。明後日出社したら電話で予約すれば。まずは周辺の道路の確認をして、当日迷わないようにしましょう。一部一方通行になっているところもあり、注意が必要です。国道から直接右折はできないのでその手前で曲がる必要がありました。

道路の確認しながら表通りに出たら、デパートがありました。せっかく来たから妻にデパ地下のおいしい物でもお土産に買って帰るか。
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デパートは平日だというのに結構な人出がありました。松戸は伊勢丹が閉店してしまったし、百貨店は寂しい話題が多いのですがここはそれとは無縁のようです。

気温も高くはないし、保冷剤も入れてくれるというのでタラの西京漬けを購入。あ、ワッフルが30パーセント引きだちょっと休憩してから帰ろう。
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帰りは谷田部東で休憩兼下見。ここは大型車駐車場からトイレまで遠いなあ。障がい者用大型駐車場がある守谷まで引っ張った方がよさそうだな。

ここはたまたまアドベンチャーが集合していました。
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無事下見を終え、また駐車場と団体予約をしました。遠足A日程ではマリンタワー代わりの水戸芸術館シンボルタワーが参加者から大好評。そして先日マリンタワーに登ったB日程も無事に終了し、あとは会計と仮払い清算、及び報告書作成を残すのみとなっています。

遠足後に出勤すると、参加者たちから楽しかった、また行きたい、次も行けるように健康に気を付ける、という声がたくさんかかり、遠足担当としてこれ以上にない喜びに浸っています。








昨日の続き

大内宿を後にした私たちは塔のへつりを目指します。塔のへつりの駐車場は一番手前の一回100円の所にしました。その先に200円の、さらに先には商店利用者専用(かと思われる)駐車場がありました。
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早速行ってみましょう。あのつり橋を渡った先が塔のへつりですね。天然の浸食でできた回廊だということです。
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平日ですが結構な人出でした。
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つり橋を渡ります。
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つり橋を渡って、その下のトンネルをくぐります。これ足元が切れているじゃん。
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階段を登ってみましょう。
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岩の浸食部分に虚空像菩薩のお堂がしつらえてありました。坂上田村麻呂創建という伝説があるのだとか。
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お堂というより牢屋っぽく感じるのは私だけでしょうか。
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さらに上に上がれます。
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あれ、ディーゼルエンジン音が聞こえるよ。もしかして会津鉄道が鉄橋渡るんじゃないの?それ見たいなあ。
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「ダメだよ、あの橋車走っているよ。」
地図で確認、本当だ、鉄道橋はあの橋の先にあるんだ。それにしてはエンジン音が近くに聞こえるけど。

さて、戻ろうか。あ、ディーゼルエンジン音はバスのだったか。この上から聞こえてくるよ。
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この奇岩一つ一つに名前が付けられているそうです。紅葉の季節にはそれは素晴らしい眺めになるのでしょうね。つーか、一番右もう紅葉しかかっているよ。
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もうちょっとで紅葉は最盛期を迎えそうです。
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クルマまで戻ってきました。次へ行きましょう。
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このまま白河ICまで戻ってもいいけど、せっかくだからR121をドライブしたいな。
途中道の駅たじま、同湯西川温泉がありましたが昼の蕎麦でお腹いっぱい、お土産も大内宿で十分買ったし寄らないでいいと妻。そのまま南下して今市まで。さすがにちょっと疲れもあるし、トイレにも行き合いから道の駅日光だけは寄らしてね。
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ここは船村徹記念館も併設されていました。残念ながら終了時刻を過ぎていました。
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土沢から日光宇都宮道路に乗り、そして東北道へ。そこかで夕食食べて帰ろうよ。
「あんまりお腹空いていないんだよね。」
と妻。蕎麦なのにすごいボリュームだったようです。

「去年娘と日光行った帰り、佐野SAリニューアル工事していたから寄ってみたい。」
と妻。それなら寄っていきましょう。

いやいや、まだ工事中だよ。
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下りの方へ降りてみました。
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どうする?
「もうちょっと先でもいいかな。蓮田でどう?」
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蓮田に到着。さて、何食べようかな。
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半額の弁当があったから、これにしようか。私は金目の西京焼き、妻はカレイの西京焼き。
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20時頃自宅到着しました。日帰りだったけどけっこう楽しかったね。それじゃあブログ書くか。

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昨日の朝。妻と一緒にバケバケを観たあと、そのままあさイチを見ていました。そこで取り上げられたのが大内宿。明日、一緒に休みだから行ってみない?
「だって福島県でしょう。遠いよ。」
と妻。でもさ、福島県でも一番南だし、羽鳥湖は日帰りスキーで行っていたじゃん。大丈夫、ちょっと朝早く出れば。

ということで、自宅を5時45分に出発しました。

朝食は上河内SAで。
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チャーハン食べようと思ったら間違えて半チャーハンセットになってしまいました。ま、いっか。これはこれでたいへん美味しかったです。でも昼は蕎麦の予定なんだけどね。
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白河ICで降りたら甲子道路へ。長い長いトンネルを抜けたら道の駅しもごうがありました。ちょっと休憩していこう。何しろ今回ドライバーは私一人なのですから。
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ブルーベリーソフトクリームをいただきました。
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食べ終えたら再び運転。気持ちの良いワインディングを楽しくドライブしました。

そして大内宿駐車場へ。一日500円とリーズナブルです。あ、帽子忘れた、と妻。それ貸して、と登山用の傘を日傘として使いました。
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まだ10時30分です。昼ご飯には早すぎるから、大内宿観光を楽しみましょう。
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おお、いきなり茅葺きの屋根の民家がありました。
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コスモスの咲く大内宿の街道は青空と相まって雰囲気抜群。やはり来てよかったでしょう?
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屋根の上にもう一つ屋根がかかっていますね。
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洋服着て歩くのがもったいないね。着物着て下駄履いて、髷を結っていても浮かない感じです。
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これこれ、あさイチで見た風景。いやー本当に来ちゃったんだね。
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手書きの詩の書かれたカードを販売していました。この奥で店主が考えながら書いていました。文言はご自分で考えているのですか、と質問したら、自分で考えたのもあればお客さんから聞いて書いたのもあります、とのこと。オーダーもできるのか、じゃあ俺なら何がいいかな。
「それを言っちゃおしまいよ。」
がいいな。
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紅葉にはちょっと早かった、けどそうでもないところもあり。
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民宿もあり。この蔵に泊まれるのでしょうか、今度泊まってみるか。
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竹馬があり、撮影の小道具としてどうぞ、とのこと。それじゃあ乗るから乗ったところ撮影してよ。
「はい、撮ったよ。」
え、乗っている所じゃないじゃん。高くなりすぎて撮れなかった?じゃあ離れて撮ればよかったのに。もう。
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各々の家は商店になっていて、会津の物産を販売していました。驚くのはその安さ、観光地価格ではなく実用品として販売しているようです。桐の下駄買っていこうかな。でも履くところないか。家もコンクリート舗装しちゃっているしな。
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なんと!茅葺の屋根の葺き替え作業中でした。リアルな作業を見られるのはラッキーでしょう。
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更に奥の家も葺き替え作業中。
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1番端まで来ました。この階段登ると何があるのでしょうか。
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子安観音と、あ、大内宿の全景が見える展望台。超リアルなジオラマを見ているかのような錯覚を覚えます。これが模型でなく本物だとは。
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そのまま進むと道路へ降りました。
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さて、右側のお店を見てきたので、反対側から右側(入り口から見て左側)を見ていきましょう。
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名主 阿部家
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一人200円で5部屋見られるとのこと。1部屋40円と格安ではないですか。これは見なくては損でしょう。早速隣の販売店にいる美人のお姉さんに見学の申込みをしました。

まずは最初の部屋。欄間がなんと!本物の矢でできているという変わり種。これどういう意味があるのでしょうか。矢には悪霊を追い払う霊力があるとされているから、入り口すぐに設置されているのか、なんて想像しました。そして天井が高い!お姉さんお話では名主の家なので他の家より天井が高く、立派に作られているのだとか。築年数は200年ほど、江戸末期の建築だそうです。
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江戸時代には名主、明治維新後には郵便局として使われていたのだとか。
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奥の間には年季の入った屏風がありました。下部にやや傷みが認められますが、名主様の家にあるのですからさぞかし高名な人が書いた屏風なのでしょう。
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一番奥の部屋には囲炉裏があり、また桐のタンスなど調度品も展示されていました。おそらくすべてが当時物で、また一級品だと思われます。
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もしかして今でも使っているのでしょうか、ちっとも古びている感じがなく、道具が生き生きと感じられます。
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仏壇には位牌が。なるほど、それならうちも200年ぐらい経ったらお金取って家の中公開しよう。俺の位牌もみなさん、見られるかもしれませんよ。
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流石にこれだけの展示ですから、テレビでも紹介されているのでしょう、サインも展示されていました。
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入り口の間に戻ってきました。戊辰戦争のときに使用された弾丸が展示されていました。こんな大きくて重たいのが撃ち込まれたらたまったものではありません。戦争経験のない人生が尊く感じられました。
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阿部家の一角は売店になっています。お姉さんがきれいだからでしょうか、多くの男性客が来ているようです。
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大内宿はまだまだ続きます。
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あれ、ここも入れるようですね。大内宿町並み展示館でした。
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こちらは250円と阿部家より高額ではありますが、入らずに帰って後悔するより入ってしまったほうが精神的に良さそうなので思い切って入ってしまいました。
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大型の機織り機、 とうみ、脱穀機などが展示されていました。
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建物の中にもう一つ建物が!そしてそこに茅葺き屋根の材料、作り方、保守の仕方などが書かれていました。
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大きなかまどと蒸籠がありました。
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小さな部屋には農機具などの鉄器が展示されていました。
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木製歯車で増速した糸巻き機(かな?)。これも興味がつきません。じっくり見てしまいました。
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床の上にも上がれます。靴を脱いで上がりました。部屋には甲冑が一式飾られていました。
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隣の間には2段になった間が続いています。床の間の前に殿様が、その左右に重臣が座り、下の間には謁見する客人や家来が座るのでしょう。すると先程の甲冑の間は従者が控えていて、手を打つと参上するのでしょうね。
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更に奥には雪隠が。
「これだから古い家は嫌なのよ。」
と妻。これ展示だよ、現在はここで排泄するわけじゃないんだから。
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かなり古い足踏みミシンが。
「これ、実家にもあったよ。」
と妻。その手前の白い物体は何に使うのでしょう。
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馬屋の前に階段を登ると2階に上がれます。しかし2階は天井が低く、特に梁は私の背でも頭が当たるほどの高さでした。物置として使用しているようです。
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2階からは眺めも楽しめます。
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さて、そろそろお昼時。それじゃあ蕎麦食べに行きましょう。
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大きな鳥居!この先に神社があるのでしょう。いや、そばを食べさせる店はどこももう並ばなくてはいけない盛況ぶり。神社よりまずは蕎麦、と妻。
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ちょっと会社の同僚におみやげ買わして。ライダースにもね。
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なんとこの席は美人専用、妻はともかく私は座れません。
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三澤屋に来ました。ここでしょう、昨日NHKで放送された店は。
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この歴史を刻んだ建物とは裏腹に自動受付機で、順番が来るとラインやメールが来るという現代的な設備が整えられていました。これは便利。
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他の店には列ができていたのですが、この店は列ができていないのですぐかと思ったら、要するに携帯電話に入る連絡待ちで店の前にいる必要がないからの様で結局30分ほどの待になりました。

注文したのは貝柱などで出汁を取った汁に野菜がたくさん入ったおづゆ
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天ぷら、それに高遠そばです。ご存知でしょうが、この大内宿の名物は箸代わりにネギを使うなんとも変わった蕎麦なのです。
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挽きたてのそば粉を使った十割蕎麦、打ちたて、茹でたてという鮮度にこだわっている蕎麦だそうで、これがそばとは思えないコシの強さと十割ならでは蕎麦の香りが楽しめます。つゆは醤油ですが、鰹節が山盛り、そして下の方には大根おろしがてんこ盛りとすべてが豪快でした。天ぷらは抹茶塩でいただくスタイルで、野菜の下から揚げ饅頭が出てきます。とにかく全てが美味しかったです。

お腹いっぱいになってしまいました。そろそろ次行きましょう。右にはまだ刈られていない稲が実っていました。この景色もヤラセでももちろん模型でもなく、リアルな米の生産現場というところがこの大内宿の魅力の一つでしょう。紅葉よりこの季節の方が原風景っぽさがより濃く味わえていいかもしれません。
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屋根の上の屋根、これは町並み展示館で勉強したから知っています。ケムダシです。排気筒ですね。
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赤ベコの根付が欲しいと妻。あれ、自家焙煎珈琲もあるよ。
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ベンチに座っていただきました。
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ススキが生い茂っていますね。ススキも茅の一種で、屋根材として使われていることを覚えました。
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車に戻ったら次に向けて出発。次は塔のへつりです。


塔のへつりに続く




2025年9月25日

妻と二人電車に乗ります。京成立石駅は高架工事の真っ最中。
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そして国技館へ。贅沢にも今回も1桝を購入しています。向こう正面でした。
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弁当を購入します。購入したら、妻は一旦場外へ。妻の両親を迎えに行くのです。
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その間私は買い食いしておりました。宇良関お勧めのジューシーチキンをいただきました。
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相撲協会100周年ということで、壁に応援メッセージを貼ることができました。錦木コーナーができているじゃないですか。私もそこへ追加しました。
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そこへ妻が両親を連れて合流。まずはちゃんこ会場へ。
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場内で買った弁当類は持ちこみ可なので、私は寿司処で買った15戦全勝太巻きとちゃんこをいただきました。
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ちゃんこを食べ終え、階段を登ると、おっとひよの山の出番です。すごい人気で、多くの人がカメラを向けていました。
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お土産類などを買ったりして、それから桝に向かうともう取り組みは幕下まで進んでいました。さて、本格的に観戦するぞ。

そして十両土俵入り。朝の山にはひときわ大きな拍手が送られていました。
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その朝の山は剣翔と。
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十両が終わるといよいよ幕内土俵入りであります。
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西が終わったら東の土俵入り。錦木~。
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今場所はここまで1勝しかしておりません。先月蜂窩織炎の治療と為入院していたそうで、本来の腰の重い相撲は影を潜め押されても投げられても受け止められずに土俵を割ってしまう相撲が続いています。
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続きまして、横綱土俵入り。まずは大の里から。
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そして、息子の高校の後輩である豊昇龍の土俵入り。
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向こう正面も悪くはないけど、土俵入りでは裏になっちゃうんだよね。
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行司による明日の取り組み紹介。顔触れ言上というらしいですね。
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錦木は、ああ、翠富士じゃん。動きの速い力士苦手なスロースターター。それでも捕まえられればいいけど、今の錦木では捕まえたとしてもとても俵の外に運ぶだけのパワーはなさそう。こりゃ辛いよ。いやいや、今日の取り組みだってまだなんだから、心配は明日することにしよう。

まずは琴栄峰と友風。
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激しい相撲に場内が大いに沸きます。
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一進一退の攻防。最後は寄り切って琴栄峰の勝ち。
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次は東に錦木!場内から錦木!という声がずいぶんかかりました。もちろん私も。西は時疾風。
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押される一方の錦木。耐えられるか!
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やはり本調子ではないからね。
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出待ちをしたら、出てきました。錦木!
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お疲れでしょうが、嫌な顔一つせずファンのサイン攻めに丁寧に応えてくれていました。
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義父とも一緒に撮影に応じてくれました。ありがとうございました。
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館内へ戻ります。何しろ今日は好取組が多いのですから、目を離す暇がないのです。

東に登場は玉鷲41歳。今までになく歓声が大きく、また子供の声が非常に多かったように感じました。もう7敗しているから後がない前頭筆頭!しかしここで勝ち越せば三役復帰も夢物語じゃない。しかし相手は新進気鋭の伯桜鵬。
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おお、玉鷲が勝った!!!場内は国技館が割れんばかりの大歓声に包まれました。

そして取り組みは進み横綱戦。豊昇龍はこれまた破竹の勢いで番付を駆け上がってきている安青錦。懸賞旗は4周回目に突入。
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ゲロ、横綱豊昇龍が負けた!座布団が飛びます。

そして弓取式。
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今日も面白かったね。
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上野に戻って親族の食事会です。あれ、上野駅は岩手旅行キャンペーン中でした。
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個室居酒屋では娘も合流。結婚祝いを祖父母や叔母から頂戴していました。そして楽しい宴に美味しい食事で大満足で帰路につきました。

次は初場所かな。それまでみんな、元気にね。



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