三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

タグ:M1-sPRO

新型コロナウイルスはまだまだ予断を許さない状況ではありますが、感染予防の対処法や感染拡大地域などが特定されてきており、何と言っても県跨ぎの外出自粛が緩和されてきているのでそろそろ夏の予定を考えようかなと思っている次第です。もちろん最新の情報を取り入れ、危ないと感じたら即中止には致しますが。

外出と言えば気になるのがタイトルの通り、モーターサイクル用インターコムFODSPORTS M1-S PROのハングアップです。ファームウェアにバグがあるような気がするのです。これがアップデートされないかなあ。と思っていたら、公式YouTubeでやり方が紹介されていましたね。早速アクセスしてみました。

まずは充電用USBケーブルにつないで-ボタンとファンクションボタンを5秒長押しして更新モードに入ります。

次に公式サイトからファームウェアのダウンロードをします。

02

Japaneseのファイルを選択し、ダウンロード開始。するとすぐにウインドウズから警告が入ります。
「一般的にダウンロードされているファイルではなく、危害を及ぼす可能性があります。」

それでも継続を選択すると、今度はディフェンダーが立ちはだかります。
「失敗。ウイルスを検出しました。」

調べるとトロイの木馬ウイルスだそうです。このサイトではウイルス対策ソフトを閉じるように指示があります。

おかしなことは他にもあります。ヤフー知恵袋そっくりの偽サイトがこのサイトへ誘導しているのです。

無題

悪意ある外部者が、あるいは内部の誰かが、もしかして会社自体が、なんらかの詐欺を働いている可能性もあります。これ以上私は分かりませんが、皆様お気をつけくださいませ。



にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

夕食を終え、連絡を取り合ったら都内のマンションの一室にひっそりとライダーが集合しました。下の写真で分かる通り集合したのはいつものメンバー、すなわちボルティ九太郎さんにバンディットNちぇぶさん、そしてCB250Fの私三毛ジャガーの3名です。これから異なるブランドを含む4台の安定した接続を試みるのです。いわば、格安中華インカム接続の探求です。
PC110093-1

まず、新しく到着したM1-S PROを九太郎さんから受け取りました。使用中にハングアップする現象に悩まされ、販売者に連絡したところ交換となったのです。その新着機に不具合がないか、調べる目的でメンバー集合となったのです。Nちぇぶさんのインカムは交換していないので(これだけ唯一ハングアップしなかった)確認だけの為に(でもないか)集合をかけてしまい、申し訳ない感じです。

それとは別に、4RiderInterphoneV4の接続が不能だったのを何とかできないものかと仮説を立ててきたので、それの実証もやってみることにしました。

まずは製品の確認から。電源をいれ、順次接続していきます。スムーズに接続していきました。ハングアップもありません。いいね、これ。3台接続でも全く問題はありませんでした。

いいよいよ次に行きます。M1-SPRO-M1-SPRO-M1-SPRO-V4と接続した結果どうしてもV4は切れてしまっていました。いろいろな接続を試みた結果、どうもM1-SPROは異種機をブリッジさせる能力があまり高くないのではないかという結論に達しました。それなら、これはどうでしょうか。

M1-S PRO-M1-S PRO-V4-M1-S PROとV4をブリッジ機の一つとして使用するのです。V4のブリッジ能力は折り紙付きで、V8-V4-BTInterphoneや、V8-V4-V4-BTInterphoneなどでもノイズが入ることはあってもつなぎ続けるだけの能力を有しているのです。

結果は良好でした。そうだったのか、コンビニ駐車場でこれに気がつけばなあ!

次に5台接続を試みました。

M1-S PRO-M1-S PRO-V4-V8-M1-SPROです。正直、途中でなんだかわからなくなりそうだったので順番に並べて接続していきました。
PC110094-2

しかし、ここで怪現象が発生。さっきまで普通に接続出来ていたV4-V8間のペアリング成功後、接続できなくなってしまっていました。Bボタン同士で接続しているのですが、どちらのボタンを押してもダメ、一旦電源を落として再度ペアリングしてみてもやはりだめ、今回は5台接続はあきらめることにしました。すべてのインカムのペアリング情報を消去して、初期化した上で順番に接続していけばできるようになるかもしれません。宿題としてよい処方箋を考えてみましょう。

ところで、インカムを使用しない時端子とケーブルがヘルメットからぶらんとしてしまいます。そこに各人のアイデア、特徴が出て面白かったのでここに紹介します。

Nちぇぶさんはケーブルステッカーをクリップに貼り付けて留められるようにしていました。スマートで目立たず、なおかつ費用もほとんどかかりません。
PC110099

九太郎さんは内装に余裕のあるヘルメットなので、継ぎ目にもぐりこませています。
PC110101

いや、九太郎さんで紹介したかったのはV4 の方です。ダミージャックをヘルメットに付けて、そこへ差し込んでおくという超アイデアが施されています。で、余っているように見えるジャックはというと、自作有線AUX端子なのです。凄すぎます。
PC110100

私は猫の面ファスナーで固定しています。
PB221665


さて、マンション一室に集まった理由はもう一つあります。九太郎さんからクリスマスプレゼントを頂けるという事です。そりゃまあね、ぼくもNちぇぶさんもここ1年に限って言えば良い子にしていたのだからね。

プレゼントはこれ、なんと黒の革ジャンなのです。7着あるので、好きなものを2着づつ持って行ってという大盤振る舞いでした。
PC110096

シープスキンの革ジャンです。新品のタグが付いています。
PC110097

サイズはLで私には大きめではありますが、中に着こんだりするならむしろ丁度良いかもしれません。また、スリーブを細くするストラップなどを付けたりあるいはプロテクターを入れたりするならこれくらいの太さはむしろ必要でしょう。
PC110098

2着の理由は、一枚は山のmochiさんの分だからです。彼もいい子だったのでしょう。


タイトルは分かる人は分かると思いますが、モーターファンに連載されていた兼坂弘さんの「究極のエンジンを求めて」のパロディーです。

早い話が「お金のある人は最初から定番の高級品を買えば何の問題もない。」訳なのです。しかし、なるべく安く済ませたい、済ませなければならない事情がある我々にとって、話は早くないわけなのです。残念なのは庶民の悲しさ、今までに買ったインカムの総合計金額は結構いい値段になってしまっていたりします。安物買いの銭失いを地で行くわけですが、私たちの後に続く人たちには是非無駄金を使わずに最短距離で極上の格安インカム生活を送っていただきたいと願いここにキーボードを打つわけです。あと、まだ設備投資がかかりそうなので同じ買うなら私のアフィリエイトから買っていただけると大変ありがたいです。下に貼っておきますのでお願いいたします。

今回は現在分かっている各インカムの通信簿をつけてみました。

FODSPORTS M1-SPRO 音質◎ 機能◯ 通信距離◯ 2機間通信の安定度◎ 3機間通信の安定度△ 4機間通信の安定度×(ただし一台はV4)バッテリーの持ち◎

4riders InterphoneV4 音質△ 機能◯ 通信距離◎ 2機間通信の安定度◎ 3機間通信の安定度◯ 4機間通信の安定度△(ただし、3機間、4機間の通信はBTInterphoneやV8が混じる状況)バッテリーの持ち△

VNetphoneV8 音質△ 機能◎ 通信距離◎ 2機間通信の安定度◎ 3機間通信の安定度◯ 4機間通信の安定度◯ バッテリーの持ち◯

T9S 音質◯ 機能◯ 通信距離◎ 2機間通信の安定度◎ それ以上の通信:ブリッジ機能なし、エンド機としてなら使用可能 バッテリーの持ち◯

3機以上の接続の安定度

V8-V4ーV4 安定度◎ 1台落ちる時もあったが概ね良好
V8-V4-BTInterphone ◯切れることはなかったが、宇宙からの怪電波で洗脳されそうになることが時々ある

V8-V4-V4ーBTInterphone △切れることはなかったし、3機間通信よりむしろ雑音は減った。しかし、ブリッジ機V4の一台の音が小さい現象が発生。

M1-SPRO-M1-SPRO-M1-SPRO-V4 安定度× V4がつながったのは一瞬だけ

M1-SPROーM1-SPRO-M1-SPRO 安定度△ 快適に使えることもあったが、どれか一台がハングアップすることもあった

V8-M1-SPRO-T9S 安定度× T9Sは接続不能

M1-SPRO-V8-T9S 安定度△ つながるがV8に出てくる音はどちらも小さくなる

どれも2機間の通信なら全く問題なくできます。安定もしているし、かなり離れても切れることはないでしょう。

2機だけの使用なら、お勧めはT9Sです。価格は一番安いのですが、スピーカーになかなかよいものを使っているようで音楽を聴いても十分納得のいく音質です。FMラジオも聴けるし、状態を英語ながら音声で教えてくれるのも便利です。一旦距離が離れすぎて通信が切れても接近すると自動で通信が回復するのも便利です。

3機以上なら、私はV8を勧めます。基本的な性能はV4とほぼ変わらないと思われます。実際混ぜて使っても何ら問題は生じません。リモコンは便利です。V4最大の欠点は乗車中に手袋をした状態で操作が困難な点だと私は思うのですが、それが見事に解決されています。リモコンを使わなくても手探りでボタンが分かるのもV4より良い点です。V4とそれほど値段が変わらないのですから、V8を選んでおいた方が良いでしょう。

今回M1-SPROのブリッジ能力の低さに振り回された経験が、V4、V8のブリッジ能力の高さを改めて知る機会になりました。

ソロで使うなら、うーんそうだなあ、正直一長一短ではありますが、音質、有線AUXジャック、4つのボタンでリモコンいらず、バッテリーの持ちが抜群に良い、という点を考えればM1-SPROを選んで後悔はないように思われます。

T9S


VNETPHONE V8


V4


M1-S PRO

IMGP0647

付属マニュアルのコピーを九太郎さんに頂いていましたが、抜けているページがありました。九太郎さん、販売会社に問い合わせたところPDFで完全版を送ってもらったとのこと、それをJPEG変換して写真扱いでFBで送ってくださいました。忙しい中、本当にありがとうございました。早速印刷して老眼対策を施したA5完全版を作りました。

明らかな間違いや日本語的におかしい部分があってなかなかつかみにくいのですが、実機を触れながら理解を進めました。前回書いた三毛ジャガー式取説には不備もあったので今回完全版を目指して記していこうと思っています。

***********************
§1 ツーリング当日、集合したらインカムを接続します。

手順
1 1番機の電源を入れる。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)
2 2番機の電源を入れる。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)
3 1番機のファンクションボタン5秒長押し→赤青激しく点滅
4 2番機のインカムボタン5秒長押し→青点滅
5 「デバイスの接続に成功しました」とアナウンスがあったら2番機のインカムボタンを押し、接続を切る。
6 1番機の電源を落とす。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)

7 3番機の電源を入れる。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)
8 2番機のファンクションボタン5秒長押し→赤青激しく点滅
9 3番機のインカムボタン5秒長押し→青点滅
10 「デバイスの接続に成功しました」とアナウンスがあったら3番機のインカムボタンを押し、接続を切る。
11 2番機の電源を落とす。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)

12 V4の電源を入れる。
13 3番機のファンクションボタン5秒長押し→赤青激しく点滅
14 V4のAボタン長押し→赤青激しく点滅
15 V4のAボタンを押す→青ゆっくり点滅
16 「デバイスの接続に成功しました」とアナウンスがあったら3番機のインカムボタンを押し、接続を切る。
17 3番機の電源を落とす。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)
18 V4の電源を落とす

19 10秒以上待つ

20 V4の電源を入れる
21 3番機の電源を入れ、インカムボタンを押す
22 2番機の電源を入れ、インカムボタンを押す
23 1番機の電源を入れ、インカムボタンを押す
24 つながり具合の確認、マイクの位置の確認

以上、24の手順を踏んで完了!
※接続はすぐの場合もあれば、時として4秒くらいかかることもあります。慌てずに待つという事も必要でしょう。

解説

前回からの変更点は、コメントで書いた通りやはりV4のAボタンでは恐らくペアリングの切断、接続ができないと思われるからです。T9Sで無理と書きましたが、私の手元にあるインカムでは最もV4に近い構成のV8でもできなかったのです。かすかなピー音だけはなるのですが、なんら変化はありません。また、V8のスピーカーからはエラー音と思われるブザーが鳴ります。

そこで、手順16を「V4のAボタン」から3番機のインカムボタンに差し替えました。また、旧手順23もV4での接続が不可能なので、20から23まで接続順を入れ替えました。

§2 走行中にペアリングが切れた場合の対処方法


パターンA 1番機だけが切れて、他3台がつながっている時
対処方法 2番機のインカムボタンをゆっくり2回押す


パターンB 4番機V4だけが切れて、他3台がつながっている時
対処方法 3番機のインカムボタンをゆっくり2回押す

パターンC 2番機と3番機の接続が切れ、1番機と2番機、3番機と4番機の接続は継続している状態
対処方法 2番機のインカムボタンを2回押す

パターンD 3番機と4番機は接続しているが、1番機と2番機と3番機の接続が切れた状態
対処方法 2番機のインカムボタンを1回押す

パターンE  1番機と2番機は接続しているが、2番機と3番機と4番機の接続が切れている場合
対処方法 2番機のインカムを2回押して1,2,3を接続し、次に3番機のインカムボタンを2回押す

パターンF 全てのインカムの接続が切れている場合
対処方法 2番機のインカムボタンを1回押し、次に3番機のインカムボタンを2回押す



解説
ややこしいでしょうか?このインターコムは回線それぞれにボタンを割り当てるタイプではなく、2回線とも一つのインターコムボタンで接続、切断する仕様なのでこのような操作が良いと思うのです。

最初に安定したチェーン接続の為、一台ずつ接続していきますが、反対側のユニットの電源を落としておかなければならない理由もここにあります。この方法を走行中に、コミュニケーションなしでやるなんて、無理でしょう。走行中は2台一緒の接続を試みた方が、仮に安定度が下がったとしても現実的だと思われます。

操作マニュアルに「多人インターコム会話中の時に電話がかかってきて、一つのユニットが切断される場合は通話後、自動的に再接続されます。距離や通信が原因による中断の場合はインターコムボタンを押して、再接続してください。」とあります。圏内に入っても自動では接続しないようです。ちなみにV8とT9Sは自動で接続しました。

FODSPORTSの動画から、再接続の方法を読み取りました。本来1番機、4番機の接続が距離や電波状況により切れた時にはそれぞれのインカムボタンを押すといいのですが、切れたとわかるのは自分の繋がっている回線だけで他の回線については分からないのです。2番機、3番機はそれぞれ2回線つなげているのでそこは分かるし、1番機との接続が切れたこともブリッジの2番機を通して3番機(4番機もつながっていれば)も分かります。

同じように、2番機、3番機の間の回線が切れた時にはもちろんお互いにわかります。つまり、ブリッジ接続をしている2台は状況把握能力が他2台より高いことになります。

説明がややこしくなりますので、1-2番機間の回線をα、2-3番機間の回線をβ、3-4番機間の回線をΓと称することにします。

αが切れてβ、Γの接続が維持されている場合、1番機はその他の回線状況を知る由もなくもちろん連絡も付きません。β回線が切れていないなら自分のインカムボタンを押せば済むのですが、切れているなら2番機のインカムボタンを押す必要があります。1番機が自分のインカムボタンを押して再接続した結果、β回線も切れているとわかった時には結局2番機のインカムボタンを押して切断、もう一度押してα、β両回線の回復をすることになるからです。つまり、1番機使用者は、α回線が切れた時にどうすればよいのか判断に迷うことになります。

2番機のインカムボタンを1回押すと、α、β両回線が切れていたら両回線とも接続します。しかし、どちらかだけが切れていた場合にはつながっていた方の切断だけが行われます。もう一度押すことでα、β両回線が回復します。この方が無駄がなく効率的だと思うのです。さらに、Γ回線については4番機はV4なので、4番機から回復することはできません。3番機のインカムボタン操作でのみ再接続ができるからです。そんな事情から2番機、3番機の使用者には回線回復の操作をお願いしなければならないのです。

β回線が切れた時にの操作は2番機、3番機どちらでもよいのですが、あらかじめ操作の優先を決めておいた方がスムーズだと思われるので、だって何しろしゃべれないんですから!、2番機に回復の操作義務を与えることにいたしました。

1番機、4番機は接続が切れても「何もしない義務を負う」
2番機はα、β回線の回復義務を負う
3番機はΓ回線の回復義務を負うが、β回線をΓ回線回復のために切断した場合のみ回復させる義務を負う

片方だけ切れた場合には一旦両方きり、両方接続する
両方とも切れた場合には接続する

と考えればスムーズじゃないでしょうか。


§3 有線AUXについて

説明書に「音量+、音量+を3秒間長押し」と記されています。+ボタンは2つ無いし、イラストでは-ボタンと+ボタンを押しているので表記ミスでしょう。

さて、他機と接続したままAUX端子に音楽を流すとインカムの声と音楽はミックスされてスピーカーから聞こえます。インカムボタンを押して切断するとAUXも切断されます。回線を回復させるとAUX入力も回復します。次に、+-ボタンを3秒押してみます。するとインカムボタンを押して回線を切断してもつなげても、AUXからの音は出っぱなしになります。そして説明書には「ワイヤーモードがオンの時、M1-S PROがオフになるまでオンのままです。」とあります。何この謎仕様!

結論から言えば、単独で有線入力を使用するなら(他機とのペアリングをしないので)AUXをオンにしなければ音は出ないが、2台以上で使う場合には音を止めたいときに一発で止まるAUXオフのままの方が良いと私は思いました。料金所や駐車場などで音を止めたいシーンて、けっこうある物です。単独で使用する場合に一発で音を止める方法はインカムにはないので、音源の電源オフや再生装置の一時停止などをすぐにできるようにしておいた方がいいかもしれません。あるいはそのシーンが近づいてきたらボリュームを下げるとか。

さて、これだけ理解できればきっと快適に使用できることでしょう。いや、実際に使ってみなければわかりませんね。


にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村


PVアクセスランキング にほんブログ村

2020年1月3日追記
※この記事の方法ではV4の接続が不能だったため、三毛ジャガー式取説完全版を制作しました。
https://livedoor.blogcms.jp/blog/sumi2kai/article/edit?id=4387537

※しかし、上記でも実走の結果問題が発生したため、現在の所下記ような方法を検討していますが実走では試しておりません。
https://livedoor.blogcms.jp/blog/sumi2kai/article/edit?id=4777084

2021年3月7日追記
現在ツーリングクラブの主力はM1-S PROの後継機(もしくは上位互換機種)と思われる、M1-S PLUSに更新が進んでいます。




ご了承の上、記事をお読みください。


車&バイク の 売れ筋ランキング


***********************************

§1 ツーリング当日、集合したらインカムを接続します。

手順
1 1番機の電源を入れる。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)
2 2番機の電源を入れる。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)
3 1番機のファンクションボタン5秒長押し→赤青激しく点滅
4 2番機のインカムボタン5秒長押し→青点滅
5 「デバイスの接続に成功しました」とアナウンスがあったら2番機のインカムボタンを押し、接続を切る。
6 1番機の電源を落とす。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)

7 3番機の電源を入れる。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)
8 2番機のファンクションボタン5秒長押し→赤青激しく点滅
9 3番機のインカムボタン5秒長押し→青点滅
10 「デバイスの接続に成功しました」とアナウンスがあったら3番機のインカムボタンを押し、接続を切る。
11 2番機の電源を落とす。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)

12 V4の電源を入れる。
13 3番機のファンクションボタン5秒長押し→赤青激しく点滅
14 V4のAボタン長押し→赤青激しく点滅
15 V4のAボタンを押す→青ゆっくり点滅
16 「デバイスの接続に成功しました」とアナウンスがあったらV4のAボタンを押し、接続を切る。
17 3番機の電源を落とす。(インカムボタン、ファンクションボタン同時3秒押し)
18 V4の電源を落とす

19 10秒以上待つ

20 1番機の電源を入れる
21 2番機の電源を入れ、インカムボタンを押す
22 3番機の電源を入れ、インカムボタンを押す
23 V4の電源を入れ、Aボタンを押す
24 つながり具合の確認、マイクの位置の確認

以上、24の手順を踏んで完了!
※接続はすぐの場合もあれば、時として4秒くらいかかることもあります。慌てずに待つという事も必要でしょう。

解説
FODSPORTSで配信している動画から書き出して、実情に合うように変更を加えました。動画では1番機(Aと表現している)のファンクションボタンを押していないのですが、これはペアリング情報を持っていない機の電源を入れると自動的にファンクションボタンを長押し押したのと同様のペアリングモードになっているからです。すでにペアリングをしてある私の物はファンクションボタンを押す必要があります。動画でもB、C、Dはファンクションボタンを長押しています。それぞれ前の機とペアリングしているのでファンクションボタンを押さないとペアリングモードに入れないからです。

また、我々の場合4番機はV4なのでそれに合わせてみました。実際このやり方で接続がうまくできるかどうかは、やってみるまで全く分かりません。

接続、切断はインカムボタンを押します。ファンクションボタンで接続した機はそれを押すと接続、切断ができる気がしていたのですが、できませんでした。つまりはV4やV8のA、Bボタンという意味ではなさそうです。ファンクションで接続してもインカムボタンで行って下さい。3台接続の時、ハブになっている機のインカムボタンを押すと前後とも切断するようです。(自分では未確認)前だけ、後ろだけという切断はできないようです。

手順24のマイクの位置確認というのは、色々試してみたのですがマイクの指向性が非常に鋭く、わずかにずれただけでも音がうまく拾わない仕様だからです。雑音に強いというメリットがありますが、マイクの位置にシビアな調整が要求されます。説明書にもその旨の記載がありますが、聞きしに勝る指向性です。

§2 ツーリング前日までに済ませておくこと

◯ケータイとペアリング 

1 電源が入った状態で、ファンクションボタンを長押し→激しく赤青点滅
2 ケータイでコード「0000」を入力
3 ペアリングしたら、動作確認

確認事項
A 他の電話からペアリングしたケータイにかけ、自動応答の確認
B ファンクションボタン短2度押しでリダイヤル機能の確認

4 走行中かけられる相手はリダイヤルだけなので、1回かけておく

三毛ジャガーは山のmochiさんのケータイ
九太郎さんはNちぇぶさんのケータイ
Nちぇぶさんは九太郎さんのケータイ
山のmochiさんは三毛ジャガーのケータイ

に、それぞれかけておいてください。相手のコールがはじまる前に切って大丈夫。

◯充電 充電は付属充電ケーブルを使いますが、端子自体はマイクロUSBです。口が狭いので専用品以外だと根元を削ったりの加工が必要です。

§3 その他の機能

◯音楽再生デバイスとのペアリング

1 電源が入った状態で、ファンクションキー長押し→激しく赤青点滅
2 デバイスのブルートゥースペアリングモードからFODSPORTSを拾う。

デバイスを再生にすれば音が出ます。これも音が出るまで数秒要する場合もあるので(すぐ出る時もあり)慌てずに待ってください。

デバイスのコントロール

再生停止 +ボタン2回押し
再生再開 +ボタン2回押し
次の曲へ -ボタン2秒押し
今聞いている曲の頭へ +ボタン2秒押し

◯有線AUX

2.5㎜プラグを挿入し、+-ボタン同時押し
終了する時 +-ボタン同時押し、しても終了しません。なぜでしょう。ジャックからピンを抜くしかないようです。あるいはデバイスを停止させるかですね。その代わり、BGMを流しながらインカム通話ができます。音量はインカム音量はマスターボリュームとなり、通話とBGM双方が上下します。デバイスの音量調節機能がBGMボリュームとなります。指向性が鋭いマイクなので会話が成り立つ音量ならば他のインカムへ音楽を流してしまうことはないと思われます。

◯電池残量確認

プラスマイナスを同時押し→音声で伝えてくれます。

以上、いろいろと説明書を見ながら試してみました。難解な記述なので私の頭では一回読んだだけでは理解不能でした。携帯のリダイヤルができないと前回書きましたが、押すボタンを間違えていました。普通にできました。当日朝、困ることがないようにこれを書いてみましたが、もし他の方法や私の勘違いなどがあればお教えください。メンバーに限らず、このインカムに詳しい方々、よろしくお願いします。あと、もしこのインターコムを買おうなんて言う方がこれをお読みでしたら、このページ下に貼ったリンクから購入していただけると大変ありがたいです。

↑このページのトップヘ