三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

タグ:M1-SPRO

ついに出ました、高級機B+COM SB6X!

持ち主はこの方、ヤマハのスクーターとカワサキニンジャ400の2台持ち、会社の同僚のお金持ちさんです。
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4台4機種揃ったところで色々試してみました。
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まずは3台を接続します。B+COM SB6X=M1-S PLUS=M1-S PROと、M1-S PLUSをブリッジにしました。そして、ブリッジ機をここにおいて二人そろって会話しながら歩きます。ヘルメットを被り、歩きながらしゃべる二人はちょっと気持ち悪いかな?でも下の写真のような「さらし首」よりましですよね。
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直線で207m離れたところでノイズが酷くなり、デジタル崩れ(ぴぼがもぶうでまぽぴ、と聞こえる)を起こして何を言っているのかわからなくなりました。2台ともほぼ同時でした。

さらに離れて370mまで離れましたが「ぱぶもねきがらむ」などと言うノイズは聞こえ続け、一応はつながっているようです。そこで建物の陰に入りました。さすがに接続は切断されました。

今度はブリッジ機に向かって近ずいていきます。私の被るM1-S PROは直線路に入るとすぐに接続を回復し、デジタルノイズが聞こえてきました。しかし、B+COMはつながらないままでした。さらに近ずいてもB+COMは再接続せず、207m地点で再接続操作をしてもらいました。しかし、それでも接続には至りませんでした。
「他のインカムとつなげるのは初めて。」
という方ですので操作に間違いがあった可能性は否定できませんが、少なくとも自動での再接続はできないという結論を得ました。

次は私のマイクの位置を検討しました。あまりクリアではなく、こもった音になっていて聴き取りづらいという事なのです。

マイクは口元へセットすると音割れが発生してしまうのでこめかみ辺りに移動したのですが、色々と試すとやはりもう少し口に近づけた方が良いことが判明しました。場所を変え声を出して試してみましたが、最良の位置を特定するには至らず今後の検討とすることにしました。ヘルメットをとっかえひっかえして聞いてみましたが、M1-S PLUSの音はM1-S PROで聴いた方が、B+COMで聴くよりクリアに聞けるという事が分かりました。B+COMは独自のB+LINKで使うことを前提としているのでしょうか、他社機との接続では十分な性能を発揮できないようです。逆にB+COMの音声はM1-S PLUSではクリアに聴くことができました。

今日はこうしてインカムで色々と試させていただきましたが、まだまだ研究する必要性を感じる結果となりました。







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三毛ジャガーツーリングクラブ(仮)の主力インターコムはFODSPORTS M1-S PROです。しかし、次の問題点があり、解決の方策を講じる必要を感じていました。

1 距離が離れすぎて通信が途切れた場合、接近しただけでは通信の復旧ができずインカムボタンでつなぎ直す必要がある。しかもその場合頻繁にハングアップするので、一旦電源を切って再度入れ直す必要がある場合が多い。

2 3台のM1-S PROと1台の4ridersV4を使用しているが、うまくつながらないことが多い。

3 私の個体は他機と接続すると頻繁にハングアップする。

4 ライン通話ぶら下がりだとトンネルや山間部、過疎地では圏外になってしまう。(過疎地で圏外になりがちなキャリアの携帯を使用しているメンバーがいる。)

5 V4は設計寿命を越えたようで、バッテリーは持たなくなったし本体がベトベトしてきた。加水分解かな?

ということで、先日急遽私と九太郎さんのチャット会談が夜間に行われ、M1-S PLUSの2機導入が決定しました。そして本日、ヤマト運輸集配所留め置きにて無事に到着いたしました。
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早速開梱してみましょう。購入したのは一台当たりの単価がちょっと安くなる2台セットです。
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箱の中身は、おお、かっこいいではないですか。
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M1-S PROと並べてみました。基本的には似ていますが、明らかに違うのは+-ボタンが側面にあるのか、上部にあるのかです。これは絶対上部がいいですね。+ボタンと間違えてファンクションボタンを押してしまうことがありましたから。
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取り付けベース(ユニットベースと説明書には記載)は同じ構造の物で、違いはFODSPORTSのシールが貼られていることだけです。完全互換性があります。私はヘルメットに両面テープで貼り付けているので、これはいいですね。そのまま使うことができます。
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残念なのはここ、ミニUSBだったのかタイプCになったことです。つまりはスピーカー&マイクを入れ替えなければならないのです。
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下から見た図です。下がPLUSです。厚みが増してますね。有線AUX端子は健在ですが、充電端子が省かれています。スピーカー&マイクと接続するタイプCで充電も行うのです。これによる弊害は充電しながらの使用ができないことになりますが、バッテリーの持ちが非常に良いのでなくても困ることはないでしょう。
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上から見た図です。-、+は大きく飛び出ているうえ、間隔も十分でかなり厚手の手袋をしていても押し間違えは無いでしょう。
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スピーカーとマイクは基本的にPROもPLUSも同じ物のようです。違いはPLUSはケーブルに透明な皮膜が被せてあることと、スピーカーにカプラーがなく直接ついていることです。
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フルフェイス用マイクももちろん付属。こちらも見た目にはPROと同じに見えますが、やはり透明な皮膜はかけてありました。右がPLUSです。
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貼り付け用の面ファスナーメスと耳との距離調節ようのEVAゴムも付属しています。これはPROにもあったと思います。
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充電ケーブルはこれです。タイプCなのでこれ以外にも汎用品が使えるのはいいのですね。
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ただし、根本は削らないと入りませんでした。
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まずは充電です。両方とも付属の物を使いました。
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充電している間に、スピーカー&マイクを交換しましょう。
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まずはついていたM1-S PROのスピーカー&マイクを取ります。スピーカーがカプラーで外れるので、作業はしやすいですね。PLUSにはこれが無いので、狭い所を通すのはむずかしいです。違う方法で配線しました。でも、こっちの方がむしろ普通で、PROがとりわけ通線しやすかったというのが正解でしょう。
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マイクのカプラーと3本をまとめるこの部分が頭や顔に当たらないようにしないといけませんね。
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OGKのエアロブレードVですから、そしてM1-S PROを付けていたのですから、加工などせずにきれいに収まります。
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作業中。

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作業完了。
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PROはゲスト用コミネプルートXへ移植しました。さあ、使ってみますよ。
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インカムボタンとファンクションボタン3秒長押しします。
「FOD SPORTS Bluetooth コミュニケーションシステムへようこそ。」
と、PROと全く同じ声の女性がこれまた全く同じセリフをしゃべりました。同じ音源を使ったのでしょうね。

3台とも立ち上げました。さあ、それでは接続しますよ。

まずはPLUSのA(エアロブレ―ドVについている物をAと呼称します。)とPLUSのB(スピーカー&マイクも付けていないものをBと呼称します。この個体は後に山のmochiさんへ進呈しました。)を接続します。

Aのファンクションボタン、Bのインカムボタンを1.3秒長押しします。ファンクションボタンが赤青激しく点滅します。1~2秒くらいでしょうか、ほぼそろって接続が完了しました。PROだともっと長くかかることがほとんどでした。ファンクションボタン長押しはパッシブペアリングモード、インカムボタン長押しはアクティブペアリングモードだそうです。よってファンクション同士、あるいはインカム同士を押してもペアリングはしないようです。V4、V8のAボタン、Bボタンとは意味が違うのですね。あちらはA同士でも、どちらかのボタンをもう一度短押しすることでパッシブに切り替えられるのではないでしょうか。

次にBとPROを接続します。PROだけならここでAの電源を落とす必要があるのですが、どうやらそのままで大丈夫のようです。Bのインカムボタンを押してAとの接続を切り、ファンクションボタンを長押しします。PROのインカムボタンを長押しします。こちらはPROとPLUSなのでどうかと思いましたが、PLUS同士までとはいかずともかなり短時間でペアリングに成功しました。PROのインカムボタンを押して接続を切ります。

これで、PLUS(A)―PLUS(B)―PROと言う順番につながったことになります。

Aのインカムボタンを押しました。するとどうでしょう、B、PROと言う順番に、そちらのボタンは触ることなくファンクションボタンの青い点滅がそろい、接続しました。PROのマイクを触ってその音がAのスピーカーから出ることを確認しました。

次は、Aのついているヘルメットを被り、PROのマイクに前にスマホを置いてYouTubeの音声を流しておきました。ヘルメットの中に音楽が流れます。そして家から出て歩いてみました。

しばらく歩くと、音楽は途切れたり◯△◇✖とデジタル崩れして何を言っているのかわからなくなり、さらに離れると接続が切れました。そしてピー音が鳴りました。つまりは接続が切れたことを意味しています。さらに遠くまで歩き再び自宅へ向かいました。切れた位置まで来てもうんともすんとも言いません。さらに近ずくとデジタル崩れし始めたところまで来ました。そしてその辺りでポン音がして再接続に成功しました。PROが混じっていても再接続は自動でできることが確認できました。

次に、Aのマイクの前にスマホを置いてPROのヘルメットを被って歩きました。PLUSと同じ位置でデジタル崩れを起こし、さらに歩いてほぼ同じところでピー音が鳴って接続が切れました。さあ、自動接続はできるでしょうか?PLUSの自動接続ポイントに差し掛かった時でした。ポン音がして再接続が自動でできました。

ただし、3回実験したうちの1回は再接続せず、ハングアップしてしまいました。やはり私のPROはハングアップする癖があるようです。

次に、スマホとのBluetooth接続をしてみました。PLUSのファンクションボタンを長押しし、パッシブペアリングモードに入ります。そしてスマホのBluetoothをオンにしてM1-sPLUSを選択すると、瞬くうちにペアリングができました。スマホでネコアップをやると音楽がヘルメットスピーカーから流れてきました。もう一台同じ方法でBluetooth機器を接続することもできるそうです。

次に、ミュージックシェアを試してみました。インカムボタンを押して接続を一旦切り、+ボタン3秒長押しします。
「音楽共有を開始します。」
と音声ガイドが入ります。Bにはスピーカー&マイクをつないでいないので音が出ているかどうかは分かりませんが、PROからは出ていませんでした。残念。でもさ、ミュージックシェア中はインカム通話できないからまず使わない機能だよね、僕らの場合はさ。(説明書に依れば、ミュージックシェアはそもそも2台までのようです。)

さあ、PROになくてPLUSにあるFMラジオ受信機能を使ってみましょう。-ボタン3秒長押しします。
「ラジオオン キュウゼロテンゴメガヘルツ」
今までもFMラジオ受信機能を持ったインカムは所有していましたが、というよりM1-S PRO以外みんな持っていましたが、周波数の案内をしてくれるのは初めてです。そして聞いていた周波数は電源を切っても記憶してくれているので、そのまま続きを聴くことができます。TBSヘビーリスナーの私には大変うれしい機能です。もう一度マイナスボタンを長押しすると
「ラジオオフ」
と言って切れます。

バッテリー残量を音声でアナウンスしてくれるのはPROと一緒ですが、押すボタンが変わりました。-ボタンとファンクションボタン同時押しです。押しにくい!PROは+-と押しやすかったので、ここは一歩後退ですね。まあ走行中は使わないかな。

AUX機能はまだ使っておりません。近いうちに試してみます。

午後には山のmochiさんのお宅へ伺い、ヘルメットへ装着いたしました。インナーサンシェードのレバーがあるために、干渉を避けるとどうしてもかなり後ろの位置になってしまいます。そこは残念です。でも何とか手が届く範囲ですから。それか、両面テープでレバーの上に付けるなどの方法もあるかなあ。あるいはもうちょと前でも何とかなるかな?そこはオーナーさんに試行錯誤して使い安くしていただきましょうか。
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さて、FODSPORTS M1-S PLUSを使ってみて、PROと比較もしてみました。まだ初日で使いこんでいるわけではないのですが、結論はもう出ております。これから新規で買おうと思っている方、このどちらにしようかと悩んでいるなら、間違いなくPLUSを買ってください。自動でペアリングが復旧でき、(もっともPROが自動ペアリング回復ができなかった私の所有したインカムでは唯一の機種)動作も安定していて、周波数を教えてくれる、つまりは本当に使えるラジオ受信機能があり、+-ボタンとファンクション、インカムボタンが違う面に配置されているので押し間違えはまずないです。いくつかの面で後退もないわけではなさそうですが、総合的に見て今更PROを買うのは得策ではないと私は思います。













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