夕食を終え、連絡を取り合ったら都内のマンションの一室にひっそりとライダーが集合しました。下の写真で分かる通り集合したのはいつものメンバー、すなわちボルティ九太郎さんにバンディットNちぇぶさん、そしてCB250Fの私三毛ジャガーの3名です。これから異なるブランドを含む4台の安定した接続を試みるのです。いわば、格安中華インカム接続の探求です。
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まず、新しく到着したM1-S PROを九太郎さんから受け取りました。使用中にハングアップする現象に悩まされ、販売者に連絡したところ交換となったのです。その新着機に不具合がないか、調べる目的でメンバー集合となったのです。Nちぇぶさんのインカムは交換していないので(これだけ唯一ハングアップしなかった)確認だけの為に(でもないか)集合をかけてしまい、申し訳ない感じです。

それとは別に、4RiderInterphoneV4の接続が不能だったのを何とかできないものかと仮説を立ててきたので、それの実証もやってみることにしました。

まずは製品の確認から。電源をいれ、順次接続していきます。スムーズに接続していきました。ハングアップもありません。いいね、これ。3台接続でも全く問題はありませんでした。

いいよいよ次に行きます。M1-SPRO-M1-SPRO-M1-SPRO-V4と接続した結果どうしてもV4は切れてしまっていました。いろいろな接続を試みた結果、どうもM1-SPROは異種機をブリッジさせる能力があまり高くないのではないかという結論に達しました。それなら、これはどうでしょうか。

M1-S PRO-M1-S PRO-V4-M1-S PROとV4をブリッジ機の一つとして使用するのです。V4のブリッジ能力は折り紙付きで、V8-V4-BTInterphoneや、V8-V4-V4-BTInterphoneなどでもノイズが入ることはあってもつなぎ続けるだけの能力を有しているのです。

結果は良好でした。そうだったのか、コンビニ駐車場でこれに気がつけばなあ!

次に5台接続を試みました。

M1-S PRO-M1-S PRO-V4-V8-M1-SPROです。正直、途中でなんだかわからなくなりそうだったので順番に並べて接続していきました。
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しかし、ここで怪現象が発生。さっきまで普通に接続出来ていたV4-V8間のペアリング成功後、接続できなくなってしまっていました。Bボタン同士で接続しているのですが、どちらのボタンを押してもダメ、一旦電源を落として再度ペアリングしてみてもやはりだめ、今回は5台接続はあきらめることにしました。すべてのインカムのペアリング情報を消去して、初期化した上で順番に接続していけばできるようになるかもしれません。宿題としてよい処方箋を考えてみましょう。

ところで、インカムを使用しない時端子とケーブルがヘルメットからぶらんとしてしまいます。そこに各人のアイデア、特徴が出て面白かったのでここに紹介します。

Nちぇぶさんはケーブルステッカーをクリップに貼り付けて留められるようにしていました。スマートで目立たず、なおかつ費用もほとんどかかりません。
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九太郎さんは内装に余裕のあるヘルメットなので、継ぎ目にもぐりこませています。
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いや、九太郎さんで紹介したかったのはV4 の方です。ダミージャックをヘルメットに付けて、そこへ差し込んでおくという超アイデアが施されています。で、余っているように見えるジャックはというと、自作有線AUX端子なのです。凄すぎます。
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私は猫の面ファスナーで固定しています。
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さて、マンション一室に集まった理由はもう一つあります。九太郎さんからクリスマスプレゼントを頂けるという事です。そりゃまあね、ぼくもNちぇぶさんもここ1年に限って言えば良い子にしていたのだからね。

プレゼントはこれ、なんと黒の革ジャンなのです。7着あるので、好きなものを2着づつ持って行ってという大盤振る舞いでした。
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シープスキンの革ジャンです。新品のタグが付いています。
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サイズはLで私には大きめではありますが、中に着こんだりするならむしろ丁度良いかもしれません。また、スリーブを細くするストラップなどを付けたりあるいはプロテクターを入れたりするならこれくらいの太さはむしろ必要でしょう。
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2着の理由は、一枚は山のmochiさんの分だからです。彼もいい子だったのでしょう。