三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

タグ:ミシン

今日は胴の部分を完成させましょう。

まずは背中です。バックプロテクターを入れるポケットを作ります。外生地に縫い目を出したくないので、背中にだけ裏地を付けることにしました。左右対称はもちろん、上下位置も良い位置に来るように慎重に調整します。
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ポケットの外周は三巻をかけましたが、下部は洗濯などの時にバックプロテクターを出す必要があるのでこのようにスリーブにして縫い付けました。
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裏地にバックプロテクターポケットを付けました。こんな感じになり、下部は面ファスナーで留められるようにしました。この後表地の裏に裏地を縫合しました。
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バックプロテクターが付いたら、今度はチェストプロテクターを付けます。脱ぎ着のしやすさではセパレートタイプがいいのですが、やはり心臓も守れる1枚型の方が安全上好ましいので私のHONDAプロテクターを供出することにしました。それを留める面ファスナーを見返しに縫い付けます。
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いよいよ前身頃と後身頃を縫合します。
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一回着てみました。チェストプロテクターはこんな感じに付くのです。上下位置の調整もできるので、万全の位置に固定してもらいましょう。
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後ろから。それほどカメックスではないかな?バックプロテクターの位置もちょうどいい所でしょう。寸法的に大丈夫そうなので、次の行程に進みます。
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肩の部分はデニムらしく中裏で縫合し、巻いてさらに縫合する方法にしました。まずは前身頃の生地を半分に切断します。
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それを巻いて縫い留めれば巻縫いの完成です。
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縫合したところにはかがり縫いをかけました。襟のつく部分にもかけておきます。
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次は裾の部分ですね。縫い付ける線を引いておきます。そして不要部分をカットします。
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裾のサイドにアジャスターを付けます。アジャスターの形はトライ&エラーで設計し、納得のいく方ににするまで3枚の無駄を作りました。
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アジャスターにボタンホールを開けます。これが自動なので本当に楽ですね。
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裾はアジャスターをかませるために3分割にしました。
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さあ行きますよ。まずは表側に中表で裾を縫い付け、両端のファスナーの下からは中表で縫合して返し、その上は10㎜の縫い代を返して縫い付けて行きます。
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裾縫い付け中。
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着きました。脇の縫合線の延長に裾の縫合線が来るようになっていて、そこからあアジャスターが生えているようになっています。
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バック、チェストプロテクターを入れて着てみました。素人の2作品目としてはまずまずではないでしょうか?
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ちょっと時間があったので右袖のファスナーと袖口も作ってみました。こちらはエルボー、ショルダーのプロテクターを付けなければならないのでまだまだ時間はかかりそうです。
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仮縫いして本人に着てもらった結果、やや胴が太めであることが分かったので寸法を直します。それが済んだらいよいよ本格的に作りに入ります。

2日目はポケット付けです。ライディング中に物が落ちてはいけないので3つ共ファスナー付きといたしました。製作途中写真は撮り損ねましたので、出来上がりをご覧いただきましょう。
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縁の縫い目が今一つまっすぐでないのは残念な所です。まだまだですね。
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裏から見た図です。両脇のポケットはハンカチやティッシュなどを入れることを想定して薄めの生地でスマートに、胸ポケットは免許証やスマホを入れることを想定してやや厚手で丈夫な生地にしてみました。
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免許もスマホも落とすと困りますから、胸のポケットはファスナーを締め忘れても簡単には落ちないように奥に落とし込めるようにしてみました。
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次は背中の方を作っていきます。





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前回作ったライダースジャケットはとりあえず着れるようにはしましたが、有り合わせの生地でつぎはぎだらけだったので今度は普通に着られることを目指して制作することにしました。

生地は13オンスデニムを購入してきました。これくらいかな、と見当を付けて180㎝買いました。次は型紙です。前回はコミネのジャケットから採寸しましたが、相談した方に無謀だと指摘を受けたので手芸店で型紙のついた本を購入しました。女性用の服ならいくらでもあるのですが男性用となるとこれが極端に少なく、全部男性用の型紙という本はわずか1冊だけでした。しかも残念ながらライダースのは無いので、ジャンパー用の物を工夫して使用することにしました。

ハトロン紙に写して作りました。首元は広すぎるのでSよりさらに小さく、長さはMサイズ、幅は広すぎるのですがとりあえずこの形で作っておくことにしました。
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前回は生地にいきなり形を描いていたのですから、ずいぶんと慎重に作るようになったものです。次に水通しをした生地にアイロンをかけて整えます。
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生地に型紙を使って切る線を描いていきます。生地の繊維の方向が縦になるように本では指示があったのでそれに従いました。前回はどの向きで作ったのか覚えていません。つまりは頓着していなかったのです。
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ロータリーカッターで切り出します。もう戻れません。
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切り出しました。
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縫い目を一番荒くした上に上糸調子を緩めて仮縫いをします。
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仮縫い完了、着てみました。ちょい太めですね。でも幅を詰めれば良さそうな感じです。いけるな、これは。
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見返しを作って、ファスナーを付けました。
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こんな具合です。まだちょい首が開き過ぎだなあ。もう少し肩詰めてみるか。
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これを贈る予定の会社の同僚へ着せてみて、寸法の確認をしました。よし、ばらして次の作業をするとしましょう。





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昨日山のmochiさん宅へお邪魔させていただきましたが、そこでタンクバッグのマップケースの窓が縮んて来てA4サイズの地図が入らなくなってきたというお話を伺いました。それじゃあ、そのタンクバッグ預からせてください。何とかしてみます。



帰りにホームセンターへ寄ってテーブルクロスを購入、これをサイズに切って交換すればよいのではないか、と考えたのです。

現状です。なるほど、ひどく縮みがあり、また白く濁ってきていますね。
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買ってきたのはこのテーブルクロスです。この幅が切り売りで出ているので極めて安価にそろえられました。
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まずは構造を確認し、工法を考えます。かなり凝った作りですが、内側をバイアステープで覆うのは私の技術ではかなり困難、でもこれ無くても何とかなるでしょう。
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心が決まれば作業に取り掛かります。まずはリッパーで糸をほどいていきます。
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さらに芯の入ったバイアステープが出てきました。
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さてさて、どうするかなあ。もう一度考え直している間に、全部外してしまいました。もう戻れませんね。
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この芯材入りバイアステープは活かすことにしました。なので、丁寧に糸をほどいて外して行きます。
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結構固い芯ですね。うまくできるかな?
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外した窓は計測します。これと全く同じ形に切りだすのです。縮んだ分は引っ張って計測しました。
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ロータリーカッターできっちりと切り出しました。
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四隅のRは元の物から形を写しました。
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まずは芯材を入れたバイアステープを貼時に縫い付けて行きます。写真では見えませんが、左は透明なテーブルクロスです。
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端を縫い付け終わりました。これにファスナーとヒンジを縫い付ければ完成です。
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テーブルクロスの滑りが悪くなかなか思うように縫えなかったりしましたが何とかその都度工夫して一周縫い上げ、さらに補強縫いを入れました。正直、四隅はあまりきれいには縫えておりませんね。

でもなんとか完成です。
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マップルRを入れてみました。透明度が高くなり、縮みもないので見やすくなったと思います。
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これでまだしばらくはお使いいただけると思います。これから用事があるので、明日にでもお持ちいたします。



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K1アマチュアトーナメントで優勝してプロデビューしたい!

そう言っていた息子、今日はまさにその日です。息子の試合はYouTubeでライブ配信されるのでそれを楽しみに待つとして、その間に荷物整理の続きとして、ミシンの廃棄をする準備をしました。

分解するミシンはシンガーのキューティです。ブランドはシンガーですが、製作はどうやらヤマザキのようです。この銘板が付いていました。
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現在だとこれに相当するのかなあ?もうちょっとマシかも。



現在主力として使用しているJUKIエクシードと並べると、かなりコンパクトであることが分かります。大物、厚物はそもそも縫ってはいけないのです。
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分解する前に各所を見ていきましょう。電動ミシンですので、縫い模様は機械式での変更です。
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水平釜はこのサイズのミシンでは標準ですね。エクシードも水平釜ですが。
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手前の小物入れを抜くとフリーアームになります。
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残念なのは、その小物入れがひどく使いにくいことです。この向きに蓋が開くなんて、どう使えばいいのやら。しかも蓋の開け閉めが固く、その蓋には「はじめは少しかたい」などという寝ぼけたことが書いてあります。実際には何もいれませんでした。
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返し縫いレバーが固くなっていてしかも戻りが悪くなっています。
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電源スイッチはここ、ここで速度を2速に調節できます。というより、2速だけなのです。
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さて、分解してみましょう。開けてビックリ、意外にも全金属シャーシでした。
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ベルトドライブですが、低価格品とは思えないほどたくさん張り巡らされていました。品質的にも悪くはなさそうです。
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ギアに塗られているグリスがガチガチに固まっています。この辺が不調の原因だったでしょうか。
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このヘリカルギアは回転方向を90度変えるための物ですが、ここにびっしりと糸くずや綿埃が付いていました。回転させてみたらかなり動きが固かったです。
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ボビン巻きはどうなっているのかな?あれ、はずみ車にボビン巻きの軸についているゴム車輪を押し付けているのか。けっこうな荒業ですね。ゴム車輪は結構摩耗しているように見えました。
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裸にしてみると意外にマッチョですね。
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モーターは小さいけれど結構ズシリとくる重さでした。
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2速のスピードをコントロールするスイッチの裏です。低速側には抵抗器が通されていました。単純な仕組みですが、故障することはまずないでしょう。
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残念なのは摺動部がプラ材のままで、結構摩耗していたことです。Eリングで留めてあるのですが、グリスを塗ってあるだけなので使いこめばこれは減りますよね。
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こちらのヘリカルギアにも綿埃がぎっしりでした。
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ベアリングは丸形です。この形のベアリングは初めて見ました。
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これだけのネジ、ワッシャーをいただきました。その他は地域の決まりに従って処分いたします。
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このミシン、新婚当時妻の職場の同僚に洋裁を趣味にしている人がいて、服を作ってもらいました。感化された妻、自分もやってみたくなりミシンが欲しいというので探し始めた時、松戸駅そばのミシン販売会社の新聞の折り込み広告にこのミシンが掲載されていました。値段が非常に安く、またサイズが小さいので結婚当初住んでいた家でも何とか置けそうという事でこれを買いました。

はじめは妻が作っていましたが、分からないことがあると私に尋ねるようになり、いつしか私の方が使うようになってしまいました。子供ができると活躍の場は一気に増えて保育園グッズなどは随分作りました。

しかし、不調をきたしてからはお蔵入り、知人に頂いたミシンを使うようになっていました。このブログでも時々登場の日立のあれです。

二人で相談しながらどんなミシンを買うのか相談した思い出の品は今日わずかな部品として残るだけになりました。

ちなみに、息子はKO勝ちを収めながらも次の試合で残念ながら敗退となってしまいました。今日は家に来るのでこれからその準備に取り掛かります。





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