三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

タグ:ヘルメット

私の主に使っているヘルメットはOGKカブトのエアロブレ―ドVです。





シールドはDAF-1で、全閉からデミストポジション、そこから全開の間に4段階途中で留められるようになっています。

下の写真、◯の位置にシールドの突起が乗ります。シールドはラチェット金具下位置にあるコイルバネで後方上部へと押し付けられていて、突起が山を越える時にはバネが縮むようになっています。全閉時、およびデミストポジション時には突起はどこにも当たらず、シールドはバネで後方へ移動してヘルメットへ密着するようになるのです。これはすごい発明だ!ですが、開閉システムとして完全ではないようにも感じていました。
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ヘルメットを被っていて、シールドを全閉にすることと全開にすることはもちろんあります。デミストポジションと1段目も使います。でも、全開までの途中にある3段階分に止める必要を感じていません。必要ないというよりむしろ、視界の邪魔になるので使いたくないポジションです。

そしてこのピポットを後方へずらしているバネが案外強力で、全閉から全開にするときに「ガッガッガッガ」となるのです。もちろん、全開から閉じる時にもなります。それがヘルメットを振動させるし、気持ちよく開け閉めできない感じが私にはするのです。

使わない途中の「駅」を通過させればスムーズに開閉ができるようになるのではないでしょうか。これの加工に踏み切るのは簡単、というのも税抜き1500円で補修部品として購入できるのです。





思い立ったら即作業開始。やすりで不要な山を削ってしまうのです。
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さっきと向きが違う方ですいません。こんな感じに削りました。このあと組み立てて様子を見ながらさらに形を整えました。
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洗浄して削りくずをとり、組み立てます。下の写真、全閉ポジションです。
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ラチェットはこのポジションでは触れていないので加工前と何も変わることはありません。
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デミストポジションです。全閉からセンターロックを外した状態です。
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このポジションでもラチェットは触れていないので加工前と何も変わりません。
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1段目です。暑い時など積極的に風を入れたい時に使います。
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ラチェットは一番下の谷に乗っています。ここも削っていないので何も変わることはありません。
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全開ポジションです。
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ラチェットは1番上の谷に乗っていますが、ここも削っていないので何も変わりません。
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そして、通過することにした部分ですが、滑らかに動くのでシールドの開け閉めで不快な思いをする部分が大幅に減りました。ただし、こすれる音が出てしまいました。ピポットが動く時にこすれるように感じました。

そこで可動部に給油してみました。
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それでもやはり音は出てしまいますが、元から比べればずいぶんと開閉がスムーズにできるようになりました。松伏まで走ってきましたが、デミストや1段目から勝手に開いちゃうこともなく、全開でもシールドが下がってくる気配もなく、まずまずの出来になりました。





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昨年秋、妻の実家の法事を優先して公休を取得したので参加できなかったイベントがもてぎエンデューロです。参加申し込み直前まで調整を試みていたのですが、締め切りに間に合わず見送ってしまいました。その時、新調しようと思っていたものの一つがヘルメットです。かつて死亡事故を目の当たりにしていることもあり、古いヘルメットで参加することに問題を感じていたからです。しかし、不参加となったので購入を見送っていました。

先日、タキザワサイクルからパンフレットが贈られてきました。そこに私の欲しいと思っていたヘルメットが特価となって掲載されていました。じゃあ、買っておくか。

荷物は本日到着いたしました。早速開けてみましょう。これがそのヘルメット、OGKkabutoのAERO-R1 TRです。


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箱から出してみました。色はG-1ホワイト-レッドです。種類は艶消し塗装の方が多いのですが、艶消しはヘルメットに対しては好きな塗装ではないし、自転車の色に合わせて赤にしてみました。
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頭の周囲に合わせて後ろのダイヤルで調節するのは定番ですね。非常に軽く、かつ確実に調整ができるようになっています。
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あごひものバックルはなんと!マグネット式です。簡単に着脱ができ、固定もしっかりしています。ただし、重量的にはやはり重くなっていますね。この程度でタイムに有意差が生じることはないのは分かっているのですが。
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中を見てみました。風の通り道が掘られて、入り口も出口も十分な面積が確保されています。これは涼しく走れそうです。
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マグネットで付けられるものはもう一つ、このシールドがあります。サングラスと違って耳が痛くなることもなく、顔からの距離もあるので結露することもないでしょう。使わない時には上下逆に着ければOKです。
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風が抜けるのは構造を見れば理解できます。もう一つ、風と進む=空力に優れているのは見た目はもちろん、実走でも体感はできないでしょうね。
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モーターサイクルヘルメットではOGKは特許機構、ウェイクスタビライザーで空力特性を向上させていますが、こちらもそれに倣うようなデザインになっています。
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良心的なことに、メッシュのついたパッドも同封されていました。洗い替えにもなるし、こちらは虫の多い時期などには良いかもしれません。
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驚くべきことに、このヘルメットを買うとおまけでこのポンプがもらえるのです。フロアと携帯、両方が、です。フロアポンプはアルミシリンダーでしっかりした作りで。重量もそれなりにあります。ポンプ口はプレスタ、シュレッダー両用で切り替え操作なしに両方使えるようです。
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