新車で購入し、2㎞だったオドメーターは27,500㎞になりました。それでもまだスリップサインまで余裕があるところが、軽量で非力、かつ耐摩耗性の高いタイヤを履いたCB250Fの美点ですね。しかし、先日の雨の峠道でリアタイヤの滑りが酷くなっていることは感じてきました。それにひび割れも出てきました。さすがにそろそろ交換だなあ。

お世話になっているショップへ相談に行くと、現在タイヤチェンジャーが不調で交換作業不能、大手用品店で交換してきて、と言われました。仕方がありません。それじゃあ、行ってくるか。

松戸2りんかん、ナップス足立と下見をして、履く予定で生産から半年以内の新しいタイヤの在庫があったナップス足立に決定、本日開店と同時に店に入り、交換作業をお願いしてきました。

タイヤの選定には実は多くの時間を割いたのですが、私が出した結論はIRC RX-02という、純正タイヤRX-01の後継でした。IRCのツーリングラジアルや、他ブランドのツーリングバイアスなども随分と調べたのですが、標準でバイアスを履き、且つリアサスが硬めな車両なのでミスマッチが懸念されるラジアルは避け、また車両の指定タイヤがRX-01となっていること、IRCのサイトでこの車両の推奨タイヤがRX-02となっていること、今まで履いていてドライグリップに不満を感じたことはなく、耐摩耗性能も十分以上なのにさらに向上しているとしていること、そして価格的にも安価な部類であることなどから総合的に勘案してこのタイヤに落ち着きました。

正直、他のタイヤを試してみたいという衝動もかなり強く有ったのですが、安全に行くことにしました。

作業中ナウ。
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一番で入ったにもかかわらず、2時間程度の待ちがあり、さらに作業時間90分程度かかるとのこと。でも大丈夫、この店なら本でも読んでいればそれくらいすぐに経つさ。

しげの修一バリバリ伝説を読んでみました。鈴鹿4時間耐久に向けてサーキットで3時間耐久レースをしていたワイド版4巻途中まで読んだところで声がかかり、車両を受け取りました。

「お待たせいたしました。タイヤ交換は終了です。ホイール部点検をしましたが、とくに部品交換が必要な所はなかったです。ブレーキパッドもまだ十分残っています。ただし、チェーンは部分伸びしていました。弛み調節ではその部分を避けて調節しましたが、長い目で見れば交換は必要です。

それと、新品のタイヤは滑りやすいので気をつけて乗ってください。今日はあいにくの雨ですからなおさらです。」
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これが新しい後輪です。RX-01は一部センターを越えてグルーブが刻まれていてかっこよかったのですが、02になって普通になった感じですね。また、ランダム感も減少して規則的に並んでいるように見えます。
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フロントも同様です。こちらで驚くのは、グルーブが逆方向に入っていることです。これだと排水した水はセンターに集まってしまわないのかな?メーカーは偏摩耗の予防のためとしていますね。実験して決めているのでしょうから、感覚でしかない私の戯言はこっち置いておいて、さっそくそのウェット性能を感じなくてはいけない天気であることに感謝しましょう。もっとも雨は大したことはなく、路面も湿っている程度でしかありませんでしたが。
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いったん帰宅して遅くなった昼食を食べ、雨があがって路面が乾燥してきたところで新松戸のセオに自転車の部品を買いに、そして最後には近所のスーパーに夕食の食材を買いに立ち寄り、帰宅しました。
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25㎞ほど走ったリアタイヤです。まだトゲさえ全部生えております。耐摩耗性はやはり、高いタイヤですね。タイヤのインプレなんぞ、他のタイヤを知らない私のできることではないので他を当たるようにお願いします。
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さて、バリバリ伝説を読んだ感想などを一つ。実はアニメ版は大学ワンゲル部の先輩の家で見たことがあるのです。もう30年以上も前のことになります。漫画を読むのはこれが初めてでした。生年月日の記述があり、これで言うと伊藤歩惟は私と同学年、巨摩群は1学年上ということになりますね。正直、これ読んでサーキット走りたくなったかと言うと、私の場合ならないでした。それと当時の「ツッパリブーム」の影響なのでしょう、やたらと筋とは関係なさそうな喧嘩シーンがあったりします。勘ぐれば、担当がしげの修一氏にこういうシーンを入れることを要求したんじゃないかな。

まあいいさ、アニメで見た記憶がある秀吉の峠の事故シーンまではいつか読んでおくかな。教養の一つとして。