07:20自宅を出ました。寒さを感じたし、10時から昼過ぎまで雨予報もあったので急遽雨天対策用品を積み込んで来ました。集合場所はいつものコンビニです。
しかし、集合前から愛車に異変が発生しました。先日付けたばかりのスクリーンにひびが入っていました。あれ、これはヤバいぞ。とにかくコンビニ目指そう。
コンビニに着く時にはもうこの状態です。まずは暖かい飲み物とクランベリーを購入。タダで駐車場を使わせてもらうわけにはいきませんからね。
工具を取り出し、スクリーンを撤去しました。これ、あれこれ考えて、たくさんの時間を使って加工して付け、そして左から伸ばしていたマルチバーホルダーを右からにして、しかも既製品ではだめだったのでそれを自作までして今日に間に合わせて来たのに。このがっかり感は分かる人にはわかっていただけるでしょう。そこへこのスクリーンをくださった九太郎さんが到着。
次々とメンバーが集まり、出発前儀式を執り行いました。いえ、怪しい宗教ではありません。インターコムのペアリングです。事前に学習してきたのですいすいと事が進みます。いや、進むのは手だけで機械が付いてきません。後に詳しく書きますが、M1-SPRO3台はスムーズに繋げましたがV4がつながったのはほんの一瞬、それ以降どうやってもつなぐことができなくなってしまいました。仕方がありません。時間は貴重なのです。8時10分、予定より10分遅れで3台の接続のまま出発しました。
内回り四つ木ランプから首都高中央環状線へ入りました。
日曜日の首都高は案外空いている物です。久しぶりに都心環状線経由で東名を目指しました。
しかしやや車の流れも悪くなるところがありました。ここは浜崎橋JCTです。ああ、事故で車線規制が入っていたのか。
江北PAは飛ばして、9時15分海老名SAで休憩をしました。自動2輪駐車場はかなり広く作られていましたが満車、仕方がなく普通車駐車場の隅を利用しました。一旦インカムの電源を落とします。
さて、再接続しますよ。あれ、しなくなっている!ハブになっている九太郎さんのインカムが機能不全に陥っています。再度ペアリングから行ってみますが、検索モードにもペアリングモードにも入れません。仕方がありません。私とNちぇぶさんとだけつないで、先頭を私が、しんがりをNちぇぶさんに受け持っていただき、連絡を取りながら走行することにしました。どうもこのM1-SPROにはバグがあるように感じました。
この先給油できるポイントが少ないので、給油しました。海老名SA9時40分発。
「三毛さん、富士山が見えますよ。」
ドラレコの写真では小さいなあ。肉眼では大きくはっきり見えました。今日は眺望が楽しめるな。雨予報に引っ張られちゃったけど、これなら小田原からターンパイク経由して大観山展望台という手もあるな。
「Nちぇぶさん、どうしようか。」
「変更してもいいですよ。自分では判断が付きませんが。」
いや待て、インカムがつながっていないのが2台もあるぜ。もし分流点で間にトラックなんかが入られちゃったらまずいことになるかも。ここは安全策を取って最初の計画通り箱根峠を目指しましょう。
箱根口ICから箱根新道へ入りました。いよいよ待望のワインディングです。山のmochiも大喜びでしょう。しかし残念ながら声で確認することができないのです。インカムの不調はツーリング自体の価値を下げてしまいかねないなあ、とつくづく思いました。
日の当たらない部分では路面が濡れています。夜露がまだ乾いていないのでしょうか。凍っていることもあり得るので、慎重に走ります。何しろ寒い!
高度があがってくると景色も開けてくるようになりました。これぞ箱根道、楽しく走りましょう。
七曲りを通過。ワインディングを堪能しました。
後続の皆様も、ね。
道の駅箱根峠に到着。一休みします。
ここに来た理由の一つはこの景色!芦ノ湖の向こうに駒ケ岳、箱根湾から出る白い観光船。右の山にある電波塔は山のmochiさんが学生時代には米軍の物で、特例として学生に立ち入り見学を許可してくれたのだとか。
休憩も必要ですが、とにかくインカムをどげんかせんといかんわけです。
4台接続はやはり無理、3台の接続は何とか成功。これで行くことにしました。
富士箱根ランド入り口駐車場に多くの車が停まっていました。ああ、そうか、駿河湾が綺麗に見えるんだね。立ち寄ればよかったなあ。いやこの先にも何かありそうだね。湯河原パークウェイ入り口手前に駐車場があるぞ。一旦ターンしてそこへ立ち寄りますか。え、有料なの!じゃあやめだ止め!もう一回回って湯河原パークウェイへ入りました。インカムがつながっていない山のmochiさん、何やっているのか不思議だったことでしょう。
さあワインディングを楽しみますよ。と言っても、飛ばすのは無粋という物です。安全に、周りに配慮して走るのがなんと言ってもカッコいいのです。と、ここで異変が!私のインカムが切れてしまいました。自分のが切れると他2台の様子が分かりません。切れている物やら繋がっている物やら。すぐ後ろにいるのに切れてしまうなんて、どうしたことでしょうか。
しかしとにかく下り坂のワインディングなのです。走りに集中しないと事故の元です。
湯河原のホテル街まで下るといい紅葉が目に飛び込んできました。この感動を分かち合えないないなんて!
そしてオレンジラインへと進みます。遠くに海が見えることもあります。まだまだ下りは続くのです。
湯河原の駅前に出ました。信号待ちなどで隣に並び、インカムの再接続を試みますがどうやってもつながりません。どうやってもは言い過ぎ、インカムボタンを押すだけしかできないのですが。フリーズしてしまったように感じます。
湯河原の待ちを後にしたら、熱海ビーチラインへと入っていきます。
ここは台風の時には通行止めだったことでしょう。何しろ海のすぐ横ですから。風光明媚な景色が続きます。この道は何度走ってもいい物です。
海の上を渡ります。
お楽しみだったビーチラインももうすぐ終点です。
熱海市街を走り抜けます。さあ、もうじきお昼ごはんですよ。忘年会まであと5分!
貴美の浜焼きの駐車場に車両を入れました。計画通り、ぴたり11時30分です。この時間でももう車でいっぱいでした。漁猟道具の側に停めさせてもらいました。
漁師直営の看板に偽りなし、本当に船を、それどころかこの港も所有しているようです。
さあ忘年会の始まりです。
ミニ丼をそれぞれが注文し、
鰯の丸干しなどは一人一匹、
トロ鯵は4っつに分けて。これが脂がのっていてとにかくおいしかったなあ。まだ口の中に味を思い出せます。
熱海で取れたサザエ焼き!
食べ終わって、一通り出発準備が整ったのは12:30です。計画より1時間も早いぜ。海岸でも歩くか?
「いや、いつもこのパターンで遅れちゃっているから帰りましょう。何があるかわかりませんから。」
と九太郎さん。それもそうですね。それでは帰りましょう。
インカムは2つまでなら安定してつなげるので、2人ずつ2組で通信することにしました。12時33分出発。
ガソリンスタンドは寄りますか?
「あと50㎞くらいは走れます。行っちゃいましょう。」
これから付け根を通過する真鶴半島が見えています。
さよなら熱海。
真鶴道路がまさかの大渋滞です。参ったなあ。14時30分までに厚木ICで東名に乗らないとそっちの渋滞にもはまっちゃうぞ。
まあおしゃべりしながら焦らず行くしかないよな。
トンネルの中で、我々の後ろにつき前へ行きたがっているBMWがいるとNちぇぶさんから通信が入りました。右に寄ります。しかし通信ができない九太郎さんと山のmochiさんには伝わりません。我々が開けたこともあり、BMW強引に左からすり抜けを開始。しかし山のmochiさんには伝わっていなかったせいもあり、左へ進路変更。危ない!
BMW氏、転倒しました。路肩に寄せ、駆け寄ります。BMW氏も自分で引き起こしをして再乗車しました。
「ごめんなさい。」
とBMW氏。怪我もないとのこと。
「トンネルの中のすり抜けは危ないですよ。」
と声をかけ、彼もうなずいたのですがその後すり抜けを継続して行ってしまいました。すり抜けの危険性を改めて感じる出来事でした。
眠気を訴える人、昨日コンサートチケットをもらっちゃったのでお土産を買う必要を訴える人がいて、休憩をすることにしました。先ほどの転倒事故について尋ねると、山のmochiさんも怪我なし、というか接触なく彼が勝手に転んだのだそうです。
干物や粕漬けなどをしこたま買い込みました。
Nちぇぶさん、休憩中にオイルにじみが発生。もしもに備えて、最後尾から先頭へポジション替えしました。私はしんがりを。
石橋ICまで来れば渋滞は解消、西湘バイパス、小田原厚木道路と快適に走りました。
仲間のモーターサイクルと自分の影を追いかけて走ります。
小田厚道路大磯PAで休憩しました。ここにはたくさんの自動二輪が集まっていました。
Nちぇぶさん、赤カブ詰め放題に挑戦、あまりにもたくさん入れられたとメンバーにカブを配ってくれました。ありがとうございます!
15時45分、海老名SAに到着。清算をして給油しました。
計画に無理があったのでしょう、遅くなってしまって申し訳ございませんでした。それにいろいろなことがありましたね。忘れられない忘年会になりました。
Nちぇぶさん、特にいろいろありがとうございました。赤かぶもいただいてしまいましたが、なによりメンバーが事故なく迷子なく行動できたのはNちぇぶさんの観察力と的確な指示によるものです。あとはあれだな、やっぱりインターコムがもうちょっと何とかならないとね。
しかし、集合前から愛車に異変が発生しました。先日付けたばかりのスクリーンにひびが入っていました。あれ、これはヤバいぞ。とにかくコンビニ目指そう。
コンビニに着く時にはもうこの状態です。まずは暖かい飲み物とクランベリーを購入。タダで駐車場を使わせてもらうわけにはいきませんからね。
工具を取り出し、スクリーンを撤去しました。これ、あれこれ考えて、たくさんの時間を使って加工して付け、そして左から伸ばしていたマルチバーホルダーを右からにして、しかも既製品ではだめだったのでそれを自作までして今日に間に合わせて来たのに。このがっかり感は分かる人にはわかっていただけるでしょう。そこへこのスクリーンをくださった九太郎さんが到着。
次々とメンバーが集まり、出発前儀式を執り行いました。いえ、怪しい宗教ではありません。インターコムのペアリングです。事前に学習してきたのですいすいと事が進みます。いや、進むのは手だけで機械が付いてきません。後に詳しく書きますが、M1-SPRO3台はスムーズに繋げましたがV4がつながったのはほんの一瞬、それ以降どうやってもつなぐことができなくなってしまいました。仕方がありません。時間は貴重なのです。8時10分、予定より10分遅れで3台の接続のまま出発しました。
内回り四つ木ランプから首都高中央環状線へ入りました。
日曜日の首都高は案外空いている物です。久しぶりに都心環状線経由で東名を目指しました。
しかしやや車の流れも悪くなるところがありました。ここは浜崎橋JCTです。ああ、事故で車線規制が入っていたのか。
江北PAは飛ばして、9時15分海老名SAで休憩をしました。自動2輪駐車場はかなり広く作られていましたが満車、仕方がなく普通車駐車場の隅を利用しました。一旦インカムの電源を落とします。
さて、再接続しますよ。あれ、しなくなっている!ハブになっている九太郎さんのインカムが機能不全に陥っています。再度ペアリングから行ってみますが、検索モードにもペアリングモードにも入れません。仕方がありません。私とNちぇぶさんとだけつないで、先頭を私が、しんがりをNちぇぶさんに受け持っていただき、連絡を取りながら走行することにしました。どうもこのM1-SPROにはバグがあるように感じました。
この先給油できるポイントが少ないので、給油しました。海老名SA9時40分発。
「三毛さん、富士山が見えますよ。」
ドラレコの写真では小さいなあ。肉眼では大きくはっきり見えました。今日は眺望が楽しめるな。雨予報に引っ張られちゃったけど、これなら小田原からターンパイク経由して大観山展望台という手もあるな。
「Nちぇぶさん、どうしようか。」
「変更してもいいですよ。自分では判断が付きませんが。」
いや待て、インカムがつながっていないのが2台もあるぜ。もし分流点で間にトラックなんかが入られちゃったらまずいことになるかも。ここは安全策を取って最初の計画通り箱根峠を目指しましょう。
箱根口ICから箱根新道へ入りました。いよいよ待望のワインディングです。山のmochiも大喜びでしょう。しかし残念ながら声で確認することができないのです。インカムの不調はツーリング自体の価値を下げてしまいかねないなあ、とつくづく思いました。
日の当たらない部分では路面が濡れています。夜露がまだ乾いていないのでしょうか。凍っていることもあり得るので、慎重に走ります。何しろ寒い!
高度があがってくると景色も開けてくるようになりました。これぞ箱根道、楽しく走りましょう。
七曲りを通過。ワインディングを堪能しました。
後続の皆様も、ね。
道の駅箱根峠に到着。一休みします。
ここに来た理由の一つはこの景色!芦ノ湖の向こうに駒ケ岳、箱根湾から出る白い観光船。右の山にある電波塔は山のmochiさんが学生時代には米軍の物で、特例として学生に立ち入り見学を許可してくれたのだとか。
休憩も必要ですが、とにかくインカムをどげんかせんといかんわけです。
4台接続はやはり無理、3台の接続は何とか成功。これで行くことにしました。
富士箱根ランド入り口駐車場に多くの車が停まっていました。ああ、そうか、駿河湾が綺麗に見えるんだね。立ち寄ればよかったなあ。いやこの先にも何かありそうだね。湯河原パークウェイ入り口手前に駐車場があるぞ。一旦ターンしてそこへ立ち寄りますか。え、有料なの!じゃあやめだ止め!もう一回回って湯河原パークウェイへ入りました。インカムがつながっていない山のmochiさん、何やっているのか不思議だったことでしょう。
さあワインディングを楽しみますよ。と言っても、飛ばすのは無粋という物です。安全に、周りに配慮して走るのがなんと言ってもカッコいいのです。と、ここで異変が!私のインカムが切れてしまいました。自分のが切れると他2台の様子が分かりません。切れている物やら繋がっている物やら。すぐ後ろにいるのに切れてしまうなんて、どうしたことでしょうか。
しかしとにかく下り坂のワインディングなのです。走りに集中しないと事故の元です。
湯河原のホテル街まで下るといい紅葉が目に飛び込んできました。この感動を分かち合えないないなんて!
そしてオレンジラインへと進みます。遠くに海が見えることもあります。まだまだ下りは続くのです。
湯河原の駅前に出ました。信号待ちなどで隣に並び、インカムの再接続を試みますがどうやってもつながりません。どうやってもは言い過ぎ、インカムボタンを押すだけしかできないのですが。フリーズしてしまったように感じます。
湯河原の待ちを後にしたら、熱海ビーチラインへと入っていきます。
ここは台風の時には通行止めだったことでしょう。何しろ海のすぐ横ですから。風光明媚な景色が続きます。この道は何度走ってもいい物です。
海の上を渡ります。
お楽しみだったビーチラインももうすぐ終点です。
熱海市街を走り抜けます。さあ、もうじきお昼ごはんですよ。忘年会まであと5分!
貴美の浜焼きの駐車場に車両を入れました。計画通り、ぴたり11時30分です。この時間でももう車でいっぱいでした。漁猟道具の側に停めさせてもらいました。
漁師直営の看板に偽りなし、本当に船を、それどころかこの港も所有しているようです。
さあ忘年会の始まりです。
ミニ丼をそれぞれが注文し、
鰯の丸干しなどは一人一匹、
トロ鯵は4っつに分けて。これが脂がのっていてとにかくおいしかったなあ。まだ口の中に味を思い出せます。
熱海で取れたサザエ焼き!
食べ終わって、一通り出発準備が整ったのは12:30です。計画より1時間も早いぜ。海岸でも歩くか?
「いや、いつもこのパターンで遅れちゃっているから帰りましょう。何があるかわかりませんから。」
と九太郎さん。それもそうですね。それでは帰りましょう。
インカムは2つまでなら安定してつなげるので、2人ずつ2組で通信することにしました。12時33分出発。
ガソリンスタンドは寄りますか?
「あと50㎞くらいは走れます。行っちゃいましょう。」
これから付け根を通過する真鶴半島が見えています。
さよなら熱海。
真鶴道路がまさかの大渋滞です。参ったなあ。14時30分までに厚木ICで東名に乗らないとそっちの渋滞にもはまっちゃうぞ。
まあおしゃべりしながら焦らず行くしかないよな。
トンネルの中で、我々の後ろにつき前へ行きたがっているBMWがいるとNちぇぶさんから通信が入りました。右に寄ります。しかし通信ができない九太郎さんと山のmochiさんには伝わりません。我々が開けたこともあり、BMW強引に左からすり抜けを開始。しかし山のmochiさんには伝わっていなかったせいもあり、左へ進路変更。危ない!
BMW氏、転倒しました。路肩に寄せ、駆け寄ります。BMW氏も自分で引き起こしをして再乗車しました。
「ごめんなさい。」
とBMW氏。怪我もないとのこと。
「トンネルの中のすり抜けは危ないですよ。」
と声をかけ、彼もうなずいたのですがその後すり抜けを継続して行ってしまいました。すり抜けの危険性を改めて感じる出来事でした。
眠気を訴える人、昨日コンサートチケットをもらっちゃったのでお土産を買う必要を訴える人がいて、休憩をすることにしました。先ほどの転倒事故について尋ねると、山のmochiさんも怪我なし、というか接触なく彼が勝手に転んだのだそうです。
干物や粕漬けなどをしこたま買い込みました。
Nちぇぶさん、休憩中にオイルにじみが発生。もしもに備えて、最後尾から先頭へポジション替えしました。私はしんがりを。
石橋ICまで来れば渋滞は解消、西湘バイパス、小田原厚木道路と快適に走りました。
仲間のモーターサイクルと自分の影を追いかけて走ります。
小田厚道路大磯PAで休憩しました。ここにはたくさんの自動二輪が集まっていました。
Nちぇぶさん、赤カブ詰め放題に挑戦、あまりにもたくさん入れられたとメンバーにカブを配ってくれました。ありがとうございます!
15時45分、海老名SAに到着。清算をして給油しました。
計画に無理があったのでしょう、遅くなってしまって申し訳ございませんでした。それにいろいろなことがありましたね。忘れられない忘年会になりました。
Nちぇぶさん、特にいろいろありがとうございました。赤かぶもいただいてしまいましたが、なによりメンバーが事故なく迷子なく行動できたのはNちぇぶさんの観察力と的確な指示によるものです。あとはあれだな、やっぱりインターコムがもうちょっと何とかならないとね。