先日家を旅立った息子が、珪藻土のバスマットを購入しました。なかなか良いという事です。それじゃあ、家でも使ってみる?と妻。バスマット裏まで水分がしみ込み、脱衣所の床にカビが生えて黒ずんでしまったからというのがその理由だそうです。

珪藻土バスマットは一時期評判になっていましたが、一長一短ありという事で、導入しても普通のパイル生地のバスマットへ戻してしまたという人もいるそうです。そうだなあ、どうしようかなあ。

とにかく妻が欲しいというなら買うしかありません。必要なものはもちろんバスマット、床の傷つきを予防する保護クッション、それともう一つ、使用後に立てかけておく方が良いのでスタンドと合計3つあります。
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妻は3つ共買うつもりのようですが、狭小気味の我が家では既製品のスタンドでは置けなかったりするかも。とりあえず、買わずにおこうよ。

そして今日、待ちに待った公休です。よし、やるぞ。まずは現況の確認から。洗濯機の横にスペースがあるなあ。ただし、扉が当たるから寸法はシビアだぞ。
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奥行きは200㎜が精一杯!さて、どう作るかだな。
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まずは脱衣所の床清掃からです。次亜塩素酸ナトリウム薄め液をブラシに付けてこすり洗いをしてしばらく置き、スクイジーでかっぱぎます。最後に水拭きで仕上げれば完了。ついでに風呂掃除もしますか。

清掃しながら設計図を頭にいくつか考えていました。それをラフスケッチに起こして検討します。材料はやはりこれだなあ。

まずはベースとなる部分を手持ちの材木から切り出します。再利用品なので変色もありますが、まあいいでしょう。
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あまりの暑さに音を上げ、エアコンの利いた室内へ持ち込みました。図面に合わせてホゾを切りだします。
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そしてベースにはミゾを掘ります。隣でリモート学習中の娘、
「なんか原始人が作業しているみたい。」
と言っていました。そうか?左甚五郎って言ってくれないかなあ。
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はめ具合を確認しながら、じっくりと作業していきます。
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板厚があまりないので通しほぞ継にしました。
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こんな感じに出来ました。
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クリーニング屋さんでもらえるワイヤーハンガーの径を測定します。2.8㎜ですね。
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残念ながら2.8㎜の錐先は持っていないので、2.5㎜の物で少しえぐるように穴を掘りました。
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ワイヤーハンガーを切断し、形に曲げます。
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これを先ほど掘った穴に差し込みますP8050019

こんなふうに出来ました。
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一応立てかけられますね。
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うん、ちゃんと支えていますよ。ホゾ組の部分はゴリラグルーで接着しました。これで24時間後には完成です。
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ところで、このゴリラグルーなのですが、レヴューで「接着出来ない。」「固まらない。」という記述があってびっくりしました。金属同士、プラスチックと金属、今回は木材同士の接着をしましたが、どれもガチガチにくっついています。湿気に反応して固まるので湿らせてから接着することと、最初の2時間は動かせる状態なので、裏を返せばその時間内はくっついてないことを理解すれば全く問題ないと思うのですが。


他を汚すような失敗が少なく、簡単にガッチリくっつく接着剤なので大変使いやすいと私は思います。


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