三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

タグ:コミネ

安全装備の更新、ステップアップには余念がない三毛ジャガーでございます。

今回はバックプロテクターなのですが、ライディング時に今までは使わなかったことなど1回もないのです。どんな近所でも必ず来ているライディングジャケットの背に入っているのですからね。それでも、あえて単体で買ったのは、以下の理由からです。

◯CEレベル2の規格を保持している。
◯サイズが大きくてより安全性能が高い。
◯胸部プロテクターとつなげて使えるので、ゲスト用にも使いやすい。

買ったのはタイトルの通り、コミネSK-822です。





本日到着しました。早速箱を開けてみましょう。
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なるほど、これならかなりの衝撃を分散、吸収できそうです。もちろん見た目では、ですけど。
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面ファスナーのストラップをお腹側に回して位置を固定できます。肝心の時に回ってしまって用をなさないなんてことは無縁でしょう。
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バックプロテクターのプレートを固定しているリベットの予備が付属していました。良心的だと思います。
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SK-809と接続してボディプロテクターにしてみましょう。





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バックプロテクターのストラップを外します。フックされているだけなので簡単です。
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チェストプロテクターの背中のパッドを同じ要領で外します。
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チェストプロテクターのストラップをバックプロテクターにフックします。これで完成です。
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これが残ります。もったいないなあ。これなしのセット販売してもいいくらいですね。もっとも、この形でなくてもよいならSK-680、SK-688なんて言う製品もありますけどね。
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早速使ってみましょう。今日はメッシュジャケットを着るので、そこに入っていたシンプソンのバックプロテクターを抜きました。こうして比べればサイズも保護機能も格段に違うことが分かります。
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装着してみました。着心地は悪くはないですね。
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腹部に回る幅広ストラップも邪魔な感じはありません。
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この上からメッシュジャケットを着ます。それでは走り出しましょう。行先は松伏です。
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三毛ジャガー急便が俳句会会報とお手紙をコロナ禍でお呼びできない師へお届けに行きました。その帰り、水分の補給を目的にコンビニへ立ち寄りました。
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さて、SK-822の使い心地についてレポートをしましょう。付け心地はまずまずですが、しなりがほとんどないので背を丸めるような姿勢を取ると上と下でシャツから離れてしまいます。ちょっと突っ張るような感じがあるのです。ただ、それで不快になるかというとそういうレベルでもなく、ライディングに集中している時には全く忘れています。問題はこの気温の環境では熱がこもることの方をより重要な課題として提起したいところです。正直、気温が30度以上では使いたくない感じです。

もう少し涼しくなってからが本格的な出番かな?





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風が語りかけます。安い、安すぎる。

今回のブログネタはネット通販で買って昨日到着したコミネのウインターライディングジャケット、JK-577 スキピオにいたします。

タグに定価が印刷されているのですが、ウインタージャケットとしては廉価な27,000円税抜きという価格の本品です。値段が値段だけに、それほど大きな期待はできないでしょうか。何しろ同ブランドのゴアテックスジャケットシリーズは私の手元にあるカタログで最も古い2014年にあるのがJK-503デネブで39,000円、その後追加されていくのは決まって上位モデルでJK-562ヴェーダは59,000円、さらに上位のJK-578ツアラーウインタージャケットチタニウムに至っては65,000円と倍をはるかに超える金額を要求してくるのです。そりゃいいよね、ゴアテックスならさ。でもなあ。

さて、その廉価なウインタージャケットではありますが、作りはどんなものでしょうか。詳しく見ていきましょう。まずは正面から見た図です。割とかっこいいのではないでしょうか?サイズはL、色はブラック-レッドにしました。
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エアベントが左右の腕の上部についています。着こんでいると、冬でも昼などは暑く感じることもあるので、これがあるのは便利ですね。ファスナーの問題はスライダーがあることによるすきま風ですが、フラップに隠れるようになっているので良いようにも思えます。実際に走ってみないとこれは分かりません。
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後ろから。再帰反射材が付いているのは嬉しいですね。冬はすぐ暗くなりますから、メッシュジャケット以上に日没対策をしっかりとしておきたいものです。
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背中の両側にもエアベントが付いています。
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腰の部分にストラップがあり、後ろ側はこの厚めの素材が巻かれています。どんな効果を狙っているのでしょうか?バタつきの防止かな?
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左右のポケットは意外なほど浅くできていました。私はポケットに物を入れるのでちょっとがっかりサイズです。
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その代わりと言っては何ですが、左胸のポケットはむしろ深くてたっぷり入ります。
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中を見てみましょう。綿入れのインナーが付いています。
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コミネのジャケットの右前身頃にまずついているのがこれ、携帯ポケットです。
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左にはたっぷりとしたポケットがあるのもいつもの通り。財布入れかな?
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左前身頃の前の部分にこれが付いています。なんだろう?
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面ファスナーを外すと、あ、わかったぞ。これファスナーからの冷気を遮断するエプロンだろう。(名前が違ったらごめんなさい。)
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ほら、右には雌の面ファスナーが付いているじゃん。
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袖はファスナーで開くことができます。
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さすがコミネ、前後がつながっているフラップが付いているので風が漏る心配もありません。
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さて、インナーを外してみましょうか。まずは袖のボタンを2つずつ外します。今までのコミネの製品の中で最も硬いボタンホールでした。一個目ではもしかして縫製しくじったか?と思ったくらいですが、他3つも同様の硬さでした。
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インナーのファスナーを外します。今まで所有しているJK-014やJK-016では左右別体ファスナーで、首の後ろはホックでタグのループを引っ掛けるようになっていましたが、これは左右がつながっています。
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首の部分もそのまま通ります。
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そして、終点です。これでインナーが外れます。
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インナーを外して使うことも考えてあり、右前身頃に携帯ポケットはない代わりに大きいファスナー付きポケットがありました。
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左にもファスナーはありませんが、中央部を面ファスナーで留める大きいポケットがあります。
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背中にはバックインナープロテクターが入っています。位置調整用の面ファスナーもありますが、オプションの大きい脊椎パッドを入れる時などにいいのでしょう。
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バックインナープロテクターも見てみました。散々見慣れたこれが出てきました。
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ショルダープロテクターはやはり見慣れたこれ、SK-636が入っていました。標準でハードプロテクターなのはポイント高いですね。
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肘にはこれ、SK-635が入っていました。
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胸にはSK-689が入っていましたが、最近一枚物のチェストプロテクターを使っていることが多いのであんまり出番はないと思われます。
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さて、防寒インナーを出してみたのですから、モーターヘッドM-6Aの物と比べてみましょう。右がコミネJK-577、左がモーターヘッドM-6Aのです。あれあれ、モーターヘッドの物の方が暖かそうだなあ。
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たたんでみると一目瞭然、同じ防寒綿入れインナーでもこれだけ嵩が違います。寒さ対策としてはモーターヘッドの圧勝か?
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着てみました。見た目より余裕があり、やや薄手のダウンジャケットを着た上から着てもまだ余裕がありました。これなら、インナーが薄手であるデメリットは重ね着で解決できそうです。むしろ温度調節はやりやすいかもしれません。
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ファスナーを締めてみました。なかなか着心地はいいようです。袖が長めで、これならライディング姿勢をとっても袖口がグローブのカフから抜けてしまう恐れはないでしょう。
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もう一点、褒めるポイントはここ、首から冷気が入ってくるのでいつもはマフラー類を巻いているのですが、面ファスナーで簡単に外気を入れないように首筋を締めることができるようになっています。ここから冷気が入ってボディが寒くなるので、これはいいですね。
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材質もよく、細部に渡り行き届いていてなかなかよく練られて作られた製品だと思います。値段を考えてもなかなかに良い品でした。ウインタージャケットを買おうかと思っている方には素直にお勧めできます。

え、27,000円が出せないって?そりゃあんた、CE規格のプロテクターで固められたジャケットで、この厳冬期に寒くないライディングを楽しもうっていうのだから、これくらい必要でしょう。

なんてね。ググってみてください。とんでもない価格が出てくると思います。在庫処分だそうです。ちなみにこのモデル、2019年春発行カタログではすでに落ちています。


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