本日私の仕事中、九太郎急便さんがプレゼントを自宅へ届けてくれていました。これです。
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組み立てるとこうなります。なぜか組立見本が付いていたので、それを見てみましょう。
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この計算尺の回転軸はなんとボタンです。このボタン、裏からぽちっとはめ込むだけで使えるボタンなのですが、簡単に使えるしなるほど回転軸としてもピッタリですね。すごい発明です。

で、使い方はサイトを見てみたのですが、冬、標準、夏とあるリングをそれぞれの被写体に合わせます。下の場合、冬の明るい市街地に合わせまています。ISO200のフィルムを使った場合、快晴だと絞りF2.8の場合シャッタースピードは60という事が分かります。
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え、これで合っているのかな?

さて、これを使うには「マニュアル撮影ができるカメラ」が必要になります。逆説的になってしまっていますね。マニュアルでしか撮影できないカメラで適正な露出を得るための計算がこの計算尺でできる、と言うのが正解ですね。

私にはマニュアルでも撮れるカメラはいくつかあります。例えばこれとか。PENTAX Z5-Pです。ハイパーマニュアルという機能があり、ボタン一つでシャッター速度と絞りを適正値にしてくれ(つまりはプログラム露出)、そこからシャッター速度、絞りを任意に動かせるという優れモノです。え、じゃあ計算尺いらない?ちなみに、最初はこれが面白くてハイパーマニュアルでもっぱら撮影していたのですが、プログラムが優秀だし、カラーネガだと少々露出をいじっても差が出ないのでやがてハイパープログラム(絞りをいじるとシャッター速度が、シャッター速度をいじると絞りが、それぞれ適正露出を維持するように自動で変更されるモード)を多用するようになってしまいました。
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こっちならどうだ。キヤノンFTです。TTL絞り込み測光ですが、測光精度はもう信頼できないのです。
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コンタックスT2 はダメですね。マニュアルで撮れるのが売りの一つですが、ピントのほうですから。露出はいじることができません。
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やはりK100で使うかな。いやこれもハイパーマニュアルあるなあ。auto110もその名の通り自動露出のみ。いや、そんな今の時代だからこそ、(auto110が今の時代のカメラというわけではありませんが)自分の勘で露出を決め、現像が上がってこないと正解が分からない銀塩フィルムを楽しむのもまた一興でしょう。

でもPENTAX K1は買おうかな。





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