中華サイドケースキャリアにこれまた中華ツールボックスをつけました。先日のブログで記しました通り。
でも、何か気持ち悪さを感じるのです。キャリアに対して奥に入りすぎているので見た目的にも何だし、左右のキャリアをつなぐステーが邪魔して工具の出し入れはやりにくいし、後輪とのクリアランスは甚だ少ないし。一応これで走行してみて不具合はなかったのではありますが、どうにもこうにも気が済まない感じです。
やはり精神衛生上、ちゃんとあるべき所にきちんとつける、これを実行しましょう。
まず、ケースが奥まった位置になってしまうのはケースを後ろ側目いっぱいまでずらしてつけるとステーが邪魔するからです。後部ステーに邪魔されない位置まで前にずらすと、前のステーが当たってしまうのでそれを避けるために奥に(車両右側に)なってしまうのです。なら、この後部ステーを何とかしちゃいましょう。
これが上を向いているからいけないのです。逆向きに取り付けてしまいましょう。そのままでは後輪にぶつかってしまうので、後方に向かって曲げます。
このステーが固いのなんのって、車両を持ち上げるほどの力を加えてもびくともしません。いったん外して万力で固定、バールをかけて梃子を使ったりハンマーでたたいたりしてようやく曲げることに成功しました。
それではこれでどうかな?残念、1㎜程度ですが高さが不足していました。また、ステーの端が蓋の開け閉めに引っ掛かります。
上はもうこれ以上持ち上げられません。
いや、このケース肉厚がかなりありますね。削ってしまおうかな。溶かす、という手もあるか。アルミパイプをトーチで熱して、それを押し付けてみました。
これでどうでしょうか?
ステーの端は削ってしまいましょう。
うん、いいね。
ボックスを後ろにずらしたのだから、入るでしょう。いや、わずかながら前のステーに干渉するぞ。その分ボックスの前が内側に入ってしまうけど、これくらい許容範囲でしょう。
しかし、やはり違和感を感じますね。斜めについているのは視覚的に違和感を覚えるように人間はできているのかもしれません。
なら、当たるところだけ削ってしまいましょう。ケースの厚みがたっぷりあるので、これくらい大丈夫。
ステンレスのカバーも削ったうえで叩き、後ろ側にへこませます。上の写真はつまり裏側の逃げなのです。
どうですか、まずまずではないでしょうか。
ケースがあるべき所に収まるようになりましたから、これをその通りに固定いたします。
右側は裏からつっているのですが、ケースを後ろにずらしたことによりケースの固定用の穴が使えなくなり、前の方に新たに穴をあけました。ということは既設の穴は不要となり、防水対策を施す必要に迫られました。
前回はエポキシ接着剤を流し込んで蓋をしましたが、今回はこれを使ってみました。エポキシパテです。ダイソーで売られていたので買っておいたものの一つです。
これをこねて1分以内に穴に詰めるのですが、素手でやるのはよくないよね。でもビニール手袋ではできなかったのです。
裏から高強度粘着テープを貼り、穴をふさぎました。そしてこの上からも高強度テープで蓋をしました。後輪側なのでのぞき込まないと見えませんが、黒いテープならなお目立たずによいと思ったのです。
こんな感じにできました。もう一つ上にもねじ穴開けようかな。
左側もがっちりと留めたいですね。金具が壊れて後輪がケースを巻き込んだりしたら大事故につながりますからね。
ツールボックス付属の金具などを使って留めていましたが、どうも今回の位置にボックスを移動するとうまく止められないのです。仕方がない、金具買ってくるか。
で、ホームセンターで購入したのがこれ、ステンレス金折です。穴の間隔が合いませんね。ボックスの前だと合うのですが。
その側に広げるように穴をあけなおします。
かなり硬いステンレス板でしたので大変ではありましたが何とか穴あけに成功、無事ケースに取り付けられました。
次は車両側の固定です。強度を考えるとサイドケースキャリアに新たに穴はあけたくありません。そこでサイドケースの固定金具のねじを利用してこの板を固定することにしました。その穴の位置を確認します。
ねじ穴をあけたら、不要部分をディスクグラインダーで切断します。
既設の穴が切断面に近すぎたので、つなげてしまいました。
うん、ついたよ。前の固定はまだですが、がっちりしていてこれだけでももう落ちることもずれることのなさそうなくらいです。
裏から。すべてがぎりぎりの寸法です。
前の方はいくつもの方法を試し、この方法で決着いたしました。上下のキャリア固定ダボのねじを利用してステーを付け、ボックス既設の穴を上下から懸架する方法です。こちらもキャリアには穴をあけずに済ませています。
こんな感じに付きました。少し前下がりにはなっていますが、これはどうしようもないところなのです。何しろ狭いところに箱を削ったりして押し込んでいますからね。
サイドケースキャリアとツールボックスの隙間はステンレスの板厚2㎜だけです。前部のキャリアとの隙間は広くなっています。これはボックスがテーパーになっているからです。ステーは後方下向きですから蓋の開閉も工具の出し入れも邪魔しません。以前ブログに記した通りボックスのキーは車両の鍵がそのまま使えるように改造済みです。
2つのボランティアをこなした残り時間を使ったりしたこともあり、合計3日間もかかった作業になってしまいました。まとまった時間が取れないのはナニですが、その分考える時間はたっぷりとれたのでその面ではかえって良かったかもしれません。
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でも、何か気持ち悪さを感じるのです。キャリアに対して奥に入りすぎているので見た目的にも何だし、左右のキャリアをつなぐステーが邪魔して工具の出し入れはやりにくいし、後輪とのクリアランスは甚だ少ないし。一応これで走行してみて不具合はなかったのではありますが、どうにもこうにも気が済まない感じです。
やはり精神衛生上、ちゃんとあるべき所にきちんとつける、これを実行しましょう。
まず、ケースが奥まった位置になってしまうのはケースを後ろ側目いっぱいまでずらしてつけるとステーが邪魔するからです。後部ステーに邪魔されない位置まで前にずらすと、前のステーが当たってしまうのでそれを避けるために奥に(車両右側に)なってしまうのです。なら、この後部ステーを何とかしちゃいましょう。
これが上を向いているからいけないのです。逆向きに取り付けてしまいましょう。そのままでは後輪にぶつかってしまうので、後方に向かって曲げます。
このステーが固いのなんのって、車両を持ち上げるほどの力を加えてもびくともしません。いったん外して万力で固定、バールをかけて梃子を使ったりハンマーでたたいたりしてようやく曲げることに成功しました。
それではこれでどうかな?残念、1㎜程度ですが高さが不足していました。また、ステーの端が蓋の開け閉めに引っ掛かります。
上はもうこれ以上持ち上げられません。
いや、このケース肉厚がかなりありますね。削ってしまおうかな。溶かす、という手もあるか。アルミパイプをトーチで熱して、それを押し付けてみました。
これでどうでしょうか?
ステーの端は削ってしまいましょう。
うん、いいね。
ボックスを後ろにずらしたのだから、入るでしょう。いや、わずかながら前のステーに干渉するぞ。その分ボックスの前が内側に入ってしまうけど、これくらい許容範囲でしょう。
しかし、やはり違和感を感じますね。斜めについているのは視覚的に違和感を覚えるように人間はできているのかもしれません。
なら、当たるところだけ削ってしまいましょう。ケースの厚みがたっぷりあるので、これくらい大丈夫。
ステンレスのカバーも削ったうえで叩き、後ろ側にへこませます。上の写真はつまり裏側の逃げなのです。
どうですか、まずまずではないでしょうか。
ケースがあるべき所に収まるようになりましたから、これをその通りに固定いたします。
右側は裏からつっているのですが、ケースを後ろにずらしたことによりケースの固定用の穴が使えなくなり、前の方に新たに穴をあけました。ということは既設の穴は不要となり、防水対策を施す必要に迫られました。
前回はエポキシ接着剤を流し込んで蓋をしましたが、今回はこれを使ってみました。エポキシパテです。ダイソーで売られていたので買っておいたものの一つです。
これをこねて1分以内に穴に詰めるのですが、素手でやるのはよくないよね。でもビニール手袋ではできなかったのです。
裏から高強度粘着テープを貼り、穴をふさぎました。そしてこの上からも高強度テープで蓋をしました。後輪側なのでのぞき込まないと見えませんが、黒いテープならなお目立たずによいと思ったのです。
こんな感じにできました。もう一つ上にもねじ穴開けようかな。
左側もがっちりと留めたいですね。金具が壊れて後輪がケースを巻き込んだりしたら大事故につながりますからね。
ツールボックス付属の金具などを使って留めていましたが、どうも今回の位置にボックスを移動するとうまく止められないのです。仕方がない、金具買ってくるか。
で、ホームセンターで購入したのがこれ、ステンレス金折です。穴の間隔が合いませんね。ボックスの前だと合うのですが。
その側に広げるように穴をあけなおします。
かなり硬いステンレス板でしたので大変ではありましたが何とか穴あけに成功、無事ケースに取り付けられました。
次は車両側の固定です。強度を考えるとサイドケースキャリアに新たに穴はあけたくありません。そこでサイドケースの固定金具のねじを利用してこの板を固定することにしました。その穴の位置を確認します。
ねじ穴をあけたら、不要部分をディスクグラインダーで切断します。
既設の穴が切断面に近すぎたので、つなげてしまいました。
うん、ついたよ。前の固定はまだですが、がっちりしていてこれだけでももう落ちることもずれることのなさそうなくらいです。
裏から。すべてがぎりぎりの寸法です。
前の方はいくつもの方法を試し、この方法で決着いたしました。上下のキャリア固定ダボのねじを利用してステーを付け、ボックス既設の穴を上下から懸架する方法です。こちらもキャリアには穴をあけずに済ませています。
こんな感じに付きました。少し前下がりにはなっていますが、これはどうしようもないところなのです。何しろ狭いところに箱を削ったりして押し込んでいますからね。
サイドケースキャリアとツールボックスの隙間はステンレスの板厚2㎜だけです。前部のキャリアとの隙間は広くなっています。これはボックスがテーパーになっているからです。ステーは後方下向きですから蓋の開閉も工具の出し入れも邪魔しません。以前ブログに記した通りボックスのキーは車両の鍵がそのまま使えるように改造済みです。
2つのボランティアをこなした残り時間を使ったりしたこともあり、合計3日間もかかった作業になってしまいました。まとまった時間が取れないのはナニですが、その分考える時間はたっぷりとれたのでその面ではかえって良かったかもしれません。
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