三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

カテゴリ: 自転車 車両とメカ

先日の都内ポタリングで立ち寄ったY's Roadでいくつかの自転車用品を購入しましたが、その中の一つにタイトルのミニポンプ、Airsmuth HPL-Gがあります。これを本日のブログネタにいたします。

いままでの人生で一体どれくらいの自転車空気入れを入手したことでしょう。結構高価な物も中にはあるし、数々のアイデアが盛り込まれているから買ってみた、特価で安かった、おまけで貰った、など枚挙にいとまがありません。特に数多く購入した携帯型ですがそれでも7気圧/100PSI程度まで入れられる物など私の所有した物の中には無く、CO2カートリッジを主としてそれを使い切ったときの補助として携帯するに過ぎませんでした。表記上はかなりの高圧まで可能とされていても実際にはその半分程度で音を上げるものがほとんどです。

パッキンにも寿命もあり、年数の経過とともに空気圧が上げられなくなってきます。今回折りたたみ自転車購入したことにより新たに携帯工具を整えてみたのですが、残念ながらポンプは空気圧を上げられなくなってきていました。

そんなときに出会ったのがこのポンプです。元の販売価格3670円、特価2800円でした。
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購入後、自宅に帰ってから調べたら台湾の会社で自転車好きが集まって作られた会社であるということです。なるほど細部までよく考えられた製品です。細かくみていきましょう。

全長は225mmです。ツール缶に収めるには長すぎますが、最近長いツール缶も販売されているのでこれが収まるタイプも有るようです。ハンドルの中に写真の上にあるゴムホースが格納されています。
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ゴムホースの格納状態。ここにネジで留めます。本体、ハンドルはCNC旋盤で削り出された美しく剛性感があります。目で見ても手にしても高級感を感じられます。
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ホースはリバーシブルで、プレスタ(フレンチバルブ)とシュレッダーバルブのヘッドが両端にそれぞれついています。プレスタで使う場合にはシュレッダーバルブ用ヘッドをポンプに、もちろんバルブにはプレスタ用ヘッドをねじ込みます。
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ゴムホース中央部には空気圧計が装備されています。単位はbar(バール)、裏側はPSIです。やや大雑把なメモリですが携帯ポンプという性質上とりあえずあることが重要ですね。
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ピストンシャフトはかなり太めです。しっかりと力をかけられそうです。
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パッキンをみてみました。Oリングタイプでした。出先でトラブルを起こした時に工具無しで分解できるのは良いポイントです。
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実際に空気を入れてみました。タイヤはプレスタバルブ20インチ×13/8(451)、タイヤ表記の上限空気圧は85PSIです。最初は極めてスムーズにポンピングでき、ストローク100回でもまだ余裕を感じます。ストローク240回で80PSIに達し、そこで終わりにしましたが手応え的にはまだいけないことはなさそうです。ミニポンプとしてはかなりの性能と言えるでしょう。
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その後パナソニックの空気圧計で計測しましたが、HPL-Gのメーターの誤差は殆どありませんでした。これは使えますね。正直、これさえあれば小径車ではCO2カートリッジタイプを蛍光する必要を感じません。

さて、あとはこれをどう携行するかですね。ボトルケージの下に付属アダプターでつけるか、もしくはこれが入るツール缶を用意するか。じっくり検討しましょう。




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サイクリングの携行品として、工具は欠かせないものです。私はいくつかの方法で工具を携帯していますが、ここ20年ほどはツール缶を利用することが多くなっています。ボトルケージを複数付けられる車両になってきたこと、またそれ以外にも盗難防止の観点から簡単に抜いて持ち運べる点、それに雨や泥などの汚れにもある程度強いという点、それと重量が嵩みがちな工具セットですから重心の位置を下げられるケージに差せるという点も利点としてあげられます。もちろん車両に合わせて中身をそろえていますから、今回購入した格安折り畳み小径車用としてツール缶の中身を整えました。

ツール缶は私が所有する物の中で最も古いシマノのロングタイプをあてがいました。チューブはもちろん、451の20×13/8です。
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これで万全?いや、前に書きましたが、K2-classqueのハブはクイックリリースではなくロックナットなのです。ツール簡易収まる工具を探しましたが、なかなかなくソケットレンチの14㎜、15㎜ソケットコマと、ツール缶に収まるようにスピナーハンドルを切断しちゃおうかとも思ったのですが、ちょっと乱暴ですね。

最適解でないのは分かっていますが、ダイソーでこれを買いました。本締めは出来ないとされていますから、本当に応急用ですがなくてはチューブ交換ができませんから。
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そうなるとツール缶に収まりません。ポンプ、工具をそれぞれ右の物に入れ替えました。
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都合これだけの物を入れます。
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案外隙間がありますね。パンク修理キットを箱から出せばまだ隙間は増やせるので、他にも何か入れようかな。それとチューブの保護の為にラップで包んでおくというのもいいかもしれません。
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久しぶりになったブログの投稿ですが、実は先週雨天のキャンプツーリングに行ったわけなのですがその後が仕事と相続手続きで忙しくて書き込みができない状態でした。いずれその話も書く予定ではありますが、(たいして面白い内容ではないかも)今日の話を今回は書きます。

午前は一通りの家事をこなしたら先日購入した折り畳み小径車の旅支度をしました。というのも、荷物が積めない、ボトルケージがない、そもそも台座さえないという車両なのでこのままではザックを背負う以外にどうしようもないのです。

まずは現状の確認から。ここへクリックフィックスを取り付けてリクセンカウルのバッグを取り付けたいのです。モンベルの小型フロントバッグもクリックフィックスならそのまま付けられるしね。
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トランジットスーパーライトから移設します。場所はワイヤーの邪魔になりにくい所で、折りたたんだ時にも干渉しないこと。幸い、このK2CLASSIQUEは外側にステムが倒れるのでどこに付けても干渉はしませんでした。その分外への張り出しにはなります。
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ハンドルバーへマウントを付けてボトルケージを取り付けました。往き場を失った左ヘッドライトは右側移し、二つを並べました。
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ヘッドライトのバーへの固定ゴムが折りたたんだ時のフォークとの緩衝材になっていましたが、ボトルケージを付けたので左右に分けていたヘッドライトをまとめたところ、丁度その中間の隙間にフォークが当たるようになってしまいました。じゃあヘッドライトひとつにするか。
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いやいや、樹脂のスペーサーがあるじゃん。これをハンドルバーに付けておけばよいでしょう。この両側にヘッドライトが付きます。スペーサーは落ちたり移動しないように結束バンドで締め付けておきました。
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長時間乗るならバーエンドバーも欲しいところです。いろいろ検討します。
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ブレーキレバーを少し内側にずらせば使えそうですね。
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グリップは貫通型でなければならないので購入しようかとも思いましたが、標準のグリップが思いの外よかったのでこれを貫通させて使うことにしました。
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まあこんな具合のつきました。
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次の問題はここ、リアリフレクターです。シートピラーを下げる時に干渉するしサドルバッグをぶら下げると見えなくなるし。
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解決策はここです。
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が、失敗!5,6,7速でチェーンと干渉します。
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もう少し高ければいいのになあ。
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一回ばらしてみます。どうやればいいかな。
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ドリルで下穴をあけて、
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タッピングビスで留めればいいでしょう。これで十分なクリアランスを確保できます。
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もう一つはボトルケージが欲しいね。道具箱を漁って出てきたこれを使えば、ここにも付けられるね。折りたたんだ時に飛び出ない位置で、漕ぐのにも邪魔にならないことを確認したらそこへ養生のビニールテープを巻きます。黒いテープがあれば目立たないんだけどね。手持ちにないから仕方がありません。
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付きました。
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そろそろお昼だ、娘は昨日コロナワクチンを打って副反応に苦しんでいるから野菜たっぷりラーメンを作ってやるか。その前に車のワイパーゴムを換えておこう。
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そして午後。ツール缶と水を入れたボトルを装備、リクセンカウルのバッグも取り付けます。いよいよ初サイクリングです。
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まずは江戸川堤を南に進みます。
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そしてR298の側道へ。
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まず向かったのは息子の家。
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ペダルの交換です。折り畳みできるペダルに交換してあったのですが、ガタガタになってしまっているのにそのまま乗り続けて壊してしまっていたのです。まあすぐに壊れるペダルもどうかしているわけなのですが。やはり折りたたみペダルは三ヶ島がいいですね。私のK2も三ヶ島に換装しました。
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セルフシャッターで。
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作業が終了したら、再びR298の側道へ。
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途中陸橋もあります。セルフシャッターで。
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湾岸線に出たら東へ進みます。東京BAYららぽーとが見えてきました。
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ここに立ち寄ります。バイシクルセオでチューブなどを購入。ツール缶の中にはパンク修理パッチは入っていましたが、予備チューブは持っていなかったのです。ただ、ハブがクイックリリースではないのでレンチがないと車輪が抜けませんね。レンチを持つか、クイックのハブに換装するか。試案のしどころです。ついでに8速化、あるいは9速化しちゃおうかな?
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そのあとビビットにも立ち寄り、ちょっと仕事関係の物を仕入れたら帰路につきます。もう真っ暗です。一番近い駅はここ、大神宮下ですからここで折りたたんで輪行袋に入れます。
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17時30分の各駅停車に乗りました。
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船橋で特急に乗り換え、17時50分に京成高砂到着。
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ここからは自走で帰ります。
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本当に短い距離でしたが、なかなか楽しいサイクリングとなりました。





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昨日購入した格安20インチ(451)折り畳み自転車、K2-classiqueに合う輪行袋も購入しました。Rhinowalk(ライノウォーク)というブランドで、自転車バッグを専業としているようです。



届いた袋を見てびっくり、結構大きいですね。まあ写真と表記寸法からおよそ察しはついてはいましたが。それでも改めて手にしてみるとやはり大きく感じます。
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目安となるように、他の輪行袋と比較してみました。上の段、左からMARUTO TS SPICEのMTB輪行袋、オーストリッチ超速Five、BSトランジットスーパーライト専用、オーストリッチロード220、そして手前の一番大きいのが今回購入したRhinowalkです。前輪を外しただけで入れられる超速Fiveやハンドル幅があり、重量もかさむので丈夫な生地が必要なMTBを入れられる物よりも大きいとは!
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以前オーストリッチのちびりんバッグという小径車専用輪行袋も使っていましたが、ロード220と同じくらいのサイズではなかったでしょうか?折り畳み小径車用なのでむしろ小さくても良い位ではないかと。

ただ、収納袋には余裕がたっぷりあります。ストラップで絞ると面ファスナーの調整範囲を超えてしまいますが、筒の直径を2/3くらいにまですることができます。

早速自転車を入れてみましょう。ファスナーで全開にできるので大変に入れやすいですね。もちろんファスナーのスライダーはダブルですから途中でちょっと開いて何かを追加して入れたり取り出したりもできます。フレームにストラップをかけて持つことも可能ですね。
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入れてみました。20インチとはいえ、451ホイールを持ちやや長めのホイールベースの我が愛車ですが余裕で入れられました。生地が無理やり引っ張られるところはなく、ファスナーもスムーズに閉められました。かといって目立つダブつきもなくまさにぴったりですね。
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私が持っている輪行袋のうち、フレームにストラップをかけて外に出す方式がほとんどでバッグに持ち手がついているのは今までの所トランジットスーパーライト専用の袋のみでした。ここでそのタイプの2つ目の所有となりました。

このタイプだと袋に自転車の重量がかかってしまうのですが、収納しても大きい丈夫な生地と底まで回っている持ち手のストラップとで安心して運べそうです。このタイプのいい所はフレームにストラップを付ける手間が省ける所で、より迅速に輪行することができます。またストラップをかける作業の為に走った後のフレームに手を突っ込まないでもいいので手を汚すことも減りますね。持ち手の部分は長さが調整できるようになっていて、手持ちでも肩掛けでも使えるし、電車内で固定する時にも丁度良い長さにできてよいですね。もちろん、車に積むときの固定にも役立ちます。

大きめのファスナーポケットが前面についています。ペダルを外すタイプの場合など、ここに入れておけそうです。
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収納袋が大きいのはデメリットですが、メリットとしては袋の畳み方がルーズでもするすると入ってしまうことがあげられます。私が持っているMARUTOの製品はそこが厳しく、かなりきつく巻かないとスムーズに入りません。MTBもそうですが、ここにはアップしていないボトルケージに差せるタイプのロード用は特にタイトです。(私が持っているのは以前のラインナップで、今の製品は分かりません。)

大きくても、ハンドルバーに問題なく括り付けられます。前側だとワイヤーに干渉してしまいますが、後ろ側なら何の問題もなく、もちろん漕ぐ脚に当たることもありませんでした。
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さあこれでどこ行こう?でも長距離乗る時にはやはりロードバイクになっちゃうんだけどね。早くコロナが落ち着かないかなあ。

間違いないのはやはりオーストリッチですね。










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午前中から動き出します。長い間温めていた、バタフライカヤックス クルーソーコックピットポッドのラダーシステムのワイヤーの取り回しとペダルの再設計をしました。

今までの私のラダーペダル。これと同じように、フットブレイスの位置を下げてそこにペダルを組付ける方法で現在のバタフライカヤックスのラダーペダルは作られています。もしかして私の物を参考にしたのでしょうか?製品版はもっとシンプルな形にはなっていますけど。
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もう昼か、時間もったいないから調理しながらも検討しましょう。ラダーのアウターワイヤー受けの構造について検討しています。
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そこへ佐川急便が到着。待ってました!
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カヤックの物はすべて仕舞い、ブルーシートも畳みます。そして開梱の儀。
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息子のヴァクセンはフレームを折りたたんだ状態で梱包されていましたが、こちらは伸ばした状態で梱包されていました。長いけど幅は狭いですね。

ハブ軸のナットキャップとポジションランプがおまけでついてきました。
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車両を出してまずやることは、スタンドの長さと足の向きの調節です。長すぎて立たなかったのです。ちなみに、説明動画でもこれが一番先に出てきます。
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そして養生を外していきます。結束バンドは切断せずに戻して再利用をします。
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ハンドルバーが下を向いております。ステムのクイックレバーで緩めれば簡単に調節できます。これは畳んだ時にブレーキレバーが出っ張らないようにするための機構のようです。驚くのはハンドルグリップです。掌が乗る部分が張り出す構造の物が付いていました。後に試乗しましたが、これがなかなかに快適でした。息子のヴァクセンはカチカチのただの樹脂の筒で、とてもじゃないけど握っていられずその日のうちに交換しました。
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この価格帯にしては珍しいかな、折りたためるペダルが付いていました。ただ、回転は渋めです。ガタツキはないし異音も出ないからまあ許せる範囲です。折りたたむときに本体を外側から押して曲げると言う非常にシンプルな方法です。外側についているピストンが内側を押している構造です。
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ハンドルが曲がってはいませんでしたが、ステアリングコラムも一旦抜いてみましょう。
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斜臼タイプのスレッド式ですね。ちょっと錆が浮いています。さび落としで拭い、防錆油を塗って戻しました。よく滑るタイプの潤滑油はステムの固定が甘くなることが有るので避けた方がいいと思いますが、サラサラのタイプなら大丈夫かな。コラムの中も清掃、防錆油を塗布しました。
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再組立てし、折り畳み機構を観察します。ローラーを写真下に見える銀のロッドで押さえつけることで折り畳み部のロックをするタイプでした。
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シンプルでいいのですが、走行中に外れる恐れがありますね。このように、樹脂のパーツでロックが起きないようにダブルロックをかけることができます。面倒でもこの作業はやっておいた方がいいですね。万が一、脚や荷物が当たってロックが解除されちゃったら大変だ!
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フレームの折り畳み部はどうでしょうか?ステムと同じ構造ですね。ローラーをロッドで押さえつけます。こちらも2重ロックは必須でしょうね。また、このフレームはトップチューブも付いていて、それも分割されています。問題はそこのはめ合いがシビアで、雑にやると塗装を傷つけてしまいます。合わせながらそっと組み立てた方がいいかもしれません。傷は見えなくなるところではありますけどね。
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それと、フレームの関節が非常に固くてかなりの力を必要としました。するっと回ってはくれません。メンテルーブを差しておきました。使っているうちに柔らかくなるでしょうか?

ブレーキはSunrunというブランドかな?構造的には一般的なVブレーキです。とにかく調整は必要ですね。
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ブレーキを外して軸にグリスを塗ります。
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驚いたことに、リアブレーキのワイヤーはベアシステムがどこにもない一本物です。
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本体を組付けたら、パッドの調節をします。紙を挟んでいるのは適切なトーインを得るためです。
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最後にワイヤーインジェクターで長いアウターの中にワイヤーオイルを流し込みます。
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フロントワイヤーは私的には長すぎるなあ。
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これくらいつめました。切断面を整え、目打ちでテーパー状に穴を広げます。こちらはインナーを抜いたので、直接アウターの中にワイヤーオイルを流し込みました。
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アウターを切断してから気が付きました、そうだこのバイク、ステムを長くできるんだ!でも、余裕を持っていたので大丈夫でした。それに高くする必要を感じてはいませんしね。ああよかった。ステムは横向かないような構造になっていて、しかも高さの目安が印字されています。
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Vブレーキバナナにはグリスを入れました。
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フロントブレーキも一旦外してグリスを塗布し、再組立てします。そしてパッドの向きの調節です。
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ブレーキワイヤーにはベアシステムはどこにもありませんでしたが、シフトワイヤーにはチェーンステーにだけ存在します。こちらにもワイヤーオイルを差し、シフトの調節をしました。
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娘がバイトから帰ってきました。
「あ、来たの!ちょっと乗りたい、乗らせて。」

まてまて、まだ整備完了じゃないよ。ま、いっか、ちょっとだけなら。その前に空気だけ入れさせて。

このバイク、バルブは一般的なプレスタ(フレンチバルブ)なので出先の空気圧調整、パンク修理が簡単でいいですね。ウッズバルブはインフレーターが対応している物が少なくて困ります。
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ところで、販売サイトに
「タイヤの向きが逆になっている物もあるのでアウトレットに」
と記述があるのですが、何とびっくり、ローテーションマーク通りに組付けられているのはもちろん、バルブ位置にブランドマークが来るように組付けられていました。ここまでしっかりやるのは本当に珍しいのですよ。

「結構いいね。よく走るよ。」
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シートポストがアルミなのはありがたいですね。残念なのは高さの目安になるマークが入っていないこと。なぜステムにあってこちらにないのでしょうか。あちらよりずっと有用なのになあ。シートクランプも動きは適正で、ピラーの出し入れに抵抗はなく、しかもガッチリと固定できました。
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ヤグラは鉄の菊座で、これは残念だけど、サドルなんかは値段考えるとむしろ頑張っている方かな。角度、前後位置が気に入らなかったので調整しました。
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チェーンルブを吹き付けます。通勤が主な使用目的ですから、なるべく長持ちするタイプがいいと思いワコーズのチェーンルブにしました。
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そしてフレームはプレクサスでコーティング。
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ベルの位置を直します。あれ、うまく鳴らないよ。分解して納得、中のギアのかみ合いがおかしくなっていました。直して油を差したところ完治しました。でも長持ちはしないだろうな。鳴らすことなんてほとんどないから、まいっか。
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これで完成!
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14インチのBSトランジットスーパーライト”トラさん”と並べてみました。どちらも折り畳み小径車というくくりですが、全く使用目的が異なります。この写真を見れば一目瞭然でしょうね。
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どちらも折りたたんでみました。やはりサイズは随分と違います。
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全てが終わったころ、すっかり暗くなっていました。ライトを点灯させて防犯登録をしに自転車店まで走行してきました。
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乗った感想を書いてみます。

BBの位置が高めで、サドルに座ったままでは足つきはあまりよくないです。ロードバイクと同じくらいあるのではないでしょうか。その分かかりは良く、脚に力を入れるとするすると走っていきます。フロントチェーンリングが46tと小径車にしてはちょっと小さめですが、これだけよく走るならもうちょっと大きくてもいいのでは?7速にしてももう一段倍数をかけたくなりました。


視線も高めになるので景色も良く見えます。駆動部は廉価品で固められてはいますが、調子は良いのでほぼ無音で走行できます。また、ブレーキも見た目のチープさはナニですが効きは申し分なく、タッチも良く(もっとも私がそうなるように整備しましたが)鳴くこともなく快適に使えます。

手放しをしてみましたが、まっすぐに進んでいました。折り畳み部の精度もかなり高いようです。ホイールは20インチですが、これが451なのです。ヴァクセンは406ですので、走りはやはりこちらの方がかなり上です。また、小径車特有のステアリングの過剰な切れ込みもほとんど感じられませんでした。ごくごく普通に乗れます。

これで販売価格が3万円を大きく切り、さらにポイントが16%も付いて実質2万4千円台というのですからいい買い物だったのではないでしょうか?

ところで、販売サイトでは3件のレビューがありそのうち二つが☆1とひどい有様でした。しかし、レビューの内容を見てみると「ペダルが高すぎる、膝が高く持ち上げられる」「ふらふらする」「輪行できるような商品とは程遠い代物である」など、そもそもスポーツバイクがわかっていない方々のようです。全く気にすることはせずに購入しました。私の評価は☆5です。文句のある所は値段で帳消しになるし、そもそもスポーツサイクルって、自分に合わせて改造していくものですからね。








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