三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

カテゴリ: 山岳関係

8時30分に出発の予定でしたが、家事やら準備やらに時間を取られてなかなか出ることができず、9時15分になってようやく家を出られました。

今日はいろいろとやることがあるはずでしたが、仕事が終わった夜などの時間を使って前倒しして何とか一日時間を作り、また天気が予想以上に良かったので急遽朝になって出かけることにしたのです。

CB250Fにザックを括り付け、外環ー東北道と進みます。途中SAのコンビニでおにぎりとジュースを仕入れたほかはひたすら走って登山口を目指します。

佐野藤岡ICで降りてあとはR50から北に向かうと見えてきました、大小山が!
PC190492

阿夫利神社手前の登山者用駐車場に車両を停め、登山準備をします。11時45分、登山開始。
PC190494

阿夫利神社には天狗が祀られていて、大小とは大天狗、小天狗のことのようです。
PC190496

せっかく来たのだからちょっと見ていきましょう。
PC190497

その先が二手に分かれています。どちらに行っても大小山に到達します。右に行けば妙義山経由となります。あれ、おかしいな、YAMAPには妙義山載っていないんだよね。
PC190498

防鹿柵があり、ゲートを開けて登山道に入ります。
PC190499

落ち葉が大量にかぶさっていましたが、道は良く踏まれていて見失うことはありませんでした。
PC190500

歩きやすく、手入れの行き届いた道です。
PC190501

阿夫利神社から800m、大小の文字が見えます。
PC190505

アップで。
PC190509

市のコースマップでは鎖場在りとされていましたが、なるほどありますね。でもたいしたことはなく使わなくても全く問題なしです。ホールド、スタンス共に豊富でしかもガッチリしています。
PC190510

洞窟がありました。けっこう深くて、奥の方は見ることができませんでした。入ってみようかとも思いましたが、単独行なのでやめておきました。万が一有毒ガスが充満していたりしても困りますからね。
PC190512

道が二つに分かれています。この上がYAMAPによるとこの上が大小山のようですから、右の登る方の道を行きます。あれ、妙義山はどこ行った?
PC190515

山頂直下に来ました。げげ、ここ登るのか!
PC190516

ま、本当は右に迂回路があるんですけどね。私は直登しちゃいましたけど。

12時45分妙義山登頂!あれ、YAMAPではここが大小山になっているぞ。
PC190524

遠くに筑波連山が見えます。
PC190518

360度の眺め!
PC190520

スカイツリ~!
PC190528 (640x360)

ザックを降ろし、おにぎりとグレープフルーツジュース、それにビスケットで昼食を摂りました。
PC190522

さあ下るか。13時10分、下り始めます。下りも結構急ですね。
PC190529 (640x360)

下るとすぐ、次のピークが見えました。今度のは低いな。
PC190532 (640x360)

こっちが大小山でしたか。妙義山の方がどう考えても主峰なのに、なぜ大小山と呼ばれるのでしょうね。こっちは独標にすぎませんよ。
PC190535 (640x360)

妙義山の登り並みの傾斜ですが、階段がしつらえてあるので安全ではありますね。
PC190538 (640x360)

大小山見晴らし台に到着。雑誌や地図などが置いてあり、アットホームな無人休憩所です。不思議な感覚ですね。
PC190539 (360x640)

見晴らし台からの眺め。正面奥は筑波山でしょう。
PC190541 (640x360)

振り返ると大小山の文字が。あんな崖にどうやってあの大看板を掛けたのでしょう。これも不思議です。
PC190542

その先、男坂と女坂に分かれていました。ジェンダーフリーの観点から問題のあるネーミングですが、まあ古くからのいわれですからね。
PC190543

男坂を行きましたが、本来は鎖場在りの道と書くべきかな?でもたいしたことはないです。

神社に出ました。寄贈された方の名前が書いてありましたが、驚くべきことは個人のようで同じ性の二人の名前が書いてありました。お金持ちがいますね。ちなみに、金さんだそうです。どっかのリトルロケットマンと同じ姓ですがえらい違いですね。
PC190547

その下で女坂と合流しました。神社に立ち寄りたい方は男坂を行く必要があるのですね。まあ、神社だけなら岩場はないですけど。
PC190548

石の階段が延々と続いています。これも寄付で作ったのでしょうか?参道と言えば参道ですから。
PC190549

頂上から30分ほどで阿夫利神社に戻ってきました。
PC190551

下山は13時43分でした。
PC190553

走る準備を整えたら帰路につきます。高速に乗る前に立ち寄りたいところがるのでちょっと。佐野プレミアムアウトレットです。私の車両に向こうはGB350 です。
PC190554

空いていますね。ラッキー。
PC190555

娘と妻にクリスマスプレゼントを買いました。喜んでくれるかな?
PC190558

蓮田SAで休憩。山で飲みきれなかったジュースとビスケットを食べます。あれ、向こうの二人はアウトレットで隣に停めていたGB350のカップルではないですか。
PC190559

最後に変な所でトラブル発生!料金所のゲート前でETCのランプが点滅、消灯してしました。なんで???

一番左側のレーンを選び、その手前で停車します。一回エンジンを切ってしばらくしてから再起動。無事ETC のランプが点灯したことを確認してからレーンに侵入します。が、ゲートが空きません。

「ETCに異常が見られます。そのまま通過して旗の所に車両を寄せて下さい。」
スピーカーから声が流れました。言われたとおりにします。

一旦荷物を降ろして、ピリオンシート下の車載器からカードを抜き取り係員が来るのを待ちます。

PC190562

係員が来ました。
「高速に入った記録がありません。どこのICで何時頃乗りましたか?」
佐野藤岡ICで、時刻はちょっと待ってください、写真で確認します。

カメラで時刻を見ると、16時前くらいでしょう。それを伝えます。
「確認するのでお待ちください。」

カードを持って係員はブースにいきました。しばらくしたら戻ってきて、カードを返してくれました。
「確認できたので料金を引き落としました。なんかのはずみで通信がうまくできなかったようです。」

車載機の故障ではないということなので一安心、外環は何の問題もなく通過できました。

帰宅後、夕食を作って家族の帰りを待ちました。そしてちょっと早いけどクリスマスプレゼントを渡しました。妻も娘も喜んでくれたようです。



にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


紅葉シリーズの3回目は三頭山の登頂です。この三頭山は都民の森の中にあるので道の整備がされていて難易度はかなり低く、危険個所はゼロという山ですが、訳があって前日の高水三山同様難易度の低い山塊にコースを設定しています。というのも、登山靴が底の張り替えに出してあり、当分戻ってこないので違う靴で登山しているからなのです。

正直、この程度の山ならアップシューズでも登れますからね。荷物を減らすためにはそれさえ持って行かず、本来ライディングブーツであるコミネSB-2でどちらも登りました。しかもアウトレット品で底が剥がれた物を自分で接着して使っているという代物。


接着剤がとても良いようで、まるで剥がれる気配がありません。応急処置用の針金、ゴリラテープなどは持って行っていますが。(これに限らず常時持って行く荷物でもありますけど。)

今回山行中に撮影したSB‐2。靴紐がつま先部分まで絞れないので激下りではつま先を痛める可能性はありますが、しっかりした本革とグリップの良いソールで今回程度の軽登山なら余裕でこなせます。
PB090414 (640x360)

2022年11月9日
10時25分、都民の森駐車場に車両を残し、登山開始です。
PB090377 (640x360)

駐車場を出てすぐに分岐がありますが、バイパスになっているのでどちらを通過しても大丈夫。それなら右の小道を行きましょう。
PB090379 (360x640)

この橋を渡れば表通りの合流出来ます。
PB090380 (360x640)

トンネルが見えてきました。トンネルの上は森林館という、レストランなどが入った施設です。
PB090382 (640x360)

紅葉真っ盛りの都民の森を満喫。
PB090387 (640x360)

非常に分岐が多く、案内こそしっかりはしていますが地図がないとどこを通過しているのかわからなくなるでしょう。また、鞘口峠やムシカリ峠、大沢山などの位置関係を把握しておいた方がいいと思われます。そうでないとぐるぐる回ってしまいそうです。
PB090391 (640x360)

登山道右の道標がありますが、下の看板で左に進むことを推奨しています。でも通行止めにはなっていないし、せっかくだから登山道を行きました。前の人もそちらに進んでいますね。
PB090392 (640x360)

登山道も安全に歩くことができました。そして左へ行った道へと合流します。

三頭山東峰への分岐です。標高は1500と記されています。
PB090395 (640x360)

東峰には展望台がしつけられています。
PB090396 (640x360)

11時53分、展望台から。中央に大岳山、その左に御前山が見えました。一番右のフタコブは馬頭刈山です。
PB090398 (640x360)

そこからわずかで三頭山中央峰でした。
PB090401 (360x640)

一旦下って、再び登れば次のピークが三頭山西峰です。12時03分、セルフシャッターで。
PB090404 (640x360)

ずいぶん多くの人出がありました。ワーキャーやっているいい年の方々が大挙しておられたので、少し離れたところでジャムパンとクリームパンを食べました。

「出発時間遅らせます。12時15分にします。」

というワーキャー団のリーダーの声を耳にします。時計を見ると12時10分です。あの団体に先行されると厄介です。ペースは遅いだろうし、追い越すにしても狭い道であの人数の追い越しは困難になることでしょう。その前に出発してしまいましょう。急いで荷物をまとめ、出発しました。

長い階段を降りていきます。
PB090407 (360x640)

階段を降りると避難小屋に出ました。この手前のムシカリ峠で恐らくはワーキャー団は左折するでしょうから、もう大丈夫。ゆっくり行けます。
PB090409 (640x360)

少し登ると大沢山山頂到着です。
PB090411 (640x360)

このコースは健脚向きとされていますが、登ることを考慮しているのでしょう。下りではそれほどきついことはありませんでした。
PB090412 (360x640)

標高を下げれば紅葉が戻ってきます。
PB090418 (360x640)

ここは左ですね。直進はできないようにされていますが、ここまでやるのはさすが都民の森です。
PB090420 (640x360)

尾根から降りてくると沢の流れが聞こえてきました。まだ目視はできませんが、この右前方の辺りから聞こえてきます。
PB090423 (640x360)

ついに沢に出ました。
PB090426 (360x640)

沢の渡渉点です。
PB090427 (360x640)

あちこちに滝を認めます。これ一眼レフ持ってくればよかったかなあ。
PB090428 (360x640)

これまた味わい深い橋が架かっていました。
PB090429 (640x360)

大滝休憩小屋に出ました。
PB090434 (360x640)

写真ではわかりにくいのですが、吊橋が見えています。
PB090435 (360x640)

その吊橋の上から、大滝を眺めることができました。写真だとちょっと物足りないなあ。もう少し濃く紅葉が見えていました。
PB090440 (274x640)

この先は遊歩道ですから、普通に歩けます。
PB090442 (640x360)

遠景が見られるのもこれが最後かな。
PB090443

駐車場が見えてきました。
PB090447 (640x360)

13時45分、駐車場到着です。今日もなかなか楽しい山歩きができました。
PB090448 (640x360)

あれ、ポンプ車が出ていますね。それと横断幕を張っています。
PB090450 (640x360)

都民の森駐車場はライダーがいっぱい。
PB090452 (640x360)

渋滞する前に帰りましょう。ザックを降ろし、ライディングウェアを着ます。そしてザックを乗せるために留めてあったバンジーコードを引っ張ります。ん、ストラップに引っかかっているな。こっち外すか。げ、車両のスタンドが浮いた!

ガッシャーン!

重たいキャンプ道具を乗せていた愛車CB250Fはそもそもサスが沈み気味で、十分な荷重をスタンドにはかけておらず、立ち気味だったのです。そこへバンジーコードを引っ張ったものだから右側へ倒れてしまいました。

参ったな、荷物降ろさないと起こせないかな。と考える刹那。数多くの走る足音が近ずいてきました。なんとたくさんのライダーが来てくれて、皆さんで車両の引き起こしをしてくださいました。

何ともありがたく、そして心が温まる瞬間でした。それを考えればマフラーの傷や軽微な凹みなど大した損失ではありません。これ、オートバイ駐車場の外側を囲んでいる低いコンクリートフェンスに当たってしまったのです。
PB090454 (640x360)







にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

2022年11月8日

軍畑園地駐車場へ車両を入れて山歩きの準備をしているとカヌートリップラクーンの諸住さんに出会った話は前回のブログに書きましたが、今回はその続きの高水三山を歩いた記録です。

まずは登山道まで出なくてはいけません。道路を歩きます。軍畑大橋から見える多摩川沿いがもう紅葉しています。ここで紅葉しているくらいなら、もう山の中は終わっちゃったかな?
PB080131 (640x360)

鉄道を越えた先も紅葉が続きます。今のうちに楽しんでおきましょう。
PB080133 (640x360)

紅葉のワインディングですね。明日は奥多摩周遊道路を走る予定です。きっと楽しく走れることでしょう。今から楽しみです。
PB080135 (640x360)

ここで分岐です。左に行きますが、まだまだ舗装路は続きます。
PB080137 (640x360)

ちとばかり舗装路長いよ。飽きずに歩けるのは景色が良いからですね。これ紅葉していなければ嫌になっているかも。
PB080138 (640x360)

ここからようやく登山道、じゃないのか!
PB080140 (640x360)

獅子岩などがある天之宮神社を通過します。
PB080141 (640x360)

前方に大きな人口壁が見えてきました。砂防ダムのようです。階段で越えていきます。
PB080143 (640x360)

砂防ダムなどがあるので人の手が入り過ぎているようにも感じられますが、この道が古道であることを証明する道標があちこちに立っています。
PB080144 (640x360)

道はいよいよ険しくなってきました。しかし手入れが行き届いていて歩きやすい道でした。
PB080145 (640x360)

4合目通過。一体いつ建てられてのでしょうか?
PB080148 (360x640)

高水山山頂のすぐ下にある常福院の門に来ました。
PB080162 (360x640)

門を抜けると何とも美しい光景が広がっていました。心配していた紅葉もここまでちゃんと残っていましたよ。
PB080164 (640x360)

そこからほんの数分で高水山山頂です。あれ、ピントが出ていないや。
PB080169 (360x640)

樹林の中なので高水山は眺望にすぐれませんが、隙間からは何とか遠景が望めました。
PB080168

急な登りはその先にはあまりなく、歩きやすい道が続いていました。
PB080172 (360x640)

そして今回の山では最も眺望に優れる岩茸石山に到着です。
PB080178 (640x360)

うん、いいね。
PB080192 (640x360)

セルフシャッターで。私が暗くなっていますね。コンパクトカメラの限界ですね。日中シンクロしたいところですが、内蔵ストロボが故障して発光不能になっているのも原因の一つです。
PB080185 (640x360)

景色を楽しみながら昼食を食べました。今日の献立はリブレ京成半額になっていた弁当を容器に詰め直したものです。左奥に雲取山、手前が天祖山、そして右に川苔山が見えました。
PB080182 (640x360)

食べ終わったら続きを歩きます。
PB080188 (360x640)

途中途中に景色の良い所がありました。
PB080199 (640x360)

関東ふれあいの道の道標です。現在位置が分かりやすくグラフで表示されています。
PB080203 (640x360)

防鹿柵に囲まれた道を行きます。ここも鹿などの野生動物に因る被害が多いのでしょう。
PB080204 (640x360)

振り返ると、右に高水山、左に岩茸石山が見えました。中央のピークはコブですね。
PB080205 (640x360)

うっそうと茂った紅葉のトンネルを抜けていきます。
PB080211 (360x640)

紅葉の森をポンと飛び出すと惣岳山山頂の青渭神社に出ました。
PB080213 (360x640)

林の中の道を行きます。
PB080222 (360x640)

東電の高圧送電線のタワーにあたりました。保守管理は実に大変な仕事だと理解できる時ですね。
PB080223 (360x640)

楽しかった高水三山の山歩きも終盤、コンクリート舗装の道になりました。
PB080226 (640x360)

御岳の駅前の踏切に出ました。ここから電車で軍畑に戻ってもいいのですが、
PB080228 (640x360)

せっかくの紅葉シーズンですから、御岳渓谷の散策も楽しみましょう。御岳渓谷遊歩道へと歩き進みます。

御岳と言えばカヤックとラフティングのメッカですね。
PB080234 (640x360)

この階段を下れば遊歩道へ出られます。
PB080238 (640x360)

なかなかいいじゃありませんか。
PB080245 (360x640)

時間的余裕もあるので、写真を撮りながらゆっくりと歩きます。
PB080249 (640x360)

さっき見た業者でしょうか、ラフティングをしていました。
PB080251 (640x360)

PB080255 (360x640)

PB080259 (360x640)

楽しい遊歩道散策でしたが、この階段を上るとおしまいになります。
PB080262 (640x360)

後は舗装道路を歩いて軍畑園地駐車場を目指します。
PB080265 (640x360)

ラクーンの車はもうありませんでした。さて、私も川井キャンプ場に向かうとしますか。
PB080267 (640x360)







にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

2022年7月28日

隣で一晩中ラジオをかけっぱなしのテントがあり(しかも本人はいびきをかいている)あまり眠れなかった朝を迎えました。困ったものですがそうは言っていられない日です。何しろ山中行程全4日のうち、唯一の晴れ予報が今日の午前だけなのですから。

03:30シュラフから出て朝食を作り、簡単にパッキングしました。テントから出てビックリ、寒い!防寒着を着てさらに上から合羽を重ね着しました。

04:30テントをそのままに光岳山頂目指して歩きます。光岳小屋から20分とされていますから、何とか御来光は山頂で迎えられるでしょうか。
あれ、もう出そうじゃん。急げ急げ。
IMG_0117 (640x480)

太陽が出る直前、何とか山頂にたどり着きました。コースタイム20分を甘く見てはいけませんね。
IMG_1846 (480x640)

たまたま居合わせたわりときれいなお姉さんと写真を撮り合いました。
IMG_1847 (480x640)

しばらくこの景色を眺めました。2日間の雨に耐えることで得られた景色です。じっくりと味わいたいものです。
IMG_1850 (480x640)

山頂の先の展望台に行ってみました。ここからは南アルプスの南の果ての方が眺められました。モルゲンロートに染まる山肌が時共にゆっくりと変化していく様が楽しめました。
IMG_1855

パノラマで。
IMG_1853 (640x174)

心配事はやはり天気、金床雲が発達していました。
IMG_1856 (480x640)

展望台の先に光岳の山名の元になった光石を見られるので寄るつもりでしたが、金床雲を見て現実に帰り、雨が降る前に何とかテントの中へと、そこには行かずにテント場へ戻りました。光石はまた次の機会にね。
IMG_1857 (480x640)

05:35パッキングをほぼ終え、靴紐を結んでいたその時携帯電話が着信しました。

「もしもし、三毛さんですか。朝早く申し訳ございません。老人ホームのケアマネ○○です。実は5時の巡回時にお母さまが心肺停止になっており、現在医師を呼んでいる最中です。すぐにこちらに来てください。」

了解しました。すぐに向かいます。

という答えをするにはちょいとばかり都合の悪い所に居ります。しかもどう説明したらよいやら。

いやだってさ、何でこのタイミングなのよ。前日、もしくは明日なら横窪沢から下れば済むということでこの計画にしたんですよ。唯一ダメなポイントがまさにここで、そこ狙って来るかなあ。先週の面会時に反応が非常に良かったし、まさか今日とは考えもつかなかったよ。

思えば母は私が高校生時代から山に行くの嫌っていたからなあ。山だけじゃなく、自転車で旅行するのもモーターサイクル乗るのだって。まあ山と自転車旅行についてはちょいとばかり勇気の必要なこともやってはいたけどさ。

「承知いたしました。この2か月本当にありがとうございました。母の人生の最後をすばらしい環境で過ごすことができるように援助していただき、息子として大変感謝しています。ただですね、実は今東京にはいなくてすぐに伺うことができないので、なるべく早く戻る努力はいたしますが、どうしても間に合わないので家に電話にかけて妻と何とかしていただきたいのですが。」

さあ戻ろう。まだパッキングしていなかったサンダルを括り付け、ザックカバーをかけたら忘れ物の確認、出発します。

歩き出してすぐ、妻から電話が入ります。そちらの事情を聴きつつこちらの事情を説明します。
「もうどうせ間に合わないから事故なく帰ってくればいいから。こっちは三毛弟と三毛父もいるし、何とかするから。」

申し訳ない、何とかしてくれ。地図やGPS、スマホを見る時間を節約するために行程を頭の中で計算し、大体の通過時刻の設定をします。今日中に家にたどり着くために足を速めます。

昨日とは打って変わって良い天気ですが、道はぬかるんだままです。設定していた時刻よりはどこも早く通過することができて、前倒しでプランを修正していきます。

シャカリキとは、人間が一所懸命になった時お釈迦様がそっと力を貸してくださることだそうですが、恐らく私にも力を貸してくださったのでしょう。水分はハイドレーションで補給していますが、全く食欲がなく食べる気になりません。つまりは休憩が要らないのです。

07:50そろそろ会社の方は夜勤帯勤務も落ち着いてきたとことでしょうか。携帯のアンテナが2本立ったところで電話をかけました。もちろん歩きながらです。
「三毛です。実は母が心肺停止になりまして、これから死亡確認されるところです。今日から忌引きになりますので勤務変更お願いします。夜勤も被ってしまっています。」

それにしてもいい天気です。なんでゆっくり歩けないのでしょうか。
IMG_1858 (640x480)

母は新幹線や東名高速から見る富士が好きだったけなあ。そんなことを思いながら歩き続けました。
IMG_1859

仁田池を越えたところで09:00を過ぎました。もうみんな出勤していることでしょう。携帯の電波も比較的強く入っています。改めて会社に電話して、事の次第を説明しました。
IMG_0165 (640x480)

09:35茶臼を越えたところで行ったんザックを降ろします。何か食べようと思うのですが全く食べる気がおきません。それでもカロリーは入れておこうと無理やりストライクイーグルピーナッツを口に放り込みます。そしてザックのヒップベルトポケットにはソルトタブレットを入れます。さすがに水ばかり飲んでいては危ないですからね。お釈迦さまもそこまでは面倒見てくれないでしょう。また、妻から電話がありいくつかの情報をもらいました。葬儀屋との打ち合わせは本日15時からとのこと。どう考えても出席できないので、弟と全部決めてもらうことにしました。なんだかんだで結局10:00過ぎにようやく下り始めることができました。
IMG_1861 (480x640)

横窪分岐からは地獄の下りです。4年前の通過時、滑落事故を身近に聴いた道ですから慎重に下ります。もちろん休憩はなしのままです。

横窪沢を通過します。本当はここで今日の行動はおしまい、テントでゆっくりできたのになあ。残念。単独行の男性がここで休憩をとるためにザックを降ろし、追い抜きました。

そこからの激下りで右足を岩にヒットさせてしまいました。いつもならそんなことには全く動じないローバーの山靴なのですが、ややひもが緩み加減のままずんずか下ってきたので足が前にずれていて、第一趾の爪をぶつけてしまいました。痛い~。でも今更どうしようもないのでそのまま歩き続けます。

もちろん飛ぶように歩いてばかりはいられません。転落事故はいつもすぐ側に居る道です。そりゃこんな道ですからね。慎重にもなります。
IMG_1862 (480x640)

どんどん下り、ヤレヤレ峠を登り返してまた下ってすぐのところで大勢の登山者と鉢合わせしました。登り優先とは言うものの到底私のいる場所では避けられないので声をかけました。
「すいません、こちら崖なのですれ違うスペースがありません。そちらはいかがですか。」
「大丈夫です、待っていますからどうぞ通ってください。」

お礼を言ってすれ違う時、再び声をかけられました。
「今日はどちらからですか?」
光岳からです。
「下る途中で70歳くらいのメガネをかけた男性を追い抜きませんでしたか?」

途中確かに何人か追い抜きましたが70代男性単独行は居なかったかなあ。強いて言えば横窪沢小屋で追い抜いた人が自分と同じか少し上に見える単独行でしたが。

「何時くらいでしたか?」
はっきり覚えています。11時25分です。

この団体、遭難救助隊でした。下山予定日になっても下山しないので捜索に来たとのこと。最後に名前を聞かれ答えました。

大吊橋を渡り、モーターサイクルに戻ってきたのは14:20くらいでした。ザックを積載し、靴を履き替えてエンジンに火を入れます。どうしても立ち寄らなければいけないのが白樺荘で、そこのコインロッカーに荷物を預けてあるのです。それとせめてシャワーは浴びたいし、空腹も感じ始めていたので食事もとりたいところです。そこから5時間以上のライディングですからね。

白樺荘に着いたらまずはコインロッカーを開け、中の荷物を取り出します。それから入浴です。浴室に行きますが、時短の為もちろんシャワーのみ。温泉に浸からずに出るという、恐らくここの客では極めて珍しい行動をとりました。チケットを出してから10分もかからずに出てしまいました。すぐに食堂へ行き、カツカレーを注文しました。なぜかライスてんこ盛りで全部を食べることができずにずいぶん残してしまいました。食べたら軽くはブラシでブラッシング、そして再び愛車に跨りワインディングへ滑り出しました。

心配していた雨には合わず、しかし遠雷は時折聞こえてくる中快調に走り続けます。約2時間で新清水IC前のローソン到着。ここでいくつかのラインやメールの着信があり、それに応えます。また、会社から緊急下山していることに心配の声が上がり無事下山したことを電話で伝えました。

ローソンで購入した飲み物で水分補給をしたら高速に乗ります。新東名の120㎞/h区間ですが制限速度目いっぱいを使って走りました。

東の方に稲光が見えてきました。自宅に電話しようとインカムのファンクションボタンをダブルクリックするとなんと会社につながってしまいました。そうだった、下山報告入れたんだよね。ごめんなさい、夜勤だったYさん!

新東名から東名に入り、足柄SAで改めて電話をかけました。東京ではもう雨がかなり降っているとのこと。こりゃまずい、合羽を着ておこう。感染も怖いのでトイレには寄ったけどその他には寄らずそのまま走り出しました。

走行中も何度か電話をかけて状況の報告をしました。弟は夕食を食べた後もまだいるとのこと。もうちょっとで自宅着くからね。

しかし首都高速で渋滞にはまり、また雨にも見舞われ流れがかなり悪くなります。自宅到着は21時頃になっていました。弟は帰った後でした。

こうして私の3年ぶりの夏休みは尻切れで終わってしまい、急遽この日から忌引きとなってしまいました。


今回使った登山靴です。参考として載せておきますが、間違っても登山靴を通販で買わないでください。試し履きは非常に重要です。また、目的に合った製品かどうか、店員とよくご相談の上に購入してください。


ザックはホグロフスを使いました。私のモデルは今はカタログ落ちしています。


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

2022年7月27日

3時30分に起きて朝食を作り、食べながらパッキングします。雨は時々音を立ててテントを濡らしていましたがやがてそれはなくなり合羽はケースに仕舞ってザックの中に入れました。

05:18歩き出しました。かろうじて雨は降ってはいませんでした。時々霧雨は降っていて樹林がきれる所では肌に感じますが、濡れるほどではなかったです。

標高を示すプレートがありますがこれ本当にあっているかなあ。私のデバイスとずいぶん違うのですが。
IMG_0052 (640x480)

06:11展望ベンチ通過。大無限山どころかすぐそこの尾根さえ見えないガスに包まれています。
IMG_0054 (640x480)

06:30倒木ベンチ通過。横窪沢から茶臼小屋までの中間地点だそうです。
IMG_0056 (640x480)

07:13樺段通過。まだまだ休む気になれません。水はハイドレーションで立ち止まって補給しています。
IMG_0059 (640x480)

森林限界が近づいてきました。この先で発電機の音が聞こえてきました。
IMG_0060 (640x480)

08:06茶臼小屋通過。ここまで登るとホッとするのは3回目でも同じでした。雨はあがっているし、気分が盛り上がっていきます。
IMG_0062 (640x480)

08:30横窪沢分岐点通過。
IMG_0063 (640x480)

残念ではありますが承知したうえで登っていること。ガスで何も見えない茶臼の山頂を目指します。
IMG_0064 (640x480)

08:40いや待て待て、山頂は混雑しているかもしれないからその手前で休憩しておきましょう。登り始めてから最初の休憩です。レーションを取り出し口に入れます。
IMG_0065 (640x480)

20分ほど休んだら行動再開。09:15茶臼岳山頂通過。山頂を通過するのもナニですがコロナ感染の予防にもなるし何しろこの視界では長く居ても仕方がないのです。
IMG_0066 (480x640)

本当に真っ白け。明日朝に期待しましょう。
IMG_0068 (640x480)

山頂を通過してすぐ、雨が降ってきました。合羽着た方がいいのか悩む程度でしたが、森林限界は越えているから天然の屋根はないしこの先草地を歩くだろうから着ることにしました。
IMG_0070 (640x480)

着て正解、数分後に結構な降水になりました。仁田池に水面に雨の波紋が広がっているのが分かるでしょうか。09:35通過。
IMG_0072 (640x480)

木道が濡れて非常に滑りやすい状態です。慎重に行動することが必要です。
IMG_0073 (480x640)

ここなんてもう罰ゲームのごとしですよ。保護の観点からは木道外れるわけにもいかないし、横向きにそっと通過しました。
IMG_0075 (640x480)

09:58仁田岳の分岐、喜望峰到着。今日の天気じゃわざわざ行く意味は感じないので、明日に期待して通過しました。
IMG_0076 (640x480)

登山道だか田んぼだかわからないくらいヌカヌカになっております。
IMG_0079 (640x480)

11:16易老岳通過。天気が回復していてもここでは眺望は期待できそうもありませんね。山頂という雰囲気さえ感じられませんでした。
IMG_0082 (640x480)

易老渡への分岐です。こっちのコースから来たかったのですが、林道の崩壊で柴沢ゲートまでしか車両が入れられず、90分の林道歩行が強いられるうえに下手したら帰り道が崩落して徒歩でトホホな状態になりかねないので畑薙からのアクセスにしました。高速乗る距離が長いこともこちらを避けた要素の一つで、まずないでしょうが母の状態悪化の連絡があったらすぐに駆け付けられた方が良いからです。
IMG_0085 (640x480)

時折雨が止むこともあります。私のいでたち。プロモンテのゴアテックスの合羽はこの雨の中でもなかなか快適でした。セルフシャッターで。
IMG_0091 (640x480)

11:48三吉平通過。本来休憩適地なのでしょうがこの有様です。この飛び石はリスク高すぎますね。素直にじゃぶじゃぶ池を歩きましょう。
IMG_0093 (480x640)

ゴーロの急登が続きました。岩も雨で滑りやすくなっていてなかなかに骨が折れるアルバイトです。まだまだ峠は先か!
IMG_0095 (640x480)

ゴーロの急登を抜けるとようやく傾斜がゆるくなり格段に歩きやすくなりました。13:20静高平通過。ここから看板表示のコースタイムで今日のゴール光岳小屋まで20分です。
IMG_0097 (480x640)

雨はほぼあがっていますがガスが濃くてこれが案外体を濡らします。
IMG_0099 (640x480)

光岳が間近に見えてきました。濃いガスでもその塊はうっすらと確認できます。
IMG_0101 (640x480)

小屋が見えましたよ。もうちょっと!
IMG_0102 (640x480)

13:41光小屋到着。受付をしたらテントを張ります。シングルウォールのモノポールテントですからあっという間に張り終えました。
IMG_0110 (640x480)

テントを張り終えたらちょっと休み、それから水くみに行きました。水場は10分ほど下ったところにあります。こんなことなら静高平で汲んでおけばよかったな。
IMG_0105 (640x480)

水量は豊富だったのは救いです。汲んだらこれをもって今来た道を登るのか!ああ。
IMG_0106 (640x480)

ただ苦痛なだけではありませんでした。高山植物が咲いていました。水汲みに行った人だけが楽しめる光景です。やはりこっちで汲んで正解だったかも。
IMG_0107 (640x480)

夕食はカレーです。
IMG_0112 (640x480)

夕食が終わったら小屋の周りを散歩しました。ガスは相変わらずの濃さです。気温が下がってきて寒さを感じたので早々にテントに戻りました。小屋の夕食の時間になると発電機が回り始めました。発電中はトイレはバイオトイレを使えるようになるので、済ませておきました。便袋だと遠慮しちゃって沢山は出せなかったんですよね。
IMG_0114 (640x480)

明日は午前は晴れ、午後から雨の予報です。雨が降る前にはテントの中にいたいものですね。行程を綿密に計算してから寝ました。

ネイチャーハイクのモノポールテントはカタログ落ちしちゃいましたかね。アマゾンでは見当たりません。


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

↑このページのトップヘ