三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

カテゴリ: リカンベント メカと装備

昨日のこと。一昨日にキンリンXR-31t+XTハブ+DTエアロライトの組み合わせでホイールを仕上げました。せっかく組んだホイールです。ローラー台の上だけで使うのではあまりにももったいない話です。風が強めですが、シェイクダウンしてきましょう。

水元公園の梅が咲いていました。もう春はすぐそこですね。
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中央広場をゆるゆると数周した後、江戸川堤に出てみました。土曜日だったので、人混みが予想される柴又方面を避けて北へ向かいます。あれ、回転が軽いぞ。アウターギアをガンガン踏み倒せます。ホイールから風を切る音がほとんどしません。残念ながらスピードメーターは電池切れで動いていませんが、明らかに進みが違います。うん、いいホイールだなあ。

あっという間に三郷駅まで来ました。さて、戻りますか。げげ、こんなに南風吹いていたのか!帰りはひたすら我慢のペダリング。もちろんインナーギアです。いや、エアロライトで組んだホイールだぜ。今までとは一味違う、、、、かな?いや、何も変わらないなあ。思えば往きは単に南風に乗っていただけだったんだなあ。

ひたすら漕いでようやく自宅へ戻りました。ラジオを聴きながら体を横たえ一休み。
「今日は春一番が吹きました。」
そうだと思ったよ。色々残念!いやでも、ホイールのエアロ効果こそ体感できませんでしたが、クリンチャーで整備も楽だし、左右非対称リムの為にテンションバランスもいいし、スポークは憧れの逸品だし、そこには満足しましょう。今日は30㎞程度しか走っていないのでそのままですが、100㎞を越える頃に初期伸びを取って完全状態に持って行きます。





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昨年末も毎年楽しみにしている通販カタログがタキザワから送られて来ました。今年の目玉は、何と言ってもこれでしょう、DTエアロライトが半額!

残念なお知らせの方が私的にはインパクトがありました。DTの取り扱いを終了するというのです。うーん、いいスポークだったんだけどなあ。

まあ嘆いても仕方がありません。今まで使ってみたかったけど高価ゆえに手が出せなかった憧れの品が半額というので思い切って買ってみることにしました。半額と言っても元の金額が380円ですから、190円ということになってしまいます。ご存じない方はふーん、190円か、安いじゃん、なんて思うかもしれませんが、スポーク1本の価格です。私の場合駆動輪でもあり、制動はディスクブレーキなので間引くのは怖いからこれが32本必要なのですよ!190×32×消費税=6688円にもなってしまいます。半額じゃなかったらもうダメ~!

リムは台湾のキンリンというブランドで、最近私のお気に入りブランドです。XR300は間引き組、星のエアロスポークで組んだ手組エアロホイールなんかに使っていますし、組み替える前のホイールはXR240を使用していました。今回はせっかくのスポークに負担をかけにくい、左右非対称のXR31Tを購入しました。スポーク穴が左に寄っているので、スポークのおちょこ量を減らせて右スポークのテンションをカンカンにあげなくても左スポークのテンションがきちんと掛けられると思ったのです。

ハブはそのまま使うので、以前のホイールをばらして組み直しました。このスポークはエアロスポークにしては幅が狭くてハブ穴を加工しなくても通せるのです。そう書くとエアロ効果の薄い感じを受けるかもしれませんが、この高価なスポークはもちろんそんなことはありません。断面が長円形をしているのです。下に私の感覚的な落書きを載せておきますが、まあこんな感じです。一番抵抗が大きいのはもちろん新円のタイプで、前から見た面積も最大ですし、空力的には良く無い形状です。星エアロは面積も減るし、空力的にも改善されます。しかし、角がある形はここが波を発生させてしまうようです。つまり、エアロライトは空力的にこの中では最も良い形状をしているということになります。無題
組みあがったらスポークの計測を行います。
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厚み0.9㎜、幅2.2なので換算票のその欄を見ます。
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テンションを上げていくとあれあれ、左スポークが長すぎるようです。左にオフセットされた分長さが短くなるとは思っていましたが、それくらいなんとかなるだろうと思っていたのが失敗でした。
計測してみたところ、余裕を見てもう1㎜ネジを立てれば十分だということが分かりました。
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ブレードタイプでも両端はラウンドですから、少々の長さならスポークネジきりでネジを立てられます。
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ニップルを目いっぱいねじ込んでみました。下が元のネジの長さ、上がネジを追加したスポークです。
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テンション上げていきます。スポークのねじれを押さえるために養生したプライヤーでそっとつかみます。
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センター出し。
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この隙間の半分右に寄せます。
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最終的には0.2㎜以下の誤差というセンターゲージにおいてぴたりの所に持っていけました。

組みあがったとろで、テンションを計測したところ、右100~110kgf、左83~91kgfくらいでした。やはり左右非対称リムはテンションのバランスにおいては大いに効果がありますね。またリムがなかなかに優秀で縦、横共に1mm以下の精度で振れを取ってありますが、テンションにはあまり差がありませんでした。最後に指でスポークのねじれを確認し、修正しました。せっかくのエアロスポークがねじれていては効果が期待できないですからね。

左 XTハブ+DTチャンピオン1.8㎜+TNiCX22チューブラーリム
右 XTハブ+DTエアロライト+キンリンXR31Tクリンチャー
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ローラー台で乗ってみました。高速回転させるとやはり風の巻き上げがずいぶんと減っています。エアロスポークの効果が実感できました。また、星エアロのような甲高い風切音もありません。やはり形状が良いのでしょう。実際に走行すると他の要素が絡んでくるので必ずしもローラー台のような効果が期待できるわけではないでしょうし、体感出来たりタイムに現れたりするかどうかは分かりませんが、丸断面よりは少なくても性能は良いということは確かでしょう。明日は乗って来ようかな。





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リカンベントのTW BENTS、アクションプラスのクランクセットは4500系ティアグラのクランクセットにスギノのインナーギア板を使用していました。BBはデュラエースです。
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なんの問題もなく使用できていたのですが、チェーンを4700系の物に交換したところインナーからアウターへシフトすると上手くギア板に乗らず外側に脱線してしまうようになってしまいました。チェーンとギア板の相性が良くないのですね。

それならギア板を交換すれば済むはずなのですが、うーん4アームになってしまっていて互換性は失われていますね。どうするかな。

こうしちゃいました。
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ペダルを外し、クランクを抜いたら4700系クランクを入れるだけです。ホローテックⅡになって交換作業は簡単になりましたね。

ギア板の進化は分かりますが、意外なとことも適正化されていました。クランクアームボルトの新旧です。右が旧型で、工具のかかり代が浅くてとてもなめやすい構造です。左は新型で、深くてたっぷりと差し込むことができます。ネジの長さもまるで違いますね。
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と言っても、それほど大トルクをかける所ではなく0.7Nm~1.5Nmの範囲で締め付けるだけです。
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左クランクボルトの締め付けトルクは12Nm~15Nmです。2本のボルトを交互に、最終的にはトルクレンチで規定トルクに締め付けます。
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チェーンをかけて、ペダルを取り付ければ完了です。
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ディレイラーの調節もせずにそのまま回転、シフトしてみました。アップもダウンもスパッと気持ちよくシフトします。今までの脱線癖が嘘のようです。やはりチェーンとギアはシリーズでそろえないとだめですね。

ところで、写真が分かりやすくなるように後ろに段ボール箱を立てて撮影しましたが、この箱の中身は実はリムなのです。今度の休日はこれでホイール組をする予定です。





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昨年秋、妻の実家の法事を優先して公休を取得したので参加できなかったイベントがもてぎエンデューロです。参加申し込み直前まで調整を試みていたのですが、締め切りに間に合わず見送ってしまいました。その時、新調しようと思っていたものの一つがヘルメットです。かつて死亡事故を目の当たりにしていることもあり、古いヘルメットで参加することに問題を感じていたからです。しかし、不参加となったので購入を見送っていました。

先日、タキザワサイクルからパンフレットが贈られてきました。そこに私の欲しいと思っていたヘルメットが特価となって掲載されていました。じゃあ、買っておくか。

荷物は本日到着いたしました。早速開けてみましょう。これがそのヘルメット、OGKkabutoのAERO-R1 TRです。


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箱から出してみました。色はG-1ホワイト-レッドです。種類は艶消し塗装の方が多いのですが、艶消しはヘルメットに対しては好きな塗装ではないし、自転車の色に合わせて赤にしてみました。
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頭の周囲に合わせて後ろのダイヤルで調節するのは定番ですね。非常に軽く、かつ確実に調整ができるようになっています。
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あごひものバックルはなんと!マグネット式です。簡単に着脱ができ、固定もしっかりしています。ただし、重量的にはやはり重くなっていますね。この程度でタイムに有意差が生じることはないのは分かっているのですが。
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中を見てみました。風の通り道が掘られて、入り口も出口も十分な面積が確保されています。これは涼しく走れそうです。
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マグネットで付けられるものはもう一つ、このシールドがあります。サングラスと違って耳が痛くなることもなく、顔からの距離もあるので結露することもないでしょう。使わない時には上下逆に着ければOKです。
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風が抜けるのは構造を見れば理解できます。もう一つ、風と進む=空力に優れているのは見た目はもちろん、実走でも体感はできないでしょうね。
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モーターサイクルヘルメットではOGKは特許機構、ウェイクスタビライザーで空力特性を向上させていますが、こちらもそれに倣うようなデザインになっています。
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良心的なことに、メッシュのついたパッドも同封されていました。洗い替えにもなるし、こちらは虫の多い時期などには良いかもしれません。
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驚くべきことに、このヘルメットを買うとおまけでこのポンプがもらえるのです。フロアと携帯、両方が、です。フロアポンプはアルミシリンダーでしっかりした作りで。重量もそれなりにあります。ポンプ口はプレスタ、シュレッダー両用で切り替え操作なしに両方使えるようです。
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12速もある時代に何をいまさらという内容ではありますが。

私のリカンベントバイク、TW-BENTのアクションプラスはVT-TWO購入時に搭載していたコンポを主に、その他余っている部品を利用して組みました。このブログの始まりはまさにそこ、2012年7月のことです。リア9速、フロント2枚で今まで来ました。

前回のレース時に、リアスプロケットにシフトがあいまいな部分ができてしまいました。要するに摩耗が進んできたのです。

チェーンチェッカーで伸びを計測すると、やはり0.75が入るようになってしまっていました。仕方がないなあ。チェーン買うか。でも3本必要なんだぜ。
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いや、まてまて、チェーンを買うだけではだめでしょう、スプロケットも同時に変える方がベターとされているはず。

いやいやいや、も少し待たれよ。どうせそこ替えるなら、どうせなら11速化しちゃうのはどうだ?

が、しかしそこで問題になるのはハブです。10速ハブに組み込める11速スプロケットもあるにはあるのですが、ものすごくワイドでサーキット走行に向くギア比の物はありません。さてどうするかなあ。11速ハブで135㎜、クイックシャフト、ディスクの物はなかなかないですね。無いわけではないんだけど、値段がなあ。

なら、間をとって10速化するか。それならハブの問題はないし。しかし、シマノさん同じ10速でも引き代が変わってしまってシフターを替えたらディレイラーも替えなければならなくなっています。なんてこった。マイクロシフトに以前のシマノコンパチがあるにはあるけどなあ。

ま、いっか。こうなればまとめて換装だ。
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買ったのはフラットバー用シフター右のみと、11t~25tリアスプロケット、リアディレイラー、それに10速チェーン3本。左に8速スプロケットとチェーンがありますが、これはちょっと違う用途で使用します。
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今10速を買うとなるとシマノの場合ティアグラになります。
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今まで12t~27tでしたが、11t~25tとギア倍数を増やしました。52t×12tではツインリンクもてぎ逆回りでのファーストアンダーブリッジ手前のコーナー進入時に脚が回り切ってしまっていたのでそれの対策と、登りでも38t×27tは使わないのでこれで十分と考えたのです。そう、全てはもてぎエンデューロに合わせた選定なのです。
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パーツインストールは一応トルクレンチで行いましたが、このグレードはロックナットにワッシャーが入っていないのでガリガリとしていて適正トルクもなんかどうでもいい感じですね。
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グリップを抜いてシフターを入れ替え、仮固定します。
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ディレイラーとチェーンも換装しました。そしてワイヤーはアウターもすべて新品に。
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それから1週間、ようやく時間的に余裕があった今日、久しぶりに走ってみました。ストライダのイベントをやっていたようです。
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駆動部が新しくなるとシフトもスパッと決まるし、チェーン鳴りもしないし、非常に気持ちよく走れました。公園内だから飛ばさずに緩やかに流すだけですけどね。
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フロントは既存のパーツをそのまま使っています。
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チェーンリングはそもそも9,10速兼用ですからね。
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そろそろ帰らなくっちゃ。夕食作らなくてはいけないからね。この腕時計については、またの機会に。
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駆動部が良くなったのですが、他にまた少しいじりたくなる部分が出てきました。
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