今日は晩秋の茨城かんせん(感染、幹線)を避けたツーリングを決行しました。当初の計画では大洗のかあちゃん食堂で昼食の予定でしたが、混雑が予想されたのでシーサイドステーションに計画変更、さらに本日11時になって大洗方面への渋滞から、現地の人出に感染の危険を感じ取り急遽人のこなさそうな場所へで昼食にしたという三段逆スライド方式といたしました。まあその話は写真の整理がつかないので明後日に書き込むとして、今日はタイトルの通りFODSPORTS M1-S PLUSを3台とM1-S PRO1台の計4台をつないで走った感想と今後に向けての対策についてまとめてみました。正直、まだ使いこなせておりませんので、色々なご提言、ご助言をいただけると大変ありがたいです。
1 まずは順番にペアリング
走行フォーメーション順にペアリングしていくのが順当ですから、先頭から順番に接続しました。前3台がPLUS、一番後ろがPROといたしました。
◯1番機のインカムボタン、2番機のファンクションボタンでペアリング
◯2番機のインカムボタンで切断
◯2番機のインカムボタン、3番機のファンクションボタンでペアリング
◯3番機のインカムボタンで切断
◯3番機のインカムボタン、4番機(PRO)のファンクションボタンでペアリング
◯4番機のインカムボタンで切断
◯2番機のインカムボタンで順次接続、やがて全機接続。
2 高速道路走行
4番機の声に割れが発生、聴き取り困難でしたが、マイクと口の距離を十分に開けると非常にクリアな音質で聴くことができるようになりました。
そのうちに2番機の声が割れるようになりました。速度をあげると風切音が大きくなり、声を大きくしてしまいがちなためのようです。
3道の駅で電源を切り、再接続
説明書では、「接続されているスマホ全ての電源を落とす」ことを手順1としていますが、正直面倒なのでそのままやってみました。見事に失敗、メモリー接続機能はやはり機能しませんでした。そこでまた一から接続しました。1番機から順に接続しました。休憩の度に繰り返すことになりましたが、なぜか前2機、後ろ2機と別れてしまうこともあり、2、3番機のインカムボタンを押したり、1番機、4番機で切断してから2番機のインカムボタンで全機接続を試みたりしてみましたが、結局最初からやり直すことが最も早い解決方法だったようです。
4 一般道路走行
郊外がほとんどですが市街地も一部走行しました。やはり人のいる所ではブルートゥースと同じ周波数帯の通信機器があるせいでしょう、ノイズが混じることがありますが、V4などのような頭痛を引き起こすような強烈なキーン音ではなく、デジタル系のノイズがかすかに聞こえる程度でした。音質的にはほぼ良好な状態ですが、フルフェイスメットを被る私の声が割れがちだそうで、心して小さめの声で話すなどの対応をしました。
5 LINEぶら下がり
ラインのグループ通話を利用してもやってみましたが、音質的にもやや劣る程度で4G回線が使える環境ではこれはこれでよいと感じました。距離がどれだけ離れても通信できるので、自宅を出た時からリアルタイムでお互いの位置を知ることもできて面白く使えました。また、ギガの消費もわずかな物でした。
6 その他
マイクの感度がかなり良く、小声でも十分拾ってくれる上にノイズキャンセル能力がかなり高くて風切音や排気音は音声信号にほぼ乗ってこない感じでした。問題は音声が割れてしまうことで、声の過大入力に対する対策がほぼないように思われます。対策として、口元ではない所へマイクを持ってくる方法が手っ取り早くて良さそうです。オープンフェースだとマイクブームを短めに出して頬の辺りにすると良いかもしれません。フルフェイスだとこれもマイクの貼り付け位置を口から遠い所にすることを検討しています。
また、通信距離ですが、マピオンの距離測をしようして音がぎりぎり拾えるところを計測したところ、直線距離でおよそ200mでした。4台接続だと最大600mとなりますが、各車がギリギリの所まで離れることは考えにくいのでこれは意味のない数字でしょう。
7 まとめ
M1-S PLUSは、私の使用した、あるいは接続した1万円程度以下の低価格帯製品の中では音質とノイズの少なさ、使い易さでは最上位の製品です。同PROの弱点だった、通信の自動再接続機能がない、接続が不安定になりがち、音量ボタンとファンクションボタンが近すぎて押し間違える、FMラジオがない、通信中にハングアップする、などが全て解決されています。ただ、使いこなしに癖もあり、音割れしやすいなどの点は変わっていませんでした。また、バッテリー残量のアナウンスを聞くのにマイナスボタンとファンクションボタン3秒押しなどはPROと比べると後退したといえるでしょう。
本日4名のマスツーリングを行なった感想として、このようにまだ万全ではない部分も残るし、また自動経路探索機能は持ち合わせてはいませんが、低価格帯においては現時点最上のインカムの一つとして紹介しても良いと思いました。また、価格差は800円程度なので、今あえてPROを買う意味は見出すことは私には出来ません。
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1 まずは順番にペアリング
走行フォーメーション順にペアリングしていくのが順当ですから、先頭から順番に接続しました。前3台がPLUS、一番後ろがPROといたしました。
◯1番機のインカムボタン、2番機のファンクションボタンでペアリング
◯2番機のインカムボタンで切断
◯2番機のインカムボタン、3番機のファンクションボタンでペアリング
◯3番機のインカムボタンで切断
◯3番機のインカムボタン、4番機(PRO)のファンクションボタンでペアリング
◯4番機のインカムボタンで切断
◯2番機のインカムボタンで順次接続、やがて全機接続。
2 高速道路走行
4番機の声に割れが発生、聴き取り困難でしたが、マイクと口の距離を十分に開けると非常にクリアな音質で聴くことができるようになりました。
そのうちに2番機の声が割れるようになりました。速度をあげると風切音が大きくなり、声を大きくしてしまいがちなためのようです。
3道の駅で電源を切り、再接続
説明書では、「接続されているスマホ全ての電源を落とす」ことを手順1としていますが、正直面倒なのでそのままやってみました。見事に失敗、メモリー接続機能はやはり機能しませんでした。そこでまた一から接続しました。1番機から順に接続しました。休憩の度に繰り返すことになりましたが、なぜか前2機、後ろ2機と別れてしまうこともあり、2、3番機のインカムボタンを押したり、1番機、4番機で切断してから2番機のインカムボタンで全機接続を試みたりしてみましたが、結局最初からやり直すことが最も早い解決方法だったようです。
4 一般道路走行
郊外がほとんどですが市街地も一部走行しました。やはり人のいる所ではブルートゥースと同じ周波数帯の通信機器があるせいでしょう、ノイズが混じることがありますが、V4などのような頭痛を引き起こすような強烈なキーン音ではなく、デジタル系のノイズがかすかに聞こえる程度でした。音質的にはほぼ良好な状態ですが、フルフェイスメットを被る私の声が割れがちだそうで、心して小さめの声で話すなどの対応をしました。
5 LINEぶら下がり
ラインのグループ通話を利用してもやってみましたが、音質的にもやや劣る程度で4G回線が使える環境ではこれはこれでよいと感じました。距離がどれだけ離れても通信できるので、自宅を出た時からリアルタイムでお互いの位置を知ることもできて面白く使えました。また、ギガの消費もわずかな物でした。
6 その他
マイクの感度がかなり良く、小声でも十分拾ってくれる上にノイズキャンセル能力がかなり高くて風切音や排気音は音声信号にほぼ乗ってこない感じでした。問題は音声が割れてしまうことで、声の過大入力に対する対策がほぼないように思われます。対策として、口元ではない所へマイクを持ってくる方法が手っ取り早くて良さそうです。オープンフェースだとマイクブームを短めに出して頬の辺りにすると良いかもしれません。フルフェイスだとこれもマイクの貼り付け位置を口から遠い所にすることを検討しています。
また、通信距離ですが、マピオンの距離測をしようして音がぎりぎり拾えるところを計測したところ、直線距離でおよそ200mでした。4台接続だと最大600mとなりますが、各車がギリギリの所まで離れることは考えにくいのでこれは意味のない数字でしょう。
7 まとめ
M1-S PLUSは、私の使用した、あるいは接続した1万円程度以下の低価格帯製品の中では音質とノイズの少なさ、使い易さでは最上位の製品です。同PROの弱点だった、通信の自動再接続機能がない、接続が不安定になりがち、音量ボタンとファンクションボタンが近すぎて押し間違える、FMラジオがない、通信中にハングアップする、などが全て解決されています。ただ、使いこなしに癖もあり、音割れしやすいなどの点は変わっていませんでした。また、バッテリー残量のアナウンスを聞くのにマイナスボタンとファンクションボタン3秒押しなどはPROと比べると後退したといえるでしょう。
本日4名のマスツーリングを行なった感想として、このようにまだ万全ではない部分も残るし、また自動経路探索機能は持ち合わせてはいませんが、低価格帯においては現時点最上のインカムの一つとして紹介しても良いと思いました。また、価格差は800円程度なので、今あえてPROを買う意味は見出すことは私には出来ません。
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コメント
コメント一覧 (16)
この度、PlusA(私)、PlusB、PlusC、SB6X、FX6の5台でツーリングに行き、ペアリングを試みたのですが、最終的にPlusA(私)とFX6だけがペアリングでき、ツーリングを続けていたのですが、PlusA(私)の電源再起動をしたら、なぜか、10日ほど前にペアリングしたPlusBとの通話状態になり、FX6との通話がきれてしまい、PlusA(私)のインカムボタンで、通話切断、再接続を行っても、FX6との通話は復帰できませんでした。どうやら10日前のPlusAとPlusBの接続情報が、邪魔をしていたようです。改めてペアリングするときは、ペアリング情報をリセットしてからのほうがいいかもしれません。
三毛ジャガー
がしました
このサイトの方法で4台つないで、走行中に2番機のインカムボタンをクリックしたとします。そうすると、1番機、2番機は誰とも会話できず、3番機、4番機は通話を維持できていると思います。この時、2番機のインカムボタンをクリックすれば、4台同時通話が回復すると思っていました。最初の集合時のペアリングで、3番機と4番機のペアリング後は、この時と同じ状況なので、通話切断しなくとも、2番機のインカムボタンクリックで4台つながると思いました。
三毛ジャガー
がしました
ペアリング方法なのですが、
◯1番機のインカムボタン、2番機のファンクションボタンでペアリング
◯2番機のインカムボタンで切断
◯2番機のインカムボタン、3番機のファンクションボタンでペアリング
◯3番機のインカムボタンで切断
◯3番機のインカムボタン、4番機(PRO)のファンクションボタンでペアリング
◯4番機のインカムボタンで切断
◯2番機のインカムボタンで順次接続、やがて全機接続。
ということですが、「◯4番機のインカムボタンで切断」は必要でしょうか?
また、「◯2番機のインカムボタンで順次接続、やがて全機接続。」というのは、2番機のインカムボタンを押しただけで、全機が通話できてしまうということでしょうか?
また、「◯2番機のインカムボタンで順次接続、やがて全機接続。」で、2番機を選んだ理由は何でしょうか?この場合に3番機のインカムボタンではだめなんでしょうか?
三毛ジャガー
がしました
M1-Sシリーズではご承知の通りPLUSの方が新しく、機能的に優れています。PROを2台ある状態でもう2台追加する場合でもPLUSの方が経験上よい結果になる可能性が高いと考えています。
私たちは3台接続でPRO3台の計3台、PLUS2台PRO1台の計3台、PRO3台+4ridersV4を1台の計4台と、PRO1台PLUS3台の計4台のパターンを経験しましたが、安定性はPLUSが混ざっていた方が格段に上でした。
接続の方法はおっしゃる通りPLUSをブリッジ機にすると安定するように思います。また、恐らく自動最接続機能も働くと思われます。こればかりはやってみないとわからないので憶測でしかありませんが。
やってみて、どんな感じだったのかお知らせいただけると大変ありがたいです。アマゾンアフィリエイトもよろしかったらお願いいたします。
三毛ジャガー
がしました
申し訳ありません,初めてコメント機能を使ったので,名前の部分が初期設定のまま,三毛ジャガーさんとなってしまっていました.
三毛ジャガー
がしました
インカムを探していたところ,こちらの記事を見つけ,大変参考になりました.
質問がありコメントさせていただきました.
私たちは今年の夏,4人グループでのツーリングを考えており,そのうち2人が『m1s pro』をすでに使っています.
そこで,残りの2人が『m1s pro』を買うべきか,『m1s plus』を買うべきかで悩んでおります.
こちらの記事では,『pro』×1と『plus』×3での接続を行なったとのことですが,『pro』×2と『plus』×2での接続については,可能であるかご存知でしょうか?
(pro①-plus①-plus②-pro②のように接続すれば可能?)
このような接続を行なっている場合,距離が離れて接続が切れてしまった時に,『plus』の自動再接続機能は使用できるのでしょうか?
また,同じメーカーでも違う機種が混在している場合,接続距離や品質の低下などはあるのでしょうか?
長文で質問ばかりになってしまい申し訳ありません.
お時間のある時に返信いただけますと幸いです.
よろしくお願いします.
三毛ジャガー
がしました