私たちが結婚したのは1995年です。この年は阪神淡路大震災、オウム真理教地下鉄サリン事件、オクラホマシティ連邦政府ビル爆破とちょっと上げただけでもものすごいことが沢山起こってしまった年でした。

結婚した当初はつつましい借家暮らしで、(持ち家となった今でもつつましい生活は変わらないけど)とにかく一緒に生活することで精一杯でした。春先に一緒に暮らしはじめたのですが、梅雨が明けたころにようやく二人での生活も落ち着きだし、何か一緒にできることはないかと思えるようになってきました。

新婚旅行で行ったのはタイのプーケットでしたが、そこからさらに小さい島であるコーラル島へ渡り、シュノーケリングを楽しみました。これには妻も大興奮、それならさ、ダイビングやろうぜ。日本に帰ったら、ブーメランという潜水器具を購入し、伊豆や三崎で楽しみました。それはそれは楽しくて、休日がそろう度、何回も海に通いました。

でも、行けてもせいぜい月一回です。もっと手軽に一緒にできることないかなあ。というタイミングでした。前年晩秋に発売された、セガサターンがまさかの1万円値下げ、さらにバーチャファイターリミックス1本おまけ付きというキャンペーンが始まりました。早速秋葉原へ買いに行きました。が、店頭でプレイステーションと比較して再び悩んでしまいました。どっちがいいかなあ。

店員に言われた、それぞれ特徴があるけど今売れているのはセガサターンという言葉と、家ではサターン買ってくるねと言って出てきたことから結局セガサターンを買って帰りました。

ポポイッとへべれけ、ぷよぷよ通などで二人で対戦してずいぶん盛り上がったものです。やがてS先生、M君などのゲーマーが合流してあれこれ周辺機器をそろえ、一部はM君から頂いたりしてかなり充実した品ぞろえとなりました。
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M君が一番はまっていたのがサクラ大戦、これには私もドはまりしてしまいました。あとはセガラリーとデイトナUSAなどのレースゲーム。実物の車を運転中、足でブレーキを踏むのに違和感を感じるほどでした。右手親指でBボタンを押したくなるのです。

そんな思い出深いゲーム機ですが、いつしか使わなくなり倉庫に入れっぱなしになりました。今回家の工事が入った時に出したのをきっかけに、処分することにしました。

持って行ったのは千葉鑑定団と言う買取のお店です。これだけ揃えて全部で1500円と言う安さにはがっかりもしましたが捨てるよりはまし、一つ一つ自分で販売すると結構いい値になるソフトもあるようでしたが面倒なのでそのまま買い取ってもらいました。

今回処分したソフトで思い出深いものを紹介します。

1本目はリアルサウンド風のリグレットです。画像処理に優れていることが売りのゲーム機用ソフトでありながら、何と全く画面が出てこないゲームなのです。選択肢は声で尋ねられ、ボタンで選択します。その代わり音の質にはものすごくこだわっていて、ヘッドホンで聞くとその場所に現実にいるかのような感覚が味わえます。声優陣も豪華で自分(主人公)は柏原崇、彼女は篠原涼子、電車で出会う女性は(こっちがむしろ一緒に行動することになる)菅野美穂、その他前田愛や裕木奈江など当時の綺羅星のごとき俳優陣が声を当てているのです。
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続いてAI囲碁。父はこのソフトで人間相手ではない囲碁に目覚め、これ以降PC版の強いソフトが出るたびに購入をする様になりました。父に言わせると、こいつはかなりへぼだそうですが。
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九太郎さんが泣いて喜ぶかな?まあね、ケセランパセランか~、っていうやつ。
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最後にこれ。デスクリムゾンとぱっぱらぱおーん。どちらもエコールソフトウェアの看板商品です。
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最凶魔王デス様はセガサターンマガジン誌で読者の人気投票で1.0いくつと言う信じがたいスコアを叩き出した伝説のクソゲーです。人気投票は1点から10点までの投票なので、ほぼすべての人が最低点を投票し、極まれに2点を投票する人がいないと出てこない数字です。

ゲーム自体はガンシューティング物で、バーチャガンが無い人にはまずプレイは無理(一応パッドでもできることにはなっていた)というだけでもハードルが高いのですが、難易度の調節ができない上にかなり難しいのです。撃ってはいけない人がいきなり出てきて邪魔するし。いや人ならそりゃ撃っちゃいけないよね。人ではないモモンガみたいなやつも撃つとライフが減るのだが、それが縦横無尽にしつこく出てくるうえなぜ撃ってはいけないのかの説明もないのです。

オープニングは凝っています。
傭兵の越前康介、コードネームコンバット越前が仲間3人で敵に追われて逃げ込んだところに謎の要塞がありました。
「せっかくだから俺は赤の扉へ入るぜ。」
こうして越前康介はデスクリムゾンを手に入れた。
とくるのですが、せっかくだからの意味が分からないし、「こうして」手に入れたと言われてもどうして手に入れたのかは(おそらく扉の中にあったのを持ち逃げしたのでしょうが)説明もなく、そもそも赤くもない扉でしかも一つしかないという、何回見てもよくわからいのですが、当時のゲームとしてはリアル画像の動画で案外お金をかけて手間をかけて作られたことは分かります。

思い出のいっぱい詰まったゲーム機とソフトたちでしたが、今日でさようならです。売却後の帰り道、あかね雲が浮かんでいました。
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ちなみに、今日試しにテレビにつないで娘と遊んでみました。テトリスの対戦をしたのですが、見事に3連敗してしまいました。




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