九太郎さんはこの自粛期間に精力的に本革のライダースジャケットを新規導入、加工などをしているようです。ライダースねえ。欲しいことは欲しいけどなあ。まあジャケットは春夏秋冬全ての持っているからいいかな。いや、ライディングデニムジーンズはコミネの持っているけど、それのジャケットはないぞ。買う?

いや、九太郎さんがそうであるように、ここは作るというのが面白そうです。どうせ作るなら、強度の高い生地がいいよね。通販サイトでケブラー混紡のデニム生地が買えることが分かりました。でもちょっと高いなあ。それなら、まずは普通のデニム生地でとりあえず一つ作ってみましょう。先行試作品として作るのですから、雑でも一応は一通りの物は入れ込みます。

生地は全部買うのももったいないので、娘のは着古しのジーパンをもらってそれで袖を作ることにしました。型紙の代わりはコミネのJK-018ジェーラメッシュジャケットです。

足の根元の所を使うと大体いい感じのようです。
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いくら娘の脚でも、そのサイズのままではさすがに手首には太すぎです。袖口は細くしなくてはバタつきますから絞ります。コミネのジャケットを参考に、自分の手を何度も入れて調整しました。
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絞っただけでは着脱ができなくなってしまいます。袖口にファスナーを入れます。これまた参考はコミネのジャケットです。返し布を入れたのですが、どうしても真っすぐ縫えません。
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つまり、スリーブ状では私の技術ではまともに縫えないという事なのでしょう。一旦縫い目をほどいて一枚布にして加工することにしました。でも、その前に。

まだわっかのままの状態の袖に腕を入れ、肘の位置を計測します。丁度ここをエルボープロテクターが守るように収納袋を付けるのです。
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そこまで来たら、開きます。
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開けばファスナー付けも何の問題もなくできました。それでも縫い目にばらつきがあるのは(゚ε゚)キニシナイ!!先行試作品ですからね。
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この位置にプロテクターが付けられるようになればいいわけです。
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プロテクターから袋の形を取りました。
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うん、いいかも。
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ダーツを入れて、上側にもしわが寄らないようにしてみました。
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そのままでは落車など激しい衝撃時にプロテクターが飛び出してしまうかもしれません。蓋をつけましょう。これも娘のジーンズについていた物を加工、移植しました。
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加工が終わったら、裏から縫って再びスリーブ状へ戻します。
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袖口は片方を長くして面ファスナーで絞れるようにしてみました。生地的に風は通すので防寒能力はあまり期待はできないのですが、インナーにウインドーブレーク機能のある物を着た時などには違いがあることを期待してのことです。
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袖は完成です。
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肘側はこうなっています。
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腕だけはめてみました。
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肘側から。
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2日目に続く





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