実は昨日(2023年5月10日)、無事大型自動二輪教習第2段階見極めを通過しました。教習が思いの外スルスルと進んでしまい、ブログ記入が追いついていない状態ですが、今日はその教習で使ったブーツについて書き記したいと思います。

下の写真がそのブーツです。教習で大汗をかいたので干しています。
IMG_2831

教習前に装備品を揃えたのですが、まあ揃えたと言っても殆ど持っていて、むしろジャケットやパンツからプロテクターを抜いておく、程度ではあります。しかし以前書いたようにブーツだけは教習に向く物を持っていなかったのです。踵がないか、紐式であるか、そもそもシューズであるか。で、いくつかのアイデアがあって例えば紐式は紐を抜いてしまって合成皮革のべろを作り、それを裏からハトメを使ってインシュロックで留めるなどのアイデアがいくつかあったのですが、やはり事安全に関わることなので小細工するよりは購入してしまったほうが良いという判断をすることにしました。

しかし、教習が終わるともう使わないかもしれないブーツに大金は使いたくないので、ここはひとつワークマンにかけてみることにしました。作業靴でも面ファスナー式でパンツの裾を入れられて、踵の出ているものがあるでしょうから。

近所のワークマンに歩いて行き、店内を物色するとなんと!明らかにライディングブーツ然としたこれを発見しました。シフトガードまでついています。
IMGP0825

製品名はArrowMax(でいいのかな?)、価格は税込みで3500円でした。安い!踵はわずかながらも出ているし、面ファスナー式で紐がなく、チェーンに巻き込まれたりペグやシフト、ブレーキペダルに絡まる心配もなし、これなら教習も無事受けられるでしょう。価格は安く見た目的にも安価であることを隠しもしていませんが、内側に重なる部分の裏側にフラップがついていて隙間風をシャットアウトしていたりとなかなか良い構造です。
IMGP0829

ブーツの長さも十分、ライディング中にパンツの裾が出て来ることもないでしょう。
IMGP0833

靴底です。踵が斜めになっています。シフトの時に足首を外側に振りやすくするためでしょう。Slant Heel Lineと記されています。本当にライディングを意識した作りなんですね。しかもなんと言ってもワークマン、安全靴としてのトゥカップ搭載も忘れていません。その手の使い方もできるとされています。
image

これで教習所のブーツを借りなくても大丈夫です。正直、誰が履いたかわからないブーツを履くのも何ですし、サイズが取り揃えられてはいますが、私くらいのサイズの方が多いので早い者勝ちになってしまいます。遅れていくとブカブカのを履かざるを得ないこともあるかもしれません。

さて、4月28日適性検査を終え、キャンセル待ちをしていたら1時限目がその日のうちに受けられることになったのは以前記した通りです。受付をして配車券を出し、教習原簿を持って教官控室に入りました。その奥が自動二輪控室です。そこには貸出用の用具が揃えられていて、もちろんブーツも床に並べてありました。あれ、これは!

私が普通自動二輪の教習で通った時には貸出用ブーツはコミネ製しかなかったのですが、そこにまさにこのArrowMaxもおいてありました。買い足した分にこれが含まれていたんですね。これで安心して教習が受けられます。

それからわずか12日後、12時間の教習を終え総合において見極めに印を頂きました。もちろん全てこのブーツを使用しています。後残すは検定だけです。

さて、そんなブーツですが良いところとだけではなく困ったことも実はあります。まずは蒸れです。合成皮革ですから通気性はほぼないと思ったほうが良いでしょう。教習をするとものすごくカロリーを使うのか、そもそも気温が高めの日に教習していたせいなのか、かなりの汗をかきます。ブーツの中はかなり蒸れます。

合成皮革ですから、馴染むということもなく当たる部分はずっと当たります。というのも、私かなりひどいO脚なのでブーツが外側に曲がります。すると曲がった側の折り目がくるぶしの下に当たり、長時間はいていると皮膚が赤みを帯びたり痛くなったりします。教習は一日最大で3時間ですのでそのインターバルに休ませればなんとかなりますが、ツーリングなどで履きっぱなしの場合何らかの手当が必要でしょう。普通の脚の形の方なら問題ないでしょうけど。

検定が終わったら、これどうしようかな。もし同じサイズでこれから大型自動二輪の教習を受けようなんて人がいたら譲ろうかな。ちなみに26.5cmです。

どうせならこっち買えばよかったかな。ずっと使い続けられそう。



にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村