三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2022年03月

TBSラジオのそこそこヘビーリスナーでありまして。最近番組の中で宣伝しているのがタイトルの本、開局70周年記念TBSラジオ公式読本です。
P3100001

本屋では見かけなかったのでアマゾンで購入しました。


実はまだ半分程度しか読んでいません。ここのところ妙に忙しくて新聞でさえ全部には目を通せなくなっています。

私のTBSラジオの視聴の歴史は古く、幼少の頃床屋に流れていたのが始まりで以後50年に渡り聞いております。私の感覚として、今となっては70年の歴史”しか”ないのがTBSラジオですね。

その次はラジオの製作です。「キットのエコー」という会社の組み立てラジオを誰からかもらったのか、小学4年生の私の所に来ました。基盤に半田付けをして組み立てていくという本格的なもので、小学生にはかなりハードルの高い物でした。1977年10月の土曜日、学校から帰ると昼ご飯をかんたんに済ませ、組立開始です。はんだごては父の物を借りましたが、これがワット数の大きすぎる物でなかなかにてこずりました。組立標準時間2~3時間とされていましたが、組み立て説明書の図面の意味がなかなか分からずに辞書を引いて調べたり、抵抗器の色の見方がどっちから読んだらいいのかもわからずに一本一本図面と比べながらの組み立てでした。一列部品を並べたらはんだ付け、そして次の列という具合にやっていき、気が付けば夕食の時間です。夕食を食べながらも図面を見ながらこれからの作業をイメージしていました。午後8時。弟が8時だよ、全員集合を見始めました。いつもは一緒に見ていましたが、同じ部屋でかかっているテレビ画面は全く見ることはありませんでした。自分でも驚くほどの驚異の集中力で何とか完成させたのはもう22時も近くなっていました。

いよいよ通電します。正直、ドキドキしていました。コンセントにプラグを差し込みました。感電や火災の心配もしながらでしたが、そんなことにはなりませんでした。しかし、音は出ませんでした。

翌日は日曜日です。基盤を取り出し、色々と調べましたが鳴らない理由は分かりませんでした。やはり小学生には無理だったね、と母は言っていましたが、私はそうは思いませんでした。鳴らない理由が絶対にある、そこを何とかすればいいだけ、小学生だから鳴らないなんて理由になっていない、と思っていました。

月曜日、学校から帰るとこの日は友だちと遊ぶこともなく再び基盤を点検します。するとあることに気が付きました。抵抗器を留めている半田が隣のトランジスタの脚にくっついてしまっているのです。再びはんだごてでそこを熱して短絡を引きはがします。するとどうでしょう、非常にクリアな音声が飛び出ました。この時の嬉しさが今の私の物づくりの原点になり、またラジオを聴くという習慣の始まりにもなりました。

その習慣は今でも続き、自転車やモーターサイクルをいじる時、車に乗車中はもちろん、ライディング中はインカムのFM受信機能でヘルメットの中に流しています。最近ではラジコのタイムフリーで深夜ラジオも昼間に聞いています。昨日はミシンで遊んでいましたが、空気階段の踊り場や荻上チキセッションなどを聴いていました。

永六輔の番組に出てくる大橋巨泉の話はとても面白くためになりましたね。また荒川強啓デイキャッチは面白かったなあ。いや今の番組も面白いのですが、なにか薄味にはなってきましたね。荻上チキセッションの金曜ゲストは宮台真司先生固定でいかがでしょうか。



にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村

九太郎さんが、ご自身がお持ちの簡易メンテナンススタンドを教えて下さったのはもう3年も前の話でしょうか。便利そうではあるけど、数か月に1回のチェーン&ホイールメンテの為に買うのも何だし、自動車用ジャッキでなにも困ることなく使えていることだし。と購入せずにいました。

昨年11月に伊豆にキャンプに行った時、駐車スペースが混雑していて不安定な場所へ停めざるを得なくなった時のこと。右側からつっかえ棒があればいいのになあ。

そんなことを思っていた時に、ふらりと立ち寄った2りんかんでこれを見つけて買ってしまいました。
DeltaDirect、MOTOメンテナンススタンドです。
P3040085

これは2りんかん専売品ということですが、似た物はAmazonではカエディアの物が販売されています。


早速使ってみましょう。ここの所跨る機会が大幅に減っていることもあり、チェーンメンテは久しぶりです。

説明書を読みながら作業します。まずはフロントブレーキをロックします。ハンドルにレバーを引き付けたままストラップで縛ればOK。専用品もあるのですが、必要を全く感じないですね。

次に本体を取り出します。程よい長さになるようにネジを回して伸ばしていきます。下部は正ネジになっていて、ロックナットが付いています。
P3040086

上部のスイングアームを乗せる部分は逆ネジになっていて、中央の本体を回すと両方とも伸びて行きます。
P3040087

適当な長さになったら、車両へかませます。
P3040089

本体の穴にドライバーなどを突っ込んで回していけばリフトアップすると書かれていますが、そんなことせずに車両を左へ押しながら回せば手で簡単に回りました。左へ傾き過ぎるのを防ぐためにスタンドの下に材木をかませておきました。
P3040095

最後にロックナットを回して本体側に押し当てたらリフトアップ作業自体はこれで完了です。

チェーンメンテ、ホイール掃除を終えたら降ろします。降ろす時も左に押しながら回せば手で楽々回せます。

嵩張らないので、キャンプや登山へのアクセスに使う時には持って行くことにしましょう。山岳地帯では風が強いことなんてざらにあるし、風向きが変わって左からの風を受けるとひとたまりもありませんから。下山後に車両がこけていたら大いに悲しいです。

長く乗るなら下のこれもそろえておいた方がいいのでしょうけどね。リアホイールを抜く作業などは簡易スタンドでは禁忌事項になっています。



にほんブログ村 バイクブログへ
にほんブログ村

昨日のこと。一昨日にキンリンXR-31t+XTハブ+DTエアロライトの組み合わせでホイールを仕上げました。せっかく組んだホイールです。ローラー台の上だけで使うのではあまりにももったいない話です。風が強めですが、シェイクダウンしてきましょう。

水元公園の梅が咲いていました。もう春はすぐそこですね。
IMG_1464 (1)

中央広場をゆるゆると数周した後、江戸川堤に出てみました。土曜日だったので、人混みが予想される柴又方面を避けて北へ向かいます。あれ、回転が軽いぞ。アウターギアをガンガン踏み倒せます。ホイールから風を切る音がほとんどしません。残念ながらスピードメーターは電池切れで動いていませんが、明らかに進みが違います。うん、いいホイールだなあ。

あっという間に三郷駅まで来ました。さて、戻りますか。げげ、こんなに南風吹いていたのか!帰りはひたすら我慢のペダリング。もちろんインナーギアです。いや、エアロライトで組んだホイールだぜ。今までとは一味違う、、、、かな?いや、何も変わらないなあ。思えば往きは単に南風に乗っていただけだったんだなあ。

ひたすら漕いでようやく自宅へ戻りました。ラジオを聴きながら体を横たえ一休み。
「今日は春一番が吹きました。」
そうだと思ったよ。色々残念!いやでも、ホイールのエアロ効果こそ体感できませんでしたが、クリンチャーで整備も楽だし、左右非対称リムの為にテンションバランスもいいし、スポークは憧れの逸品だし、そこには満足しましょう。今日は30㎞程度しか走っていないのでそのままですが、100㎞を越える頃に初期伸びを取って完全状態に持って行きます。





にほんブログ村 自転車ブログ リカンベントへ
にほんブログ村

昨年末も毎年楽しみにしている通販カタログがタキザワから送られて来ました。今年の目玉は、何と言ってもこれでしょう、DTエアロライトが半額!

残念なお知らせの方が私的にはインパクトがありました。DTの取り扱いを終了するというのです。うーん、いいスポークだったんだけどなあ。

まあ嘆いても仕方がありません。今まで使ってみたかったけど高価ゆえに手が出せなかった憧れの品が半額というので思い切って買ってみることにしました。半額と言っても元の金額が380円ですから、190円ということになってしまいます。ご存じない方はふーん、190円か、安いじゃん、なんて思うかもしれませんが、スポーク1本の価格です。私の場合駆動輪でもあり、制動はディスクブレーキなので間引くのは怖いからこれが32本必要なのですよ!190×32×消費税=6688円にもなってしまいます。半額じゃなかったらもうダメ~!

リムは台湾のキンリンというブランドで、最近私のお気に入りブランドです。XR300は間引き組、星のエアロスポークで組んだ手組エアロホイールなんかに使っていますし、組み替える前のホイールはXR240を使用していました。今回はせっかくのスポークに負担をかけにくい、左右非対称のXR31Tを購入しました。スポーク穴が左に寄っているので、スポークのおちょこ量を減らせて右スポークのテンションをカンカンにあげなくても左スポークのテンションがきちんと掛けられると思ったのです。

ハブはそのまま使うので、以前のホイールをばらして組み直しました。このスポークはエアロスポークにしては幅が狭くてハブ穴を加工しなくても通せるのです。そう書くとエアロ効果の薄い感じを受けるかもしれませんが、この高価なスポークはもちろんそんなことはありません。断面が長円形をしているのです。下に私の感覚的な落書きを載せておきますが、まあこんな感じです。一番抵抗が大きいのはもちろん新円のタイプで、前から見た面積も最大ですし、空力的には良く無い形状です。星エアロは面積も減るし、空力的にも改善されます。しかし、角がある形はここが波を発生させてしまうようです。つまり、エアロライトは空力的にこの中では最も良い形状をしているということになります。無題
組みあがったらスポークの計測を行います。
P3010052

厚み0.9㎜、幅2.2なので換算票のその欄を見ます。
P3020072

テンションを上げていくとあれあれ、左スポークが長すぎるようです。左にオフセットされた分長さが短くなるとは思っていましたが、それくらいなんとかなるだろうと思っていたのが失敗でした。
計測してみたところ、余裕を見てもう1㎜ネジを立てれば十分だということが分かりました。
P3010056

ブレードタイプでも両端はラウンドですから、少々の長さならスポークネジきりでネジを立てられます。
P3010062

ニップルを目いっぱいねじ込んでみました。下が元のネジの長さ、上がネジを追加したスポークです。
P3010059

テンション上げていきます。スポークのねじれを押さえるために養生したプライヤーでそっとつかみます。
P3020070

センター出し。
P3020071

この隙間の半分右に寄せます。
P3020074

最終的には0.2㎜以下の誤差というセンターゲージにおいてぴたりの所に持っていけました。

組みあがったとろで、テンションを計測したところ、右100~110kgf、左83~91kgfくらいでした。やはり左右非対称リムはテンションのバランスにおいては大いに効果がありますね。またリムがなかなかに優秀で縦、横共に1mm以下の精度で振れを取ってありますが、テンションにはあまり差がありませんでした。最後に指でスポークのねじれを確認し、修正しました。せっかくのエアロスポークがねじれていては効果が期待できないですからね。

左 XTハブ+DTチャンピオン1.8㎜+TNiCX22チューブラーリム
右 XTハブ+DTエアロライト+キンリンXR31Tクリンチャー
P3020075

ローラー台で乗ってみました。高速回転させるとやはり風の巻き上げがずいぶんと減っています。エアロスポークの効果が実感できました。また、星エアロのような甲高い風切音もありません。やはり形状が良いのでしょう。実際に走行すると他の要素が絡んでくるので必ずしもローラー台のような効果が期待できるわけではないでしょうし、体感出来たりタイムに現れたりするかどうかは分かりませんが、丸断面よりは少なくても性能は良いということは確かでしょう。明日は乗って来ようかな。





にほんブログ村 自転車ブログ リカンベントへ
にほんブログ村






IMG_1461 (1)

花束を抱えて山のmochiさん宅へお邪魔しに行きました。奥様が長い入院生活をようやく終えてご自宅へ戻られたのです。

花束を買うなんてあまりないことだったので、花屋で作ってもらうのに案外時間がかかることを計算に入れておらず少々遅れてしまいましたが南風に乗ってすいすい行けました。



にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村

↑このページのトップヘ