三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2021年12月

12月27日、28日 2日間公休

28日で手術から3週間となります。排便時の出血がずいぶんと減ってきました。(痛みレベル4)トイレ内にぽたぽたと垂れる量が明らかに減って赤く透き通った水、あるいはぐるぐると溶けていく渦巻きが見える程度まで減ってきました。拭くと血の塊のようなドロッとした物が紙に付着します。これなんだろうな、ちょっと心配。最後と思われる縫合糸が取れました。

エスティマの車検が1月6日で切れてしまうのですが、いつもお世話になっている自動車整備工場から連絡がなく、電話をかけてもつながらない状態になっています。それではと直接行って訪ねてみたところ、シャッターが閉まったままです。人の気配もありません。あれ、休業しちゃっているのかな?車検どうしよう。

ユーザー車検でとも思ったのですが、何しろ今この身体ですから無理は禁物、通勤経路にある車検のお店に頼んできました。27日に行ったのですが、年内最後の営業日で、新年は6日からというではありませんか。間に合わない!ディーラー持って行こうかなあ。え、何とかしてくれるの?
当日は仕事なので入れられないのですが、車両を家まで取りに来てくれ、ぎりぎりのタイミングで何とか通せそうです。引き渡しは7日午前ということ、当直明けで立ち寄れます。いや~なんともありがたいことです。工賃、手数料もそれほど高くなかったし。

12月30日 手術後23日目 公休

排便時の出血は驚くほど少なく、便に血が付着している程度でした。痛みもそれほどでもありませんでした。(痛みレベル2)排便後は入浴しました。妻は冬休み期間に入っているので、一緒に片付け物をしたりガラス清掃をしました。身の乗り出しはさすがにやめましたが、脚立の使用は何という事もなくできました。また、母の施設から呼び出しがかかっていたので行かなければならなかったのですが、思い切って自動二輪で行くことにしました。脚を大きくあげる必要のあるCBはさすがに避け、妻のスクーターを借りて行ってみました。3週間ぶりに乗る自動二輪でしたが、普通に乗って特に痛みや違和感は感じませんでした。午後にはホームセンターと近所のスーパーに買い物に行きました。30分ほど車の運転をしたのですが、嫌な感じはあまりなく当てていたガーゼに血液がわずかに付着する程度までよくなっていました。

12月31日 手術後24日目 日勤

すなわち今日、仕事が終わってから半額の刺身盛り合わせを買って帰りました。ざわつく大晦日や紅白を見る妻と娘と食事をしてこれを書いています。今朝はちょっと前日より出血が多めになってしまいましたが、痛みは今までで最小でした。(痛みレベル3)確実に治癒していることが実感できるようになっています。

来週に手術後1か月を迎えます。何とも長い1か月でした。



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12月18日 手術11日目 公休

6時起床、朝食を食べようとしているといきなりの便意、トイレで排泄。(痛みレベル6)痛みに耐えながら朝食を終え、再びトイレで排便。(痛みレベル6)痛い上に出血が多く、処置に手間取ってしまって出発時刻を過ぎてしまいました。今日は土曜日、丁度起きてきた娘は暇かな?
「いいよ、車で送ってあげる。」
ありがたい、それじゃあお願いします。車の中でどこまで送ればいいの?という質問。金町駅でもいいかな。ちょっと遅れちゃいそうだけど。え、どこまで行ってくれるの?
「堀切菖蒲園でもいいよ。病院の前まで行く?」
それはありがたい、是非お願いします。

遅れると思った診察開始時刻より15分も早く到着しました。驚いたことにすでに待合室は満員でした。診察開始は8時丁度でした。手術後2週間以内特権で1番に呼ばれ、早速診ていただきました。出血が多いこと、排便時の傷みが激しいことなどを伝えます。
「ちょうどその時期なんですね。ここを過ぎるとずいぶん楽になりますから、頑張ってください。」
ガーゼとプロペト、それにポステリザンが無くなってきていることを伝え、処方していただきました。次の診察の予約は22日に取り、そこまで手術後2週間以内特権は使えるけど以降は普通に並んでくださいと言われました。ええええ、大丈夫なのか?????

診察後にヒラタ薬局へ立ち寄り処方薬を受け取りました。店主から
「だいぶ辛そうですね、でもここを乗り越えると楽になりますからそれを信じて大事にしてください。」
と言っていただけました。

帰りは電車です。京成高砂での乗り換えは非常にスムーズで待ち時間は2分で済みました。ん、逆に言えば2分あるな、娘にお礼を買って行こう。HOKUOなら十分間に合うぞ。

買ったのはこれ、マリトッツォです。
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最近何かと話題のマリトッツォですが、食べたのは初めてです。
朝夕に入浴し、出血をなるべく止めるべく一日まじめにゴロゴロと過ごしました。

12月19日 手術12日目 公休

朝食後に排便があり、これまた激痛です。(痛みレベル8)硬めの便が出てしまったのです。
今日は日曜日で妻も休みですから、今日は昨日以上にゴロゴロと過ごせることでしょう。まずは朝湯に入り、それから録画したまま見れていなかったドラマスペシャル「空ガール」なんかをコットに寝そべりながら観ていました。このまま痛みが引いてくれればいいのにな、と思っていましたが、そうはいかなかったのです。ゴロゴロしていたのは私だけではなくお腹の方もで、何回もトイレに行く羽目になりました。都合4回の排便があり、丁度良い硬さではあったのですが朝の痛みを引きずっているのでやはり痛みは激しく感じました。(痛みレベル6~5)これがいつまで続くのか、あと2日で2週間になるというのに。不安に駆られていました。

12月20日 手術13日目 日勤

朝食後の排便は昨日の痛みからするとずいぶんと楽になった感じを受けました。(痛みレベル5)しかし出血は相変わらずで、自分の排せつ物の姿を見ることができないほどの濃さです。カマは朝昼は抜いて夜だけにしてみることにしました。

仕事中の歩行はやはりしずしずとした歩きではありますが、以前の様な痛みではないので差支えはあまり感じませんでした。幸いお腹のゴロゴロもなく朝一回だけの排便で済み、昨日が出勤日でなくて本当に良かったと思いました。

12月21日 手術14日目 遅出

排便がまたまた硬めのが出てしまいましたが、痛みは19日に比べればずいぶんとマシになっていました。(痛みレベル6)朝入浴してから出勤しました。入浴してから出勤出来たせいでしょう、痛みはそれほどでもなく普通に歩けました。

今日で手術後2週間になりました。手術のしおりでは「ほとんどの方は痛みが楽になる」「酒、自転車、軽い運動OK」とされています。酒はそもそもが飲まないのでどうでもいいのですが、自転車はこれは無理ですね。到底サドルに跨れません。いやママチャリならぎりけるかな~?痛みが楽になる、は確かにピークの最後が12日目とすると比較すれば楽にはなりました。でも「ましになった」が最適解かもなあ。

12月22日 手術15日目 夜勤

朝食後に硬い便があり、その後にバナナ状の便が続くという状況で、最初の固い便が無ければ楽だったんだけどなあ。(痛みレベル5)

夜勤ですから出勤は夕方です。予約を入れてあった診察にまずは向かいます。前回はなかなかトイレから出られずに娘に送ってもらいましたが、今日はそれほどでもないので十分バス電車で間に合いました。

19日に激しい痛みがあった事、それ以降は少し楽になったけど出血は相変わらず多いことを伝え、診ていただきました。ドクターから少々回復は遅れ気味だけど確実に良くなってきていると言われました。また、まだ残っている糸が取れかかっているからまた出血がひどくなる時もあるけどそれも一時で心配ないと言われました。次の診察は2週間後の年明けで良いと言われました。2週間も開くのか、心配だなあ。

夜勤の相方は小村肛門科患者仲間である例の八頭身美人で、何かと気を使ってくださったので大変楽に勤務を終えることができました。心から感謝しています。

12月23日 手術16日目 夜勤明け

勤務開けに自宅に帰る前に買い物に行きました。水分不足で便が固くなるのでなるべく多く水を飲んでいますが、この時期に水をたくさん飲むのはきついのでペットボトル飲料を多めに買い込みました。また、0Gクッションという座布団を購入しました。医院にある座布団が手術後に具合が良かったのです。帰宅してすぐにトイレに行って排便(痛みレベル6)し、それから入浴しました。入浴後は昼寝をします。寝て起きたら夕方になっていました。肛門は痛みというよりヒリヒリとした感覚がありました。

夕食時にペットボトルを開けて飲んでいたら、妻から糖分が多くてもいけないと言われてしまいました。一応無糖や低カロリーを選んできたんだけどなあ。

12月24日 手術17日目 公休

あれだけ水分を摂ったにもかかわらず、やはり朝食後には硬めの排便が出てしまいました。(痛みレベル4)それでも痛みがややマシになってきたのと、出血の量が減ってきたので快方に向かっていることを感じました。お腹のゴロゴロもなく快適に休日を過ごせるでしょう。軽い運動ならしても良いとされていますが、まだちょっとそんな感じではないのでPCの前に座りました。座布団はなかなかに快適でした。うまい具合にガーゼを押し当ててくれる感覚もあります。年賀状制作とブログの記入をしました。夕食は普通に作りました。もうクリスマスだからと喜ぶ子供はいないのです。

痔核根治手術5に続くけど、だんだん楽になってくるので雑な日記になる予定です。



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12月12日 手術後5日目 当直

5日間の休日を終え迎えた出勤日です。朝食前後に排便があり、どちらもカマの利いた便だったのでそれほどの痛みではなく(痛みレベル5)出血こそやや多いもののなんとか始業時刻に間にあって出勤出来ました。

仕事は普通にはできず、重たい物を持つこと、床の高さの物を拾うことが厳しいので同僚へ甘えてしまいました。また出血を抑えるためになるべく時間があれば横になるようにして過ごしました。途中何回かガーゼ交換をしました。歩行時に痛みを感じ、変な歩き方になっていることを指摘されたりしました。また、階段登行が厳しいのでエレベーターを利用しました。

夜間は夜勤の相方に力仕事をお任せすることになって心苦しい限りだったのですが、快く引き受けて下さったので大変にありがたかったです。カワサキさん、ありがとうございました。

12月13日 手術後6日目 当直明け

仕事が終わって帰ったら、まずはトイレで排泄をします。仕事でトイレに行けずにいたせいでしょうか、硬めの排便が出て痛いのなんの!(痛みレベル9)また出血が今までで一番の量で、もしかして水が全て血液に置き換わったのではないかというくらいに濃くなっていました。そんな時には風呂に入るに限ります。朝湯としゃれこみ、45分くらいかけてゆっくりと入浴しました。入浴すると痛みは随分と軽減されます。入浴後に寝足りなかった分昼寝をしました。

夕食を食べ終えたら再び便意を催し、トイレに駆け込みます。激しい痛みを感じます。(痛みレベル9)
トイレを覗くと、あれびっくり縫合した糸のような物が見えました。ドクターから溶ける糸を使用しているので1週間から2週間くらいで自然に外れると言われていたのでなるほどこういう事かとは思いましたが、ものすごい出血と痛みです。4~5日後一時的に傷みが増すことがある、と頂いていたしおりには書いてあるのですが、これがそうなのでしょうか。傷口は良くなっている気配もないし、早く取れちゃったのではないかと心配になってきました。明日は通院日なので、とにかく明日まで待ちましょう。

12月14日 手術後7日目 公休 通院日

6時起床、朝食を食べてトイレに行きます。痛い、痛すぎる、なんだこれ~!!(痛みレベル10MAX)しおりには「7~10日後出血が一時的に増すことがある」とされていますが、痛みも出血もとんでもなく増しています。これどうにかなったんじゃないのか?不安を抱えたまま処置をしてとにかく通院です。

バス電車を乗り継ぎ、8時5分頃医院に到着。すぐに診察していただけました。糸が取れた気がすること、猛烈な痛みとひどい出血があったことを伝え、診察台に横になります。

ドクターから、経過は悪くはないという言葉をいただきました。出血や痛みはひどい時期に差し掛かかているからで、まず大丈夫な範囲と言われました。とりあえず一安心です。

京成高砂のHOKUOでパンを買って帰りました。帰宅したら9時30分くらいです。まずは風呂に入ります。それからはまたゴロゴロとしていました。7日~10日後のしおりの可能なことの欄には「紙で拭いてOK」とありますが、到底そのレベルには達していないことを感じます。やはり平均より治癒が遅いのでしょう。排便の回数が多いことと、一回に出る量も多いからと考えれば納得です。

12月15日 手術8日目 遅出

遅出なので朝食後に排便を終えた後、入浴する時間があるのがありがたい所です。ついでに母の洗濯物の入れ替えも行ってから出勤するとしましょう。ゆっくり浸かってから上がり、処置をしようかという時に再び便意がありました。なんでこのタイミング!参ったなあ。せっかく入浴したのに。しかし我慢できるものではありません。トイレに駆け込みます。ゲゲゲ、なんだこの痛みは!(痛みレベル9)痛い痛い痛い、痛い~!とにかく処置して服を着ます。もう洗濯物入れ替えの時間を使い切ってしまっています。仕方がありません、明日に回してとにかく出勤しましょう。

車に乗って会社に行きました。車から降りる時に気をつけてはいたのですが、ここでも痛い~!仕事は本当にただいるだけ、だったかもしれません。同僚の皆様には感謝しております。

手術から1週間以上経つというのに、どうしたのでしょう。いつになったら楽になるのやら。

12月16日 手術9日目 夜勤

夜勤なので夕方からの出勤です。ということで、今日も朝湯に浸かりました。排便はやはり痛みはありましたが、便はカマが効いていて昨日に比べるとそこまでの痛みではありませんでした。(痛みレベル6)毎回こうならきっと今頃ずいぶん楽になっているのでしょうね。入浴して楽になったのでブログの書き込みをしました。

夜勤の相方となる当直は前回と同じカワサキさんです。またまたずいぶんと甘えてしまいました。また、コットを持ち込みなるべく横になっているように心がけました。深夜、排便が出たくなり職員トイレを使用したのですが、相変わらず便器が真っ赤です。そのままにはできずトイレ掃除を行いました。

12月17日 手術10日目 夜勤明け

帰宅したら風呂に入ります。深夜に排便があったせいかお腹は落ち着いていて出る気配はありませんでした。

それから早めに昼食を食べ、昼寝をしました。夜勤の疲労でなかなか寝付けませんでしたが寝たら深く眠ってしまい気がつけば辺りは真っ暗になっていました。夕食はそれから作っても間に合う鍋にしました。モランボンのハマグリ出汁の鍋汁を使って、〆にラーメンを投入しました。これがうまくて汁を全部飲み干してしまいました。もっとも、次の日放送のジョブチューンにてまさにこの鍋汁が一流シェフたちに酷評されるのですが。

明日から2連休、ゆっくり過ごせばきっとよくなるよね。痔核根治手術4に続く



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12月7日 手術当日のその後

手術を終え、息子の送迎で自宅に帰ったら夕食が用意されていました。痛みはそれほどは感じていませんが、だるさと頭痛で食欲はあまりありませんでした。それでも何とか食べ終えて、処方された薬を服用しました。
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処方された薬を一回分ずつダイソーで買っておいたピルケースに仕分けして入れます。今回処方された薬は以下の通りです。

◯サワシリン錠250㎎1日3回×3日=抗生物質
◯ヘモナーゼ配合錠1日3回×5日分=地の痛み、腫れ、かゆみを和らげたり、手術後の治癒をうながす。
◯ロルカム4㎎1日3回×5日分=炎症を和らげ、痛みを抑える。
◯ビオフェルミンR錠1日3回×5日分腸の調子を整え、下痢などを改善する薬。
◯マグミット錠250㎎1回2錠1日3回×5日分=過剰な胃酸を中和し、便通をよくし、尿路結石を予防する薬。一般名酸化マグネシウム錠 通称カマ

激しい痛みが出た時のために、頓服薬もいただきました。
◯ジクロフェナクNa錠25㎎=炎症を和らげ、痛みを抑えたり、熱を下げる薬。
◯テプレノンカプセル50㎎=胃粘膜を保護修復する薬。

内服薬以外では、外用薬としてプロペト(一般名白色ワセリン)とガーゼに脱脂綿をセットした物もいただきました。

当日は入浴不可なので、早々に寝床に付きました。

12月8日 術後1日目 

6時起床です。朝目が覚めたらきっと麻酔も完全に切れているだろうから激しい痛みなのではないかと心配していましたが、思ったほどではなく一安心しました。しかしお腹の調子が良くありません。抗生剤を服用しているせいか、もしくは麻酔で内臓も休んでしまっていたからなのか。こぽこぽと発酵しているような感覚がお腹にあります。朝食後、トイレで排泄をします。が、何という事でしょう、昨日からカマ(マグミット)も服用しているというのに、兎糞が出てきます。痛い、いたたたた、痛い~!(痛みレベル7)量はわずかです。もともと排便の量は多めの私ではまずめったにない少量だけなのです。また、せっかく手術をしたというのに肛門に腫れが感じられます。プロペトを塗布した脱脂綿で養生したら、ボクサーブリーフを穿いて固定します。医院から頂いている術後経過まとめでは「傷み軽度」とされている日です。これで傷み軽度なの?

トイレでずいぶん時間を使ってしまったので遅くなってしまいました。外は冷たい雨です。すると妻が、実習に行く娘ともどもクルマで駅まで送ってくれるというではありませんか。

娘も京成線を利用するので一緒に車両に乗りました。高砂駅で反対方向へ行くのでお別れです。いいなあ、あっちは空いているからなあ。各駅停車上野行きは特急ほどではないにしろ混雑していました。空いていても座れないな、血が染みる恐れがるからな。

小村肛門科到着して受付後、すぐにトイレに駆け込みます。便を柔らかくスムーズに出るようにと水分を多めに摂ってきたからでしょう、排尿が多量に溜まっていたのです。トイレから出るとすぐに呼ばれました。この医院では手術後2週間以内の人は優先的に診察を受けられるのです。この仕組みはありがたいですね。

診察台で診ていただき、経過は良好と言われました。入浴は今日から大丈夫、入れば入るほどい位なので毎日、できるなら一日2回くらい入ってもいいと言われました。排泄後と入浴後にポステリザン注入薬を入れるように言われ、診察時に入れていただきました。硬便が出たという事を伝えると、カマを服用する前の残渣があるからそれが出切れば大丈夫、と言われました。出切るまで!そうか、これ出さなければならないのか。

診察後、ヒラタ薬局に寄って薬をいただきました。ヒラタ薬局店主から、これから痛い時期があるけど日が経てば必ず良くなるからそれを信じて頑張ってくださいと言われました。

帰りは京成高砂駅での乗り換え時間がそこそこあったので、駅構内にあるHOKUOというパン屋で今日の昼食にするパンをいくつか買って帰りました。

家ではなるべくごろごろしているようにとの指示を守るため、コットの上にブラッカンマットを敷いて暖かくして寝ながら録り貯めていた映画などを見て過ごしました。お腹のゴロゴロ感は常にあり、トイレに向かいますがその度ごく少量の兎糞だけが出る感じですっきりはしませんでした。

※痛みレベルは0無痛~最高値10で表現しています。

12月9日 術後2日目

今日もお腹はゴロゴロとしています。朝食後にも排泄はありましたが、まだごく少量の兎糞です。(痛みレベル4)便に比べて出血の方がよほど多い感じです。昼ご飯を食べた後から腹痛が酷くなってきました。大腸が活発に動きだしてきた感じがします。どうすることもできないので水分を多めに摂り、映画を見ながら気を散らしたりしてやり過ごします。明日の朝に抗生剤が飲みきりになるのできっとそれからはお腹も改善されると自分に言い聞かせて耐えます。

昼にはコンビニまで歩いて行き、母の日用品費の支払いをしてきました。寝っぱなしではどうも体が思わしくない感じがしたからです。お腹も歩いてこそ調子が取れると思ったのです。

夕食後、再び排便がしたくなりますが、血液以外何も出ませんでした。(痛みレベル4)参ったなあ。硬い便が栓をしてしまっているような感じがするぞ。さらに入浴前にもう一度トイレに入ってみます。肛門のところに硬い便が詰まっています。これさえ出れば楽になる、ええい思い切って出しちゃえ。腹部を手で圧迫します。さあ出るぞ、ぎゃー、痛い!(痛みレベル9)マジか、この痛さ!大丈夫かなあ?手術創が裂けたりしていないかなあ。トイレ内は血液で真っ赤です。出た便は赤い水の下で全く見えません。

そのまま浴室へ行きました。シャワーをそのまま当てると痛いので、絞って水流を弱くして当てます。思ったより血液は出てきませんでした。直腸の中で出血しているからなのでしょうか。たっぷり40分ほど入浴したら痛みは随分と引いてきました。でも何かお腹は相変わらずゴロゴロ、ポコポコしています。

12月10日 術後3日目

妻も公休だったので今日は一日家事は全て任せ、一日ゴロゴロしていることにしました。朝食後薬で抗生物質は飲みきりになります。これでだんだんとお腹も調子を上げてくることでしょう。朝食後にトイレで再び硬い便が出ますが、その後多量の柔らかめの排便がありました。(痛みレベル6)今まで出足りなかった分をまとめて出せた感じです。最初から柔らかいのが出ていれば、手術創も早く治るだろうに。量も少ない人ならなおいいのでしょう。

これで山は乗り切った、と思っていたらそれは大間違いでした。医院から頂いている術後経過まとめでは「一時的に傷みが増すことがある」とされている日程です。その後、日中に5回も排便があり、その都度かなりの量が出てきました。柔らかい便ではあるものの、やはり出血はひどく猛烈な痛みを感じます。(痛みレベル7~8)12日から職場復帰、しかも初日は当直です。これ無理だな、こんなに痛いのでは到底仕事にならないでしょう。出血も多くなってきました。

今日分かってきたことは、つまり手術創は他の部位の傷と違って排便がある度に「開かれる」という事なのです。排便の回数が多かったり、大きい便が出たりすると破壊が傷口が直るより上回ってしまい永遠に治らないのではないかという心配がしてきました。例えば、腕に切り傷を作ってしまったとして、それを一日に何回も出血するまで開いていたら、そうそうは治らないでしょう。

勤務表で当直を代わってくれそうな日程の人を探しますが、運悪く好都合な人がいませんでした。そもそもギリギリの人数で回していますからね。仕方がないで、何とか仕事をやり切る工夫をしましょう。

通院のない中2日がようやく終わります。この2日間は色々あったので正直かなり不安で長く感じました。

12月11日 術後4日目

今日は通院日です。頂いていた5連休の最終日でもあります。中2日通院していないだけなのですが、その間にいろいろなことが有ったので心待ちにしていました。朝食前に排便があり(痛みレベル7)、朝食後にももう一度多量の排便がありました。(痛みレベル8)

バス、電車で小村肛門科へ。早速診察を受けます。患部を診ていただき、経過良好と言われました。今まであったことを話すと、固い便が出てしまったのは良くはないが「おむつをしていても血液が漏れ出てくる」ほどでなければ問題ないということ、しかし一日4回の排便があるのはさすがに出過ぎで、下剤の調節をした方が良いと言われました。どう減らせばいいのかは個人差があるが、まずは昼だけカマを抜いて朝夕だけ2錠ずつ服用してみてはどうか、と言われました。また、激痛時には無理しないで痛み止めのジクロフェナクNaを服用した方が良いとアドバイスを頂きました。どの程度の痛みになったら服用したらいいのかわからず、一回も飲んでいなかったのです。内服薬はもう飲みきりになってしまうのでその続きの処方を受けますが、ロルノキシカム4㎎=(痛みを和らげ、炎症を抑える)と酸化マグネシウムだけになりました。

京成高砂のアンテナショップに立ち寄りました。明日から出勤で、5連休頂いたので同僚へ差し入れを持って行きたいと思ったので立ち寄りました。下町チーズケーキを購入しましたが、とりあえず4つだけにしました。妻から、白鳥のドウゼンで買えという指示が出ていたことを思い出したからです。うーん、白鳥かあ。行けるかなあ。

帰宅後、娘に相談したら車出してあげるから一緒にドウゼン行こうと言ってくれました。それはありがたいことです。早速タントでドウゼンに向かいます。
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駐車場がなかったので近くのスーパーに停め、ドウゼンでの買い物が終わったらそこで飲料などの買い物をしました。その帰りに母のいる老健へ洗濯物の入れ替えに行きました。

帰宅後はおとなしく横になって明日の当直に備えて止血に努めました。

内痔核根治手術3に続く



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長らく内痔核を患い、ひどい時には排便時と就寝前に座薬を使用して対処していました。主治医から、そろそろ手術をした方がいいかも、と持ち掛けられてからもう2年になります。手術の決断をしようとしたころにコロナ禍になって予約診療となり、なかなか予約が取れない、いやそんな生易しい物じゃないな、全く取れない状況になって1年、インターネットでの予約を諦めて早掛けをすることにしました。

8月31日
インターネット予約受付開始は8時30分からですが、窓口受付は8時からです。家を7時20分に出て8時前には医院に到着。
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検温してから保険証と診察券を出します。この時間でもう待番は28人でした。どれくらい待つかな?
「申し訳ございませんが、2時間以上かかります。」
なんのなんの、一旦外へ出て日陰で時間をつぶします。暑い日でした。

ようやく診察になり、ドクターに手術を受けたいことを伝えます。最短で12月7日という事でした。3か月以上も先!いやそれでもいいです、予約お願いします。11月の後半に手術のための検査に通院するように言われました。それまでは今まで通り座薬と注入軟膏でやり過ごすのです。

11月24日
通院しました。まずは肛門の内視鏡検査です。自分でも見られるように診察ベッドの壁にモニターがあります。内壁の腫れは自分の目でも確認できました。ドクターから、やはり手術対象だなあ、やりましょう、と言われました。

注意点を伺いました。手術当日は家族送迎が必須で、どうしても都合がつかない場合にはタクシーを利用してもらうけど、やはり単独での帰宅は勧められないという事でした。

痔核手術を受けられる患者さんへ、というプリントをいただきました。説明を受けた後、手術の同意書へサインをしました。また、当日家を出る2時間前にレシカルボン座薬2丁を挿入するように言われました。
別室に通され、血液検査を受けました。次回は12月1日以降に電話問診を受けるように言われました。非常の混雑しているので、検査結果の報告くらいではお互いの為に来院するのは避けた方がいいのでしょう。

12月3日
電話しました。受付からドクターと替わり、検査結果良好、予定通り手術をしましょうと言われました。

12月7日 手術日

いよいよ当日です。会社は今日から5連休をいただいています。14時50分に来るように言われているので、午前は体が空きます。モーターサイクルにはしばらく乗れなくなるから、今日乗っておきましょう。行先はコストコ三郷、息子が来てくれるのでソーセージやチーズなどを買い込みました。そして荷物の準備です。バスタオル、タオル、飲料水を持って行かなければならないのです。

そして昼。アルコールストーブでソーセージを焼いていると息子が帰ってきました。一緒に食べました。送ってくれるのかと思っていたら、往きは電車で行ってよ、風呂入りに行きたいと意味不明な、ある意味温泉好きな彼らしい理由で断られました。

家を出る2時間前にレシカルボン座薬2丁挿入し、直腸に便のない状態にしました。

13時30分、家を出ました。まずは近所のスーパーへ。買い物に行けるのはこのあとできなくなるでしょうから。ビンゴの日だったのです。13時44分のバスに乗って駅まで行くつもりでした。レジに並んでいると私の前のおば様、お金が足りないと言い出しました。
「今日3300円しか持っていないんだけど。」
レジには4000円以上の数字が並んでいます。おいマジかよ、何考えているんだ。しばらくこれやめます、これやめます、後いくら減らせば足りますか、と悠長に始めます。くそ、なんてこった。
すると店員さんが声をかけてくれて、隣のレジを開けてくれました。

会計を済ませ、店を大急ぎで出るとああ、バスがまさに発車するところ!くそなんてこった。

10分後のバスになっちゃうなあ。まあそれでも間に合うか。いやまてまて、歩いても25分だな。あんまり変わらないから節約と運動の為に歩くか。

医院に着いたのは集合がかかっていた14時50分まであと3分というタイミングでした。危なかったぜ。

検温をして受付します。やがて診察室に呼ばれて健康チェックを受けました。そして抗生剤などを飲むように言われ、服薬しました。

一旦待合室に戻り、しばらく待ちました。退屈なので村上もとかのJIN仁2巻を読んでいると16時45分頃呼ばれました。
手術台に通され、うつ伏せに寝るように言われました。左腕には点滴が刺され、右腕には血圧計の腕帯が巻かれました。

手術台は股関節の所にヒンジがあり下半身が下がっていきます。なるほどこうやって手術をするのか。
尻に麻酔を打つための麻酔効果のある液体をガーゼで塗ります。

さあ、いよいよ開始だぜ。どんな感じなのかな。痛みは手術中はほとんど感じないって言われていたから、心配はしていませんでした。

血圧測定しますよ、と看護師に言われ、腕帯が膨らんでいきました。
「3分に一回の割合で血圧を測定します。」
と言われました。看護師の声が内田有紀に似ている気がしたのはもう麻酔が効いてきたからでしょうか。

腕帯の圧が下がり、右腕が楽になるや否や再び腕帯が膨らみ始めました。え、3分に一回でしょう?続け様にやるなんて聞いてないよ。ドクターの声が聞こえました。
「よし、これで完了。」

全てが理解できました。血圧測定後すぐに意識を失っていたのです。麻酔って怖いなあ。

手術は大変にうまくいったそうです。点滴はまだまだ続き、そのまま診察室に呼ばれてドクターから説明を受けました。紙に乗せられたイカの塩辛を見せてもらいました。もちろん塩辛ではなく、これが切除した直腸の内壁だそうです。けっこうな長さですね。

点滴はまだしばらく続き、点滴後の経過観察になりました。やがて十分な時間が経過した17時20分頃、息子が迎えに来てくれました。

さて、寝ていた間何があったのか手術記録をいただけたので記しておきましょう。

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手術日 2021年12月7日
患者氏名 三毛ジャガー (アルコール禁 アレルギー有 キウイ スイカ メロン)
術者 小村 助手 内田有紀(仮名)
病名 痔核3度
術式 痔核根治手術

KT 36.3度C
サワシリン 1T P.O

16:04 ソリタ1号+ロピオン1A
16:07 ドルミカム0.7mℓ
16:10 麻酔 局麻キシロカインE  腰麻 マーカイン
16:13 手術開始
16:34 ジオン11 2.6mℓ  7 3mℓ   3 3mℓ 5 1.2mℓ  9 1.8mℓ
16:39 終了 ボルタレン50 ネリザ軟膏 ワセリン フルマゼニル0.5A 

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正直、なんのこっちゃという感じですが、4カ所切り取って縫合、その奥に固める注射をして、事後処置までをこの短時間でやるなんてすごいことですね。さすがは「BestDoctor」の肩書を持つ凄腕です。

脚には力は入っていますが、雲の上を歩いているようなふわふわとした感触でふらつきもあり、息子に迎えに来てもらって本当によかったです。でも、「トレーニングに早く行きたい」と運転が荒っぽくなってしまっていることにはくぎを刺しておきました。下手すりゃ1時間以上のタイムロス、場合によっては一生の後悔になってしまうんだぜ。

2に続く



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