三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

2020年11月

三毛ジャガーツーリングクラブ(仮)の主力インターコムはFODSPORTS M1-S PROです。しかし、次の問題点があり、解決の方策を講じる必要を感じていました。

1 距離が離れすぎて通信が途切れた場合、接近しただけでは通信の復旧ができずインカムボタンでつなぎ直す必要がある。しかもその場合頻繁にハングアップするので、一旦電源を切って再度入れ直す必要がある場合が多い。

2 3台のM1-S PROと1台の4ridersV4を使用しているが、うまくつながらないことが多い。

3 私の個体は他機と接続すると頻繁にハングアップする。

4 ライン通話ぶら下がりだとトンネルや山間部、過疎地では圏外になってしまう。(過疎地で圏外になりがちなキャリアの携帯を使用しているメンバーがいる。)

5 V4は設計寿命を越えたようで、バッテリーは持たなくなったし本体がベトベトしてきた。加水分解かな?

ということで、先日急遽私と九太郎さんのチャット会談が夜間に行われ、M1-S PLUSの2機導入が決定しました。そして本日、ヤマト運輸集配所留め置きにて無事に到着いたしました。
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早速開梱してみましょう。購入したのは一台当たりの単価がちょっと安くなる2台セットです。
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箱の中身は、おお、かっこいいではないですか。
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M1-S PROと並べてみました。基本的には似ていますが、明らかに違うのは+-ボタンが側面にあるのか、上部にあるのかです。これは絶対上部がいいですね。+ボタンと間違えてファンクションボタンを押してしまうことがありましたから。
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取り付けベース(ユニットベースと説明書には記載)は同じ構造の物で、違いはFODSPORTSのシールが貼られていることだけです。完全互換性があります。私はヘルメットに両面テープで貼り付けているので、これはいいですね。そのまま使うことができます。
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残念なのはここ、ミニUSBだったのかタイプCになったことです。つまりはスピーカー&マイクを入れ替えなければならないのです。
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下から見た図です。下がPLUSです。厚みが増してますね。有線AUX端子は健在ですが、充電端子が省かれています。スピーカー&マイクと接続するタイプCで充電も行うのです。これによる弊害は充電しながらの使用ができないことになりますが、バッテリーの持ちが非常に良いのでなくても困ることはないでしょう。
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上から見た図です。-、+は大きく飛び出ているうえ、間隔も十分でかなり厚手の手袋をしていても押し間違えは無いでしょう。
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スピーカーとマイクは基本的にPROもPLUSも同じ物のようです。違いはPLUSはケーブルに透明な皮膜が被せてあることと、スピーカーにカプラーがなく直接ついていることです。
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フルフェイス用マイクももちろん付属。こちらも見た目にはPROと同じに見えますが、やはり透明な皮膜はかけてありました。右がPLUSです。
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貼り付け用の面ファスナーメスと耳との距離調節ようのEVAゴムも付属しています。これはPROにもあったと思います。
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充電ケーブルはこれです。タイプCなのでこれ以外にも汎用品が使えるのはいいのですね。
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ただし、根本は削らないと入りませんでした。
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まずは充電です。両方とも付属の物を使いました。
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充電している間に、スピーカー&マイクを交換しましょう。
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まずはついていたM1-S PROのスピーカー&マイクを取ります。スピーカーがカプラーで外れるので、作業はしやすいですね。PLUSにはこれが無いので、狭い所を通すのはむずかしいです。違う方法で配線しました。でも、こっちの方がむしろ普通で、PROがとりわけ通線しやすかったというのが正解でしょう。
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マイクのカプラーと3本をまとめるこの部分が頭や顔に当たらないようにしないといけませんね。
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OGKのエアロブレードVですから、そしてM1-S PROを付けていたのですから、加工などせずにきれいに収まります。
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作業中。

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作業完了。
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PROはゲスト用コミネプルートXへ移植しました。さあ、使ってみますよ。
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インカムボタンとファンクションボタン3秒長押しします。
「FOD SPORTS Bluetooth コミュニケーションシステムへようこそ。」
と、PROと全く同じ声の女性がこれまた全く同じセリフをしゃべりました。同じ音源を使ったのでしょうね。

3台とも立ち上げました。さあ、それでは接続しますよ。

まずはPLUSのA(エアロブレ―ドVについている物をAと呼称します。)とPLUSのB(スピーカー&マイクも付けていないものをBと呼称します。この個体は後に山のmochiさんへ進呈しました。)を接続します。

Aのファンクションボタン、Bのインカムボタンを1.3秒長押しします。ファンクションボタンが赤青激しく点滅します。1~2秒くらいでしょうか、ほぼそろって接続が完了しました。PROだともっと長くかかることがほとんどでした。ファンクションボタン長押しはパッシブペアリングモード、インカムボタン長押しはアクティブペアリングモードだそうです。よってファンクション同士、あるいはインカム同士を押してもペアリングはしないようです。V4、V8のAボタン、Bボタンとは意味が違うのですね。あちらはA同士でも、どちらかのボタンをもう一度短押しすることでパッシブに切り替えられるのではないでしょうか。

次にBとPROを接続します。PROだけならここでAの電源を落とす必要があるのですが、どうやらそのままで大丈夫のようです。Bのインカムボタンを押してAとの接続を切り、ファンクションボタンを長押しします。PROのインカムボタンを長押しします。こちらはPROとPLUSなのでどうかと思いましたが、PLUS同士までとはいかずともかなり短時間でペアリングに成功しました。PROのインカムボタンを押して接続を切ります。

これで、PLUS(A)―PLUS(B)―PROと言う順番につながったことになります。

Aのインカムボタンを押しました。するとどうでしょう、B、PROと言う順番に、そちらのボタンは触ることなくファンクションボタンの青い点滅がそろい、接続しました。PROのマイクを触ってその音がAのスピーカーから出ることを確認しました。

次は、Aのついているヘルメットを被り、PROのマイクに前にスマホを置いてYouTubeの音声を流しておきました。ヘルメットの中に音楽が流れます。そして家から出て歩いてみました。

しばらく歩くと、音楽は途切れたり◯△◇✖とデジタル崩れして何を言っているのかわからなくなり、さらに離れると接続が切れました。そしてピー音が鳴りました。つまりは接続が切れたことを意味しています。さらに遠くまで歩き再び自宅へ向かいました。切れた位置まで来てもうんともすんとも言いません。さらに近ずくとデジタル崩れし始めたところまで来ました。そしてその辺りでポン音がして再接続に成功しました。PROが混じっていても再接続は自動でできることが確認できました。

次に、Aのマイクの前にスマホを置いてPROのヘルメットを被って歩きました。PLUSと同じ位置でデジタル崩れを起こし、さらに歩いてほぼ同じところでピー音が鳴って接続が切れました。さあ、自動接続はできるでしょうか?PLUSの自動接続ポイントに差し掛かった時でした。ポン音がして再接続が自動でできました。

ただし、3回実験したうちの1回は再接続せず、ハングアップしてしまいました。やはり私のPROはハングアップする癖があるようです。

次に、スマホとのBluetooth接続をしてみました。PLUSのファンクションボタンを長押しし、パッシブペアリングモードに入ります。そしてスマホのBluetoothをオンにしてM1-sPLUSを選択すると、瞬くうちにペアリングができました。スマホでネコアップをやると音楽がヘルメットスピーカーから流れてきました。もう一台同じ方法でBluetooth機器を接続することもできるそうです。

次に、ミュージックシェアを試してみました。インカムボタンを押して接続を一旦切り、+ボタン3秒長押しします。
「音楽共有を開始します。」
と音声ガイドが入ります。Bにはスピーカー&マイクをつないでいないので音が出ているかどうかは分かりませんが、PROからは出ていませんでした。残念。でもさ、ミュージックシェア中はインカム通話できないからまず使わない機能だよね、僕らの場合はさ。(説明書に依れば、ミュージックシェアはそもそも2台までのようです。)

さあ、PROになくてPLUSにあるFMラジオ受信機能を使ってみましょう。-ボタン3秒長押しします。
「ラジオオン キュウゼロテンゴメガヘルツ」
今までもFMラジオ受信機能を持ったインカムは所有していましたが、というよりM1-S PRO以外みんな持っていましたが、周波数の案内をしてくれるのは初めてです。そして聞いていた周波数は電源を切っても記憶してくれているので、そのまま続きを聴くことができます。TBSヘビーリスナーの私には大変うれしい機能です。もう一度マイナスボタンを長押しすると
「ラジオオフ」
と言って切れます。

バッテリー残量を音声でアナウンスしてくれるのはPROと一緒ですが、押すボタンが変わりました。-ボタンとファンクションボタン同時押しです。押しにくい!PROは+-と押しやすかったので、ここは一歩後退ですね。まあ走行中は使わないかな。

AUX機能はまだ使っておりません。近いうちに試してみます。

午後には山のmochiさんのお宅へ伺い、ヘルメットへ装着いたしました。インナーサンシェードのレバーがあるために、干渉を避けるとどうしてもかなり後ろの位置になってしまいます。そこは残念です。でも何とか手が届く範囲ですから。それか、両面テープでレバーの上に付けるなどの方法もあるかなあ。あるいはもうちょと前でも何とかなるかな?そこはオーナーさんに試行錯誤して使い安くしていただきましょうか。
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さて、FODSPORTS M1-S PLUSを使ってみて、PROと比較もしてみました。まだ初日で使いこんでいるわけではないのですが、結論はもう出ております。これから新規で買おうと思っている方、このどちらにしようかと悩んでいるなら、間違いなくPLUSを買ってください。自動でペアリングが復旧でき、(もっともPROが自動ペアリング回復ができなかった私の所有したインカムでは唯一の機種)動作も安定していて、周波数を教えてくれる、つまりは本当に使えるラジオ受信機能があり、+-ボタンとファンクション、インカムボタンが違う面に配置されているので押し間違えはまずないです。いくつかの面で後退もないわけではなさそうですが、総合的に見て今更PROを買うのは得策ではないと私は思います。













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妻が買ってきました。
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袋の左上に書いてある通り、テレビ番組ざわつく!金曜日にて長嶋一茂氏が絶版となって久しいこの製品を絶賛、それを真に受けたメーカーが再生産する運びになりました。それを観ていた妻と娘が食べたい食べたいと以前から言っておりまして、昨日発売との発表にローソン、ファミリーマートへ足を運んでいたのですが近所では販売されておらず、本日妻の職場付近のコンビニでようやく入手することができました。

ヤマヨシはポテトチップスを生産販売していますが、コンビニやスーパーの棚はカルビーと湖池屋で占められていて、わずかな隙間にわさビーフと明太ビーフを潜り込ませているのが現状です。そんな状態でありますから、大手にはない商品展開をして隙間の確保を狙い、キワモノに果敢に挑んでいる過程で生み出された一つがイカスミ味でしょう。

それでは早速、一茂氏絶賛を味わってみましょう。

見た目には黒っぽくてなんか変ですね。
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匂いはやや強めです。口に入れてみました。イカスミよりむしろガーリックの風味が強く、次いで磯の香りもわずかにします。味はやや香辛料の刺激が強めです。なるほどこれはおいしいかも。

これを機会に定番化する可能性もあるのではないでしょうか。ただ、手は汚れるので箸かポテトチップストングがあった方が良いかもしれません。





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昨日K1アマチュアの試合後、実家に戻ってきた息子。頭部への打撃もあるし、自身のキックで痛めた足の甲の養生の為今日はゆっくり過ごす必要があるのです。

しかし、だめおとっつあんは知っていてもつい、使ってしまいました。まずは整形外科への送迎です。実は左足の甲を押すなどの刺激を加えると第2趾、第3趾へ鋭い痛みが走るようになっていたのです。先週診てもらったら、レントゲン的には異常はなく、症状について見識を持たないと言われ、足の専門医が来る今日を指定されて再通院となったのです。

その足の専門医は午後に手術の予定があるので何が何でも午前中に診てもらわなければならず、朝一番で来て欲しいと言われました。そこで8時には到着したかったので息子に送ってもらったのです。
そして診察券をケースに入れようとして、あれ、俺ウエストポーチしてないじゃん!そうだ、出かける前にトイレに行きたくなって外しちゃったんだ!

看護師さんに事情を話し、紙に名前を書いて何とか受け付けていただき、息子に再度連絡、持ってきてもらいました。やらかしたなあ。

診察ではいくつかの質問と触診があり、結論的にはどうやら足の甲への荷重過多で神経が傷められているということでした。やっているスポーツに登山、自転車と回答してあったので、恐らく靴紐の締め過ぎによる圧迫ではないかとのことです。しかしここの所山登りに行っていないし、(丸山登山のかなり前から痛かった)自転車の靴もローラー台なのできつく締めあげてはいないのです。するとドクター、もしかしたら神経の所に腫瘍や何かの突起ができている可能性があると言われ、MRIで見てみることになりました。

MRIの予約をするように言われ、再び息子へline、勤務表の写真を送るようにお願いしました。すぐに送られ、何とか予約することができました。

会計を済ませたら丁度息子のお迎えの車が来たとことでした。さあ、行くか。

まずは幕張のイオンモールです。息子はプロテインが欲しいというので、この期間スポーツオーソリティで2割引きで買えるのでそこへ直行しました。次はどうする?昨日まで減量していたから、思いっきり食べたいね、と息子。それなら焼肉バイキング行くか。

お腹いっぱい食べました。それじゃあ戻るか。
「海見に行きたいな。」
すぐそこ幕張の海じゃん。
「幕張の海ってきれいじゃないでしょう。もっときれいなところ行きたいよ。」
そんなことはない。千葉市の人に失礼だぜ。案外いい海なのさ。

医療センター前の駐車場へ車を入れました。
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「懐かしいなあ。ここよく来たよね。」
ここにはマウンテンバイクコースがあり、韋駄天翔(いだてんじゃんぷ)が好きだった息子はここでMTBの練習をしていたのです。もちろん、私もね。

「コースも変わらないね。」
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「うひょー、ジャンプしている人がいるね。」
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「ここ降りるの怖かったんだよね。」
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ここに通っていたのは彼が小学2,3年生の間です。車輪の小さな子供用のMTBですから、そりゃ怖かったでしょうね。でも、もっと小さい子がすいすい走っていたりしたこともありましたけどね。九太郎さんもここでレースに出たりしていたんじゃなかったかな?

川の向こうにはマリンスタジアムが見えます。今日はファイターズとの試合が組まれています。この景色も変わりませんね。
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それじゃあ、海へ出てみるか。
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「結構いい砂浜だね。海も思ったより全然きれいだったよ。」
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「俺も写真撮ってあげるよ。」
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「こんなところに穴があるぞ。ちょっと掘って中を見てみよう。」
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もしかして、15年ぶりかも。息子と砂浜で穴を掘るのは。でも何も見つかりませんでした。
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だいぶ寒くなってきました。けっこう花が咲いていますね。
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日も傾いてきたし、そろそろ帰るか。
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あ、スズキを釣り上げた人がいるぞ。
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まだスズキって呼べないかな、と釣り上げた方。秋にはここで良く釣れるのだそうです。

「俺も釣りしたくなっちゃったなあ。」
格闘家を諦めたらな。今は忙しいんだろう?

彼の家に送ってから自宅へ帰りました。





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K1アマチュアトーナメントで優勝してプロデビューしたい!

そう言っていた息子、今日はまさにその日です。息子の試合はYouTubeでライブ配信されるのでそれを楽しみに待つとして、その間に荷物整理の続きとして、ミシンの廃棄をする準備をしました。

分解するミシンはシンガーのキューティです。ブランドはシンガーですが、製作はどうやらヤマザキのようです。この銘板が付いていました。
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現在だとこれに相当するのかなあ?もうちょっとマシかも。



現在主力として使用しているJUKIエクシードと並べると、かなりコンパクトであることが分かります。大物、厚物はそもそも縫ってはいけないのです。
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分解する前に各所を見ていきましょう。電動ミシンですので、縫い模様は機械式での変更です。
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水平釜はこのサイズのミシンでは標準ですね。エクシードも水平釜ですが。
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手前の小物入れを抜くとフリーアームになります。
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残念なのは、その小物入れがひどく使いにくいことです。この向きに蓋が開くなんて、どう使えばいいのやら。しかも蓋の開け閉めが固く、その蓋には「はじめは少しかたい」などという寝ぼけたことが書いてあります。実際には何もいれませんでした。
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返し縫いレバーが固くなっていてしかも戻りが悪くなっています。
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電源スイッチはここ、ここで速度を2速に調節できます。というより、2速だけなのです。
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さて、分解してみましょう。開けてビックリ、意外にも全金属シャーシでした。
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ベルトドライブですが、低価格品とは思えないほどたくさん張り巡らされていました。品質的にも悪くはなさそうです。
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ギアに塗られているグリスがガチガチに固まっています。この辺が不調の原因だったでしょうか。
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このヘリカルギアは回転方向を90度変えるための物ですが、ここにびっしりと糸くずや綿埃が付いていました。回転させてみたらかなり動きが固かったです。
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ボビン巻きはどうなっているのかな?あれ、はずみ車にボビン巻きの軸についているゴム車輪を押し付けているのか。けっこうな荒業ですね。ゴム車輪は結構摩耗しているように見えました。
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裸にしてみると意外にマッチョですね。
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モーターは小さいけれど結構ズシリとくる重さでした。
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2速のスピードをコントロールするスイッチの裏です。低速側には抵抗器が通されていました。単純な仕組みですが、故障することはまずないでしょう。
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残念なのは摺動部がプラ材のままで、結構摩耗していたことです。Eリングで留めてあるのですが、グリスを塗ってあるだけなので使いこめばこれは減りますよね。
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こちらのヘリカルギアにも綿埃がぎっしりでした。
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ベアリングは丸形です。この形のベアリングは初めて見ました。
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これだけのネジ、ワッシャーをいただきました。その他は地域の決まりに従って処分いたします。
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このミシン、新婚当時妻の職場の同僚に洋裁を趣味にしている人がいて、服を作ってもらいました。感化された妻、自分もやってみたくなりミシンが欲しいというので探し始めた時、松戸駅そばのミシン販売会社の新聞の折り込み広告にこのミシンが掲載されていました。値段が非常に安く、またサイズが小さいので結婚当初住んでいた家でも何とか置けそうという事でこれを買いました。

はじめは妻が作っていましたが、分からないことがあると私に尋ねるようになり、いつしか私の方が使うようになってしまいました。子供ができると活躍の場は一気に増えて保育園グッズなどは随分作りました。

しかし、不調をきたしてからはお蔵入り、知人に頂いたミシンを使うようになっていました。このブログでも時々登場の日立のあれです。

二人で相談しながらどんなミシンを買うのか相談した思い出の品は今日わずかな部品として残るだけになりました。

ちなみに、息子はKO勝ちを収めながらも次の試合で残念ながら敗退となってしまいました。今日は家に来るのでこれからその準備に取り掛かります。





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私たちが結婚したのは1995年です。この年は阪神淡路大震災、オウム真理教地下鉄サリン事件、オクラホマシティ連邦政府ビル爆破とちょっと上げただけでもものすごいことが沢山起こってしまった年でした。

結婚した当初はつつましい借家暮らしで、(持ち家となった今でもつつましい生活は変わらないけど)とにかく一緒に生活することで精一杯でした。春先に一緒に暮らしはじめたのですが、梅雨が明けたころにようやく二人での生活も落ち着きだし、何か一緒にできることはないかと思えるようになってきました。

新婚旅行で行ったのはタイのプーケットでしたが、そこからさらに小さい島であるコーラル島へ渡り、シュノーケリングを楽しみました。これには妻も大興奮、それならさ、ダイビングやろうぜ。日本に帰ったら、ブーメランという潜水器具を購入し、伊豆や三崎で楽しみました。それはそれは楽しくて、休日がそろう度、何回も海に通いました。

でも、行けてもせいぜい月一回です。もっと手軽に一緒にできることないかなあ。というタイミングでした。前年晩秋に発売された、セガサターンがまさかの1万円値下げ、さらにバーチャファイターリミックス1本おまけ付きというキャンペーンが始まりました。早速秋葉原へ買いに行きました。が、店頭でプレイステーションと比較して再び悩んでしまいました。どっちがいいかなあ。

店員に言われた、それぞれ特徴があるけど今売れているのはセガサターンという言葉と、家ではサターン買ってくるねと言って出てきたことから結局セガサターンを買って帰りました。

ポポイッとへべれけ、ぷよぷよ通などで二人で対戦してずいぶん盛り上がったものです。やがてS先生、M君などのゲーマーが合流してあれこれ周辺機器をそろえ、一部はM君から頂いたりしてかなり充実した品ぞろえとなりました。
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M君が一番はまっていたのがサクラ大戦、これには私もドはまりしてしまいました。あとはセガラリーとデイトナUSAなどのレースゲーム。実物の車を運転中、足でブレーキを踏むのに違和感を感じるほどでした。右手親指でBボタンを押したくなるのです。

そんな思い出深いゲーム機ですが、いつしか使わなくなり倉庫に入れっぱなしになりました。今回家の工事が入った時に出したのをきっかけに、処分することにしました。

持って行ったのは千葉鑑定団と言う買取のお店です。これだけ揃えて全部で1500円と言う安さにはがっかりもしましたが捨てるよりはまし、一つ一つ自分で販売すると結構いい値になるソフトもあるようでしたが面倒なのでそのまま買い取ってもらいました。

今回処分したソフトで思い出深いものを紹介します。

1本目はリアルサウンド風のリグレットです。画像処理に優れていることが売りのゲーム機用ソフトでありながら、何と全く画面が出てこないゲームなのです。選択肢は声で尋ねられ、ボタンで選択します。その代わり音の質にはものすごくこだわっていて、ヘッドホンで聞くとその場所に現実にいるかのような感覚が味わえます。声優陣も豪華で自分(主人公)は柏原崇、彼女は篠原涼子、電車で出会う女性は(こっちがむしろ一緒に行動することになる)菅野美穂、その他前田愛や裕木奈江など当時の綺羅星のごとき俳優陣が声を当てているのです。
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続いてAI囲碁。父はこのソフトで人間相手ではない囲碁に目覚め、これ以降PC版の強いソフトが出るたびに購入をする様になりました。父に言わせると、こいつはかなりへぼだそうですが。
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九太郎さんが泣いて喜ぶかな?まあね、ケセランパセランか~、っていうやつ。
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最後にこれ。デスクリムゾンとぱっぱらぱおーん。どちらもエコールソフトウェアの看板商品です。
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最凶魔王デス様はセガサターンマガジン誌で読者の人気投票で1.0いくつと言う信じがたいスコアを叩き出した伝説のクソゲーです。人気投票は1点から10点までの投票なので、ほぼすべての人が最低点を投票し、極まれに2点を投票する人がいないと出てこない数字です。

ゲーム自体はガンシューティング物で、バーチャガンが無い人にはまずプレイは無理(一応パッドでもできることにはなっていた)というだけでもハードルが高いのですが、難易度の調節ができない上にかなり難しいのです。撃ってはいけない人がいきなり出てきて邪魔するし。いや人ならそりゃ撃っちゃいけないよね。人ではないモモンガみたいなやつも撃つとライフが減るのだが、それが縦横無尽にしつこく出てくるうえなぜ撃ってはいけないのかの説明もないのです。

オープニングは凝っています。
傭兵の越前康介、コードネームコンバット越前が仲間3人で敵に追われて逃げ込んだところに謎の要塞がありました。
「せっかくだから俺は赤の扉へ入るぜ。」
こうして越前康介はデスクリムゾンを手に入れた。
とくるのですが、せっかくだからの意味が分からないし、「こうして」手に入れたと言われてもどうして手に入れたのかは(おそらく扉の中にあったのを持ち逃げしたのでしょうが)説明もなく、そもそも赤くもない扉でしかも一つしかないという、何回見てもよくわからいのですが、当時のゲームとしてはリアル画像の動画で案外お金をかけて手間をかけて作られたことは分かります。

思い出のいっぱい詰まったゲーム機とソフトたちでしたが、今日でさようならです。売却後の帰り道、あかね雲が浮かんでいました。
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ちなみに、今日試しにテレビにつないで娘と遊んでみました。テトリスの対戦をしたのですが、見事に3連敗してしまいました。




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